2019年01月25日公開
2024年09月01日更新
納豆ご飯のカロリーや糖質・栄養は?ダイエット中の食べ方はコレ!
納豆ご飯のカロリーを知っていますか?納豆には、たんぱく質や脂質、その他にもさまざまな栄養素が入っていることでも知られています。カロリーや糖質の高いと言われているご飯と合わせることで、どのような効果が得られるのでしょうか?中でも、GI値には注目していただきたいです。1パックの納豆から卵の入った納豆ご飯、ダイエットにおすすめの納豆ご飯の食べ方まで紹介していきましょう。
目次
納豆ご飯のカロリーと糖質を詳しく見ていこう!
納豆1パックのカロリーと糖質
スーパーなどで見かける納豆には、さまざまな種類があります。小分けになっている小パックのものから、極小粒や小粒、ひきわりまであることでしょう。その全ての納豆で、カロリーが変わってきます。納豆のカロリーは1パックあたり平均で80kcalほどです。データ上では、100gあたりの納豆のカロリーは普通の粒の納豆で200kcal、ひきわり納豆は194kcalと紹介されています。納豆はほぼ30~50gでパック売りされています。
納豆の糖質量も気になるところではないでしょうか?納豆の糖質量は、1パックが40gの納豆で考えても2.0g~2.5gです。低糖質ダイエットを行っている方は知っている方も多いかもしれませんが、厚生労働省が出している低糖質な食材は、100gあたりの糖質が5g以下のものが挙げられますので、1パックあたりの納豆は低糖質に近い食品です。
納豆は、植物性の食品の中でもカロリーは少し高めといえるでしょう。ですが、その理由には後程紹介する納豆に含まれているたんぱく質が理由になっています。カロリーは高くとも、食べ方をアレンジするだけで納豆はダイエットにも利用できます。今回は、納豆のみではなく納豆ご飯のカロリーやダイエット方法を踏まえて見ていきましょう。
納豆ご飯のカロリーと糖質
納豆といえば、やはり組み合わせたいのが白米でしょう。納豆ご飯は、日本の食卓には欠かせない料理のひとつと言っても過言ではありません。ですが、ダイエットをしている方からすると炭水化物のご飯と、カロリーの高い納豆を合わせたらどれくらいのカロリーや糖質になってしまうのか不安な方も多いことでしょう。納豆ご飯としてもカロリーや糖質を見ていきましょう。
ご飯のカロリーは、茶碗1杯に対し約230kcalとなり、糖質量は約55gです。1パックの納豆を使用した納豆ご飯にすることで、カロリーは約330kcal、糖質は60g前後になると予想されます。最近では、ご飯のカロリーや糖質を下げるアレンジ方法もあるので、取り入れてみるのもいいでしょう。
納豆ご飯に卵をあわせたときのカロリー
納豆ご飯に組み合わせとして多いのが、卵を合わせるというシーンでしょう。納豆ご飯に卵を合わせることで、カロリーや糖質はどのように変化するのでしょうか?まず、卵のカロリーは約80kcalです。これは卵の大きさによって異なります。
1パックあたりの納豆を使用した納豆ご飯に、このカロリーを足すと約410kcalになることが予想されます。ですが、糖質で見ると卵はほぼ糖質がないので、生卵として使用するのであれば糖質的には問題ありません。
納豆ご飯の栄養価とダイエット効果
納豆はたんぱく質と脂質をバランス良く摂取できる
納豆50gの脂質量は約5.0gとされています。納豆のたんぱく質の量に対して、バランスの取れている結果が出ており、どの食材と比較をしても平均的な数値が出ています。たんぱく質がずば抜けて多い食材ではなく、脂質もそこまで多くはありませんが、低脂質でもないようです。ですが、納豆1パックにおいて、エネルギーやたんぱく質、脂質が十分バランス良く摂取できることから、良い食品ということが分かるでしょう。
脂質は、水に溶けることがないもので直接脂肪に関係してくるものです。ダイエット志向の方は、この脂質にも目を向けてみるといいでしょう。
たんぱく質が基礎代謝を高める
たんぱく質は、糖質や脂質に並び人間の生活において欠かせない栄養素のひとつです。健康維持のためにも、たんぱく質は必ず摂取していただきたいものです。納豆には、このたんぱく質がしっかりと含まれています。たんぱく質は、基礎代謝を高める効果を持っています。年齢を重ねるごとに低下していくとされる基礎代謝は、運動をしても汗をかきずらかったりなど悩んでいる方も多いことでしょう。
基礎代謝を高めることで、ダイエット効果も期待できます。また、高齢の方は特にたんぱく質の摂取に心がけた方がいいでしょう。
大豆イソフラボンがコレステロール値を下げる
納豆が大豆からできていることを知っている方も多いことでしょう。大豆には、良く聞く栄養素のひとつでもある大豆イソフラボンが入っています。このイソフラボンの中には、栄養素のひとつでもあるポリフェノールが入っており、化粧品などでも使用されていることの多い栄養成分です。大豆イソフラボンには、コレステロール値を下げる他にも肌トラブルを解消したりなどの、アンチエイジング効果が期待されるといわれています。
大豆サポニンが脂肪吸収を抑制する
大豆サポニンは、大豆のえぐみにあたる部分の主成分として注目されています。納豆の主でもある大豆には、このサポニンも豊富に入っているとされており、サポニンの効果には脂肪の吸収を穏やかにする効果が期待できます。ダイエットの天敵でもある脂肪ですが、納豆を食べることで手軽に大豆サポニンを吸収することができるのでより効果的といえるでしょう。
ビタミンB群が太りにくい体作りを助ける
ビタミンB群は、たんぱく質、エネルギー、脂質をサポートするといわれています。中でも、エネルギーの代謝を促進する働きを持っていることから、ダイエットにも欠かせない栄養であることが分かります。びたみんB群が不足してしまうことで、体内の代謝が上手く働かなくなる可能性も否めません。エネルギーを多く摂取することになる納豆ご飯は、ビタミンB群のおかげで成り立っているともいわれています。
食物繊維が腸内環境を整える
納豆には、食物繊維も入っているといわれています。食物繊維は、女性の悩みでもある腸内環境の改善、主に便秘にも役立つ栄養素としても知られています。食物繊維をしっかり食事に取り入れることで、腸内環境が改善されるので納豆で食物繊維を補うのもいいでしょう。また、食物繊維の含まれている量は、ひきわり納豆よりも粒納豆の方が多いとされています。納豆の皮部分に豊富に入っているので、粒納豆がおすすめでしょう。
高カロリーなご飯に納豆を加えることでGI値が下がる
GI値という言葉を知っていますか?今ダイエットをしている方からも注目のされているGI値は、血糖値の上昇の度合いを示すものというのを知っていましたか?中には、このGI値を知らない、という方もいるのではないでしょうか?血糖値の上昇を緩やかにするのが納豆です。
ご飯は、GI値で見ると血糖値の上昇度の高いといわれる食品になっていますが、そこへ納豆を加えることで、GI値を下げる効果を期待することができるといわれています。GI値が低くなることで、血糖値の上昇を抑え、脂肪の吸収を穏やかにする効果が見込めます。太りにくくなることでもGI値が今注目されているのです。
納豆ご飯のカロリーを考慮したダイエット中の食べ方
キムチと合わせて脂肪燃焼を促す
納豆ご飯に、キムチをトッピングした食べ方をすることキムチに含まれているカプサイシンの効果が期待できます。効果があることを知らずに、この食べ方をしていたという方も多いのではないでしょうか?脂肪燃焼のためにも、キムチと一緒に食べることをおすすめします。
オリーブオイルを合わせて中性脂肪を減らす
納豆ご飯にオリーブオイル?と思う方も多いことでしょう。ですが、オリーブオイルはどんな食材にも合うので、もちろん納豆ご飯にもおすすめの食べ方です。オリーブオイルには血中コレステロールを下げるといわれているオレイン酸が入っているので、より納豆ご飯を健康的に食べることができるでしょう。
1日1パックを目安にする
納豆は、カロリーの高い食材になります。糖質が低いからといって、1日に何回も食べるのはおすすめできません。納豆の1日の摂取量は、1パックを目安にするといいでしょう。
納豆ご飯をダイエット中に食べるときの注意点
ご飯の量に気をつける
納豆ご飯の欠点は、ご飯のカロリーや糖質が高いことにあります。そのため、ご飯の量を増やしてしまうことでダイエットの失敗に繋がる可能性もあるでしょう。ご飯の量には注意して、納豆とご飯をバランス良く食べることが望ましいです。
納豆のタレの量に気をつける
納豆に必ず付属しているともいえるタレですが、もちろんこのタレにもカロリーや糖質が含まれています。そのため、納豆ご飯で納豆を食べる場合には、タレの量にも注意するようにしましょう。タレを入れすぎてしまうことで、納豆ご飯そのもののカロリーを上げてしまう可能性もあります。
納豆ご飯は高カロリーだが栄養も豊富!
納豆ご飯は、日本人には欠かせない料理でしょう。ですが、カロリーは高めであることが分かりました。その分、栄養も豊富になっているので、食べ過ぎなどには十分注意して摂取するのが望ましいでしょう。納豆ご飯を食べるのは、朝ごはんがおすすめであるともいえます。ぜひ、納豆ご飯の栄養を知って生活の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?簡単かつ、栄養もしっかり摂ることができるでしょう。