2018年12月16日公開
2024年08月24日更新
カンパリのカクテルとは?覚えておきたい飲み方やレシピを解説!
カンパリを使ったカクテルは、様々な種類があります。カンパリオレンジやカンパリソーダなど、華やかな色合いのカクテルを目にしたこともあるのではないでしょうか?今回は、お店でもよく見かけるカンパリについて詳しく紹介します。カンパリはどんな味で、カンパリを使ったカクテルにはどんな種類があるのかまとめています。カンパリの飲み方を知っていると、お酒の楽しみがまた1つ増えるかもしれません。お家でも飲んでみたいという人におすすめのカクテルレシピも紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
カンパリの飲み方やカクテルの種類などを詳しく知りたい!
カンパリを使ったカクテルを知っていますか?カンパリオレンジやカンパリソーダなど、カンパリを使ったカクテルをお店で見かけたこともあるのではないでしょうか?カンパリを使ったカクテルには様々な種類があり、どれもとても色鮮やかで華やかなカクテルです。
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今回は、そんなカンパリとはどのようなお酒なのか詳しく紹介します。カンパリの味や飲み方の種類など、知っておくと飲み会やデートにも役立つでしょう。また、お家でカンパリを飲んでみたいというときにおすすめの、カンパリを使ったカクテルレシピも紹介します。ぜひチェックしてみてください。
カンパリについて解説
カンパリとはどんなお酒?
カンパリとはイタリア発のリキュールです。カンパリソーダやカンパリオレンジなど、日本でも居酒屋やバーなどのカクテルメニューの中によくみられます。名前を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
カンパリは色鮮やかな赤色のリキュールです。華やかな赤色から、まるで宝石のようとも言われています。この赤色はもともとは虫から取れる染料が使われていました。現在は着色料を使用して赤色を付けているようです。
カンパリの原料とは?
カンパリの原料はハーブやスパイスです。オレンジピールやシナモン、コリアンダー、リンドウの根など約60種類におよぶハーブやスパイスが使われていると言われています。レシピは明らかにはされていませんが、たくさんの種類の材料で作られているリキュールです。
カンパリのアルコール度数はどのくらいなのでしょうか?カンパリのアルコール度数はストレートだと25度です。本場イタリアでは、食前酒として白ワインとカンパリを1対1で作るカクテルが広く飲まれているようです。
カンパリの味は?
60種類ものハーブやスパイスを使って作られる赤いリキュール、カンパリ。そんなカンパリはどのような味なのでしょうか?カンパリは苦みが特徴のリキュールです。イタリアで開発されて最初に売り出された際は、オランダ風苦味酒という名前が付けられていたようです。その後、息子のダーヴィデ・カンパーリが、このお酒の名前をカンパリに変えました。
苦みが特徴のリキュールというと飲みにくいのでは?と感じる人もいるかもしれません。しかし、カンパリの苦みはハーブ由来の苦みです。カンパリはハーブの香りがほのかにするリキュールなので、女性でも飲みやすいと評判です。カンパリはビター系のリキュールの種類で、その中でも人気があるリキュールです。
カンパリの飲み方などについて紹介
ジュースやソーダで作るカクテルが飲みやすい
カンパリはどのよう飲み方をされているリキュールなのでしょうか?本場イタリアでは、食前酒としてカンパリと白ワインを1対1で割る飲み方が好まれています。カンパリの赤色を生かしたカクテルは華やかでとても人気があります。味については、カンパリのハーブ由来の苦みを生かした飲み方や、逆に苦みを和らげて飲む飲み方もあります。
カンパリは炭酸と相性抜群です。カンパリを炭酸で割ると、爽快な味を楽しむことができます。炭酸自体に味がないので、カンパリの味や香りをそのまま感じることができる飲み方になっています。カンパリを炭酸で割る種類のカクテルはさっぱりとしているので、甘いカクテルが苦手な人にも人気があります。女性でも、辛口のカクテルを好む人に人気がある飲み方です。
さらに、カンパリは柑橘系との相性も抜群です。オレンジジュースやグレープフルーツジュースなどで割って飲む種類のカクテルは、苦みが少し和らいでフルーティーな味わいが楽しめます。カンパリの苦みが合わなかったという人にもおすすめの飲み方になっています。
カンパリのカクテルはショートからロングまで種類が豊富
カンパリのカクテルは種類豊富です。たくさんのショートカクテルとロングカクテルがあるので、飽きることなく楽しめます。カンパリを使ったロングカクテルにはどのようなものがあるのでしょうか?よく耳にする定番カンパリオレンジや世界で1番女性から注文されるカクテルと言われるスプモーニ、イタリアの若者に1番人気のカンパリカクテルアメリカーノなどがあります。
ロングカクテルとは、グラスの中に氷が入っているカクテルです。カクテルがぬるくなるまでの時間が長いことからロングカクテルと呼ばれています。ロングカクテルの特徴はアルコール度数が低いことです。ジュースで割る分量が多いため、飲みやすいカクテルです。ロングカクテルは、あまりお酒が強くない女性にもおすすめです。
一方、カンパリを使ったショートカクテルにはどのようなものがあるのでしょうか?ショートカクテルでよく飲まれているというオールドパルや、イタリアでは定番のカンパリカクテルであるネグローニ、カンパリ好きの人に大人気であるカンパリシェラカートなどがあります。さらに、日本人が考えたスカーレットレディも多くの人に飲まれているようです。
ショートカクテルとは、容量の小さい足の付いたグラスに入れるカクテルです。ショートカクテルの特徴は、アルコール度数が高いお酒が多いことです。ジュースで割る分量が少ないため、ベースのお酒の味わいをそのまま感じることができます。ショートカクテルは氷を使用しないカクテルでもあります。ぬるくなる前に飲み切るのが美味しく味わうコツと言われています。
カンパリを使ったカクテルには、他にも様々な種類があります。とてもシンプルなカクテルとして、カンパリソーダやカンパリトニック、カンパリオンザロックなどがあります。さらに、ビール好きにもおすすめのカンパリビア、爽やかな香りのカンパリモヒート、カンパリオレンジとはまた一味違うカンパリブラッドオレンジなどもあります。
他にも、すっきりとしたカンパリグレープフルーツ、パンチの効いたカンパリジンジャー、芳醇で強い味わいのブールヴァーディエ、ほんのりとした泡が楽しめるネグローニズバリアート、エルダーフラワーシロップを加えるカンパリミラノなどもあります。
カクテルは、色や味、香りなどを楽しむお酒です。カクテルはお酒を元につくる創作ドリンクとも言われています。カンパリは鮮やかな赤色をしたリキュールです。カンパリを使用したカクテルは、華やかな色あいのカクテルになります。炭酸など色の付いていない飲物で割ると、赤色のカクテルになります。使用するグラスも色の付いていない透明のグラスにすると、赤色が映えてとてもきれいです。
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カンパリをオレンジジュースやグレープフルーツジュースなどの柑橘ジュースで割ると、カンパリの赤色から変化します。お店でも、グラデーションが綺麗なカンパリのカクテルを見たことがあるのではないでしょうか?ジュースを入れるとオレンジ色などに変わるので、お家で作るのも楽しめるでしょう。さらに、ミントの葉を添えるカクテルでは、カンパリの赤色とミントの緑色のコントラストが綺麗なカクテルになります。
カンパリのカクテルは種類が豊富です。それぞれのカクテルに特徴があり、違った味や香りを楽しむことができます。カンパリ味や香りをそのままダイレクトに感じたいというときにぴったりのカクテルから、カンパリの苦みを和らげたいときに最適なカクテルまで、お好みに合わせて選ぶことができます。
カンパリのカクテルを見てみると、それぞれに名前が付けられています。名前を聞いてどんなカクテルか想像がつくものから、名前だけではどんなカクテルかイメージできないカクテルもあるのではないでしょうか?カクテルの名前は、人物や地名、出来上がりの色や味など様々なことにちなんで付けられています。また、そのお酒を飲むならどんなシチュエーションかを想像して付けられた名前もあるといいます。
カンパリのカクテルは、お家でも作ることができます。様々な種類のカンパリのカクテルがあるので、お好みやシーンにぴったりのカクテルを選んでみてください。
カンパリは飲み過ぎた翌日にも飲めるお酒?
カンパリは、実は飲み過ぎた翌日にも飲めるお酒とも言われています。カンパリの原料は薬草なので、体に良いと言われています。飲み過ぎはあまり体によくありませんが、飲み会が続くなど連日お酒を飲まなくてはならない日もあるでしょう。そんなときは、薬草やスパイスなど60種類以上の材料で作られるカンパリを使ったカクテルを飲んでみてはいかがでしょうか?
カンパリを使ったカンパリソーダの作り方レシピ
カンパリの風味をそのまま味わえる定番ロングカクテル
カンパリソーダという名前を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?カンパリソーダは、カンパリを使った定番のカクテルで、世界中でも人気のカクテルの一つです。カンパリの風味をそのまま味わえるので、初めてカンパリを使ったカクテルを飲むという人にもおすすめのカクテルになっています。また、ロングカクテルなのでカンパリの苦みを薄めたいときにもおすすめです。
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カンパリソーダは、カンパリを炭酸水で割ったカクテルです。すっきりとした味わいなので、食事と一緒にカクテルを飲みたいというときにも最適です。
カンパリソーダの材料
カンパリソーダの材料1人分です。カンパリ30mlと炭酸水90ml、お好みでレモンを用意します。カンパリと炭酸水を1:3の比率がおすすめです。もしアルコール度数強めが良いという場合はカンパリの割合を増やし、アルコール度数を弱めにしたいというときはカンパリの割合をへらしましょう。
カンパリソーダの作り方
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- グラスはよく冷やしておき、8分目まで氷を入れます。
- グラスにカンパリを注ぎます。
- 炭酸水をグラスの8分目程度まで注ぎます。
- お好みでレモンを絞ります。
- マドラーで4~6回程度軽く混ぜたら出来上がりです。
好みでレモンをオレンジにするのもおすすめ!
カンパリソーダはそのまま飲んでも美味しいですが、お好みでレモンを絞り入れるとまた違った味わいになります。レモンの代わりにオレンジを使っても美味しく出来上がります。カンパリは柑橘系との相性が抜群なので、色々試してみましょう。
カンパリを使ったネグローニの作り方レシピ
カンパリの味をゆっくりと楽しめるショートカクテル
ネグローニは、イタリアでは定番のカンパリを使ったショートカクテルです。最も有名なイタリアンカクテルとしても知られており、シンプルでバランスの良いカクテルです。ネグローニ伯爵が食前酒として好んで飲んでいたことから、その名がついたと言われています。ネグローニは、アルコール度数がかなり高いお酒です。お酒の強い方におすすめのカクテルになっています。
ネグローニは、カンパリとジン、チンザノベルモットロッソで作るカクテルです。辛口のカクテルで、カンパリとジンが相性良く爽やかに香ります。ベルモットの甘さがカンパリとジンのほろ苦さを和らげています。ショートカクテルなので、小さめのグラスに作ると良いでしょう。オールドファッションドグラスを使うのもおすすめです。
ネグローニの材料
ネグローニの1人分の材料です。カンパリ、ジン、チンザノベルモットロッソをカクテル30mlずつ用意します。オレンジスライスは1枚です。
ネグローニの作り方
- グラスに氷を入れます。
- カンパリ、ジン、チンザノベルモットロッソを入れて軽くかき混ぜます。
- 最後にオレンジスライスを飾って出来上がりです。
カンパリの人気カクテルの作り方レシピ
飲みやすく作りやすい「カンパリオレンジ」
最初に紹介するレシピはカンパリオレンジです。カンパリオレンジは、カンパリを使ったカクテルの中でも人気のある定番カクテルです。お店のメニューでもよく見かけるのではないでしょうか?とても綺麗なオレンジ色のカクテルです。カンパリオレンジとは、カンパリをオレンジジュースで割ったカクテルです。カンパリの苦みが薄れて飲みやすくなるので、女性やカンパリソーダが苦手な人にもおすすです。
カンパリオレンジの1人分の材料です。カンパリ30ml、オレンジジュース90mlと、お好みでスライスオレンジ1/8枚またはカットオレンジを用意します。カンパリとオレンジジュースの割合は、お好みで増やしたり減らしたりしましょう。
- グラスに氷を入れ、カンパリを注ぎます。
- グラスにオレンジジュースを注ぎ、かき混ぜます。
- 最後にお好みでスライスオレンジやカットオレンジを加えたら出来上がりです。
爽快な味わいのカクテル「カンパリレッドトニック」
続いて紹介するレシピはカンパリレッドトニックです。カンパリレッドトニックとは、カンパリをトニックウォーターで割ったものです。トニックウォーターとは、イギリス発祥の清涼飲料水で、炭酸水やサイダーに柑橘類の皮から抽出したエキスや糖分を加えたもののことです。カンパリレッドトニックは、カンパリソーダよりも柔らかい爽快さを求める人におすすめの飲み方になっています。
出典: https://kaumo.jp
カンパリレッドトニック1人分の材料です。カンパリ30ml、トニックウォーター90ml、スライスオレンジ1/8枚またはカットオレンジを用意します。カンパリとトニックウォーターの割合はお好みで調節しましょう。
- グラスにカンパリ、スライスオレンジを入れ、氷を入れます。
- 上からトニックウォーターを静かに注ぎます。
- マドラーで軽く混ぜたら出来上がりです。
女性に人気のカクテル「スプモーニ」
続いて紹介するレシピはスプモーニです。スプモーニは赤ピンク色が可愛らしいカクテルで、代表的なカンパリカクテルの一つです。世界で一番女性から注文されているカクテルと言われています。イタリアで生まれたカクテルで、「泡立てる」という意味のカクテルになっています。
スプモーニは、カンパリ、グレープフルーツ、トニックウォーターで作るカクテルです。グレープフルーツとトニックウォーターの爽やかな甘さの中に、カンパリの苦みがマッチしたカクテルになります。カンパリの苦みを抑えたいというときにもおすすめの飲み方になっています。また、アルコール度数5~7%と弱めのカクテルなので、女性にもおすすめです。
スプモーニの1人分の材料です。カンパリ20ml、グレープフルーツジュース30ml、トニックウォーター適量を用意します。お好みでオレンジなどを添えても良いでしょう。
- グラスに氷を入れます。
- グラスにカンパリ、グレープフルーツを注ぎます。
- グラスいっぱいくらいにトニックウォーターを注ぎ、軽く混ぜたら出来上がりです。
爽快な飲み口の大人のカクテル「カンパリジンジャー」
続いて紹介するレシピはカンパリジンジャーです。カンパリジンジャーは、カンパリをジンジャーエールで割ったカクテルです。カンパリジンジャーは、カンパリソーダよりも爽快でパンチが効いたカクテルになっています。カンパリの爽快な飲み方になっているので、さっぱりとしたカクテルをお探しの人にもおすすです。ジンジャーエールは手軽に買えるので、すぐに作れるのも魅力です。
カンパリジンジャーの1人分の材料です。カンパリ30ml、ジンジャーエール90mlを用意します。
- グラスにカンパリを注ぎ、氷を入れます。
- 上からジンジャーエールを静かに注ぎます。
- 軽く混ぜたら出来上がりです。
色鮮やかなカクテル「カンパリクランベリー」
続いて紹介するレシピはカンパリクランベリーです。カンパリクランベリーは赤色がとても綺麗なカクテルで、女性に人気があります。カンパリクランベリーは、カンパリをクランベリージュースで割ったカクテルです。華やかなカクテルを飲みたいというときにぴったりです。また、カンパリとクランベリージュースだけで作れるカクテルなので、気軽に作ることができます。
出典: https://kaumo.jp
カンパリクランベリーの1人分の材料です。カンパリ30ml、クランベリージュース90mlを用意します。カンパリは冷やしておくと、より美味しいカクテルになります。
- グラスに氷を入れます。
- グラスカンパリとクランベリージュースを注ぎます。
- 軽く混ぜたら出来上がりです。
食前酒としてもおすすめ「アメリカーノ」
続いて紹介するレシピはアメリカーノです。アメリカーノは、イタリアの若者から一番人気のあるカンパリカクテルになっています。アメリカーノは、カンパリをチンザノベルモットロッソとソーダで割ったカクテルです。アメリカーノの味わいは、カンパリの苦みとベルモットの甘みがマッチしており、食前酒としても好まれています。カンパリ発祥のイタリアで人気のあるカンパリカクテルなので、カンパリ好きには見逃せないでしょう。
アメリカーノの1人分の材料です。カンパリ30ml、チンザノベルモットロッソ30ml、ソーダ適量、カットオレンジ1/8またはスライスオレンジを用意します。
- グラスにカンパリ、チンザノベルモットロッソを注ぎます。
- グラスに氷を加えます。
- ソーダを注いで軽く混ぜます。
- カットオレンジやスライスオレンジを飾ったら出来上がりです。
力強い味わいのカクテル「オールドパル」
続いて紹介するレシピはオールドパルです。オールドパルは、ジンの代わりにライウイスキーを使用したカクテルです。1950年代に人気を集めたカクテルで、力強い味わいが楽しめます。オールドパルは、カンパリとライウイスキー、ドライベルモットを使用したカクテルです。ウイスキーの香りとカンパリの苦みがマッチしたカクテルになっています。アルコール度数はかなり高めになっているので、お酒の強い男性におすすめです。
オールドパルの1人分の材料です。カンパリ、ライウイスキー、ドライベルモットを各20mlずつ用意します。
- グラスに氷を入れます。
- グラスにカンパリ、ライウイスキー、ドライベルモットを合わせてステアします。
- カクテルグラスに注いで出来上がりです。
カンパリカクテルを自分で作って楽しんでみよう!
今回は、カンパリの飲み方やカンパリを使った様々な種類のカクテルレシピを紹介しました。カンパリはイタリア発祥のリキュールで、鮮やかな赤色が目を引くお酒です。カンパリは様々なハーブやスパイスを材料に作られているので、苦みやハーブの香りが特徴でもあります。カンパリを使ったカクテルには、カンパリの苦みや香りを生かした爽やかな飲み口のものがあります。
一方、カンパリの苦みを抑えたいという場合には、ジュースなどで割ってフルーティーに楽しむ飲み方もあります。今回紹介したレシピ以外にも、カンパリは様々な飲み方のカクテルがあります。ぜひ色々試して、お好みのカンパリの飲み方を見つけてみてください。