コアントローを使ったカクテルとは?飲み方やレシピはも紹介!

コアントローはカクテル作りに使われることの多いリキュールですが、具体的にコアントローを使ったカクテルにはどのようなものが挙げられるでしょうか?コアントローを使ったカクテルは風味がフルーティーで飲みやすいと話題ですが、具体的な作り方や飲み方を知って色々な形で楽しみたいものです。また、コアントローはカクテルだけでなくお菓子作りに使われることも多いため、コアントローのカクテルやお菓子の作り方や代用レシピなども含め、今回はコアントローについて掘り下げていきます。

コアントローを使ったカクテルとは?飲み方やレシピはも紹介!のイメージ

目次

  1. 1コアントローカクテルが美味しい?味やカクテルレシピ調査!
  2. 2カクテルに欠かせないコアントローの歴史と概要チェック!
  3. 3コアントローの味の特徴をチェック!カクテルでの役割は?
  4. 4カクテルに使われるコアントローにはオリジナル以外の商品も?
  5. 5コアントローをカクテルに使う際のポイントとは?
  6. 6コアントローのカクテル:サイドカー
  7. 7コアントローのカクテル:XYZ
  8. 8コアントローのカクテル:ホワイトレディ
  9. 9コアントローのカクテル:バラライカ
  10. 10コアントローのカクテル:マイ・タイ
  11. 11コアントローのカクテル:マルガリータ
  12. 12コアントローのカクテル:コアントロートニック
  13. 13コアントローのカクテル:コアントローフィズ
  14. 14コアントローのカクテル:ビトウィーン・ザ・シーツ
  15. 15コアントローがないときは他のもので代用したカクテルも?
  16. 16コアントローはカクテルだけでなくお菓子作りにも?
  17. 17カクテルでおなじみコアントローのお菓子レシピ:チーズケーキ
  18. 18カクテルでおなじみコアントローのお菓子レシピ:クッキー
  19. 19カクテルでおなじみコアントローのお菓子レシピ:トリュフ
  20. 20コアントローのさまざまなカクテルを楽しもう!

コアントローカクテルが美味しい?味やカクテルレシピ調査!

コアントローというのはなんとなく名前を聞くことがあるとは思いますが、具体的にどのような味かわからない人もいるかもしれません。そんなコアントローは実にさまざまなカクテルに使われるものであり、コアントローを使ったカクテルには目がないという根強いファンも多いです。果たして、コアントローのカクテルとはどんなものでしょうか?

オレンジを原料としたコアントローはカクテルにしてもオレンジの風味・香りのある飲みやすいものとなることもありますが、コアントローはカクテル以外にもお菓子作りに使われることもあり、そのレシピも気になるものです。食後酒として楽しまれることの多いコアントローのカクテルや代用レシピなども含め、今回は詳しくみていきましょう。

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カクテルに欠かせないコアントローの歴史と概要チェック!

コアントローはカクテルに使われることも多いリキュールですが、フランス産のホワイトキュラソーの一種です。主にコアントロー社が製造したもののことを指しますが、ビターオレンジとスイートオレンジを主原料としています。基本的にアルコール度数は40度となっており、氷などを加えることで色が無色透明から白濁したものに変わります。

ニュートラルスピリッツに生のオレンジや乾燥させたオレンジを加えて浸漬させ、蒸留及び加糖した上で作られます。そんなコアントローの歴史は1875年にまで遡ります。

さらにその数十年前の1849年にまでコアントロー社のリキュール製造のスタートは遡るのです。二代目の代でやっと完成したリキュールは、家名がそのまま商品名となりました。

そして現在ではコアントローといえばホワイトキュラソーの中でも特に有名で信頼度の高いものとして、世界中で愛用されています。コアントローを使ったカクテルにはさまざまなものがあり、代用品でカクテルが作られることもありますが、やはりコアントローを入れて確立されたレシピで作ったカクテルは絶品だと多くの人に評価されています。

コアントローの味の特徴をチェック!カクテルでの役割は?

色々な飲み方で飲まれているコアントローですが、その飲み方をチェックする前にはその味の特徴をしっかりと把握しておきたいものです。コアントローはオレンジを原料としているホワイトキュラソーの一種であり、なんと言ってもオレンジ由来の柑橘香が濃厚になっているのが特徴です。リキュールの中でも、香りがはっきりしたタイプなのです。

そんなコアントローは、ほのかで穏やかな甘さも感じることができます。コアントローの飲み方の中でもやはりコアントローベースというよりもスピリッツベースでそこにコアントローを加えたカクテルというのはかなりおすすめだと言えますが、食後酒としてそのまま飲んだりソーダ割りやトニックウォーター割りの飲み方で飲む人もいます。

コアントローは厳選されたオレンジのみを使用しており、そのフレッシュさと高い香りがしっかりとリキュールにしたときにも表れているのが特徴的だと言えます。そんなコアントローがあればアルコール度数の高いスピリッツを使った飲み方であっても、全体に香りを付け加える上に味もマイルドになるので、飲みやすいカクテルになります。

カクテルに使われるコアントローにはオリジナル以外の商品も?

コアントローの歴史とその味の特徴はお伝えした通りですが、コアントローと一般的に言う場合には基本的にコアントローオリジナルのことを指すものです。こちらは圧倒的なバランス感で世界中でカクテル作りに使用されているタイプのホワイトキュラソーですが、このオリジナル以外にこれをベースにしたリキュールも存在するようです。

その一つがコアントローノワールであり、コアントローにレミーマルタンという有名なコニャックをブレンドしたタイプのリキュールです。レミーマルタンはコアントローとの相性がよくオリジナルと組み合わせてカクテルにすることもありますが、もともとブレンドされてさらにナッツ類の香りも含まれたノワールも、かなり人気のようです。

また、コアントローブラッドオレンジというタイプは、オリジナルに含まれているスイートオレンジ・ビターオレンジに加え、コルシカ島で生産されたブラッドオレンジの果皮を使用しているという特徴があります。果皮にしっかりとエッセンシャルオイルが含まれたものが使われているため、よりビビッドな香りのリキュールとなります。

コアントローをカクテルに使う際のポイントとは?

コアントローは実に色々な種類のカクテルに使われることがありますが、コアントローでカクテルを作るときには、特にレモンジュースなどとの組み合わせが抜群だと言われています。コアントローなどのホワイトキュラソーを使ったカクテルの多くが、何かしらのスピリッツとレモンジュースやライムジュースを組み合わせてものなのです。

そして使用するスピリッツがラムなのかウォッカなのかなど、その種類によって名前が変わります。言い方を変えると、基本的な分量などはほとんど同じでも使用するスピリッツを変えるだけでクラシックな飲み方として楽しむことができるわけです。また、コアントローの割合はスピリッツと同量かその2分の1ほどのことが多いです。

このような組み合わせを基本としながらも、コアントロー自体をベースにしたカクテルも存在しますし、コアントローをロックで食後酒として飲む飲み方などもあるようです。コアントローはホワイトキュラソーの中でも特に知名度が高く使われることも多いですから、コアントローの使い方をマスターすればカクテルの楽しみ方が広がると言えます。

コアントローのカクテル:サイドカー

コアントローを使用したカクテルと言っても実にさまざまなものがありますが、特に定番として知られているものの一つがサイドカーです。サイドカーはそのスタイリッシュな名前からなんとなく頼んでしまうという人も多いかもしれませんが、コアントローのカクテルの中でも特に人気なので、ぜひレシピを知り自分でも作って楽しみたいものです。

そんなサイドカーのレシピは、コニャックとコアントロー、レモンジュースを組み合わせたものとなっています。これらを2:1:1の割合で混ぜ合わせてシェイクします。カクテルグラスの縁はあらかじめレモンで濡らしておき、砂糖でスノースタイルにしておくのもおすすめです。そこにシェイクしたものを濾しながら注げば、サイドカーの完成です。

サイドカーの歴史はコアントロー使用のカクテルの中でも特に古く、その発祥は1920年のロンドンだと言われています。ブランデーとコアントロー、レモンジュースの絶妙なバランスはほどよい酸味と甘みのベストマッチを生み出しており、するりと飲み干せそうです。そしてサイドカーという名前は側車付き二輪車に由来していると言われています。

サイドカーが事故に遭うと、側車に乗っている女性の方が被害に遭いやすいことが転じて、女性でも飲みやすく酔いつぶれやすいということが、サイドカーの名前の由来のようです。そんなサイドカーは使用するブランデーによっても味が異なるものですが、最もオーソドックスなのがコニャックであり、特にレミーマルタンなどはかなりおすすめです。

コアントローのカクテル:XYZ

コアントローを使った定番カクテルのひとつとしては、XYZも挙げられます。XYZはラムベースのカクテルの一種であり、他の原料はコアントローとレモンジュースとなっています。これらの原料を2:1:1で混ぜ合わせて作るカクテルですが、ショートカクテルに分類されるアルコール度数の高いものであり、通好みのカクテルとも言われています。

XYZはさまざまな文学作品や漫画・アニメにも登場し、子供の頃に憧れを抱いたことがある人もいるかもしれません。その名前の由来は、アルファベットの最後の三文字を使うことで「これ以上にない究極に美味しいカクテル」を意味すると言われるのが一般的ですが、最後という意味合いから寝酒として飲む人も中にはいるようです。

そんなXYZは、使用するラムの種類によって味わいがかなり変化するというのが魅力だとも言えます。基本的には黄色みがかった透明の液体となることが多いXYZですが、作り方はいたってシンプルです。基本レシピは、既述の割合で全ての原料と氷をシェイカーに入れてシェイクし、マティーニグラスに濾しながら注ぐだけで完成となります。

コアントローを使っている上にレモンジュースで割るので、柑橘系の香り・風味が強めとなっているのが特徴的です。そのため、女性の中にも柑橘系の飲み物やフルーツが好きだという人の中にはXYZが特に好きなカクテルだという人も少なくありません。その名前の由来も意識しながら、ぜひ寝酒代わりにゆったりと堪能してみてください。

コアントローのカクテル:ホワイトレディ

続いて紹介するコアントローを含むカクテルも、世界的に人気度の高いものです。ホワイトレディはジンベースのカクテルですが、ジンが好きだという人にはもちろん飲みやすいものの本格派のカクテルを求めているという人にもおすすめのカクテルだと言えます。その誕生には諸説ありますが、ホワイトレディは1920年代に誕生したとされています。

そんな歴史あるホワイトレディはその名前の通り白濁とした色が特徴となっており、見た目も美しいカクテルとして人気だと言えます。アルコール度数は30度に満たないくらいであることが多いですが、その定番レシピはドライジン・コアントロー・レモンジュースを2:1:1の割合で混ぜたものとなっており、全体で80mlほどで作ることが多いです。

サイドカーのジンバージョンということで、ジン・サイドカーという名前で呼ばれることもあるホワイトレディですが、ベースが違うもののコアントローとレモンジュースとの組み合わせは確立されたものであることがこれらのカクテルからは伺い知れます。よりコアントローの風味を楽しみたい人は、2:2:1の割合で作るのもおすすめとなっています。

ジンベースのカクテルというのは爽やかな苦味を楽しめるものが多いイメージがありますが、ホワイトレディは、コアントローが含まれることで柑橘系の綺麗な香りをも感じ取ることができます。そんなホワイトレディの通好みのレシピとしては卵白を加えたものもおすすめですから、定番に飽きた時にはぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

コアントローのカクテル:バラライカ

ここまでブランデーやジンなどをベースにした、コアントロー入りの定番カクテルの飲み方をチェックしてきました。コアントローはさまざまな飲み方ができるものですが、これまでみてきたようなカクテルのレシピに通ずるものとしては、ウォッカベースのバラライカも挙げられます。ウォッカベースが好きな人には、たまらない美味しさでしょう。

ここまでコアントローのカクテルの飲み方をみてきたように、スピリッツにコアントローとレモンジュースを入れたレシピで作るカクテルはかなり定番のものとして知られています。コアントローのさまざまな飲み方を楽しみたいという人にとっては、クラシックな飲み方の一つとしてウォッカベースのバラライカも外すことができないと言えます。

バラライカはロシアの弦楽器のことを指しますが、この名前がつけられたのは単純にウォッカにロシアのイメージがあるからだとも言われています。ウォッカは無味無臭に近いために、その風味の核を担うのはあくまでコアントローとなります。そんなバラライカは、ウォッカ・コアントロー・レモンジュースを1:1:1:または2:1:1で作ります。

綺麗な無色のカクテルであるバラライカは、クラシックなカクテルを一度飲んでおきたい人こそ自分でも一度作っておきたい飲み方だと言えます。コアントローの歴史は深く、現在でも数あるリキュールの中でかなり人気度の高い商品となっていますが、そんなコアントローだからこそホワイトキュラソーの中でも定番カクテルにするのはおすすめです。

コアントローのカクテル:マイ・タイ

続いて紹介するコアントローの飲み方は、マイ・タイというカクテルです。ここまではコアントローカクテルの中でも特にクラシックなものをみてきましたが、マイ・タイはこれまで紹介してきたカクテルに知名度こそ劣るものの、味的にはかなり人気度が高いカクテルです。マイ・タイは、XYZ同様ラムベースですが、よりトロピカルな印象です。

南国のリゾートホテルなどにきたらマイ・タイを飲みたくなるという人は多いかもしれませんが、そんなマイ・タイが創作されたのは1944年のことだと言われています。マイ・タイのレシピにはいくつかありますが、中でも特におすすめなのは、ラム・コアントロー・アーモンドシロップ・ライムを4:1.5:1.5:1.5の割合にしたレシピとなります。

これらをシェイカーで振った上で濾しながら、ロックグラスなどに注いで飲むのが特におすすめとなります。それから好みに合わせてライムやミントなどを添えて飲んでみてもよいでしょう。マイ・タイはマイ・タイ・ロア・アエというタヒチ語が由来となっており、この言葉は「この世のものとは思えない」ということを意味するようです。

マイ・タイはトロピカルカクテルの女王と言われることもあるものですが、ラム自体がカリブ海のイメージも強いもののマイ・タイは女性でも飲みやすく、夏にはぴったりのカクテルだと言えるかもしれません。甘みはアーモンドシロップだけでなく好きなものを使用できますし、ライムなどの量を調節するだけでもかなり味に変化が出ます。

コアントローのカクテル:マルガリータ

コアントローを使ったカクテルの中でも、テキーラが好きな人におすすめの飲み方がマルガリータです。マルガリータはテキーラベースで明るい印象のあるカクテルですが、さまざまなレシピ・飲み方ができるために自分なりのアレンジを加えて楽しむこともできます。最も定番なのは、テキーラとライムジュースとの組み合わせでしょう。

マルガリータはスペイン語での女性名の定番であり、その由来には諸説あります。作った女性の名前がマルガリータだという説もあれば、作ったバーテンダーの元恋人がマルガリータだとする説もあります。そんなマルガリータの定番レシピは、テキーラ・コアントロー・ライムジュースを5:3:2ほどの割合で混ぜ合わせてものが挙げられるでしょう。

あらかじめグラスは塩でスノースタイルにしておくのも定番となっていますが、既述の分量などはすでに紹介したサイドカーやXYZなどのバリエーションとして捉えるか、ラムベースのダイキリのアレンジとして捉えるかでも変わるようです。お店ごとにさまざまなスタイルがあるのもマルゲリータの特徴であり、それらを飲み比べるのも面白いでしょう。

コアントローなどのホワイトキュラソーだけでなく、ブルーキュラソーを使って作られるレシピもあり、こちらはブルーキュラソーと呼ばれます。また、スパイスを加えたりベリー系のフルーツを加えたりして作ることもできるなど、とにかくそのアレンジの幅は広いですからまずは定番の飲み方を確認した上でアレンジも楽しんでみてください。

コアントローのカクテル:コアントロートニック

ここまでコアントローを使ったカクテルとして、スピリッツベースの定番カクテルをチェックしてきました。ここまでみてきたカクテルはショートカクテルが多く度数も強めですが、コアントロー自体をベースにしより飲みやすいタイプのカクテルも人気となっています。中でも、コアントローとトニックのシンプルな組み合わせはかなりおすすめです。

コアントローはカクテルだけでなくお菓子作りなどの香料として代用することもできますが、コアントロートニックはコアントローのよさが前面に出た人気カクテルだと言えます。コアントロートニックのレシピは、基本的にコアントローを45mlほど使い、そこにトニックウォーターを自分の好きな量加えて作るのが一般的となっています。

氷を入れたグラスに既述のレシピで混ぜ合わせたコアントローとトニックウォーターを注げば完成となり、オレンジの香りにトニックウォーター由来のハーブ系の香りも組み合わせられた、非常に香り豊かなカクテルとなります。味わいはシンプルでほどよい甘さも感じられますが、くどくない味わいで非常に飲みやすいのが魅力的でしょう。

コアントローのカクテル:コアントローフィズ

カクテルだけでなくお菓子作りにも活躍してくれるコアントローは、ホワイトキュラソーということでカクテルでもお菓子でも脇役というイメージが強いものです。そんなコアントローが主役となったカクテルとしては特にコアントローフィズもおすすめですが、こちらはコアントローとライムジュース、そしてソーダを組み合わせたカクテルです。

コアントロー・ライムジュース・ソーダの割合は、大体2:1:4ほどが飲みやすいと言われています。まずは氷を入れたグラスを用意してそこにコアントローを注ぎ、ライムジュースも加えます。そこにソーダを注いでよく混ぜて完成となります。もちろんコアントローとソーダだけの組み合わせでもよいですが、ライムジュースを加えると風味豊かです。

コアントローがなかなかないというときにはオレンジ果汁とあまりクセのない焼酎などを組み合わせて炭酸割りにした飲み方もおすすめですが、ホワイトキュラソーの中でも特に繊細だとされるコアントローの香りはやはり独特のものであり特におすすめだと言えます。シンプルながも美味しいコアントローフィズを楽しんでみてください。

コアントローのカクテル:ビトウィーン・ザ・シーツ

続いて紹介するコアントローのカクテルは、ビトウィーン・ザ・シーツです。ビトウィーン・ザ・シーツはラムとブランデーベースとなる個性的なカクテルです。このカクテルは、ハリーズ・ニューヨーク・バーというパリのバーのオーナーが編み出したカクテルであり、定番のサイドカーをアレンジし、より刺激的でパンチのある味になっています。

ビトウィーン・ザ・シーツの作り方としては、ラム・ブランデー・コアントロー・レモンジュースを2.5:2.5:3:2の配合で混ぜ合わせてシェイクし、マティーニグラスに注ぐのがおすすめとなります。または、ラム・ブランデー・コアントローの割合を1:1:1にするのも悪くはないでしょう。出来上がったものは、綺麗な淡黄色となります。

なかなか官能的な名前のカクテルですが、まずはサイドカーを飲んでから作って飲み、比較してみるのもおすすめとなります。アルコール度数はかなり強めですが、ラムが入っていることで印象としてはより明るく、中にはサイドカー自体より飲みやすいという人もいるかもしれません。お酒好きのためのカクテルとして、ぜひ試してみましょう。

コアントローがないときは他のもので代用したカクテルも?

ここまでお菓子づくりなどに使われることもあるコアントローの代表的なカクテルをチェックしてきました。コアントローはスピリッツと組み合わせ、レモンジュースなどと合わせることでクラシックなカクテルに早変わりするのが魅力的だと言えます。そんなコアントローがないときでも、いくつかのものを組み合わせて代用することも可能です。

コアントローを代用品で楽しみたいというときは、オレンジ果汁と他のお酒で代用できることもないわけではありません。もちろん代用品で完全にホワイトキュラソーの風味を再現できるわけではありませんが、やはりカクテルの中でのコアントローの役割を考えると、オレンジ果汁を加えてオレンジ由来の香りをつけるのはおすすめです。

また、ホワイトキュラソーであるコアントローがない場合も、オレンジキュラソーなどがある場合にはそれで代用できることもあります。さらには、オレンジ果汁に限らずレモン果汁を加えることでもお菓子などでコアントロー由来の香りづけに近づくことがありますが、ぜひ一度既述のカクテルはコアントローで本格派のものを作りたいものです。

コアントローはカクテルだけでなくお菓子作りにも?

コアントローはお伝えしたように代用品でカクテルなどを作れるケースもありますが、ぜひ代用品の活用方法や代用品とコアントロー本体と飲み比べなどもぜひ知っておきたいものです。そんなコアントローはカクテルだけでなくお菓子作りにも活用することができますが、コアントローはお菓子作りにおいてどのような効果があるのでしょうか?

コアントローをお菓子に使用する場合には、オレンジの香りをつけたり他の香料の代用品として使ったりする目的があります。香水にアルコールが含まれているように、アルコールの香りを保持させる役割を活用して、リキュールであるコアントローをケーキ作りなどに使うことができます。コアントローを使うことで、柑橘系の香りを付加できます。

そしてコアントローであれば少量でもしっかりと香りづけをすることができるので、他の香料や代用品に比べてもかなりおすすめです。コアントローはカクテルでも実に重要な役割を果たしますが、焼き菓子からケーキ、氷菓まで色々なお菓子に対してほどよい香りづけを行うべく、ぜひコアントローを活用してみてはいかがでしょうか?

カクテルでおなじみコアントローのお菓子レシピ:チーズケーキ

コアントローを使ったお菓子には実に色々なものが挙げられますが、その中でも特に定番としておすすめのお菓子といえばチーズケーキが挙げられます。チーズケーキはラム酒などを使って香りづけをする場合もありますが、コアントローで代用すればより爽やかな柑橘系の香りをつけることができ、すっきりとした印象で楽しむことができます。

そんなコアントロー入りのチーズケーキを作るときには、牛乳とヨーグルトを混ぜ、そこに温めたクリームチーズを入れます。そこに砂糖を加えて混ぜ合わせ、卵黄も加えます。そこに肝心のコアントローも加えて良く混ぜましょう。そして卵白を泡立てて加えたら生地が完成となり、オーブンで蒸し焼きにしましょう。

竹串をさしてみて生地がつかなくなったら完成となり、あとは取り出して自由に食べるだけです。コアントローが含まれていることで香り豊かですが、生地をしっとりめに仕上げられればえも言われぬ組み合わせとなります。ジャムや生クリームをつけても美味しいですが、いつもの香料をコアントローで代用してぜひチーズケーキを作ってみましょう。

カクテルでおなじみコアントローのお菓子レシピ:クッキー

コアントローをいつも使っている香料の代用品とすれば、いつも以上に簡単にお菓子の香りづけを行えるでしょう。コアントローを入れれば美味しいクッキーも作れますが、コアントロー入りクッキーを作るときにはまず、砂糖・バター・コーンシロップ・オレンジエクストラクトを鍋で加熱しかき混ぜていきます。そこにコアントローも加えます。

バターが溶けてきたら火を止めて、オレンジピールと小麦粉も加えましょう。そしてベイキングシートに適量ずつ落としていきます。手を湿らせてうまく形を整えましょう。それからオーブンに入れて大体12〜13分ほど焼き上げます。それから適度に冷ましたら、完成となります。あとはコアントローの豊かな香りとサクサク食感を楽しみましょう。

また、チョコレートソースなどでクッキーをデコレートしたり、ナッツなどを生地に加えてから焼き上げたりするのもおすすめの方法だと言えます。コアントローはさまざまな飲み方ができるためカクテル用に買うという人も多いと思いますが、やや余っていて飲み切れそうにないというときには、ぜひクッキー作りにも活用してみましょう。

カクテルでおなじみコアントローのお菓子レシピ:トリュフ

コアントローは実にさまざまなお菓子作りに使うことができますが、コアントローを使えばバレンタインにも役立つこと間違いなしです。チョコ菓子の中でもトリュフを作るという人は多いと思いますが、トリュフもコアントロー入りのものは香りがよいと言われています。コアントローを加えて、ぜひ柑橘系の香りが豊かなトリュフを楽しみましょう。

コアントロー入りのトリュフを作るときにはまず、チョコレートを刻みそこにバターとコアントローを加えます。それから生クリームと水飴を混ぜて温めます。それをチョコレートとバター、コアントローを入れたボウルに加えて全体を温めます。それから、泡立て器を使って混ぜましょう。ここで溶け残りが出ないようにするのがポイントです。

それから流し型に滑らかになった生チョコレートを入れて、一晩冷やし固めていきます。それからくり抜いて丸くし、コーティング用チョコレートを溶かしたものに潜らせます。最後にトップにココアパウダーをまぶして完成となります。いつもは他の柑橘系の香料に比べて香りがつきやすいコアントローで代用し、美味しいトリュフを作ってみましょう。

コアントローのさまざまなカクテルを楽しもう!

オレンジを原料としてホワイトキュラソーの一種であり、さまざまなカクテルやお菓子に使われるリキュールこそが、コアントローであることがわかりました。コアントローを使ったカクテルにはサイドカーやバラライカなどの定番のものも多く含まれており、コアントローはカクテル文化・バー文化には欠かせない存在であると言えるでしょう。

そんなコアントローは実に色々な飲み方で楽しむことができるため、ロックで食後酒として飲んだりやや甘めのカクテルにしたりした堪能してみてください。また、コアントローはお菓子作りの香りづけとして使われることもあり他の調味料の代用としても使うことができるため、カクテル以外の活用法も含めてコアントローを楽しんでいきましょう。

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