2018年11月06日公開
2024年08月16日更新
フランスパンのおしゃれアレンジ!簡単に作れる贅沢朝ごはんレシピ!
フランスパンは、香ばしい香りとパリッとした食感の良さが特徴のパンです。そのまま食べるのも良いですが、ひと手間アレンジを加えるだけで更に美味しく味わうことができます。ここでは、朝ごはんにぴったりなレシピやお菓子にアレンジした簡単レシピを紹介します。フランスパンをより美味しく食べるための保存方法や保存期間も併せて紹介しているので、パンが余った時はぜひ参考にしてください。
目次
フランスパンのアレンジレシピを大紹介!
パリッとした香ばしい食感が特徴のフランスパンは、パン屋でも特に人気のある種類です。そのまま食べても美味しいフランスパンですが、アレンジを加えるとひと味違った美味しさを楽しむこともできます。ここでは、フランスパンを簡単にアレンジした朝ごはんにおすすめのレシピやお菓子などを紹介します。おすすめの保存方法や保存期間も説明しているので、ぜひ参考にしてください。
フランスパンにのせて焼くだけの簡単レシピ
香ばしい風味「ガーリックトースト」
にんにくオイルがたっぷりしみ込んだフランスパンで作る「ガーリックトースト」です。手順が簡単なので、準備で忙しい時の朝ごはんにもおすすめです。見た目を綺麗に仕上げるために、生のパセリを使うのがポイントです。バターとにんにくの香ばしい風味が食欲をそそり、つい手が止まらなくなってしまうでしょう。ガーリックトーストの2人分の材料、作り方は下記の通りです。
- バゲット(好みのフランスパン)1/2本
- パセリ1枝
- バター10g
- オリーブ油大さじ3
- にんにく1片
- 塩小さじ1/4
- こしょう適量
- にんにくはすりおろし、パセリは細かく刻みます。バゲットは6等分にカットします。
- バターは、常温に戻しておくか、耐熱皿に入れてラップをせずに電子レンジ(600W)で20秒程加熱してやわらかくします。
- ボウルにパセリ、バター、オリーブ油、にんにく、塩、こしょうを混ぜ合わせます。
- バゲットに3を塗り、トースターで焼き色がつくまで焼いたら完成です。
フランスの朝ごはんの定番「モッツァレラチーズのタルティーヌ」
フランスの家庭では、フランスパンの上に好みの具材をのせてオープンサンドイッチにする「タルティーヌ」が朝ごはんの定番となっています。それをアレンジしたのが「モッツァレラチーズのタルティーヌ」です。アンチョビの塩気とモッツアレラチーズが相性抜群で、カリっと香ばしいフランスパンにもよく合います。
簡単に作れる朝ごはんレシピなので、一人暮らしの方や料理初心者にもおすすめです。それでは、モッツァレラチーズのタルティーヌの2人分の材料、作り方は下記の通りです。おもてなしの際にも活躍するレシピなので、ぜひ挑戦してみてください。
- フランスパン4cm
- モッツアレラチーズ30g
- オリーブ油大さじ1
- アンチョビペースト(アンチョビフィレを刻んでも可)小さじ1/2
- 刻みパセリ少々
- フランスパンは1cmの厚みにカットします。ボウルにオリーブ油、アンチョビペーストを混ぜ合わせておきます。
- フランスパンにアンチョビソースを塗り、上にモッツアレラチーズをのせます。
- トースターでほんのり焦げ目がつくまで焼き、刻みパセリをふったら完成です。
みんなが大好き簡単アレンジ「明太フランスパン」
ほんのりガーリックが効いた「明太フランスパン」を紹介します。明太子マヨネーズがフランスパンと相性抜群で、朝ごはんにもおすすめのレシピです。調味料を合わせて焼くだけの簡単アレンジなので、フランスパンが余っていたら挑戦してみてみるとよいでしょう。辛いものが苦手な方は、明太子の代わりにたらこを使っても構いません。明太フランスパン1本分の材料、作り方は下記の通りです。
- フランスパン1本
- 明太子60g
- マヨネーズ大さじ3
- 粉チーズ大さじ1
- にんにくのすりおろし小さじ1/2
- 有塩バター5g
- 刻みパセリ適量
- 明太子は、切り込みを入れて中身を取り出します。ボウルに明太子、マヨネーズ、粉チーズ、にんにくを入れ、よく混ぜ合わせます。
- フランスパンは、上部をカットして縦向きに深めの切り込みを入れます。切り込みを入れた部分に、常温に戻したバター、1をそれぞれ半量塗り、残りは上部に塗りのばします。
- トースターで焼き色がつくまで焼いて、仕上げに刻みパセリを散らしたら完成です。
簡単アレンジレシピ「フランスパンの生ハムチーズのせ」
フランスパンを香ばしく焼いて具材をのせただけの簡単レシピ「フランスパンの生ハムチーズのせ」を紹介します。ここでは、オープンサンドイッチ風にアレンジしていますが、バゲットサンドのように具材をはさんでも美味しく作れます。フランスパンの生ハムチーズのせの2人分の材料、作り方は下記の通りです。
- フランスパン1/4本
- 生ハム4枚
- クリームチーズ適量
- 粗びき黒こしょう適量
- フランスパンは2cm幅にスライスし、トースターで焼き色がつくまで焼きます。
- 1の上にクリームチーズをのせ、生ハムを盛りつけて粗びき黒こしょうをふったら完成です。
フランスパンをアレンジしたバケットサンド
お手軽に作れる「ハムとチーズのバゲットサンド」
簡単に作れる朝ごはんにぴったりな「ハムとチーズのバゲットサンド」です。フランスパンをアレンジしたバゲットサンドは、食べ応えもあるのでお弁当に持っていくのもおすすめです。長時間たっても美味しく食べるためのポイントは、バターをまんべんなく塗ることとレタスの水分をしっかり切ることです。
カマンベールチーズのとハムの塩気が程よいサンドイッチは、最後まで飽きずに美味しく味わえるでしょう。ハムとチーズのバゲットサンドの1人分の材料、作り方は下記の通りです。
- 小さめのフランスパン1個
- ハム2枚~
- カマンベールチーズ適量
- レタス適量
- バター大さじ1/2~
- 粒マスタード大さじ1/2~
- フランスパンは横半分に切れ目を入れます。レタスは洗って水気をしっかりふき取ります。カマンベールチーズは薄くスライスしておきましょう。
- フランスパンに、まんべんなくバター、粒マスタードを塗り広げます。ハム、レタス、カマンベールチーズを彩りよくはさんだら完成です。
フランスパンのアレンジの定番といえば「バインミー」
「バインミー」は、ベトナムのサンドイッチのことです。過去にフランスの植民地だったベトナムは、今でもフランスパンを使った食文化が根付いており、バインミー専用の屋台が至るところにあります。いろんな具材をたっぷり詰め込むのがバインミーの魅力ですが、何より欠かせないのが「なます」です。さっぱりした口当たりで、朝ごはんにもぴったりなアレンジレシピを紹介します。バインミーの2人分の材料、レシピは下記の通りです。
出典: https://womo.jp
- 小さめのフランスパン1本
- 豚肉の切り落とし100g
- Aにんにくのすりおろし少々
- Aナンプラー大さじ1/2
- Aサラダ油小さじ1
- Aしょうゆ小さじ1/2
- 大根3cm
- 人参1/4本
- レタス適量
- 青じそ4枚
- パクチー適量
- B砂糖大さじ1/2
- B酢大さじ1/2
- B塩少々
- バター大さじ1/2
- サラダ油小さじ2
- 塩適量
- 大根、人参は細切りにし、塩少々でもんで水気をしっかり絞ります。Bをボウルに混ぜ合わせたものに、10分以上漬け込みます。
- 豚肉にAを合わせて揉み込み、5分程おいておきます。フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉に火が通るまで炒めます。
- フランスパンは半分にカットし、はさみやすいよう切れ目を入れて、トースターで1、2分焼きます。温まったらパンの内側にバターを塗ります。
- 食べやすいよう千切ったレタスと青じそを敷きつめ、汁気を切った1と2をはさみます。最後にパクチーをのせたら完成です。
トルコ名物の簡単サンドイッチ「サバサンド」
「サバサンド」は、焼いたサバと野菜をバゲットで挟んだトルコで有名なサンドイッチです。ここでは、塩サバを使って簡単に作れるアレンジレシピを紹介します。余った焼サバを使って朝ごはんに作るのもおすすめです。トルコ風にレモンをたっぷり絞っていただきましょう。とびきり美味しいサバサンド2人分の材料、レシピの材料は下記の通りです。
- フランスパン(バタールなど)1本
- 塩サバの切り身2枚
- バター適量
- レタス2枚
- 玉ねぎ1/4個
- トマト1/4個
- レモン1/2個
- マヨネーズ大さじ1
- こしょう少々
- 塩サバをグリルなどで焼き、粗熱を取って骨を取り除きます。大きければ、半分にカットしておきましょう。
- 玉ねぎは薄くスライスして水にさらし、水分を絞ってマヨネーズ、こしょうで和えます。レタスは洗って軽く水気を切り、食べやすい大きさにちぎります。トマトは薄くスライスしておきましょう。
- バゲットを半分にカットし、横に切り込みを入れます。中にバターを塗り、レタス、玉ねぎ、トマト、サバの順にはさみます。上からたっぷりレモンを絞れば完成です。
フランスパンをアレンジしたフレンチトースト
爽やかな酸味「レモンのフレンチトースト」
心地よい酸味がアクセントになった「レモンのフレンチトースト」を紹介します。フランスパンを小さくカットするため卵液のしみ込みも早く、朝ごはんにも簡単に作ることができます。レモンと相性の良いヨーグルトを入れているので、しっかりと食べ応えのあるアレンジお菓子です。好みでハチミツをかけて食べても美味しくいただけるでしょう。レモンのフレンチトーストの1人分の材料は下記の通りです。
- フランスパン80g
- 卵2個
- ヨーグルト(無糖)60g
- 牛乳60ml
- 砂糖大さじ1
- レモンの絞り汁小さじ2
- サラダ油小さじ2
- レモンの輪切り2枚分
- フランスパンはひと口大にカットします。レモンの輪切りのうち、1枚を8等分にします。もう1枚は、真ん中に向けて1か所切れ目を入れ、両端をひねって画像のような形にします。
- ボウルに卵を溶きほぐし、ヨーグルト、牛乳、砂糖、レモンの絞り汁と一緒に混ぜ合わせます。
- カットしたフランスパンを2の卵液に浸します。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、3をこんがり焼きます。焼き上がったら器に盛りつけ、レモンをバランスよく飾れば完成です。粉糖などをかけると、綺麗な仕上がりになるでしょう。
さっぱり食べやすい「豆乳のフレンチトースト」
牛乳の代わりに豆乳を使った「豆乳のフレンチトースト」です。後味がさっぱりしているので食べやすく、飽きのこない味が人気の秘訣です。朝ごはんにも良いですが、アイスクリームを添えてお菓子として食べても美味しくいただけるでしょう。しっかり卵液につけ込むので、ジュワっとやわらかい食感を楽しめます。手順が簡単なので、子供とのお菓子作りにもおすすめです。豆乳のフレンチトーストの2人分の材料、レシピの材料は下記の通りです。
- フランスパン80g
- 卵1個
- 豆乳100ml
- 砂糖大さじ1強
- バター20g
- 好みのシロップ適量
- フランスパンは2~3cmの厚さにカットします。ボウルに卵を溶きほぐし、豆乳、砂糖と一緒に混ぜ合わせて卵液を作ります。
- 平らな皿に1の卵液を入れ、フランスパンをひたします。途中でひっくり返し、6時間以上しっかりと卵液をしみ込ませましょう。
- フライパンにバターを中火で熱し、2を入れてこんがり焼き色がつくまで両面を焼きます。器に盛りつけ、シロップをかけたら完成です。好みでアイスを添えても美味しくいただけます。
たまにはショコラ味もおすすめ「ココアの大人フレンチトースト」
いつもと違うフランスパンのアレンジレシピが作りたくなったら「ココアの大人フレンチトースト」はいかがでしょうか?ココアパウダーを使ったお菓子は、大人の朝ごはんにもおすすめです。生クリームを使うレシピなので、コクのあるフレンチトーストを味わうことができるでしょう。ベリーや生クリームなどで飾り付けると、おもてなしにもぴったりなお菓子にもなります。ココアの大人フレンチトーストの4人分の材料、作り方は下記の通りです。
- フランスパン(2cm幅にカットしたもの)8枚分
- 卵2個
- 牛乳100ml
- 生クリーム50ml
- ココアパウダー大さじ1
- 砂糖大さじ2
- 塩ひとつまみ
- バター15g
- 粉糖適宜
- ボウルにココアパウダーを入れます。電子レンジで人肌に温めた牛乳をボウルに少量入れてかき混ぜ、ココアパウダーを溶かします。ココアが溶けたら全ての牛乳を混ぜ合わせます。
- 別のボウルに卵を入れて溶きほぐし、1を加えてかき混ぜます。さらに生クリーム、砂糖、塩を入れて混ぜ合わせ、卵液を作ります。
- 平たい容器に2の卵液を入れ、フランスパンをひたします。両面に卵液がしみ込むまで時間を置きましょう。
- フライパンにバターを中火で熱し、フランスパンを両面をしっかり焼きます。器に飾り、粉糖をふったら完成です。カットしたイチゴや、余った生クリームを泡立てて盛りつけてもよいでしょう。
フランスパンをアレンジしたおつまみレシピ
ワインに合う「コンビーフディップのバゲット」
コンビーフを使ったワインにもぴったりな「コンビーフディップのバゲット」です。クリームチーズを使っているので濃厚な口当たりで、香ばしくトーストしたフランスパンにもよく合います。コンビーフに塩気があるため、味つけの必要がなく簡単につくれるのもポイントです。コンビーフディップのバゲットの3人分の材料は、作り方は下記の通りです。
- フランスパン適量
- クリームチーズ70g
- コンビーフ50g
- マヨネーズ小さじ2
- 粗びき黒こしょう少々
コンビーフディップのバゲットの作り方
- 耐熱ボウルにクリームチーズを入れてラップをし、15秒ほど電子レンジ(500W)にかけてやわらかくします。別の耐熱ボウルにコンビーフを入れ、ラップをせずに10秒ほど電子レンジで加熱します。
- クリームチーズ、コンビーフをまんべんなく混ぜ、マヨネーズ、粗びき黒こしょうを加えて全体を合わせたら器に盛りつけます。
- フランスパンをスライスしてこんがり焼き目がつくまで焼きます。コンビーフのディップと一緒に盛りつけたら完成です。
朝ごはんにもおすすめのイタリア料理「トマトのブルスケッタ」
イタリア中部の郷土料理である「ブルスケッタ」は、ワインに合うおつまみや前菜として非常に人気があります。ここでは、フランスパンでアレンジした「トマトのブルスケッタ」を紹介します。フレッシュなトマトをたっぷりのせたブルスケッタは、さっぱり食べられるので朝ごはんとしてもおすすめです。食べる直前にフランスパンに具材をのせるのが、美味しく作るポイントです。トマトのブルスケッタの4人分の材料、作り方は下記の通りです。
- バゲット1/2本
- トマト1個(小さめなら2個)
- エキストラバージンオリーブ油小さじ2
- 塩小さじ1/2~1
- 生のバジル6枚
- 粗びき黒こしょう適量
- にんにく1/2片
- オリーブ油適量
- トマトは横半分に切ってヘタと種を取り除きます。それを1cm角にカットし、ザルにあげて水分をしっかり切っておきます。
- バジルは細かく刻み、バゲットは食べやすいサイズにカットします。
- ボウルにトマト、エキストラバージンオリーブ油、塩、バジル、粗びき黒こしょうを混ぜ合わせ、冷蔵庫でしっかり冷やします。
- バゲットにオリーブ油を薄めに塗り、トースターで焼き色がつくまで焼きます。焼き上がったら、にんにくをこすりつけて香りを出します。
- 食べる直前に、1をのせて器に盛りつけたら完成です。
ワインがきいた簡単おつまみ「フランスパンのチーズフォンデュ」
白ワインをきかせた「フランスパンのチーズフォンデュ」を紹介します。片栗粉とミックスチーズで簡単に作れるアレンジレシピです。フランスパンをメインにしてもよいですが、いろんな具材を用意してパーティーなどのおもてなしにしても喜ばれるでしょう。フランスパンのチーズフォンデュの4人分の材料、作り方は下記の通りです。
- ミックスチーズ200g
- 牛乳200cc
- 片栗粉大さじ1
- 白ワイン50cc
- フランスパン1本
- ソーセージ12本
- ゆでブロッコリー1株
- ボイル海老20尾
- フランスパンはひと口大にカットし、好みに合わせてトースターで焼きます。他の具材も食べやすい大きさにそろえ、皿に盛りつけおきます。
- 鍋に牛乳、片栗粉、白ワインを入れ、よくかき混ぜます。そこにミックスチーズを加えてから火をつけます。全体を混ぜながらチーズが溶けるまで火を通したら完成です。とろけるチーズをフランスパンや具材につけていただきましょう。
フランスパンをアレンジしたグラタンレシピ
クリーミーな「エビグラタン」
濃厚なホワイトソースを使ってアレンジした「エビグラタン」のレシピです。フランスパンの中身をくり抜いて具材を入れることで、器まで美味しくいただくことができます。ここではエビを使ったグラタンを紹介しますが、ベーコンや鶏肉を使って作るのもおすすめです。余ったグラタンを使って朝ごはんにグラタンパンを作るのもよいでしょう。エビグラタンの2人分の材料、作り方は下記の通りです。
- 丸いフランスパン(ブールなど15cmほどのもの)1個
- バター20g
- 玉ねぎ1/2個
- しめじ1/2袋
- えび5匹
- ピザ用チーズ40g
- 牛乳200cc
- 薄力粉大さじ2
- 塩適量
- こしょう少々
- 顆粒コンソメ小さじ1/2
- 刻みパセリ適量
- フランスパンは、上をカットし中身をくり抜きます。パンの内側にバター10gを塗り、中身は食べやすい大きさに手でちぎっておきます。
- 玉ねぎは薄切り、しめじは石づきを取って小房にわけます。えびは殻をむき、大きめのひと口大にカットします。
- フライパンにバター10gを中火で熱し、玉ねぎ、しめじを炒めます。玉ねぎが透き通ってきたらえびを加えて炒め合わせ、塩こしょうで下味をつけます。
- 薄力粉を加えて全体を混ぜ、牛乳を少しずつ入れて混ぜ合わせながらホワイトソースにしていきます。牛乳を全て加えてとろみがつくまで加熱したら、顆粒コンソメと塩こしょうを加えて味をととのえます。
- フランスパンの中に4とパンの中身を交互に入れて、ピザ用チーズを上にのせます。チーズがとけるまでトースターで焼き、仕上げに刻みパセリをちらしたら完成です。
とろーりチーズが絡み合う「オニオングラタンスープ」
飴色になるまで炒めた玉ねぎがアクセントになった「オニオングラタンスープ」のレシピです。電子レンジで玉ねぎを加熱することで、炒める時間を短縮した簡単な作り方を紹介します。多めに作って、朝ごはんの一品にするのもおすすめです。フランスパンににんにくの香りをつけて、ガーリックトーストにアレンジしても美味しく仕上がります。オニオングラタンスープの2人分の材料、作り方は下記の通りです。
- フランスパン2切れ
- 玉ねぎ1個
- バター10g
- 水400ml
- 顆粒コンソメ小さじ1と1/2
- 塩適量
- こしょう適量
- ピザ用チーズ適量
- 刻みパセリ少々
- 玉ねぎは繊維に沿って薄切りにします。耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ(600W)で3分半加熱します。
- 鍋にバターを弱火で熱し、1の玉ねぎを入れて飴色になるまでじっくり炒めます。水、顆粒コンソメを加えてひと煮立ちさせ、塩こしょうで味を調えます。
- フランスパンにピザ用チーズと刻みパセリをのせ、トースターで焼き色がつくまで焼きます。2のスープを器に盛りつけ、フランスパンを乗せたら完成です。
余ったフランスパンをお菓子にアレンジ「パンプディング」
固くなったフランスパンをお菓子グラタンにアレンジした「パンプディング」です。紹介のレシピは牛乳と生クリームを使っていますが、あっさりしたお菓子を作りたいのであれば全て牛乳で作っても構いません。ハチミツやメープルシロップをかけて朝ごはんとしても美味しくいただけます。余ったフランスパンがあれば、ぜひ挑戦してみてください。パンプディングの4人分の材料、作り方は下記の通りです。
- バゲット(2cm幅にカット)10枚
- 溶かしバター10g
- 卵3個
- 牛乳100ml
- 生クリーム100ml
- 砂糖50g
- バニラエッセンス少々
- レーズン適量
- 粉糖適量
- 好みのシロップ適量
- ボウルに卵を入れて溶きほぐし、牛乳、生クリーム、砂糖、バニラエッセンスを加えてしっかりと混ぜ合わせます。ハンドミキサーを使うと作業が楽になります。
- 耐熱皿にフランスパンを並べ、溶かしバターをかけます。その上から1の卵液を流し入れ、レーズンをトッピングします。
- 180度に予熱したオーブンに入れ、卵液がかたまるまで45分程焼きます。仕上げに粉糖をふって好みのシロップでいただきましょう。
フランスパンをアレンジしたお菓子レシピ
やさしい甘さのお菓子「練乳とバターのラスク」
幅広い年齢層に人気のお菓子「練乳とバターのラスク」を紹介します。電子レンジを使ってフランスパンの水分を抜くので、お店で売っているようなカリっとした食感のお菓子を作ることができます。練乳の程よい甘さが特徴で、コーヒーや紅茶と一緒に食べるのもおすすめです。用意する材料も少なく手順も簡単なので、子供と一緒にお菓子作りをするのにも最適でしょう。練乳とバターのラスク20枚分のレシピの材料、作り方は下記の通りです。
- フランスパン(1cmにスライスしたもの)20枚
- 練乳大さじ4
- 砂糖小さじ2
- 皿にキッチンペーパーを敷き、フランスパンを並べてラップをせずに電子レンジ(600W)で1分半加熱します。
- クッキングシートを敷いた天板にフランスパンを並べ、練乳、砂糖の順番に均等にトッピングします。130度に熱したオーブンで15~20分程焼いたら完成です。
ラム酒をきかせた大人のお菓子「フランスパンのサバラン」
固くなったフランスパンをアレンジしたお菓子「フランスパンのサバラン」のレシピを紹介します。ラム酒をきかせたシロップがたっぷりしみ込んだフランスパンは、魅惑の美味しさが味わえる一品です。好みの缶詰を盛りつけて、おしゃれにデコレーションしてもよいでしょう。大人だけが楽しめるフランスパンのアレンジお菓子です。フランスパンのサバランの3人分の材料、レシピの作り方は下記の通りです。
- フランスパン15cm
- 水200cc
- グラニュー糖大さじ4
- ラム酒小さじ1
- 好みの缶詰フルーツ適量
- 生クリーム適量
- 鍋に水、グラニュー糖を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせます。火を止めてラム酒を加えたらシロップの完成です。
- フランスパンは5cm幅にカットし、深めの皿に並べて1のシロップをまわしかけます。食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
- 生クリームはグラニュー糖(分量外)を加えて、ツノが立つまでホイップします。冷やしておいたフランスパンに生クリーム、好みのフルーツをトッピングしたら出来上がりです。
簡単なお手軽お菓子「フランスパンのアレンジアップルパイ」
酸味のきいたリンゴが相性抜群の「フランスパンのアレンジアップルパイ」のレシピを紹介します。電子レンジを使うので簡単に作れるのがポイントです。パイ生地の代わりにフランスパンを使ったお菓子は、思い立った時にすぐ作れるのでおもてなしにも最適です。フランスパンのアレンジアップルパイの2人分の材料、レシピの作り方は下記の通りです。
- フランスパン(1cm幅にカットしたもの)2枚
- リンゴ1/2個
- グラニュー糖10g
- バター20g
- シナモンパウダー適量
- アイスクリーム適量
- リンゴは芯を取り除き、皮をむかずに薄切りにします。耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で2分程加熱します。
- フランスパンにバター10gを塗り、1のリンゴをのせます。上に残りのバターをのせ、グラニュー糖、シナモンパウダーをふりかけます。
- トースターでリンゴに焼き色がつくまで焼いて皿に盛りつけ、アイスクリームを添えたら完成です。
余ったフランスパンの保存方法・保存期間は?
「常温・冷蔵・冷凍」保存方法の違いとは?
フランスパンは、焼きたてをその日にいただくのが一番美味しいといわれています。しかし、その日のうちに食べきるというのはなかなか難しいのではないでしょうか?そこで、ここからは「常温・冷蔵・冷凍」にわけて、フランスパンにおすすめの保存方法と保存期間について紹介します。
「常温」で保存する場合の保存期間は、購入から2日以内が目安といわれます。保存はラップなどを使って乾燥しないようにするのがポイントです。空気に触れないようにすることで、時間が経っても美味しく食べることが可能となります。また、フランスパンは湿気に弱く、暑い時期の常温保存には向きません。そのため、常温で保存する場合は、風通しのよい涼しい場所に置いておくようにしましょう。
長期で保存したい場合は「冷凍」保存がおすすめです。保存の方法は、まずフランスパンを食べやすい大きさにカットして空気が入らないようラップなどで包みます。それを冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫に入れるだけです。冷凍する際の保存期間は、購入から1~2週間程度です。長期間、冷凍庫に入れておくと臭いが移って美味しく食べられなくなる可能性もあるので気をつけましょう。
次に、冷凍保存したフランスパンを美味しく食べる方法を紹介します。冷凍庫から取り出したフランスパンは、まずラップのまま自然解凍させます。解凍できたらラップを取り外し、表面を湿らせる程度に霧吹きで軽く水をかけます。それをアルミホイルで包み、事前に温めておいたトースターで焼いたら完成です。この方法で解凍すると、焼き立てに近い味を再現することができます。
フランスパンは「冷蔵」保存に不向きのパンです。理由は、冷蔵庫内の温度にあります。フランスパンの劣化を一番早めるのが0~4℃といわれており、その温度にあてはまるのが冷蔵庫だからです。2日以内に食べるのであれば常温保存、すぐに食べない場合は冷凍保存し、最後まで美味しくいただきましょう。
フランスパンをアレンジしておしゃれな朝ごはんを!
フランスパンは、ひと手間加えるだけでボリュームのある朝ごはんや、お菓子などのスイーツにアレンジすることができます。作る手順も簡単なものが多いので、料理初心者の方にも挑戦しやすいといえます。いつもとは違った食べ方をすると、フランスパンの新たな美味しさに気づくこともあるでしょう。紹介したおすすめレシピを参考に、ぜひ余ったフランスパンでアレンジ料理を作ってみてはいかがでしょうか?