2018年09月22日公開
2024年08月06日更新
ティファールの圧力鍋とはどんな調理器具?クリプソなども紹介!
ティファールの圧力鍋について知っていますか?ティファール「取っ手がとれるティファール」で有名な調理器具メーカーです。どの製品も使いやすさ、効率性が重視されています。ティファールの圧力鍋も同じく、使い勝手がとても良い商品です。とくにクリプソミニットパーフェクトは従来の製品からさらにバージョンアップし、初心者が使いやすいものになっています。他にもクリプソミニットデュオは普通の鍋としても使え、効率よくできています。口コミでの評判も高いです。今回はティファールの圧力鍋について、圧力鍋の機能から、おすすめの製品、レシピまで網羅して紹介します。
目次
ティファールの圧力鍋が気になる!
忙しい毎日の中時短を担ってくれる圧力鍋は、日々料理を行う人にとって試してみたくなる調理器具です。なかでも、「こびりつかないフライパン」を発明し、有名となったティファールの圧力鍋は特に気になる調理器具ではないでしょうか?ティファールはこびりつかないフライパンから始まり、電気ケトルやコーヒーメーカーなどの調理器具だけでなく、アイロンやスチーマーなど様々な家電を販売してきました。
その中でも、圧力鍋はティファールのサイトのトップを飾る商品です。密閉された空間に圧力を与えることによって物質の沸点を上げる圧力鍋は、様々な料理の調理時間を縮めてくれます。しかし、発売当初は圧力鍋といえば使ってみると大きな音がして、なんだか危険な気がすると思う人も多く、今でも不安な人もいるかもしれません。時には即席爆弾としてテロに使われることもありました。
ティファールの製品は安全設計もしっかりされていますし、発売当初と比べたらずっとおとなしい圧力鍋が次々と開発されています。今回はティファールの圧力鍋について、圧力鍋とはどういった調理器具なのかということから具体的な商品まで、網羅して紹介します。
ティファールの圧力鍋について紹介
そもそも、圧力鍋とはどんな調理器具でしょう?圧力鍋とは、簡単に言ってしまえば圧力調整機構が付いた鍋のことです。鍋内の圧力を調整することによって、時短調理を行うことができます。どうして圧力が変わることによって時短調理が可能になるのでしょうか?圧力が変わることによって、液体の沸点は変わります。沸点とは沸騰する温度のことです。水の沸点は圧力が高くなるにつれて上昇します。
この現象について、もっと詳しく簡単に説明します。物質には、気体・液体・固体の3種類の状態があります。これらを分子同士のつながりで見てみると、個体は分子同士の結びつきが強い状態、液体は分子同士に力は働いているが移動できる状態、気体はほとんど分子同士に力は働いておらず自由に動き回れる状態と言えます。次に圧力について考えてみます。
漠然と圧力といっていますが、具体的に圧力の説明を求められたら難しいのではないでしょうか?とても簡単に言ってしまえば、圧力とは空気の重さのことです。地球には大気があります。大気にはほとんど質量がありませんが、重さがあるのです。私たちが重いものを持つと、重力によって下に抑えつけられる感覚があります。私たちは大気に対しそのような重さはほとんど感じていません。
しかしこの大気の重さ、つまり圧力は大きく影響しています。水がわかりやすいので水で説明します。海面での大気の圧力を1気圧と言います。この1気圧の状態ですと、水が水蒸気に変わる(沸騰する)温度は100℃です。同じように水が凍ってしまい氷になる(凝固する)温度は0℃になります。では、1気圧が変化するとどうなるでしょう?気圧が変化すると、物質を抑える力が変わります。
圧力がかかるということはより、物質が抑えつけられるということです。つまり、水に対し圧力がかかればかかるほど、水の分子は自由で無くなるため、水蒸気になりにくくなります。沸点が変わってしまうのです。凝固点もかわります。圧力が強くなれば、より大きいエネルギーをもつ気体にはなりにくくなりますし、個体にはなり易くなります。
ここまでくると圧力鍋の仕組みはなんとなく想像がつくのではないでしょうか?圧力鍋は密閉された空間に圧力をかけていきます。そうすると鍋の中の気圧はどんどん上昇し、水は高い温度でも沸騰しにくくなります。100℃になると沸騰して水蒸気になってしまった水が、100℃以上でも水のままでいてくれます。そのため、圧力鍋では通常より高い温度での調理が可能になるのです。
ところで、このまま気圧が高くなりすぎても危険です。ゆでたまごのように鍋が爆発してしまいます。そのため圧力鍋には圧力を調整するための重りがついています。この重りを水分子達が持ち上げて、外に水蒸気を逃がすことによって圧力を調整しています。ですので安心して圧力鍋を使えます。
日本ではもともと圧力釜という名で、圧力鍋のようなものが戦前から知られていました。戦前から玄米食が推奨されたのに合わせて、玄米を柔らかく食べやすく炊くことができる圧力釜が国産化されたのです。そして、1977年に当時の松下電器産業(現パナソニック)が電気式の圧力鍋を発売したのが、今につながる日本の圧力鍋の始まりです。
圧力鍋は角煮など時間がかかる煮込み料理に最適
具体的にどのくらいの時短になるかというと、調理時間は約3分の1から4分の1になります。例えば、刻みキャベツは1分、新鮮な緑豆は5分、小から中サイズのじゃがいも(200gまで)は約5分、丸ごとの鶏肉は25分以下となります。カレーならば7分ほどの加圧でまるで長時間じっくり煮たかのような美味しさになります。そのため、長時間の蒸し煮、とろ火での煮込みの効果などをシミュレーションするためにも用いられます。
圧力鍋は先ほど説明したように、鍋の中に圧力をかけて水分を高温状態にして調理を行います。そのため、水分を伴わない調理にはむいていません。角煮やカレーなど、水分を伴い長時間煮込む調理を必要とする場合が最適と言われています。この高温・高圧下の調理により、野菜類ならば細胞壁が早く破壊され、肉類ならタンパク質や繊維が早く分解されます。
さらに加熱時、中の具材は踊らず通常の鍋で煮るよりも動きが静かで少ないので、大きな食材によく火を通しても、煮崩れが起きにくくなるというメリットもあります。また、沸騰による水分の減りがないため、少量の水で調理を行えます。そうすると、食材に含まれる水溶性の栄養成分を食材外に流出させにくく、栄養価がより高くなるというメリットもあります。
圧力鍋は時短調理だけでなく、よりキレイに、より栄養を逃さず調理できることがとても魅力的です。水分を伴う調理である必要があるため、煮込みものが中心となりますが、一般的に煮込みもの料理は用意するのは簡単だけど、煮込み時間に手間がかかる料理です。家庭料理がより良くなること間違いなしです。
圧力鍋を使ったレシピ本も多数出版!
一躍ヒットを当てた圧力鍋は、かつては万単位での販売であったものの、軽量化や技術が進みより安価での購入が可能になりました。圧力鍋の一般化にともない、圧力鍋を使ったレシピ本も多数出版されています。もし、好きな料理家の人がいるなら調べてみると良いかも知れません。
また出版本が多数あるならば、レシピサイトも充実しています。ティファールは独自のレシピを多数公開しているため、調理になれないうちはティファールのレシピを参考にすると良いです。やはり開発元のため、もっともティファールの圧力鍋を理解したレシピを紹介してくれます。
ティファールの圧力鍋はサイズや種類が豊富
圧力鍋を扱うメーカーはティファールの他にも多数存在しています。フィスラー(Fissler)、ヴェーエムエフ(WMF)、パール金属(Pearl Life)、ヘイワ(鋳物屋)、シリット(Silit)、ワンダーシェフ(Wonderchef)、ビタクラフト(VitaCraft)などどこも人気の調理器具を販売しているメーカーです。ティファールの圧力鍋は何が魅力なのでしょうか?
ティファールは、1956年にフランスで設立され、世界で初めて「こびりつかないフライパン」を発売した企業です。フランス人技師のマーク・グレゴリーが、趣味の釣り道具を合成樹脂でコーティングすることによって滑りやすくした自らのアイデアをヒントに、フッ素樹脂加工を施したこびりつかないフライパンを発明したのが始まりです。
1968年にセブ社の傘下となり、その後グループセブの1ブランドとして世界各地で親しまれています。日本では1998年に「取っ手のとれるティファール」(着脱式ハンドル付き調理器具)を発売し、爆発的なヒットとなり有名になりました。ティファールの調理器具はバリエーション豊かでかつ、効率的に使いやすいことが魅力です。取ってのとれるティファールはその代名詞と言えるでしょう。
他にも、食材を入れるベストなタイミングを目で見て判断しやすい「お知らせマーク」など、消費者が使いやすいことを目指している調理器具メーカーです。 圧力鍋も同じように、消費者が使いやすく、料理を楽しく行えるようサイズや種類を変えたラインナップを豊富に揃えています。
また、ティファールらしく片手でのワンタッチ開閉や360度どの位置でもセットできるフタなど、使い勝手が良くなっています。初心者から上級者まで満足できるラインナップです。価格帯は少し高めですが、品質に見合った価格です。購入して損はないでしょう。
ティファールの圧力鍋はIHにも対応している?
昨今ではオール電化の家が増えてきました。オール電化の家ではガスコンロではなく、IHと呼ばれる電磁調理器が設置されます。IHは空焚きなどによる火事の危険性が減るため、ガスコンロだけIHにしている家も増えています。それによって、調理器具もIHに対応したものを選ばないと使用できなくなりました。IH対応のものはガスコンロで使われる鍋となにが違うのでしょう?
IHというのは、電磁波によっておきる熱で調理する調理器具です。ですので、IH対応の調理器具は、電磁波に感応するもの(磁性体)でできていなければなりません。この特性を持つものを大ざっぱに言ってしまうと、磁石にくっつくものになります。見た目が鉄製でも、アルミ、ガラス、セラミックなど色々な素材が使われていて非磁性体であったり、弱磁性体であったりします。
このようなタイプのものだと電磁波による熱が伝わらず、鍋が温まりません。そのため、IH対応のものを使う必要があります。ちなみに、IHに対応しにくいものでも、一部の層に鉄分の粉を混ぜることによってIH対応にしているものもあります。見た目があきらかな土鍋でも、IH対応になっているものは鍋の底に磁性体を含んだ層を挟んでいるわけです。きちんと確認して選ぶと選択肢が狭まりません。
とはいえ、今やほとんどの鍋やフライパンなどの調理器具がIHに対応しています。圧力鍋も同様です。ティファールの圧力鍋ももちろん、IHに対応しています。ですのであまり厳選して選ばなくても大丈夫と言えるでしょう。しかし念のため、友人から譲り受けるさいなど確認するポイントを述べておきます。IH対応のものか確かめるポイントは3つです。
1つ目は底が平らなもの、2つ目は圧力鍋の直径が12~26センチメートル以内であること、3つ目はマグネットがくっつく素材(ステンレス・鉄など)であること、以上がポイントになります。これらの条件を満たしていないとIH非対応の可能性がありますので、注意して下さい。
ティファールの圧力鍋「クリプソミニットパーフェクト」について
それではまず、クリプソシリーズの「クリプソミニットパーフェクト」について紹介します。クリプソシリーズとは、ティファールだけの特許技術となっているワンタッチで簡単にフタの開閉ができることが特徴の圧力鍋シリーズです。このワンタッチで簡単にフタの開閉ができる機能は、初心者にも上級者にも嬉しい仕様になります。
圧力鍋のフタは、完全な密閉を行うために閉めにくかったり、重くて開けにくかったりすることが多いです。また、クリプソシリーズのフタはワンタッチ開閉だけでなく、フタに付いているレバーをひねるだけで食材に合わせて圧力を切り替えられるのが魅力です。他にも蒸気を排出する場合や手入れの時に取り外しが必要な場合には、指定された部分にレバーを合わせるだけで蒸気排出や着脱が可能となります。
クリプソは「初心者でも簡単に圧力調理ができる」というポイントで、ティファールが販売している商品です。昨年はさらなる改良を重ね、従来のモデルから本体重量が従来から約30パーセント軽量化されており、より扱いやすくなりました。説明書もわかりやすく、初心者にむいている商品です。クリプソミニットパーフェクトは、6Lモデルと4.5Lモデルの2種類が展開されています。
クリプソミニットパーフェクトはどんなサイズがある?
6Lと4.5Lと言われても具体的なサイズ感はわかりにくいです。6Lは具体的に言うと4~6人用、白米で例えると6合分です。4.5Lは2~4人用、白米で例えると4.5合分くらいと考えて下さい。そしてクリプソミニットパーフェクトの本体重量は、6Lモデルが2350グラム、4.5Lモデルが2250グラムになります。ついでにここで価格についてもお話しします。6Lは公式価格で34020円(税込)、4.5Lで32400円(税込み)です。
ティファールの調理器具は、値段に対し相応の機能があることも魅力の1つです。ですので、クリプソミニットパーフェクトの値段は一般的に妥当だと言われるような金額ですが、家庭によってはなかなか手がだしずらい価格帯でもあります。しかし、価格.comなどの比較サイトをチェックしてみると約10000円以上安くなって販売されている場所があることがわかります。あきらめずチェックしてみてください。
クリプソミニットパーフェクトのセット内容
他にも気になるのはクリプソミニットパーフェクトに付属されるセット内容です。クリプソミニットパーフェクトには次のものが付属されます。39レシピが載ったレシピブックと、蒸し料理に便利な中かご、そして普通の調理に使えるガラスフタです。圧力鍋を使って作れる料理は数が多いとはいえ、大まかな分類でいえば限られます。そのため、普通の料理もできるようガラスふたが付属は嬉しいポイントです。
片手で簡単に開閉ができる!
ティファールが特許を取っているこのフタの開閉は一番のポイントです。圧力鍋のフタは完全な密閉、圧力の調整機構などの機能が付くため重くなりがちです。しかし、クリプソシリーズはそんな重たい圧力鍋のフタを簡単にハンドルを片手で軽く上げ下げするだけで「ロックの解除/ロック」と「ふたの開閉」を同時にできてしまいます。ティファールの人気の理由はこの点が最も大きい要因です。
初心者でも安心のタイマー付き
圧力鍋は調理している間、中身の確認ができません。減圧せず開けてしまうと爆発してしまうため、調理を始めてしまうと途中で止めることが難しくなります。そのため、圧力鍋の調理は大切な火加減の調節が難しいと言われています。そんな悩みを解決するのがタイマーです。タイマーは火加減のタイミングをアラームで教えてくれます。クリプソミニットパーフェクトは圧力鍋初心者にとてもおすすめしたい商品です。
ティファールの圧力鍋「クリプソミニットイージー」について
次に、同じくクリプソシリーズの「クリプソミニットイージー」について紹介します。こちらもクリプソミニットパーフェクトと同じく、昨年の秋に30パーセント軽量化されて新たに販売を開始しました。クリプソミニットイージーはクリプソミニットパーフェクトと比べると、機能が落ちていますが、その分価格も安くなっています。またカラーリングの展開があるのも特徴です。
クリプソイージーにはどんなサイズがある?
クリプソミニットイージーはパーフェクトと同じく、6Lと4.5Lのモデルが展開されています。重さはパーフェクトと比べると少し軽くなります。6Lモデルが2300グラム、4.5Lモデルが2200グラムです。価格は、4.5Lで26460円(税込)、6Lで28620円(税込み)です。カラーリングはルビーレッドとサックスブルーの2色でどちらもお洒落なカラーリングです。
クリプソミニットイージーのセット内容
クリプソミニットイージーに付属されるセット内容は次のものが付属されます。39レシピが載ったレシピブックと、蒸し料理に便利な中かごです。クリプソミニットパーフェクトには普通の鍋として使うためのガラスフタが付いてくるため少し物足りないきがします。
ミニットイージーと違いタイマーはついていない
また、クリプソミニットイージーにはタイマーがついていません。圧力鍋を使った調理には「火をつける・圧力がかかったら弱火・火を止める」という3工程が必要です。そのタイミングなどに慣れていない人や、初心者の人でも簡単に調理することができるよう、お知らせタイマーが付いているほうが圧力鍋は扱いやすく良いと言われています。
圧力鍋を使い慣れている人におすすめ
なんとなく難しい・危険などのイメージがある圧力鍋です。圧力鍋による事故は加熱時に起きることが多いですし、初心者の人はせめてタイマーがついているほうが安心して使えると思います。ティファールの商品は初心者でも使いやすくをポイントに作られていますが、クリプソミニットイージーは初心者には少し難しい仕様です。ちなみに別売りのタイマーもありますので、そちらの購入を検討するのもありかもしれません。
ティファールの圧力鍋を他にも紹介
ティファールの圧力鍋は非常に人気が高い商品です。取っ手がとれるティファールの知名度と、その他調理器具からの信頼性から、圧力鍋も常にランキングの上位にあります。やはり人気の理由は、使いやすさです。ティファールの商品は初心者でも使いやすくがポイントの1つです。そのため、圧力鍋について詳しくない人でも選んでしまう人もいるほどハズレのない圧力鍋として非常に人気があり、口コミでも評判が高いです。
そしてティファールの圧力鍋の人気の理由は機能性だけでなく、デザイン性の高さも由来しています。ティファールの調理器具は高級感やインテリア性が高いデザインとと口コミでも評判で、圧力鍋も例外ではありません。見た目が気に入っている人も非常に多いです。そんなティファールの圧力鍋をさらにいくつか紹介します。
簡単に開閉ができる「クリプソアーチ」
クリプソアーチはクリプソミニットパーフェクトの従来機です。クリプソミニットパーフェクト発売前までは、クリプソアーチシリーズがティファールの圧力鍋の中で最も人気でした。現在は、クリプソミニットパーフェクトに続き、クリプソミニットイージー、ニュートリクック、エクスペリエンス、デュオなど様々な新製品が販売されています。
それでも、クリプソアーチは人気商品です。口コミの評判も高く、おそらくグッドデザイン賞の受賞などから大きくティファールの特許を持つフタが有名になった製品だからでしょう。現在はティファールの公式サイトでは直営店のみの取り扱いとなっています。しかし、一部通販サイトでも取り扱っているようなので、どうしてもクリプソアーチが良い方は探してみて下さい。価格.comで見てみると、約13000円からになります。
一人暮らし向き「セキュアネオ」
今までは両手持ちの鍋ばかり紹介してきました。セキュアはティファールが扱う圧力鍋の中で唯一の片手鍋です。商品展開は3Lと6Lモデルです。3Lモデルはティファールの圧力鍋の中でもっとも小さいサイズですので、一人暮らしに向いていると言えます。もちろんIHにも対応しています。圧力も、低圧・高圧の2段階で変えられますこちらも公式サイトでは直営店での販売のみです。
おそらく探せば通販サイト等で販売されている場合もありますが、メーカーの10年保障についてはどこで購入するかにもよるので確認したほうがよいです。また、セキュアは中国製のため、他のフランス製の圧力鍋と比べると非常に安価になっています。口コミでは、中国製なことに驚きつつも、その性能の高さから評判が良いです。
出典: https://buyee.jp
また、3Lのサイズは小さいため口コミで悩んでいる人も多く見られましたが、3人以下の家庭ではちょうど良かったとの口コミが多く見られました。場所をとらず安価なセキュアネオは一人暮らしや少人数の家庭におすすめです。
2in1の特殊な圧力鍋「クリプソミニットデュオ」
クリプソミニットデュオはティファールの中でもやや特殊な製品です。気温的な仕様はクリプソミニットパーフェクトと同じですが、気圧をかけない状態で、 鍋としても利用できるという点が特徴になります。圧力鍋としての機能と、普通の鍋としての機能、両者を含んでいるため2in1というキーワードで売り出されています。
なにが通常の圧力鍋と違うのかというと、普通の圧力鍋より強力なチタンコーティングがなされるため、ヘラを利用した炒め料理にも対応できます。1人暮らしなどで、キッチンが狭めな方のニーズを遡及した製品です。しかし、この製品はタイマーが付かないほか、他の製品に付属する10年保証がない点は注意が必要です。炒め物に利用すると、どうしてもフッ素コーティングが傷んでしまいます。また、他機より重めです。
4.2Lモデルと5.2Lモデルがあり、価格は23760円と24840円です。口コミでは、フッ素加工がされているため以前気になっていた鍋内のこびりつきがなくなったことが嬉しい、洗いやすく扱いやすいとこれらの点について評判が良いです。反面、4.2Lモデルは3~4人の家庭では物足りないという口コミも見られました。男兄弟の家庭と女兄弟での家庭では食べる量も大きく違います。この点は考慮したほうが良さそうです。
ティファールの圧力鍋の口コミは?
先ほどから、口コミも併せて紹介してきました。基本ティファールの調理器具はのきなみ口コミの評判がとても高いです。その口コミのほとんどが、ティファールの圧力鍋の機能性の高さを評価しています。次に高く評価されているのはデザイン性です。機能性が高くおしゃれなため、母親や姪っ子甥っ子、孫へのプレゼントによく選ばれます。口コミではプレゼントしたという報告が多く、そのどれもが喜ばれたといううれしい口コミでした。
逆に評価が低い口コミが使用頻度が低いのに壊れてしまったり、鍋が爆発したというものが見られました。前者はメーカーの責任ですが、後者の口コミは使用者の扱い方にもよる面があります。圧力鍋は安心設計が進み、特にティファールの圧力鍋は圧力も低めで安全に作られています。しかし、なにが起きるかわかりません。圧力鍋を扱うときはきちんと説明書を読みましょう。
ティファールの圧力鍋の中かごの使い方を紹介
付属の中かごで蒸し器としても使えるティファールの圧力鍋
ティファールの圧力鍋のほとんどに、中かごと呼ばれる調理器具がついてきます。中かごは圧力鍋を蒸し器として使うことができるようにしてくれる調理器具です。他にも、中かごは落としぶたとしても使えます。煮込み料理だけで無く、蒸し料理にも圧力鍋を活用できるのはとても魅力的です。
使い方は普段の圧力鍋と同じ!
中かごの使い方はとても簡単です。水を入れ、 中かごの上に蒸し物を置いて、 圧力がかかるまで強火にかけて、 圧力がかかったら弱火にして後は待つだけです。圧力鍋の普通の使い方と変わりありません。また、ティファールの公式サイトには中かごを使ったレシピがいくつもあります。
中かごを使用したレシピを検索するときは、「ティファール」、「中かご」、「レシピ」の3単語をgoogleで検索してみて下さい。ティファールのサイト内で中かごとレシピのワードが入ったページを検索してくれます。公式のレシピを是非参考にして、中かごを活用してみてください。
中かごを使ったおすすめレシピ「茶碗蒸し」
充実したティファールの公式レシピの中から、中かごを利用したレシピを1つ紹介します。「茶碗蒸し」です。茶碗蒸しは、やり方次第ではとても簡単につくれます。しかし崩れやすく、味はともかくきれいに作るのが難しい料理と言われています。そんな繊細な蒸し物も圧力鍋にまかせれば簡単です。
材料 (4人分)は、卵2個、芝えび8尾、鶏のささ身2本、生しいたけ4枚、ぎんなん(缶詰)8個、みつば適量、ゆずの皮適量、しょうゆ少々です。そして、だし用にだし汁400cc、塩小さじ3/4杯、しょうゆ小さじ1必要になります。調理時間は25分です。まず、ボウルに卵を溶きほぐし、だし汁400cc、塩小さじ3/4杯、しょうゆ小さじ1を加えてよく混ぜ合わせ、ざる等で漉します。
えびは殻と背ワタをとり除き、ささ身はひと口大に切り、それぞれ、しょうゆ(分量外)で軽く洗います。生しいたけは石づきをとり、表面に飾り包丁を入れましょう。器に下処理した材料を入れ、最初に混ぜ合わせ漉したの卵液を注ぎます。圧力なべに水600cc(分量外)を入れ、中かごと材料を入れた器をセットし、ふたをして加圧します。
加圧時間は高圧/低圧切替タイプの場合、高圧1分/低圧2分→蒸らし10分、圧力切替がないタイプの場合2分→蒸らし10分の手順で加圧して下さい。加圧終了後火を止め、蒸らし時間をとり、圧力を下げてふたをあけます。茶碗蒸し用の器の付属蓋、もしくはアルミホイルでふたをすると、さらにきれいにできます。
加圧中は弱火にしてください。茶碗蒸しを圧力鍋でつくると、圧力鍋の特徴の1つである、内部で具材が踊らないという特性が存分に活かされます。ぜひ、ティファールの圧力鍋に付属されている中かごを活かして、茶碗蒸しを作ってみて下さい。
ティファールの圧力鍋を使ってみよう!
ティファールの圧力鍋についてどうでしたか?ティファールの圧力鍋は初心者にとてもむいています。特に、お知らせタイマーは初心者には必須の機能です。フタの開閉、重さなどの使い勝手も良く、とくにクリプソシリーズは口コミでも評判がよい圧力鍋になります。安心安全、信頼のあるティファールで圧力鍋デビューをはたしてみるのはどうでしょう?