キムチのカロリーは高いし太る?糖質や塩分がどれくらいかも紹介!
韓国の国民食の1つであるキムチは、その辛味から多くの人を虜にしてきた素晴らしい料理です。しかし、そんなキムチのカロリーは高いのでしょうか。最近では、韓流ブームによってキムチ以外の料理も普及してきました。そして、キムチを使ったダイエット「キムチダイエット」も現れました。そんなキムチのカロリーは高いのか紹介していきます。糖分や塩分についても紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
目次
キムチのカロリーがどれくらいか知りたい!
キムチといえば、代表的な辛い食べ物です。あのピリッとくる辛味が多くの人を魅了している韓国料理です。どうしても食べ過ぎてしまうキムチですが、キムチのカロリーは一体どれくらいなのでしょう。昨今の韓流ブームによって韓国コスメを始めとした多くのものが韓国からやってきました。そして、その流れの中でキムチダイエットというものも流行っています。
たしかに、韓国といえば美男美女が数多くいる国の1つです。美容大国ともいわれるくらいの国の国民食であるキムチには韓国人のような美男美女と何かしらの関係があると思わずにはいられません。そして、そんなキムチを使ってダイエットに成功した方もいるので、ダイエット効果があるのは確かです。そこで、今回はキムチのカロリーについて紹介していきますので、良かったらぜひ参考にしてください。
キムチのカロリーは高いか調査!
そもそも、キムチは本当にダイエットの効果があるのでしょうか。ただ単純にダイエット効果があるという理由でキムチを食べ過ぎるともしかしたらカロリーオーバーをしてしまうかもしれません。そして、そもそもキムチ自体カロリーが高い可能性も否めません。なので、今回は実際のところキムチのカロリーは高いかどうかについて調査してきました。カロリー量を参考にしてダイエット中の食事にうまく取り込んでください。
キムチ1パックのカロリー
まずは、キムチ1パックのカロリーについて紹介していきます。スーパーマーケットやコンビニエンスストアではキムチは基本的にパックで販売をしているので、始めに1パックあたりのカロリーを把握しておくことが大切です。多くのキムチは1パックあたり300グラムほどなので、今回は1パックあたりを300グラムとして計算します。そうすると、キムチ1パック当たりのカロリーは138キロカロリーになります。
300グラムで138キロカロリーと聞いて、高いと思った人の方が少ないと思います。それもそのはず、1グラムあたりのカロリーが1キロカロリーを下回っているからです。たしかに、カロリーだけで見るとキムチのカロリーはかなり低めに設定されています。なので、カロリー制限のようなタイプのダイエットをしている人はダイエット中にキムチを食べることは大して問題がないということになります。
キムチ1皿分のカロリー
そして、肝心なのがキムチ1皿分のカロリーになります。これは要するにキムチ1食あたりのカロリーということになります。この量には個人差があるので一概にこの1食分のカロリーがこれぐらいということは言えません。なので、今回はキムチ1皿あたりに使うキムチの量を50グラムとして計算します。キムチ1皿分のカロリーはたったの23キロカロリーになります。
参考までに、ご飯1膳とキムチ1皿分のカロリーを比べてみましょう。1膳160グラムとして、ご飯1膳のカロリーは269キロカロリーになります。一方で、キムチ1皿分のカロリーは23キロカロリーとなるので、キムチを12皿分食べることで初めてご飯1膳のカロリーと同じ量になります。キムチ12皿分といったら、コース料理でそれくらいの量が使われるくらいなので、カロリーが低いことは火を見るよりも明らかになります。
キムチ100グラムのカロリー
次にキムチ100グラムあたりのカロリーです。結論から言うと、キムチ100グラムあたりのカロリーは46キロカロリーになります。これは、シンプルに先ほどの1皿分のカロリーを2倍しただけになります。100グラムで46キロカロリーだけとなれば、ダイエット中に出てくる料理の味変としてキムチを出しても問題がないということになります。絶賛ダイエット中の方はぜひキムチを食べてみてください。
キムチの他の食べ物を比べてみよう
先ほど、キムチ1皿あたりのカロリーとごはん1膳あたりのカロリーについて比べました。今回は他の食品とも比べてみたいと思います。今回比べるために用意した食品は、日本の国民食の1つである味噌汁と、外国の方が興味も持っている日本食の納豆です。これらはどれも日本ではポピュラーな食べ物になっています。ちなみに、今回はキムチは1皿あたり、納豆は1パックあたり、そして味噌汁は1杯あたりのカロリーで比較します。
まずは、先ほど紹介したキムチです。キムチは1皿あたり23キロカロリーです。そして、味噌汁1杯あたりのカロリーは43キロカロリーになります。味噌汁自体、カロリーが高いイメージを持っている人がいたと思いますが、意外にもカロリーは低くなっているのです。しかし、それでキムチ1皿あたりのカロリーは味噌汁1杯あたりのカロリーよりも低い数字になっているのです。
次に日本人が好んで食べる納豆について紹介します。納豆のカロリーは1パックあたり109キロカロリーです。この量はキムチ1皿あたりのカロリーのほぼ5倍です。納豆のカロリーがここまで高いと感じるのも、キムチ1皿あたりのカロリーが低すぎるからです。納豆も味噌汁も食品の中では低カロリーな食べ物に部類されますが、キムチの前ではカロリーが高い方になってしまいます。
キムチは低カロリーでも食べ過ぎには注意
そんな低カロリーでダイエットに向いているキムチですが、食べ過ぎには十分気を付けてください。辛いものというのは、時によってクセになることもあります。それらが相まってキムチを思わずたくさん食べるという人は出てきます。特に日本で販売されているキムチは、辛いだけではなく味も濃く歯ごたえがあるので、食欲がどんどん進んでしまいます。そして、中毒的な辛さで箸が止まらなくなることも時々あります。
キムチを食べ過ぎないようにするため、もしくは食べ過ぎても影響を与えないための一番の方法はサプリメントを摂取することです。最近ではカロリミットをはじめとした摂取した分の栄養やカロリーの吸収を抑えるサプリメントが発達しているので、それらを使うことをおすすめします。食べ過ぎた分のカロリーや栄養素をサプリメントを使って制限をするといことですが、自分でセーブをかけることが一番大事です。
また、余裕のある人は韓国産のキムチを食べることをおすすめします。韓国産のキムチは日本で作られたキムチよりもあっさりしているので、濃い味にどうしてもハマってしまう人は韓国産のキムチを食べてみてください。以前は韓国産のキムチを購入できるのは一部のスーパーマーケットのみとなっていましたが、最近では輸入食品を販売しているお店やオンラインショップが増えてきたので、手軽に買うことができます。
キムチの糖質と塩分を見てみよう
カロリーだけで見たところ、キムチはダイエットに最適な料理という結果になりました。しかし、キムチに含まれている糖質と塩分の量はどうでしょうか。これらの量は糖質制限ダイエットをしている人にとっては必見です。そして、塩分の量は制限を設けている人や、生活習慣病の為に塩分の摂取を止められている人もいると思うので、糖質と塩分の量を具体的に紹介していきますので良かったら参考にしてみてください。
一日の塩分摂取量の目安は?
そもそも、一日の塩分摂取量の目安というのはご存知ですか。これを知らなければ、キムチに含まれている塩分が多いかどうかも判断できません。なので、キムチの塩分量を説明する前に、一日当たりの塩分摂取量について紹介していきたいと思います。ちなみに、塩分以外にも、糖質や脂質、炭水化物、タンパク質などのすべての栄養素にも一日の摂取量の目安というものが設定されているので、気になったらぜひ調べてみてください。
まず初めに、この一日当たりの摂取量の目安は厚生労働省が制定している数字になります。厚生労働省のデータによると、塩分の一日摂取量の目安は男性は8グラム、女性の場合は7グラムとなっています。この量は、通常の食事と比べてかなり少ない塩分量となります。8グラムほどでしたら、1日どころか、常に外食をしている人だと1食で軽くオーバーしてしまう数字になっています。これからは、塩分を意識して料理をしてみましょう。
キムチ1個分の塩分と糖質は?
一日当たりの塩分の摂取量の目安について理解したところで、肝心のキムチの塩分量と糖質につちえ説明していきたいと思います。1皿(50グラム)あたりの塩分の量は1.1グラムになります。これは1日の塩分摂取量目安の15%ほどになります。これに加えてメインの塩分も加わると軽くオーバーします。味噌汁でさえも同じ量で0.5グラムになっているので、キムチの塩分がいかに高いかがよくわかります。
そして、一番気になるところでもある糖質の量ですが、キムチ1皿あたりおよそ3グラムになります。3グラムと聞いて、糖質の量が多いと思う方はそこまで多くないと思いますが、問題はそこではありません。キムチと一緒に食べるものと言えばごはんです。キムチと一緒に食べることで食べるごはんの量が増えてしまいます。糖質制限ダイエットの場合、一日に150グラム以内に糖質を収める必要があります。
つまり、糖質だけで考えた場合、キムチ自体の糖質はそこまで問題はありませんが、キムチのおかげでごはんがかなり進んでしまうということになります。キムチと一緒にご飯を食べた結果糖質がオーバーしていますといことがあり得ます。なので、ごはんの食べ過ぎを防ぐために糖質制限ダイエット中はキムチの摂取もやめるということも作戦の1つとして考えておく必要があります。
キムチ100グラムの塩分と糖質は?
キムチ100グラムの塩分と糖質について説明していきます。これらの計算はとても簡単で、キムチ1皿あたりの塩分量と糖質の量を2倍すればよいだけです。それぞれ、塩分量は2.2グラム、そして糖質は6グラムとなります。単純に毎食キムチを食べる場合はこれ以上の塩分と糖質を摂取すると思ったほうがよいと思います。そう考えると、塩分と糖質はかなり高いという結果になるので、節度を持ってキムチを食べてみてください。
キムチの栄養と効果は?
キムチはカロリーや塩分、糖質から見るとダイエットには向いてはいるが、ダイエット初心者には扱いが難しいような食品になっています。しかし、キムチにはそれ以外の恩恵もあるのです。それこそが、キムチの栄養とキムチにある効果になります。今回はそれらを紹介していくので良かったら参考にしてみてください。
カブサイシンの力で脂肪燃焼!
まず初めに、キムチにはカブサイシンと言われる成分が他の食品よりも多く含まれています。これは、辛味の中に含まれるものですが、脂肪燃焼を促進させるような成分になっています。カブサイシンは使われていない脂肪分の燃焼を促進してくれるものなので、燃焼自体を促進させるカテキンと一緒に摂取すると脂肪燃焼効率が上がるのでぜひやってみてください。
白菜に含まれる食物繊維で便秘解消
キムチの中にある野菜の1つである白菜には食物繊維が豊富に含まれています。この食物繊維は腸の動きを活発にして便秘を解消してくれる働きをします。便秘は続けば他の症状も発生するので、これは嬉しい作用になってきます。そして、便秘によるポッコリお腹も解消されるので、スタイルを気にする日tからしたら嬉しい効果になっています。
乳酸菌もたっぷりで整腸作用あり!
そして、キムチには乳酸菌がたくさん含まれています。乳酸菌は体内で生成することができない菌の1つで、悪玉菌をやっつけてくれる頼もしい菌になっています。悪玉菌が減ることで腸内環境が良くなり、結果的にお腹の調子も良くなります。これは同時に便通も良くなるということです。しかも、食物繊維も同時に摂取できるのはキムチのみとなっているので、良かったらぜひ食べてください。
キムチと納豆の組み合わせが最強!
キムチといえば、ごはんと一緒に食べるのが定番となっていますが、実はごはんより納豆の方が美味しく、さらにごはんよりもヘルシーに摂取することができます。キムチによって食物繊維、乳酸菌、そしてカブサイシンを摂取し、納豆からも食物繊維と良質なタンパク質を摂取することができ、カロリーも200キロカロリー以内に抑えられます。味も美味しいので、騙されたと思ってぜひやってみてください。
キムチの低カロリー簡単レシピ
キムチの嬉しい効果を理解してもらったところで、次にキムチを使った低カロリー簡単レシピについて紹介していきたいと思います。これらは、誰でも手軽に作ることができます。そして、調理に時間がかからないので、忙しい人でも簡単にできます。良かったら参考にしてみてください。
豆腐で満足感アップ「キムチ豆腐」
最初に紹介するのは、キムチ豆腐です。これは、いわゆるキムチ納豆の上位互換と言っても問題ありません。キムチ納豆と同じ効果でなおかつ満足感もあるので、これが朝食か夕食になっても十分です。作り方もシンプルで、豆腐の上にキムチを乗せるだけです。もはや調理ともいえないほど簡単なので、ぜひやってみてください。
豚肉のビタミンパワーで脂肪燃焼「簡単激ウマ豚キムチ」
次に紹介するのは、簡単に作れる豚キムチです。豚肉から動物性タンパク質を摂取でき、なおかつ食物繊維も摂取できます。そして、豚肉はビタミンが豊富に含まれているので、脂肪燃焼を促進してくれます。こちらn作り方は、キムチと一緒に豚肉を炒めるだけです。難しいことは何もないので思い立ったらぜひやってみてください。
栄養豊富なダイエット食「鯖缶と豆腐のキムチ煮」
最後に紹介するのは、鯖缶と豆腐を使ったキムチ煮です。栄養が豊富に摂取できるにもかかわらずカロリーを低く抑えて満足感を得ることができる立派なダイエット食になります。作り方もシンプルで、鯖缶、豆腐、そしてキムチを沸騰したお湯の中にいれて煮るだけです。これは少し作業が必要ですが、それでも簡単に作ることができるので、良かったやってみてください。
キムチは食べ方次第で低カロリーで痩せる!
いかがでしたか。今回はキムチのカロリー、塩分量と糖質、キムチの栄養と効果、そしてキムチを使ったアレンジレシピについて紹介してきました。キムチの扱いはダイエット初心者には少し難しいものになっていますが、キムチを使いこなすことでダイエットの効率を上げる魔法の食品になっています。上手にキムチを使ってダイエットを成功させましょう。