ストウブ鍋の選び方やおすすめサイズは?使い始めのお手入れなども紹介!

フランス発祥の鋳物ホーロー製の「ストウブ鍋」が人気です。プロのシェフたちが開発した鍋でもあり、一般家庭でも料理がより美味しく作れると評判です。このストウブ鍋はサイズや種類も豊富で、迷った時のサイズの選び方や使い始めに必須のお手入れや、日々のお手入れ方法を紹介しています。ストウブ鍋を手にしたら、ぜひ作って欲しいレシピもありますので参考にして、ストウブ鍋ならではの性能を存分に実感してください。

ストウブ鍋の選び方やおすすめサイズは?使い始めのお手入れなども紹介!のイメージ

目次

  1. 1料理の幅が広がる魅力のストウブ鍋
  2. 2ストウブ鍋の特徴
  3. 3初めて使うストウブ鍋の選び方
  4. 42つ目のストウブ鍋の選び方
  5. 5ストウブ鍋の使い始めは?
  6. 6ストウブ鍋を長く使うためのお手入れ方法
  7. 7ストウブ鍋を使った調理「鶏肉と野菜の蒸し焼き」
  8. 8ストウブ鍋を使った調理「ご飯を炊く」
  9. 9ストウブ鍋を使った調理「肉じゃが」
  10. 10ストウブ鍋を使った調理「カレー」
  11. 11ストウブ鍋を使った調理「ローストビーフ」
  12. 12ストウブ鍋を使った調理「パンを焼く」
  13. 13ストウブ鍋を使った調理「デザート」
  14. 14ストウブ鍋が1つあれば広がる料理の世界

料理の幅が広がる魅力のストウブ鍋

鋳物ホーロー鍋の代表ともいえる「ストウブ」は、フランスでスランシス・ストウブ氏が料理をするプロであるシェフ達と共同開発し誕生した調理器具です。初めはプロ用として販売されたものが、世界的に広まりサイズも増え、家庭用としも愛用者の多い鍋です。見た目のおしゃれなデザインや、サイズとカラーバリエーションも豊富になっていて、ますますその魅力を広げています。

同じような鋳物ホーロー鍋では「ル・クルーゼ」も有名ですが、「ストウブ」は現役で活躍するプロの調理人たちにも選ばれるものでありながら、家庭でも美味しい料理ができるという魅力があります。このストウブ鍋の選び方やおすすめサイズ、使い始めから普段のお手入れ法、ストウブ鍋でぜひ作って欲しい料理レシピを紹介していきます。

ストウブ鍋の特徴

ストウブ鍋は、どのサイズも密閉性と熱伝導性が高く、保温性にも優れています。1つの鍋で、蒸す、焼く、炊く等ができ、オーブン料理もできてしまいます。特に大きな特徴となる点を挙げます。

熱伝導性と密閉性が高いストウブ鍋

ストウブ鍋は分厚い鉄で造られ、表面にはガラス質をコーティングしている鋳物ホーロー鍋です。鉄の層があるために、鍋全体の熱伝導率が高くなり、一度温まると冷めにくいため、長時間の煮込み料理に向いています。また、蓋にも重さがあるため、鍋本体がぴったりと閉じられ、加熱することで内部で発生した水蒸気も漏れにくく密閉性が高くなるので、素材の持つ水分を活かした調理が可能です。

熱伝導性が高く、一度内部を温めてしまうと、それを密閉した状態で置くだけで、加熱を止めても保温性によって、煮込み料理も作ることができます。また、食材の水分を使うことで、余分な水を足す必要がないので、素材の旨味もひきだしてくれます。さらに鍋本体の表面は、ザラザラとした加工を施し、油とのなじみをよくしていて、表面積を多くすることで、食材がなべ底に焦げつきにくく、お手入れも簡単という工夫がされています。

蓋の突起が料理を美味しくするストウブ鍋

ストウブ鍋の蓋の裏には突起があります。これは「ピコ」といわれるもので、ストウブ鍋の中で加熱されて発生した蒸気が、蓋の裏につき、このピコの突起を使って水滴になり、食材の上へ落ちます。この蒸気が循環することで、食材の水分を使いつつも、乾燥してしまうことなく、ジューシーな仕上がりの料理ができます。

ストウブ鍋のサイズではなく、種類が変わると蓋の裏の突起の形状もかわります。蓋がドーム型をした、広くて浅いブレイザーには、波のような突起があり、より蒸気がたっぷりと鍋の内側に落ちるように工夫されています。ストウブ鍋を使った後のお手入れで、洗って乾かそうとして蓋をして火にかけると、いつまでも蒸気がでては水滴になるので、なかなか乾きません。乾燥させるためには、蓋をとって火にかけるようにしてください。

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初めて使うストウブ鍋の選び方

ストウブ鍋には、鍋のデザインが異なるもの、サイズ展開があるものがあります。代表的なものは、本体の深さがある「ピコ・ココット」ですが、これにも丸い形のラウンドと、だ円形をしたオーバルがあります。また高さを低めにした「ブレイザー」、ステーキを焼くときにおすすめな「グリルパン」、さらに炊飯用に特化した「ゴハン」などがあり、それぞれにサイズ展開もあります。

どれを手にするか迷った時の選び方で、使い始めの1つにおすすめは「ピコ・ココット」のラウンドです。正円デザインで、選び方としてはオーソドックスですが、活用できる調理の幅が広いストウブ鍋です。ラウンド型は形が丸く、オーバルに比べて熱が鍋内部に均一に伝わるので、初めてのストウブ鍋の選び方として最適です。サイズバリエーションも豊富ですが、家庭用なら、3Lくらいの実用量がある22cm、24cmがおすすめです。

使い始めのサイズの選び方も迷うところですが、一人分または二人分の料理を作るのであれば、実容量が1.8Ⅼくらいの20cm、18cmでも十分です。ちなみに最少サイズは10cmから実容量10Ⅼにもなる30cmまで、サイズ展開があります。大人数の家族や、ホームパーティー用にということであれば、28cmくらいのものもよいですが、重量が7Kg以上になってくるので、最初のストウブ鍋なら3~4Kg前後の20cm、22cmがおすすめです。

2つ目のストウブ鍋の選び方

初めて手にしたストウブ鍋を気に入って、2つ目のストウブ鍋の選び方で迷った場合は、よく料理するもののレシピを考えて選ぶのがおすすめです。野菜や肉の煮込み料理が多いなら、サイズ違いのラウンド、丸ごとの魚やおおぶりなお肉を煮込んだり、蒸したりするようならだ円型のオーバル、炊飯をメインにしたものならゴハン、というようになります。お手入れ方法はどれも同じなので、料理の幅、作りたい量で選びます。

また2つ目のストウブ鍋となるなら、1つ目のものとカラーを同じものにすると、キッチンやテーブルの上に置いたときにもすっきりとします。反対に1つはキッチンで頻繁に使うから汚れが目立たないダークな色のものにして、2つ目は見せる収納にもなる明るい色という選び方もできます。お手入れをきちんとすれば、おもてなし料理の器にもなるサイズもあります。

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ストウブ鍋の使い始めは?

ストウブ鍋で初めて料理する前、使い始めには「シーズニング」という鍋の表面に油をならすお手入れ作業が必要です。この作業をすることで、調理しやすく、より長く使える調理器具となります。使い始めの作業の最初は、どのサイズも本体、蓋ともに確認して破損がないか、蓋がきちんと閉じるか、取っ手のぐらつきはないか確認します。問題なければ、貼ってあるシールをはがしてお湯で全体を洗い、しっかりと乾かします。

使い始めの作業で、乾いた鍋本体の表面に、オリーブオイルでもサラダオイルでもよいので、はけやキッチンペーパーをつかって、ムラなく塗り込んでいきます。表面に細かな凹凸があるので、油を多めに使って、表面がテカテカとするくらいに塗ります。そして、蓋をしないで弱火で3分ほど加熱します。鍋全体があたたまったら、火をとめて蓋をして自然と冷めるのを待ちます。このお手入れ作業が使い始めには必要です。

冷めた鍋を開けると、鍋肌になじまなかった油が浮いているので、キッチンペーパーできれいにふき取ります。蓋の方もふきとっておきます。これで使い始めに必要なシーズニングは終了です。シーズニングの作業は使い始めにするだけでもよいのですが、無水料理や炊飯など、油分の少ない料理を頻繁にするようなら、定期的にこの使い始めのお手入れ作業シーズニングをすると焦げもでにくい状態をキープできます。

ストウブ鍋を長く使うためのお手入れ方法

ストウブ鍋を料理で使った後のお手入れは、お湯で洗い、汚れが落ちない時には普通に中性洗剤とスポンジを使って洗います。この時にはタワシは使いません。表面のホーロー加工に傷がついてしまいますので、やわらかなスポンジでこすって汚れを落とします。洗った後はしっかりと水気を拭き取り、乾燥させておけばお手入れは完了です。どのストウブ鍋、どのサイズのものでもお手入れ方法は同じです。

もしストウブ鍋を使っていて、鍋の底面に焦げつきができてしまった場合などのお手入れは、鍋にお水をいれて、底面が隠れるくらいの重曹をいれます。弱火にかけて沸騰させます。重曹を煮立たせるようにしていくと、重曹がなくなり、お湯がにごります。そうなったら火を止めて、温度が下がるまで放置しておきます。鍋が冷めたら、中身を流し、普通に水洗いするとコゲが落ちます。

鍋の表側、側面や火にあたる部分のコゲや汚れが気になる時も、同じように重曹を使って手入れができます。きれいにしたいストウブ鍋よりも大きめの鍋に水と重曹をいれ、そこにストウブ鍋を入れて弱火にかけます。20分くらい煮立てたら、ストウブ鍋をとりだし冷まします。表面の温度が下がったら、スポンジを使って水洗いをすると、ツルツルな表面に戻ります。カラーで選び方を迷っても、お手入れ次第で綺麗に保持できます。

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ストウブ鍋を使った調理「鶏肉と野菜の蒸し焼き」

ストウブ鍋を手に入れて、使い始めのシーズニングもしたら、最初に試して欲しいレシピは「鶏肉と野菜の蒸し焼き」です。ストウブ鍋の力が発揮される、焼く、蒸すがレシピに入っていて、食材の旨味を引き出すことが良く分かります。2人分を作るために、サイズの選び方は20cm前後のストウブ鍋がおすすめです。材料は鶏もも肉1枚、にんにく、玉ねぎ1個、酒(白ワイン)大さじ3、塩こしょう、長ネギ、にんじん、しめじなどです。

レシピは鶏もも肉を半分に切り、筋部分を除き、両面に塩こしょうをふっておきます。玉ねぎはくし切り、長ネギ、にんじんは2~3cmに切って、にんにくは皮をむいて軽くつぶしておきます。ストウブ鍋にオリーブオイル大さじ1をいれ、鶏肉の皮目を下にして中火にかけます。3分ほど加熱して、皮に焼き目がついたら、野菜とにんにく、酒をいれて蓋をします。蓋と本体の隙間から蒸気が出たら、弱火にして15分そのままにします。

蓋を閉めたまま、火をとめて10分放置して、余熱で調理します。ストウブ鍋では、この余熱調理をするレシピがよくあります。蓋の裏のピコについた蒸気が、食材に降り注ぎ、食材の旨味が上からも染みこみます。10分経過したら、出来上がりです。鶏肉を焼いて、野菜をいれて蒸すというだけですが、野菜もジューシーで素材の旨味を感じる仕上がりになっています。使い始めには、鶏の油もあっておすすめレシピです。

鶏肉は骨付きでもやわらかくでき、野菜も季節によって、キャベツやじゃがいも、とうもろこしなどもおすすめです。味付けは塩こしょうとシンプルですが、それだからこそ、野菜の甘み、鶏肉の旨味をしっかりと感じられる料理に仕上がります。調理後は冷めてから、洗って乾かすというお手入れだけで十分、次回も使えます。

ストウブ鍋を使った調理「ご飯を炊く」

ストウブ鍋で、ご飯を炊きたいという人も多くいます。何合のお米を炊くかによって、おすすめのサイズがあります。20cmサイズのものであれば2~4号まで炊けます。いつも1合~2合くらいしか炊かないという場合は、18cmサイズのものがおすすめの選び方です。「ラ ココット de GOHAN」という炊飯専用のストウブ鍋もありますが、こちらはSサイズで1合、Mサイズで2合がおすすめで3~4合くらいまではMサイズで炊けます。

お米をストウブ鍋で炊くときには、お米を研ぎ、ストウブ鍋に米と水をいれて30分ほど浸水させます。お米1合でお水200ccが目安ですが、固めの炊きあがりが好みなら1合あたり180~190ccでも大丈夫です。ストウブ鍋の蓋をして、中火にかけます。6~8分ほどして、蒸気がでてきたら弱火にして10分加熱します。その後火をけして10分蒸らして、炊き上がりです。

炊飯ジャーでも美味しくご飯がたけるものがありますが、ストウブ鍋もご飯の甘みをしっかりと引き出してくれ、慣れてしまえば、キッチンタイマーを活用して他の調理や家事をすすめながら、美味しいご飯を炊くことができます。炊き込みご飯も炊くことができ、慣れてきたら、お米と水、調味料、具材をいれて、蓋をせず強火にかけて、沸騰したら蓋をして弱火で10分、火を止め余熱で10分蒸らすことでも炊き込みご飯ができます。

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ストウブ鍋を使った調理「肉じゃが」

肉じゃがも人気のあるレシピですが、だし汁を使ってもうまくじゃがいもに味がしみていない、ということもありがちです。ストウブ鍋で肉じゃがを作る時には、だし汁を使わずに、調味料と玉ねぎの水分だけで作れてしまうので、うま味たっぷりのホクホクとしたものができまがります。材料は、牛肉150g(豚肉とあわせてもOK)、じゃがいも中3個、玉ねぎ1個、にんじん1本、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1、酒大さじ1です。

ストウブ鍋にオイルを大さじ1ほどいれて、中火にかけ、肉を炒めて砂糖、しょうゆ、酒をいれて炒め合わせます。そこに一口サイズにカットした野菜をいれてひと混ぜし、蓋をして中火から弱火で10分ほど加熱します。蒸気がでてきたら火をとめて10分ほど放置して余熱調理すればできあがりです。お肉をすき焼きのような濃いめの味付けをしてしまい、そこに玉ねぎや野菜の水分が加わり、味がしみてやわらかく仕上がります。

ストウブ鍋を使った調理「カレー」

ストウブ鍋だからこその特徴を活かして、野菜の水分でカレーを作ることができます。材料はいつも使っているもので十分ですが、水分がでるように玉ねぎを多め、トマト缶を1缶加えます。ストウブ鍋のサイズの選び方は、4~5人前くらいであれば、20cm、22cmサイズで十分作ることができます。玉ねぎ1個分くらいは、みじん切りにして、2個目の玉ねぎや野菜は一口大に切っておき、お肉もカットして塩こしょうをふっておきます。

ストウブ鍋にオリーブオイル大さじ1をいれ中火で加熱して、肉をいれて表面を焼き一度取り出します。弱火にしてにんにく、しょうがのみじん切り、玉ねぎをいれて透き通るくらいまでそのまま置きます。他の野菜をいれて、蓋をして弱火で15分加熱します。そして蓋をあけると野菜から水分がでているのが分かります。ここにトマト缶をいれてひと混ぜして、再度蓋をして弱火のまま10分加熱します。

カレールーを加えて、よく混ぜ5分ほど煮込めばできあがりです。いつも作っているカレーよりも、ドロッとした漢字になり、野菜の甘さもくわわりまろやかな仕上がりになっていると思います。じゃがいもなどは種類や季節によって、煮崩れてしまうこともあるので、ゴロゴロとした野菜が好みなら、野菜を電子レンジで加熱しておき、カレールーを加える直前にくわえて、ストウブ鍋で煮る時間を短めにしてください。

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ストウブ鍋を使った調理「ローストビーフ」

おもてなしや記念日の料理レシピに、ローストビーフを作りたい時にも、ストウブ鍋が活躍します。お手後を価格のブロック肉でも、美味しく仕上げられます。牛ももの塊肉400gほどに、塩こしょうを多めにまぶして、常温においておきます。ストウブ鍋にオリーブオイルを少しいれて、中火で加熱し、うっすっらと煙が立つまで温めたら、肉をいれて各面1分ほどおいて焼き目をつけます。

焼き目をつけた、塊肉をとりだして、アルミホイルで包み、包んだ状態で、火をけしたストウブ鍋にいれて、蓋をして30分放置します。その後、ストウブ鍋からとりだして、アルミホイルに包んだままの状態で室温で1時間置きます。この余熱でしっとりとむされて、ジューシーなローストビーフができます。

ストウブ鍋にでている肉汁に、玉ねぎのみじん切り、しょうゆ、みりん、はちみつをいれて、中火にかけてソースも作れます。ローストビーフをきりわけて、ローストビーフ丼にしても美味しくいただけます。

ストウブ鍋を使った調理「パンを焼く」

小麦粉をこねて、発酵させてねかせて、オーブンで焼くという手間のかかるパン作りも、ストウブ鍋をつかって、こねないパンを作ることができます。材料は、22cmサイズのストウブ鍋におすすめの量で、強力粉400g、塩6g、イースト小さじ1/8、水310ccです。レシピはボウルに材料を全部いれて、菜箸などでグルグルと混ぜ合わせます。ひとまとまりになってきたら、1次発酵として、ラップをして10時間ほど寝かせます。

前の晩に1次発酵の状態にしておき、翌朝に焼くようにするのもおすすめです。ストウブ鍋にオーブンシートをひいて、その上に丸めた生地をいれて蓋をして、250度に余熱したオーブンにいれて25分ほど置きます。この間は2次発酵になるので、余熱のみで待ち、その後ストウブ鍋の蓋を外して230度で15分ほど焼いたら出来上がりです。

外側はパリッとして中はしっとりとした、ハード系のパンが焼けます。ストウブ鍋をオーブンから出し入れする時には、火傷しないように気をつけてください。後片付け、手入れもオーブンシートを外すだけで簡単です。洗うなら、冷めてから洗うようにします。

ストウブ鍋を使った調理「デザート」

ストウブ鍋は、おかず、ご飯、パンだけでなく、スイーツも作ることができます。ホットケーキなら、ホットケーキの生地をいつも通りに準備しておきます。オーブンシートをひいたストウブ鍋に生地を入れて、蓋をして弱火で8分加熱して、火を止めて5分蒸らします。蓋を外して、生地を裏返して蓋をせずに1~2分弱火で焼き目をつけてできあがりです。厚さができて、ふんわりと仕上がります。

オーブンで蒸し焼きをして作る時間がかかるプリンも、ストウブ鍋を使って直火で作れる簡単レシピもあります。プリン液を作ったら、ココット型などにいれておきます。ストウブ鍋に1cmくらいの水をいれて、その上にクッキングシートをおき中火にかけます。お湯が沸騰したら、プリンを容器ごといれて、ストウブ鍋の蓋をして中火で2分加熱します。その後は火を止め30分そのまま余熱で蒸らします。

粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしてできあがりです。クッキングシートをひくのは、直接プリン液に熱が伝わるのをやわらかくするためです。ひかなくても作ることができますが、底部分が少し硬くなることもあります。ストウブ鍋を使うと、いつものデザートもふっくらとしたり、簡単な加熱と余熱だけで美味しくできます。

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ストウブ鍋が1つあれば広がる料理の世界

ストウブ鍋が1つあるだけでも、料理の幅がぐっと広がります。どの鍋にしようか迷った時の1つ目は、いつも作る料理の人数分から考えた選び方がおすすめです。2つ目は良く作る料理にあわせた用途やサイズ違いを選び、レシピの幅を広げてください。使い始めだけは、シーズニングが必要ですが、お手入れも簡単なストウブ鍋で、より美味しい料理を作ってください。

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