白菜カレーの人気レシピ！水なしで簡単調理できる話題のメニューも！

鍋や煮物など和食のイメージが強い白菜ですが、実はカレーにするととても美味しい野菜です。煮込むことで水分がたっぷり出る白菜は無水調理に向いているため、水なしで旨味たっぷりな白菜カレーを作ることも可能です。そこで本記事では白菜カレーの人気レシピを紹介します。

また、バズレシピでおなじみの料理家・リュウジさん考案の無水白菜カレーの作り方も詳しく解説します。白菜とカレーの組み合わせは意外に思うかもしれませんが、一度味わうと白菜カレーの美味しさの虜になるはずです。さまざまな具材と組み合わせて、美味しい白菜カレーを作ってみてください。

料理家・リュウジさん考案の、無水白菜カレーの作り方を詳しく解説します。水なしで白菜カレーを作ってみたい方は、ぜひ参考にしてください。

【材料】

• 白菜…250g
• 豚こま肉…180g
• バター…10g
• にんにく…1かけ
• ビール…大さじ5（75ml）
• カレールウ…2かけ
• ウスターソース…小さじ1
• 砂糖…小さじ1
• 温かいご飯…2人分
• あればドライパセリ…適量

バズレシピでおなじみのリュウジさん考案の無水白菜カレーは、ビールを加えることが最大の特徴です。ビールを加えることでホップの苦味がきいた、大人の白菜カレーになっています。白菜から水分が出るのでビールは大さじ5杯程度加えますが、夏場の水分が少ない白菜を使用する場合は、ビールの量を大さじ7杯に増やすと良いでしょう。

【作り方】

1. 白菜を2cm幅に切って、フライパンに敷き詰めます。
2. 豚肉を手でちぎって、白菜の上に乗せます。
3. バターを乗せ、にんにくをすりおろして乗せます。
4. ビールをかけて蓋をして、弱火で20〜25分ほど煮込みます。
5. ルウを入れ、砂糖とウスターソースを加えて混ぜ合わせます。
6. ご飯の上にかけてパセリを散らしたら完成です。

無水白菜カレーの作り方はとても簡単で、特に難しい工程はありません。豚肉も細切れの場合、ちぎらずそのまま乗せてもOKです。にんにくはチューブを使用しても良いのですが、おすすめは生のにんにくを使用することです。より香り高い白菜カレーに仕上がるので、面倒でもにんにくをすりおろす一手間を加えてください。

もしも煮込んでいる途中、水分が足りないと感じたら水を少量加えると良いでしょう。「無水」では無くなりますが、白菜によって水分量が違うため、少量の水が必要な場合もあります。

白菜はとても水分が多い野菜で、じっくり煮込むことでたっぷりの水分が染み出てきます。その水分を利用して白菜カレーを作ると、白菜が持つ本来の甘みや旨味をダイレクトに味わうことができるのです。水を使わない分素材の味が薄まらないので、より濃厚で旨味が濃縮した白菜カレーを堪能できます。

白菜は煮込めば煮込むほど水分が出てくるので、蓋をしてじっくり加熱するのがポイントです。最初は蓋が閉まらないくらい大量にあった白菜も、弱火でじっくり煮込むことでカサが減ります。大量に白菜を使うので、白菜カレーは余りがちな白菜の消費にも向いています。

白菜カレーの人気レシピを6選まとめました。鶏肉やひき肉で作る白菜カレーの他、ツナやベーコンで作る簡単な白菜カレーのレシピも紹介します。

【材料】

• 白菜…1/4株
• 合挽き肉…150g
• 玉ねぎ…1/2個
• トマトジュース…150cc
• にんにく…1かけ
• 生姜…1かけ
• カレールウ…1/2箱
• オリーブオイル…大さじ1

1. にんにく・生姜・玉ねぎをみじん切りにします。
2. 白菜は繊維に直角に、1〜1.5cm幅のざく切りにします。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにく、生姜を入れて弱火で炒めます。
4. 香りが出てきたらひき肉、玉ねぎを加え炒めます。
5. ひき肉に火が通ったら白菜とトマトジュースを入れます。
6. 蓋をして弱火で15〜20分ほど煮込みます。
7. 一度火を止めてルウを割り入れます。
8. 混ぜながら再び弱火で10分ほど煮込めば白菜カレーの完成です。

水の代わりにトマトジュースを加えて作る、さっぱり食べられる白菜カレーのレシピです。トマトジュースはトマトの旨味が凝縮されている上に、栄養も豊富です。白菜カレーに爽やかな酸味をプラスしてくれるので、複雑な味わいを簡単に作り出すことができます。

もちろんトマトジュースでは無く、水だけで調理も可能ですのでお好みで選ぶと良いでしょう。

【材料】

• 合挽き肉…200g
• 白菜…150g
• 酒…大さじ4
• カレールウ…2かけ
• ウスターソース…大さじ1
• ケチャップ…大さじ1
• バター…10g
• 塩・こしょう…少々
• ご飯…茶碗1杯分

1. 白菜は2〜3cmくらいのざく切りにします。
2. カレールウも溶けやすいようざっくり刻みます。
3. 耐熱ボウルにご飯以外の材料を全て入れて、ラップをかけて500wのレンジで8分加熱します。
4. 一度取り出して、全体を混ぜ合わせます。
5. 再度ラップをかけて500wのレンジで6分加熱します。
6. ひき肉に火が通ったら白菜カレーの完成です。

急に白菜カレーが食べたくなった時や一人暮らしの方におすすめなのが、レンジで作る白菜カレーです。材料をボウルに入れて加熱するだけで、レンジ調理とは思えないクオリティの白菜カレーが出来上がります。少量作るのに適したレシピですので、お手軽ランチにもぴったりです。

【材料】

• 鶏もも肉…1枚
• 白菜…1/8個
• マッシュルーム…1パック
• 生クリーム…200cc
• ローリエ…1枚
• 小麦粉…大さじ1
• 水…500cc
• サラダ油…適量
• チキンコンソメ…1個
• 砂糖…大さじ1
• カレールー…1/2箱（4キューブ）

1. 鶏肉は食べやすい大きさに切り、小麦粉をまんべんなくまぶします。
2. 鍋に油をしき、鶏肉を炒めます。
3. 大きめに切ったマッシュルームを加え一緒に炒めます。
4. 鶏肉の色が変わってきたらざく切りにした白菜を加え炒めます。
5. 軽く炒めたら水とローリエ、コンソメを入れて蓋をして煮込みます。
6. 沸騰してきたら蓋を取り、生クリームを入れます。
7. 砂糖、カレールーを加え、ルーが溶けるまで煮込んだら白菜カレーの完成です。

生クリーム入りでコクのある、濃厚な白菜カレーのレシピです。生クリームが入る分くどくなりすぎないよう、バターはあえて使用しません。生クリームが入っていますが意外とあっさりした、日本人の口に合う白菜カレーです。

圧力鍋を持っている方は、白菜カレーもぜひ圧力鍋で作ってみてください。野菜の旨味が溶け出し、甘くていつもより濃厚な白菜カレーに仕上がるはずです。白菜は小さめに切ると、トロトロとろけるような食感に仕上がります。反対にじゃがいもなど、煮崩れしやすい野菜は大きめに切ると良いでしょう。

圧力鍋を使用する事で、まるで何時間も煮込んだような白菜カレーを味わえます。野菜の旨味で甘いカレーに仕上がるので、小さな子供も喜んで食べてくれるでしょう。

和食のイメージが強い大根ですが、実は白菜カレーに加えるととても美味しい野菜です。大根だけだとあっさりした白菜カレーになるので、旨味の強いベーコンを加えるのがポイントです。大根はあまり太く切りすぎず、薄めに切るとカレーと馴染みやすくなります。

白菜も大根も冬が旬の野菜です。鍋で楽しむのも良いですが、たまには趣向を変えて大根白菜カレーを作ってみてはいかがでしょうか？

ツナ缶で簡単に作れる、時短にもなる白菜カレーのレシピです。赤ワインやトマト缶を加える事で、複雑で奥行きのある味わいの白菜カレーに仕上がります。さらに隠し味にインスタントコーヒーを小さじ1杯加え、ほのかな苦味とコクをプラスします。

甘さ・酸味・苦味など、さまざまな味が複雑に絡みあった、時短で作ったとは思えない本格的な味わいの白菜カレーです。もっと甘みをプラスしたい場合は、バナナなど果物をプラスしても良いでしょう。主な具材は白菜とツナ缶だけですが、濃厚で本格的な味を堪能できます。

鍋や煮込み料理など和食のイメージが強い白菜ですが、実はカレーに合う野菜です。じっくり煮込む事で水分がたっぷり出て、旨味が凝縮した白菜カレーに仕上がります。

白菜カレーはどのような食材とも相性が良いので、ひき肉・ツナ・ベーコンなど、お好みの食材と合わせて作ってみてください。また、白菜によって水分量に違いがあるので、無水白菜カレーを作る際は焦げ付かないよう注意しましょう。