ビールは苦いのにうまい!ビールを好きになる理由は?口コミまとめ!
なぜビールは苦いのにうまいと感じるのか?ビールの苦味についてまとめました。ストレスを感じるとうまく感じるビールの謎など、なるほどと納得できる情報が満載です。また、苦いビールが苦手な人、好きな人の口コミも同時に紹介します。
ビールが苦い原因や好きになる理由を徹底解説!
帰宅後のビール🍺✨
— MIO🍺本気の遊び人 (@mio_beer_sushi) November 17, 2019
香りと苦味のバランス良しな濁り系。#クラフトビール #HAZY pic.twitter.com/O3vplAql7s
一杯目はとりあえずビール!という人も多いように、ビールはお酒の中でも代表的な飲み物です。そんなビールの特徴と言えばその独特の苦い味ですが、その苦い味がうまいと言う人もいれば、苦い味が嫌いで飲めないという人もいます。ではあの独特な苦い味の原因とは一体何なのでしょうか?
そこで本記事では、ビールを苦いと感じる原因や、苦いのになぜうまいと感じるのかといった、ビールに関する素朴な疑問を解説します。これを読めば今まで感じていた疑問が解け、きっと今よりもっとビールが好きになること間違いなしです。苦いのが苦手な人にも美味いと感じるヒントをお届けします。
ビールが苦いと感じる理由
原因①麦芽とホップ
この苦味は主にホップに含まれるアルファ酸というものが主成分でして、これは1リットルの液体中に7mg(1000分の7グラム)入っているだけでたいていの人が苦味を感じるという強力なものです。1リットル中に1mg入っているときのアルファ酸の量を「1IBU」といいます。
ビールの原材料は水とホップと麦芽ですが、このホップと麦芽に苦さの原因があります。まずはホップですが、ホップとはアサ科カラナハソウ属の多年草植物の一種です。ビールにはこのホップの未授精の雌株だけを使いますが、雌株を割ると中にはルプリンという黄色い粒が見られます。実はこのルプリン中に苦いと感じる成分が含まれているのです。
ビールを作る工程でホップを煮沸するのですが、ルプリンに含まれたアルファ酸というものに熱が加わることで、イソアルファ酸という物質に変化します。このイソアルファ酸が苦味の主な成分となります。
次に、苦い味のもうひとつの原因である麦芽ですが、発芽した芽をそのまま留めるために一度乾燥させる工程があります。その乾燥させる時の熱の温度が高ければ高いほど、焦げた苦い味が生まれることになります。
原因②IBUの数値が高い
ビールは一般的にホップの使用量が多いほどIBUが高くなり、苦くなる。「エビス」「キリンラガー」はIBU25。そんな中、デンマークのMikkeller(ミッケラー)が苦味を追求して作った究極のビール「Mikkeller 1000 IBU Ultramate」はなんとIBU1000!・・・飲んでみてぇ!! pic.twitter.com/Hv2jBXBlD4
— 1711@えふ (@atmarkefu) October 31, 2019
ビールには苦味の目安となるIBUという数値があります。IBUとは「International Bitterness Units」の略で、日本語だと「国際苦味単位」と訳せます。このIBUは店によってはメニューに記載されているところもあります。
国内のメジャーな商品だと、IBUはだいたい15~30くらいと言われていますが、世界のビールにはIBUが100以上の物も存在します。しかしIBUが高いからと言って必ずしも苦いというわけでもなく、銘柄によって苦味以外にも様々な成分が含まれているので、同じIBUでも苦味の感じ方は変わります。
原因③味蕾が多い
ビールが美味しくなったワケ😋
— 地震予知ミタテ (@jishin_mitate) April 12, 2018
口の中には味蕾(みらい)という味を感じる細胞がたくさんあり、その数が多ければ多いほど味に敏感になる。
この味蕾は成長するほどに減ってくる特徴があり、60代70代では子供の頃の約半分にまで減少。
その為大人は味に鈍感になって行き、食べられるものが増え~る。 pic.twitter.com/afyNwkGWI5
人間が甘い味や苦い味を感じることができるのは、舌の上に味蕾(みらい)という小さな器官があるためです。この味蕾の数は人によって違い、遺伝によっても変わってきます。そのため、味蕾の数が生まれつき多い人は、それだけ苦い味にも敏感になると言われています。
ビールが苦いと感じる人の口コミ
ディズニーで苦手なビールを一杯飲んでみたけどやっぱりまだ苦い。まだおこちゃま舌。わさびも苦手 pic.twitter.com/RUCAu2THBT
— 大家志津香(しーちゃん) (@ooyachaaan1228) July 5, 2014
ビールが苦手な人は、色々と挑戦してみてもやはりその苦い味が克服できないようです。口コミではノンアルコールでもやっぱりダメだったという人も多かったので、やはりアルコールの味というよりはあの独特な苦い味が苦手なようです。また、IBUのことを知っている人は、IBUの値で苦味の強さを判断しているようでした。
また、普段ビールがおいしいと感じている人でも、体調が悪い時は苦いと感じるといった口コミも多く見られました。体調が悪いと苦い味を感じやすくなるため、いつものビールでもうまいと思えなくなるようです。
男劇団青山表参道Xのコラボカフェなうです。画像は、仲田さんのノンアルコールビール(苦いです。やはりビール苦手…) pic.twitter.com/ejyRcvws4c
— レイ (@rei_butai) July 3, 2018
Green Flashって言う苦いのです。IBU95らしいです。有名な国産ビールは30くらいらしいです。 pic.twitter.com/9V5WI7FL0j
— ゆうなぎ (@Yu_Nagi00) November 17, 2019
アホみたいに酒を飲んでいた先週と比べ、今週は今日までビール1本。自制と自己管理の結果であるが、そのビールが妙に苦いのは体調が悪いサインでもある。調子に乗って飲みすぎたのが悪いのだろうか、それとも気温の変化に対応できていないのだろうか。再びスリランカブログ↓https://t.co/wVNXUGIu7e
— COLO (@COLO_Oyaji) May 10, 2018
ビールは苦いのにうまいと感じるのはなぜ?
理由①味覚の成長
サイゼリヤ🍺
— ヘァッ (@ykt___0410_) March 14, 2018
久しぶりにビール飲んだんだけどうまいわ、味覚が大人になった👏 pic.twitter.com/QmFOP3uEJ5
人間の味覚の「甘味」「塩味」「うま味」は子供でもおいしい感じることのできるものだそうです。成長することによって「酸味」や「苦味」をおいしいと感じるようになり、ビールに限らずどの食べ物や飲み物でも苦味を好むようになるそうです。
まだ小さな子供の脳は、苦味と酸味を「毒」だと認識するため、苦い物をおいしいと感じることができません。子供の苦手な野菜の第一位がピーマンであることを見ても、子供が苦い味を苦手としていることがわかります。
しかし成長とともに、食べたり飲んだりしたことのある味は、脳が「この苦い味は毒ではない」と認識するようになっていきます。そのため、大人になると子供の頃苦手だった酸味や苦味も、おいしく感じることができるようになります。もちろん個人差はありますが、比較的子供よりも大人のほうが苦い味を苦手としなくなり、ビールの苦い味もうまいと感じるようになるのです。
理由②ストレスを感じる
ストレスフル過ぎて仕事終わりに即ビールみたいナ pic.twitter.com/uP5pSClQGV
— ed harris (@oedharris) November 13, 2019
ストレスを感じると苦味を欲するという特有の状況が、ストレスがビールを美味しくすると言われる所以。ストレスを感じているとアルコールを飲んでぱーっと発散したいと思う気持ちもあるだろう。これもビールを美味しく感じさせるスパイスになるかもしれない。
人間はストレスを感じると味覚が鈍くなると言われています。そのため、普段よりも苦味の感じ方も鈍くなり、苦い味が苦手な人でもストレスを感じた後はいつもよりビールがおいしく感じられるのです。逆にもともと苦い味を好んで飲んでいる人は、あまりにストレスがかかると「今日の酒はうまくない」なんて感じることもあります。
また、ストレスを感じると、多くの人は苦味のあるものを好む傾向にあります。このため、ストレスを感じている時は苦いビールがおいしく感じるという現象が起きるのです。さらに苦味にはストレスで鈍った味覚を蘇らせてくれる効果もあり、それもまた苦いビールをうまいと感じることに一役買っているのかもしれません。
ビールの苦味が美味しく感じる人の口コミ
ビールより苦い仕事をこなしたからビールがうまい。
— あやのこうじ (@a8nokouji) July 28, 2017
💢🍺🍣💢 pic.twitter.com/lX4Tow7kQ5
ビールの苦味が好きだという口コミはたくさんありましたが、やはりみなさん苦いのにどうしておいしいのか、と疑問を抱いている様子がうかがえました。また、仕事などでストレスを感じた後は特に、苦いけれどビールがうまいと感じているようでした。
もともとビールの苦味が好きな人は、より一層苦い物を求めるようで、外国産の苦いビールを好んで飲むと言う口コミもたくさん見られました。
ビールって苦いのに何でおいしいのかなー🌷(ガキ大人ならではの疑問) pic.twitter.com/Pts0hH7tgd
— オカンダ (@okannda) August 21, 2018
インディアペールエール(いわて蔵ビール)
— ほたて (@e_tatoh) September 15, 2019
世界一苦いビールとのことですが、たしかに苦い!おいしい🤤 pic.twitter.com/EgxuNqmiSp
ビールが苦いと感じる人でも飲みやすいのは?
ザ・プレミアム・モルツ
今日はプレモル飲みます(*´ω`*)ビール苦手やけどこれなら飲める!(ノ´∀`*) pic.twitter.com/7hhyYwrMfC
— 結城桃@アイナナファン感ライビュ昼夜♡ (@pikamomopika) November 13, 2018
ザ・プレミアム・モルツは、ビールが苦手な人でも飲みやすいと評判の商品です。泡立ちが豊かで、ホップの香りがしっかりと感じられつつも、クセのないあっさりとした香りがします。
ビールの中では甘口のほうで、後味がスッキリとしているところが好まれているようです。飲んだ後も口の中に苦い味があまり残らないので、ビールが嫌いな人でも飲みやすい仕上がりになっています。
ザ・プレミアム・モルツの中でも、特に「香るエール」はフルーティーな甘さが特徴で、ビールが苦手な人からもとても人気のある商品です。他の物は飲めないけれど、これならば飲めるという人もたくさんいます。ビールが苦手な人は一度試してみてもいいでしょう。
シャンディ・ガフ
シャンディガフ
— 米山 (@yoneyama_12) September 22, 2019
ほろ酔い気分の方がいい絵描けるかな〜って←
ビール苦手やけどシャンディガフは好き( ˘ᴗ˘ ) pic.twitter.com/95RbVpzq3n
ビールをジンジャーエールで割った「シャンディガフ」をはじめとした、甘いジュースで割ったものから始めてみましょう。「苦いから苦手」という人も苦味が中和されます。
シャンディ・ガフとはビールベースのカクテルの名前です。ビールにジンジャー・エールを混ぜたもので、苦い味をジンジャー・エールがやわらげてくれます。そのため、ビールが苦手な人でも比較的飲みやすいカクテルとなっています。
作り方は基本的にビールとジンジャー・エールを1対1で作りますが、ビールの苦い味が苦手な人は、最初はジンジャー・エールの割合を増やして作るといいでしょう。また使うビールはフルーツフレーバーのものなど、元々苦味の少ないものを使うとさらに飲みやすくなります。
美味しい飲み方は?
飲み方①冷やして飲む
ビールは冷えていないとそのおいしさが半減してしまいます。おいしく飲みたいのであれば、まずはビールを冷やすことが基本です。冷え具合は、夏の暑い時期ならば4~6度、冬の寒い時期なら6~8度が適温だと言われています。ぬるいと泡がたちすぎてしまい、喉越しも悪くなってしまうので必ず冷やすようにしましょう。
とは言え、あまりに冷やしすぎても逆効果です。冷やしすぎると今度はビールの成分に凝固や濁りが生じてしまい、味が落ちてしまいます。
夏場などあらかじめグラスを冷蔵庫で冷やしておくこともあるかもしれませんが、ビールの温度が下がりすぎないように軽く冷やす程度にしておくといいでしょう。冷凍庫でグラスを冷やしてしまうと、ビールの温度も下がりすぎてしまうので気を付けましょう。
飲み方②喉越しを楽しむ
味よりも喉越しを重視する人がいるくらい、ビールにとって喉越しは重要です。喉越しとはなんなのかと言えば、食べ物や飲み物が喉を通り過ぎる時に喉に受ける刺激や感覚のことです。ビールはほどよい炭酸がきいているので、ごくごく飲むと喉が炭酸の刺激を受け、すっきりとした爽快感を得られます。
ワインや日本酒などは口に含んでその味や香りをじっくりと楽しみますが、ビールを口に含んでしまうと爽快感が失われ、ただ単に苦い味を増幅させてしまうだけです。ビールをおいしく飲みたい場合は、口の中に含まず一気に喉の奥に流し込むようにしましょう。炭酸のシュワっとした爽快感を存分に感じることができます。
ビールが苦い時まとめ
ビールはなぜ苦いのか?なぜ苦いのにおいしいと感じるか?など、ビールの苦味に関する疑問をまとめました。ビールの苦い味には、原材料であるホップと麦芽が大きく関わっていることがわかりました。舌の器官である味蕾の数や精神状態にもよって感じ方は変わってくるので、苦味の好みにはかなりの個人差も現れます。
しかし大人になると苦い味にも慣れてくるので、最初は苦手だったとしても、何度か飲んでいるうちに徐々においしく感じることもあるかもしれません。また苦味の少ないものやカクテルなどで、少しずつビールの苦い味に慣れていくのもいいでしょう。