ビールが冷凍庫で冷える時間は何分?キンキンに冷えたビールを飲む方法!

ビールを冷凍庫に入れて急いで冷やしたいと思った経験は誰にでもあるのではないでしょうか?冷凍庫にビールをどれくらいの時間入れておけば、キンキンに冷えたビールを飲めるか調査しました。凍ってしまった場合の解凍方法についても紹介しています。

ビールが冷凍庫で冷える時間は何分?キンキンに冷えたビールを飲む方法!のイメージ

目次

  1. 1ビールが冷凍庫で冷える時間を確認しよう!
  2. 2ビールが冷凍庫で冷える時間は?
  3. 3ビールを冷凍庫で放置するのはNG!
  4. 4ビールが冷凍庫で凍った場合は?
  5. 5ビールを冷凍庫でキンキンに冷やそう!

ビールが冷凍庫で冷える時間を確認しよう!

家に帰ったらすぐに冷えたビールを飲みたいのに、うっかり事前にビールを冷蔵庫に入れるのを忘れてしまったなんていう経験はありませんか?そんな時に思い付くのが、冷凍庫にビールを入れて急速冷却すればいいのではないかというアイディアです。

しかし、ビールが冷凍庫でちょうどよく冷えるまでにどれくらい時間がかかるかについて知っている人はそう多くはないでしょう。そこで、本記事ではビールが冷凍庫で冷える時間を徹底調査してみました。

ビールを飲むのに最適な温度は?

ビールの泡が垂れようとしている

まず、ビールを美味しく飲むには具体的にどれくらいの温度まで下げるといいのでしょうか?大手ビール会社サントリーが公式サイトで紹介しているビールが一番美味しく飲める温度は、夏場では4~6℃、冬なら6~8℃です。

ビールは冷やし過ぎると泡立ちが悪くなり、原料の麦の成分が濁って美味しさが半減してしまいます。また、反対にぬるいと泡が過剰に立ちやすく、喉ごしが悪くなってしまいます。冷え具合は好みにもよりますが、できたら最適と言われる温度に冷やして美味しいビールを飲みたいものです。

冷蔵庫で冷やすと4時間もかかる

ビールを常温の状態から冷蔵庫で最適な温度にまで冷やすなら、4時間くらいかかると言われています。すぐに飲む必要がない、実際に飲む時間まで4時間以上あるのなら冷蔵庫で冷やせば問題ないでしょう。冷蔵庫なら凍結の心配もないので、風味が損なわれることもありません。

ビールが冷凍庫で冷える時間は?

常温のビールをできるだけ早く冷やして飲みたい時は、冷凍庫を活用しましょう。冷凍庫なら冷蔵庫に入れるよりも早い時間で最適な温度にまで冷やすことができます。急な来客や、冷やし忘れたときには急速冷却できて便利です。

しかし、冷凍庫で冷やすには事前に把握しておくべき注意点が幾つかあります。気をつけないと缶や瓶の爆発など危険が起きることもありますので、冷やす時間は十分に留意しておきましょう。

缶ビールの場合

常温の缶ビールを冷凍庫でキンキンになるまで冷やすなら、夏は50分から1時間近くかかります。この時間は350ml缶の場合の数字で、500ml缶なら5分程度多めにかかると見ていいでしょう。

冷やし過ぎると缶の破損や爆発の恐れがあり、何より中身が凍ってしまって液体からシャーベット状になってしまいます。冷凍庫で冷やす場合はタイマーをかけるなど、時間をきちんと計って冷凍庫に入れるのをおすすめします。

瓶ビールの場合

では瓶ビールではどれくらいの時間、冷凍庫に入れておけば冷えるのでしょうか?常温の瓶ビールなら30分程度冷凍庫に入れておけばキンキンに冷やすことができます。こちらもビール缶同様、時間をかけすぎるとガラス瓶が破裂する恐れがありますので十分に注意しましょう。

短時間で冷やすコツは?

氷に埋もれた缶ビール

30分から1時間程度、冷凍庫に入れておけばビールはキンキンに冷やすことができます。でも、それでは遅すぎる、もっと早く冷やしたいという人におすすめの裏技を幾つか紹介しましょう。

まず一つ目は、濡らしたキッチンペーパーを缶や瓶に巻き付け、その状態で冷凍庫に入れるという裏技です。何もつけずにそのまま冷凍庫に入れるよりも早い時間で冷やすことができます。冷凍庫に入れてからおよそ10分程度を目安に冷えを確認してみましょう。

二つ目は、氷水に塩を入れた大きめのボウルのなかにビール缶を入れて冷やす方法です。ボウルいっぱいに氷を敷き詰め、缶1本あたり大さじ1の塩を加え、そのなかで冷やします。20分から30分程度で飲み頃のビールができあがります。

これはアイスクリームを手作りする方法と同じやり方で、氷に塩を入れることで氷が融ける早さが増し、周りから急激に熱を奪うという性質を利用した裏技です。

上記に紹介した2つの裏技のうち、後者はビール会社もおすすめする冷凍庫を使わず常温のビールを早く冷やす方法です。容器の破裂や爆発の心配がないほか、賞味についても劣化しにくい方法なので、もし大きめのボウルと氷をたくさん用意できるならこちらの方法がおすすめです。

ビールを冷凍庫で放置するのはNG!

すでに述べた通り、ビールを長時間冷凍庫に入れておくと容器の破損、爆発の危険があるので冷凍庫を活用する際には十分に注意が必要です。うっかり冷凍庫にビールを放置してしまったら起きる危険について、また中身が具体的にどうなるのかについてしっかりとチェックしておきましょう。

ビールが爆発することがある

ビールは炭酸ガスが多く含まれている液体です。冷凍庫で長い時間放置されると、この炭酸ガスを含んだまま凍結し、体積が増します。体積が増えれば缶や瓶が膨れてしまい、耐え切れず爆発・破裂してしまうことがあります。

また、完全に中身が凍っていない状態であっても、栓を開けた瞬間に中身が噴出したり、その衝撃で缶や瓶が破裂する恐れがあります。当然ながらケガの危険もあるので、誤って長時間放置してしまった場合は、すぐに開栓せずに解凍してから開けるように注意しましょう。

シャーベット状になる

ビールを冷凍庫に放置すると容器の破損の危険もありますが、中身の味も変化します。ビールが凍結することで中身の成分が変化し、濁りや沈殿が起こります。この濁りと沈殿はポリフェノールや多糖類、たんぱく質類が原因です。

一旦凍結してしまうと味わいとしてもやや酸っぱみを感じたり、水っぽくなったりと本来の美味しさが損なわれてしまいます。また、見た目にも液体状からシャーベット状になり、喉ごしが悪くなります。

近頃はフローズンビールなど、敢えてビールを冷凍庫で凍らせたものを楽しむ方法もありますが、ビールそのものの味わいを楽しむなら凍結しないように気をつけたほうがいいでしょう。

ビールが冷凍庫で凍った場合は?

気をつけていても、うっかりしていてビールを長時間冷凍庫に置きっぱなしにしてしまったという時は、慌てて開栓しないようにしましょう。

凍結してしまった缶やビールは開栓の衝撃で破損していないものでも急に破裂する恐れがあり危険です。必ず自然解凍してから開けるようにしてください。誤って凍らせた場合の安全な解凍方法についてもチェックしましょう。

自然解凍する

テーブルにおかれたグラスビール

凍結してしまったビールを解凍するなら、自然解凍が一番おすすめです。凍ったビールは衝撃を与えたり、急いで解凍しようとすると急激な温度変化が原因で炭酸ガスが膨張し、容器の破損が起こり得て危険です。

容器が破裂しても大丈夫なようにタオルなどで全体包み、万一破裂しても問題ない安全な場所に移してからゆっくりと融けるまで待ちましょう。

料理などに再利用する

一度凍ってしまったビールは成分が変化し、通常の温度に戻っても食味が元に戻ることはありません。香味のバランスが崩れ、水っぽくなったり酸味を感じるため、そのままで飲むには美味しくないのが現実です。

飲用に適さなくなってしまったビールは料理に使うのがおすすめです。豚肉や牛肉のかたまり肉をビールを入れたスープでじっくりと煮込むと、驚くほど肉が柔らかく絶品の煮込み料理ができあがります。

ビール煮で検索するとたくさんのレシピが紹介されていますのでチェックしてみましょう。ビールを加えて煮込むだけですから、普段あまり料理をしない人でも簡単においしい料理が作れます。

ビールが凍る温度は?

キンキンに冷えたビールは美味しいものですが、凍らせてしまうと泡立ちが悪くなって水っぽくなり美味しくなくなってしまいます。ビールは果たして何度で凍るのでしょうか?

アルコール飲料が凍る温度はアルコール度数により異なります。ビールのアルコール度数は4度~6度、マイナス3℃で凍ると言われています。
 

ビールを冷凍庫でキンキンに冷やそう!

良く冷えたビール

うっかり冷蔵庫でビールを冷やすのを忘れてしまった場合は、冷凍庫を活用して短い時間でビールを冷やしましょう。冷凍庫なら30分から1時間程度で常温のビールをキンキンに冷やすことができます。

ただし、冷凍庫でのビールの冷やし過ぎには十分注意が必要です。缶や瓶の破損の危険があるだけでなく、ビール本来の風味を損ねてしまいます。凍ってしまったら自然解凍がおすすめです。冷凍庫を上手に活用して美味しいビールを飲みましょう!

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