2019年07月01日公開
2024年09月20日更新
チャーハンの具材おすすめランキング!相性抜群の定番&変わり種一覧
チャーハンはご飯を油で炒めて、刻んだ野菜や肉・卵などを加えて塩やしょうゆ等の調味料で味付けした、中華料理の一つです。卵を入れる順番の違いで焼き飯とチャーハンの呼び名の違いがあります。中華料理とはいえ、チャーハンは日本の定番の家庭料理です。家にある身近な具材の卵、ネギ、ハムとどんな具材を入れても美味しくなるチャーハンは、具材のアレンジ次第で新しい味わいを楽しむ事も出来ます。チャーハンと相性抜群の定番&変わり種の具材おすすめランキングの紹介です。
目次
チャーハンに合う具材は種類が豊富
卵、ネギ、ハムといった定番具材から変わり種まで、チャーハンに合う具材は種類が豊富です。冷蔵庫の残り物を活用したり、一緒に炒める具材を変えるだけで、いつも同じになってしまうチャーハンを変える事ができます。
「こんな具材を入れていいの?」と思われる変わり種でも意外と合うことが多いので、色々な具材を組み合わせて好みの美味しいチャーハンを作りましょう。
チャーハンの具材おすすめランキングTOP10【定番編】
チャーハンは、炊き上げたご飯と様々な具材を油で炒めて味付けする家庭料理です。工夫次第で様々な食材を利用でき、短時間で手軽に作れるチャーハンは人気があります。定番の具材は他の具材との相性も良く、組み合わせ豊富なレシピを楽しむ事も可能です。
ここではいくつかある具材の中から、定番と言われる具材を使ったチャーハンのおすすめランキングTOP10を紹介致します。
第10位「鮭」
子供から大人まで根強い人気を誇る鮭チャーハン。 鮭は焼いてほぐした物を使用する機会が多いと思いますが、代用としてサケフレークを使用してもOKです。 鮭の皮はコラーゲンたっぷりで美肌にも良く、焼いて刻んで入れると香ばしくなります。 鮭の色合いも映え、独特の風味と塩味が良いアクセントになって食欲が進みます。
因みに鮭チャーハンは漫画「美味しんぼ」の主人公である山岡士郎さんの大好物だそうで、 漫画内にも彼が考案したオリジナル鮭チャーハンが登場し、その詳細レシピが語られるという回がありました。
それを元に美味しんぼ流鮭チャーハンを作ってみたという多くの実例報告もネットに寄せられていますので、 興味が有る方はチェックしてみて下さい。
第9位「きのこ」
お手頃価格のえのきやしめじに、旨味たっぷりのしいたけなど種類も豊富なきのこは低カロリーでビタミン・ミネラルを豊富に含んでいるため健康・美容に嬉しい効果があります。
きのこをチャーハンの具材にする時は、冷凍して使うと旨味がギュッと凝縮されて、チャーハンにきのこの旨味が広がります。きのこ類は炒める、煮るなど常備野菜として冷蔵庫で2週間程作り置きが出来、どんな料理にも活用出来るのでおすすめの具材です。
第8位「かまぼこ」
かまぼこや竹輪などの練り製品は旨味があり、薄味なので他の具材との相性が良く、美味しいチャーハンが出来上がります。ピンクのかまぼこは色どりも良く、日本酒と醤油の風味付けで、ふわりとした香りの和テイストのチャーハンになります。
第7位「ハム・ウィンナー」
ハム・ウィンナーといえば買いおき食材の一つ、お弁当のおかずやチャーハンの具材として定番です。
チャーハンの具材としてハム・ウィンナーは他の食材と合わせやすく色合いも味も、まとまりのあるチャーハンになります。ハムやウィンナーを先に炒めて旨味油を出し、ご飯を炒めて調味料で味付けると、香りと旨味がプラスされ美味しいチャーハンになります。
第6位「長ネギ」
栄養豊富な長ネギは健康メリットが期待できる食材です。みじん切りや小口切りにして冷凍すれば一ヶ月保存でき、使いたい時にすぐに使えて便利です。フライパンにゴマ油を熱し、みじん切りにしたネギをキツネ色になるまでしっかり炒めると甘みが引き出され、香ばしさもプラス、水分も飛ぶので加えたご飯もパラパラなチャーハンに仕上がります。
第5位「高菜」
ランクインした高菜は、シャキシャキな歯ごたえと独特な持ち味の高菜漬けです。高菜漬けをさっと洗い、よく絞った後で細かく切り、先に高菜漬けをごま油で炒めて酸味を飛ばします。高菜にしっかりと味が付いているのでご飯を合わせ、軽く塩・こしょうと香り付けの醤油で定番高菜チャーハンの出来上がりです。
第4位「海老・桜エビ」
静岡県の駿河湾で獲れる桜エビは「海の宝石」と呼ばれています。チャーハンの具材には、生の桜エビや天日干しした桜海老を使います。
卵とご飯を混ぜ合わせ、しっかり炒め、別に炒めた香ばしい桜海老と混ぜ合わせます。カルシウムが豊富な桜エビの彩りがきれいなチャーハンです。海老を入れた海鮮チャーハンは、あんかけにすると美味しいのでおすすめです。
第3位「レタス」
サラダの定番野菜レタスは、中国では火を通して炒め物やスープの具材として使われます。レタスは水分の多い野菜なので、チャーハンの具材にする場合はレタスのシャキシャキ感を残すか残さないかの料理方法があり、しんなりとさせたい場合は加熱してご飯がパラパラになった後にレタスを加えて炒めます。
シャキシャキ感を残す場合はレタスを氷水に付けてシャキッとさせておきます。全ての具材を炒め終わってから最後にレタスを加え、歯ざわりが残るように手早く炒めて仕上げて下さい。
第2位「焼き豚」
作りたての焼き豚や余り物の焼き豚・市販の焼き豚を使った定番の焼き豚チャーハンです。焼き豚はハチミツや水あめを使用したタレの甘みと凝縮された旨味がチャーハンにピッタリです。
ご飯に焼き豚と他の具材やオイスターソースを含む調味料を混ぜ込んでから、ごま油で炒めていくと失敗なく美味しいチャーハンに仕上がります。バテ気味のときに食欲とスタミナが出る焼き豚チャーハンです。
第1位「卵」
チャーハンの具材として圧倒的な人気は卵です。話題の黄金チャーハン(黄金色の様な米粒)は溶き卵とご飯を絡めてから炒めると卵で米粒がコーティングされていることで確実にパラパラに仕上がります。
卵チャーハンは卵だけでも十分に美味しいですが、他の具材とも合わせ易く卵チャーハンのアレンジレシピが多くあります。身近にある具材を組み合わせて美味しい卵チャーハンを作って下さい。
チャーハンの具材おすすめランキングTOP5【変わり種編】
どんな具材も美味しくまとめあげるチャーハンは優れた料理です。いつも同じような味、具材、色味と定番に執われることなく、身近にある思いつく具材をどんどん入れて、作り方の工夫やレシピのバリエーションを増やしていきましょう。
一見すると邪道な組み合わせも、いつのまにか定番化して家庭の味になることもあります。変わり種具材おすすめランキングTOP5です。
第5位「チーズ」
チャーハンにチーズを入れるとコクが増し、美味しさも倍増します。いつものチャーハンの仕上げにとろけるチーズを加え、溶けたら全体を混ぜれば完成です。具材はベーコンや食感が残る野菜のニンジン、ピーマン、長ネギ、コーン等、何でもOKです。大人用ならキムチを合わせるのもおすすめです。
第4位「たくわん」
たくあんを細かく切って、チャーハンに加えてみて下さい。たくあんのコリコリ食感と塩味が癖になる、美味しいチャーハンになります。ベーコンやハム・チャーシュー等の具材との組み合わせで旨味が加わります。卵とたくあんだけの黄色いチャーハンも美味しいのでおすすめです。たくあんによって塩分が違うので、味見をしながら仕上げて下さい。
第3位「塩昆布」
チャーハンの味付けに塩昆布を使うと磯の香りの和テイストになります。昆布の旨味(グルタミン酸)と塩のバランスが◎です。油で炒めたご飯に鶏がらスープの素を加え、最後に塩昆布を混ぜるだけで美味しく食べられます。魚や香味野菜のチャーハンに塩昆布で味付けするのも旨味が増しておすすめです。
第2位「納豆」
チャーハンの変わり種おすすめ具材は納豆です。卵と納豆を混ぜ合わせ、ほぐす感じで炒めるとほどよいネバネバになり、美味しく仕上がります。納豆についているタレや出汁醤油・めんつゆを味付けに使います。
ネバネバがない方がいい場合は納豆を水洗いし、粘りを取り、水けを切って使うとパラリとしたチャーハンになります。納豆チャーハンには、ごま油がおすすめです。ごま油を熱して、ちりめんじゃこをカリカリに炒め、納豆やオクラ・ご飯を加えて出来上がったチャーハンは美容・健康効果があります。
レンコンやニンジンのみじん切り野菜を加えた納豆チャーハンは歯ごたえがあり、シャキシャキ感が出ます。
第1位「キムチ」
食欲がない時やスタミナを付けたい時におすすめのキムチチャーハン。キムチに含まれている酵素や乳酸菌は熱に弱いので、強火で加熱し過ぎないようにしましょう。
先にキムチだけ弱火で炒め、水分をとばすとべちゃっと感を防ぎ、コクもアップします。卵と硬めに炊いたご飯を混ぜ合わせてから、炒めると米粒に卵がコーティングされ、パラパラのご飯が出来ます。
辛いのが苦手だという人は卵を多めに入れたり、とろ~り温泉卵を絡めて食べると、黄身が辛さをまろやかに和らげ濃厚なコクもプラスされます。
チャーハンの具材のおすすめな組み合わせ
焼き飯とチャーハンの違いは、卵の調理方法の違いとされています。焼き飯はご飯を炒めてから卵、具材を入れて作り、卵を入れないこともあります。チャーハンは卵とご飯を炒めてから具材を入れ、卵が必ず入ります。ですから、具材の組み合わせの基本は「卵+メイン+野菜」です。
基本のチャーハン
- 米:1.5合
- 卵:2個
- 白ねぎ:1/2本
- サラダ油:大さじ1
- A醤油:小さじ2
- A塩:2~3つまみ
- Aこしょう:少々
- 油大さじ1/2をフライパンに入れて、強火で油が熱くなるまで加熱します。加熱を弱め卵を入れ、すぐに全体を混ぜ、半熟状態で取り出します。
- 強火で油大さじ1/2を熱し、ねぎのみじん切りを軽く炒め、ご飯を加えます。強火で炒め、ご飯全体をしっかりほぐします。
- ご飯とねぎを炒めたら、卵を戻し入れます。ヘラの先でほぐしながら混ぜ炒め、Aの調味料を手早く加え出来上がりです。
ご飯は前日の残り物でも、炊いたものでも構いませんが、水加減少なめで硬めのごはんを炊きましょう。炊きたてのご飯は水分が多く含まれていて、ご飯同士がくっつく原因になります。少し冷まして使って下さい。
冷やご飯を使う時は電子レンジで1分~2分ほど加熱して、水分を飛ばします。ご飯の水分が少ないと、ほぐれやすく、パラパラとしたチャーハンが作れます。ネギは加熱すると甘みがぐんと増し、チャーハンに最適な野菜です。チャーシュー等の具材をを加えるなら、ねぎを炒めた後のタイミングで入れます。
キムチと豚バラの炒飯
- ご飯:250g
- 白菜キムチ:80g
- 白ネギ:10cm
- 豚ばら肉:60g
- ソーセージ:好みで適量
- 卵:1個
- ニラ:1/2束
- にんにく:大1片
- しょうゆ:小さじ2
- 砂糖:小さじ1
- こしょう:少々
- ごま油:小さじ2
- 肉、野菜を切っておきます。豚肉とキムチは少し小さ目のひと口大にカット、ニラは1cmの長さ、白ネギ・にんにくはみじん切りにします。冷ご飯を使う場合は、ラップなしでレンジ加熱して水分を飛ばします。
- ごま油を引いたフライパンで、にんにくの香りが出るまで弱火で炒め、豚肉を加えて中火で炒めます。
- 豚肉の色が半分変わり始めたら、キムチ、白ネギ、ニラ、しょうゆ、砂糖の調味料をすべて加え、弱火で水分を飛ばすように炒め、具材を取り出します。
- (3)のフライパンをキッチンペーパーなどでサッと拭きとり、分量外の油を引き、強火で溶き卵を熱し、卵が半分固まったらご飯を加えて、一気に木べらで卵とご飯を一粒一粒切るように混ぜ合わせます。
- (3)の具材を加え混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を調えます。
脂身の多い豚ばら肉、野菜、卵の具だくさんでもパラパラ感は健在です。キムチは炒めると独特のスパイシーさ、酸味の旨みが増します。キムチのピリ辛に加え、しょうゆの香ばしさで、さらに食欲をそそります。
あんかけカニチャーハン
- ご飯: 茶碗2杯分
- 卵:2個
- ねぎ:1/4本
- アスパラ:3~4本(80g)
- A.かに缶 (大):1/2缶(70g)
- A.水+かに缶の汁:カップ3/4
- A.チキンスープの素(顆粒):小さじ1/4
- 塩:小さじ1/4
- かたくり粉:小さじ2
- サラダ油:大さじ1
- 塩:小さじ1/2
- こしょう:少々
- しょうゆ:小さじ1/2
- ごま油:小さじ1
- 下準備:アスパラは堅い部分を切り落とし、根元から3cmの皮を剥き、1cm長さの小口切りにします。(A)はボウルに入れて混ぜ合わせ、かたくり粉は同量の水で溶いておきます
- フライパンの熱したサラダ油に、溶き卵を流し入れ、すぐにご飯を加え押さえつけながらほぐし、パラパラに炒めます。
- (2)に塩、こしょう、しょうゆを加えて炒め、全体が混ざったら、ねぎのみじん切りを加えて軽く炒め、器に盛ります。
- (3)のフライパンにごま油を熱し、アスパラを軽く炒め、(A)を加えて煮立たせ、水溶きかたくり粉を加えてとろみをつけます。(3)の上にかけて、あんかけチャーハン完成です。
焼肉チャーハン
- 薄切り牛肉:120~130g
- ニンニクの芽:2~3本
- ニンジン:1/8本
- 生シイタケ:2個
- 焼き肉のタレ(市販品):大さじ2~3
- ご飯:茶碗2杯分
- 卵:1個
- サラダ油:大さじ1
- レタス:1/2個
- 塩コショウ:少々
- 白ゴマ:適量
- 具材の下準備は牛肉は細切り、ニンニクの芽は5mm幅にカット、ニンジンは皮をむき5mm角にカット、シイタケは石づきを切り落とし5mm角にカットします。
- 油小さじ2をフライパンに入れ強火で熱し、溶きほぐした卵を流し入れてご飯を加え、パラパラになるまで炒め取り出します。
- フライパンをサッと拭き、残りの油を熱し、牛肉、ニンニクの芽を炒め、ニンニクの芽が色が鮮やかになったらニンジン、シイタケを加えて炒めます。
- 焼き肉のタレを加え、全体にからまったら(2)のご飯を加えて炒め合わせ、塩コショウで味を調えます。
- 手で、食べやすい大きさにちぎったレタスをしいた器に盛り、白ゴマを振ります。
チャーハンの美味しい具材の組み合わせを見つけよう
チャーハンは豊富なバリエーションを持つ使い勝手のよい料理、工夫の入り込む余地が大きく取られているのでアレンジレシピが次々と生まれています。基本は卵とご飯を炒めるという簡単な調理法です。
チャーハンの具材として卵が基本、味のメインとなる肉類・魚類、そこに野菜(色が綺麗な具材◎)を加えるのが基本形ではありますが、その組み合わせは無限大にあります。マンネリ化しがちにならない様に具材の組み合わせでガラッと変わる美味しいチャーハンを作って下さい。