小麦粉の保存容器のおすすめは?使い勝手の良い粉もの容器の選び方

小麦粉の保存容器にはどのようなものが適しているのでしょうか?小麦粉は実は適切に保管しておかないと危険が発生してしまう食べ物です。今回はそんな小麦粉の保存に適した環境やおすすめの保存場所、小麦粉をはじめとした粉ものを保存する際におすすめの保存容器などについて紹介します。100均はもちろん、無印やニトリなどの保存容器も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

小麦粉の保存容器のおすすめは?使い勝手の良い粉もの容器の選び方のイメージ

目次

  1. 1小麦粉の保存に適した環境とは?
  2. 2小麦粉の保存容器の選び方
  3. 3小麦粉や粉ものの保存容器のおすすめ商品
  4. 4振りかけも出来る便利な容器
  5. 5小麦粉は適した保存容器で安全に使おう!

小麦粉の保存に適した環境とは?

小麦粉は家庭で常備していることが多い粉ものですが、正しく保存をしないと危険があることを知っていますか?小麦粉にはダニやカビの危険性があります。あなたも知らず知らずの内に、ダニやカビを口にしているかもしれません。小麦粉の保存に適した環境を知って安全な食生活をしたいところです。

今回は家庭の代表的な粉ものである小麦粉の保存容器について紹介します。無印や100均、ニトリのものなどおすすめの粉もの入れ用保存容器もまとめました。粉ものの保存容器を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。小麦粉を正しく保存して安心して料理を楽しみましょう。

湿気の入らない密閉容器

小麦粉は湿気の入らない密閉容器に入れるのが一番です。購入したときに入っていた袋では密閉できないため、長期保存に向きません。たとえしっかりとゴムで縛っていたとしても、湿気が知らず知らずのうちに入ってきてしまいます。そのため保存容器に入れ替えることがベストです。また乾燥材を入れるのも効果的です。

なぜ湿気の入らない密閉容器に入れる必要があるのでしょうか?それはカビやダニが発生してしまう可能性があるからです。

カビやダニが発生しにくい環境

小麦粉の保存に適した環境は、カビやダニが発生しにくい冷暗所です。それは、温度が20度以下であること、湿度が50%以下であることが条件となります。カビやダニは温度や湿度が高いところを好みます。

温度や湿度が高い場所に小麦粉をおいていて知らず知らずのうちにカビやダニが発生し、その小麦粉を口にして体に入れてしまっていることもあります。子供の口にダニが入ったりしていたらなど、考えるだけで恐ろしいことです。

適した場所は?

小麦粉の保存に適した場所はどのような場所でしょうか。常温や冷蔵庫、冷凍庫での保存で比較してみていきましょう。小麦粉の賞味期限は薄力粉、中力粉、強力粉のそれぞれの種類、販売されているメーカーによって異なります。

一般的に小麦粉の賞味期限は未開封の場合で薄力粉と中力粉が1年、強力粉が6か月といわれています。このような小麦粉の保存に適した場所はどこなのでしょうか。

常温

常温で保存する場合、先ほども紹介した温度が20度以下であること、湿度が50%以下であることが条件です。また、開封して常温で保存する場合には賞味期限にかかわらず1か月を目安に使いきるようにしましょう。

しかし、条件にあっているからとキッチンに小麦粉を保存しておくと、調理によって思った以上に温度が上がったり水気が入ってしまったりする可能性があります。コンロの近くやシンクの下などはこのような理由から保管には適していません。

冷蔵庫

小麦粉は冷蔵庫で保存することも可能です。冷蔵庫で保存する場合には、冷蔵庫から小麦粉を出したり入れたりするときに結露が発生することがあります。湿気はカビやダニが好むので、出した小麦粉はなるべく早めに冷蔵庫に戻すなどし、小麦粉の温度変化に気をつけなければなりません。

また、小麦粉は他のものから臭いが移りやすい粉もののため、冷蔵庫内の他のものの臭いが移る可能性があります。そのためしっかりとした保存容器で保存することが重要です。

冷凍庫

小麦粉は冷凍庫に入れても固まらないので冷凍庫でも保存できる粉ものです。ただし冷蔵庫同様、におい移りには気を付けるようにしましょう。しっかり密閉できる保存容器などに入れて、1回で使う量を小分けにして保存するようにするのがおすすめです。小分けに粉ものをしっかりと密閉できる保存容器に入れ、冷凍庫で保存しておくとよいでしょう。

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小麦粉の保存容器の選び方

ここでは小麦粉の保存容器の選び方について紹介します。保存容器は無印、ニトリ、100均とさまざまなものが販売されていますが、どのようなところに注意すればよいのでしょうか。ここで紹介したポイントを参考に100均や無印、ニトリなど実店舗で確認できる店舗で見てみて自分に合った小麦粉の保存容器を探してみるのがおすすめです。

におい移りしない素材

小麦粉はにおい移りしやすい粉もののため、保存容器にはにおい移りしない素材を選びましょう。しっかり密閉してくれて、他の食材のにおいや冷蔵庫独特のにおいが移らないものが好ましいです。この点ではホーローやガラス製品などが特におすすめです。

大きさ

小麦粉の保存容器の大きさは使う用途によって異なります。長期保存のために使うのか、もしくは料理用にこまめに取り出すために使うのかによって適した大きさは違ってくるでしょう。もし料理用にこまめに使うようなら、大きさは小さい方が持ち運びしやすく便利です。

100均でもさまざまな大きさの保存容器が販売されていて、使い勝手もよいものが続々と出てきています。100均や無印の最新情報をチェックしてみましょう。

紙袋やジップロックは?

小麦粉によっては紙袋に入れられて販売されているものもあります。購入した状態でまだ未開封であればこのまま常温でも保管ができます。しかし、開封してしまうとカビやダニが入り込んでしまうので、密閉容器の保存容器に移し替えることがとても重要です。

一方、小麦粉の保管にはジップロックを使うことも可能です。使う分だけを小分けにしてビニール袋などに入れ、その上からジップロックに入れて冷蔵庫や冷凍庫に保管しておくのがおすすめです。閉める際には空気を抜いて保存しましょう。

開閉が楽で自立するもの

小麦粉の保存容器は開閉が楽で自立するものがおすすめです。開閉が片手でできるものなどもあり、料理の手間を省くことができます。自立せずに押さえておかなければならないと、両手がふさがってしまい意外に不便です。

また自立せずに立てかけながら調理をするとなると、途中で粉をばらまいてしまうこともありえます。開閉が楽だとその分調理も楽になるのでおすすめです。

収納性の高い形

常温、冷蔵庫、冷凍庫どこで保存するにしても、収納性の高い保存容器に入れるのがおすすめです。冷蔵庫内やインテリアがすっきりとまとまり、料理が楽しくなるだけでなく、調理の能率もよくなります。収納性の高い同じ容器を購入して揃えておくのもおすすめです。

丸い形のものや四角い形のもの、高さの高低などもあるので置きたい場所を確認してから無印やニトリ、100均などの店舗に行くようにしましょう。

小麦粉や粉ものの保存容器のおすすめ商品

それでは実際に小麦粉や粉ものの保存容器におすすめの商品はどのようなものがあるのでしょうか?無印やニトリ、100均のものなどさまざまな商品がありますが、小麦粉の保存におすすめの商品まとめて紹介します。

無印良品:ソーダガラス密閉瓶1000ml

保存容器といえばシンプルで使い勝手のよい商品が多い無印良品のものは要チェックです。無印良品のソーダガラス密閉瓶1000mlは、しっかりと密閉することができる厚手のガラス瓶になっています。粉もの入れやお茶のパック入れなど多彩に使うことができ、シンプルで並べておけばインテリアとしても使えます。

無印のこの商品は完全密閉ではないので、液体などを入れると漏れてしまう場合があります。価格は税込750円です。無印好きな方にも、そうでない方にもとても人気があります。

100均の味噌ストッカー

100均にはたくさんの保存容器がありますが、その中でもおすすめなのが100均の味噌ストッカーです。100均の味噌ストッカーはセリアで購入できます。サイズは小さいものと大きいものとがあり、取っ手がついているのがポイントです。

冷蔵庫に入れても取り出しやすく、シンプルな白い外観も魅力的です。100均とは思えないクオリティになっています。

星硝:セラ―メイト密閉びん1L

星硝のセラ―メイト密閉びん1Lは、Amazonなどの通販サイトでも大人気の商品です。外見は無印のソーダガラス密閉瓶と似ている商品です。小麦粉保存の他、コーヒー豆の保存などに利用している人も多いです。開け閉めがしやすいこと、しっかりと密閉できることが魅力の商品となっています。実用性とおしゃれさも兼ね備えた密閉びんです。

ニトリ:ホーロー保存容器1.44L

保存容器といえば、お値段以上のニトリにも豊富に種類があります。ニトリのホーロー保存容器1.44Lは、白いホーローでできた保存容器になっています。シンプルで冷蔵庫やキッチンのインテリアのじゃまになりません。価格はフタ付きで税込み999円です。

ホーロー製なのでにおい移りがしにくいのもポイントです。高くなりがちなホーロー製品でも、ニトリの商品はコスパがいいので安く手に入れることができ、人気があります。小麦粉保存の他にもニトリのホーロー容器は食材の保存にも最適です。サイズ違いもあるのでいろいろな種類をあつめたくなります。

ニトリ:フレッシュロック角型1.4L

キッチンの粉もの入れに大人気のタケヤのフレッシュロックは、ニトリでも取り扱いがあります。プラスチック製で軽いのが特徴で、料理の際に持ち運びがとても便利です。透明なので外から何が入っているかわかりやすいのもポイントとなっています。

フタ部分にシリコンパッキンが入っており、密閉することができます。フレッシュロックは湿気を防ぐのに最適です。小さいものなら410円~で、小麦粉保存におすすめな角型1.4LはAmazonでは864円程となっています。ニトリの店舗で確認してから購入できるので便利です。

野田琺瑯:持ち手付ストッカー角型Lシール蓋付

野田琺瑯の持ち手付ストッカー角型Lシール蓋付も小麦粉保存におすすめの保存容器です。100均の味噌ストッカーと同様、持ち手がついているので冷蔵庫から取り出しやすいのがポイントとなっています。Amazonでは1.2Lが2646円ほどとなっています。

価格は少し高めですが、一生モノの保存容器と考えるとにおい移りもせず、使い勝手がよいのでとても重宝する商品です。粉もの保存だけでなく熱に強いホーロー製なので調理器具や味噌入れとしても使うことができます。

蓋はシール蓋、琺瑯蓋、密閉蓋の3種類から選べるようになっています。価格的にはシール蓋が一番安いです。蓋だけ買い替えることも可能なので便利です。

野田琺瑯:持ち手付ストッカー角型L密閉蓋付

こちらは野田琺瑯持ち手付ストッカー角型Lの密閉蓋付のものです。密閉蓋にすることでしっかりと密閉することができます。中央にはつまみがあり、柔らかめの素材の蓋になっていてしっかりと閉まります。つまみを下げると密閉できる仕組みです。シリコンのゴムがついていて汁や臭いがもれないようになっているので、シール蓋よりもより安心です。

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振りかけも出来る便利な容器

小麦粉の保存容器には振りかけができるタイプのものも販売されています。キッチンでそのまま肉や魚に振りかけることができるため、とても便利で重宝する商品です。

しかし、振りかけるタイプのものは長期保存に向かないものが多いので、長期保存をしたい場合には上記で紹介した密閉できるタイプの保存容器を選ぶようにしましょう。それでは振りかけタイプの小麦粉の保存容器を紹介します。

100均の調味料ボトル

100均のセリアで販売されている調味料ボトルは、片手で開けてふりかけることができるようになっています。デザインもシンプルにできていて、液体調味料とデザインをそろえることができるのもポイントとなっています。密閉はできないので小麦粉の長期保存には向かず、湿気などに注意する必要があります。

Finlon調味料入れ(缶タイプ)

Finlon調味料入れ(缶タイプ)はステンレスでできた缶の保存容器です。蓋はメッシュのような素材になっていて、小麦粉や胡椒をそのままふりかけることができるようになっています。肉や魚に小麦粉を直接ふりかけることができ、料理の手間を省くことができるのが魅力です。

ステンレスなのでかっこよく、料理のテンションも上がりそうな見た目になっています。価格は999円ほどです。

小久保:小麦粉ふりふりストッカー

小久保の小麦粉ふりふりストッカー小麦粉専用の、ふりかけるタイプの保存容器になっています。中蓋はメッシュになっており、均等に小麦粉をふることができます。中蓋を閉める蓋もついています。ケースは半透明になっているので残量確認もしやすいです。

容量は200mlとなっており、Amazonでは3個セットが689円です。長期保存には向かない商品なので注意してください。

小麦粉は適した保存容器で安全に使おう!

今回は小麦粉の保存容器について紹介してきました。小麦粉保存にはカビやダニが大敵です。湿気のつかない場所、熱くなりすぎない場所に保存するようにして、しっかり密閉できる保存容器で保存するのがおすすめです。保存容器には無印のものや100均のものをはじめ、さまざまな便利な商品があります。

見た目もシンプルでインテリアのじゃまにならないものが多いので、ぜひ自分に合ったものを探してみてください。料理で頻繁に小麦粉を使う人は振りかけタイプの粉もの入れも検討してみるといいでしょう。安心安全に小麦粉を保存して美味しい食卓を楽しんでください。

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