2019年05月20日公開
2024年09月15日更新
美味しい天つゆの作り方《めんつゆ・白だし》簡単で人気のレシピを紹介
天つゆの美味しい作り方を知っていますか?天ぷらには天つゆは欠かせない存在です。市販の天つゆも良いですが、家でも簡単に作れます。家で作ると味の濃さや甘さなどを調節できて、さらに自分好みの天つゆになるのでおすすめです。そこで今回は基本の出汁の作り方と併せて、めんつゆや白だしを使った簡単な天つゆ人気レシピを厳選して紹介します。また、天つゆには欠かせない人気の薬味にも注目です。是非、参考にしてさらに美味しく天ぷらを食べて頂けたら嬉しいです。
目次
美味しい天つゆを簡単で本格的に作るには?
天つゆは天ぷらにはもちろんのこと、様々な料理に合う調味料として人気があります。天つゆを使用することで、さっぱりとした味わいになるのが魅力です。
市販の天つゆも良いですが、実は簡単に家でも作れます。そこで、今回は美味しい天つゆの簡単でしかも本格的に作れるレシピを紹介します。料理や出汁の種類に分けて分かりやすくレシピを紹介しますので、是非あなた好みのとっておきの天つゆを作って下さい。
天つゆの基本の作り方
それではまず、天つゆの基本の作り方を紹介しましょう。出汁の取り方や、天つゆのレシピ、天つゆを作るコツやポイントも解説します。
出汁の取り方
- かつお節 10g
- 昆布 10g
- 水 1L
- あらかじめ水に昆布を浸しておきます。少なくとも30分、前夜から浸しておいてもOKです。暑い日は冷蔵庫に入れておいてください。
- 1を弱火でじっくり沸騰させます。沸いたらすぐに昆布を取り出します。
- 一度火を強めて、さらに沸騰させます。火を止めてかつお節を入れます。
- 再び火をつけて沸騰させ、沸騰したら弱火にしてアクを取ります。
- そのまま3~4分煮出します。
- 火を止めてかつお節を箸で沈めこし器でゆっくりと濾したら完成です。
基本の出汁の取り方のレシピです。かつお節と昆布を使うことで、旨みの強いだし汁になります。火の入れ方にもポイントがありますので、是非注目して下さい。
天つゆの材料と作り方
- 出汁 5
- 味りん 1
- 醤油 1
- 出汁と醤油と味りんは5:1:1とします。
- 鍋に出汁を5、味りんを1、醤油を1入れます。
- 鍋を火にかけてひと煮立ちさせます。
- 火を止めて完成です。
天つゆの材料と作り方のレシピです。出汁を作っておくと簡単にできます。天ぷらやかき揚げ、揚げ出汁豆腐などに添えて食べると美味しいです。
コツとポイント
天つゆの作り方でのコツとポイントは、味りんをしっかり煮立てることです。そうすることで、天つゆの風味や味わいが良くなります。一緒に食べるメインのおかずに対して天つゆの濃淡を調節すると良いでしょう。
天つゆの簡単で人気の作り方・レシピ【めんつゆ編】
天つゆを作る時に基本の出汁を取る時間がない、またはすぐ天つゆを作りたいという場合に活躍するのがめんつゆです。ここではめんつゆを利用した簡単で人気の天つゆの作り方・レシピを紹介します。鍋の場合の作り方とレンジの場合の作り方があります。
材料と作り方(鍋の場合)
- めんつゆ(2濃縮タイプ) 50ml
- 水 50~100ml
- 味りん 大さじ1
- 鍋に全ての材料を入れて弱火にかけます。
- 弱火でじっくり温めながら沸騰直前で火を止めたら完成です。
材料にめんつゆを使った鍋の場合の作り方です。とても簡単すぎる美味しい人気の天つゆレシピです。水はお好みの濃さで加減して下さい。
材料と作り方(レンジの場合)
- めんつゆ(2濃縮タイプ) 50ml
- 水 50~100ml
- 味りん 大さじ1
- 耐熱容器に材料を全て入れます。
- 電子レンジ500wで1分加熱したら完成です。
材料にめんつゆを使ったレンジの場合の作り方です。めんつゆとレンジを使えば1分で簡単で美味しい天つゆができるとは嬉しいです。
ポイント
材料にめんつゆを使った天つゆの作り方のポイントを紹介します。めんつゆは商品によってつゆの濃縮度が違います。手持ちのめんつゆの説明書き通りで味を調節して下さい。
天つゆの簡単で人気の作り方・レシピ【白だし編】
続いては白だしを使った簡単で人気の天つゆの作り方・レシピを紹介します。白だしは上品な味わいが魅力の調味料です。こちらも鍋の場合の作り方とレンジの場合の作り方があります。ご家庭に白だしがある時に是非お試しください。
材料と作り方(鍋の場合)
- 白だし(7倍濃縮タイプ) 大さじ1/2
- 水 100ml
- 醤油 大さじ1/2~1
- 味りん 大さじ1/2
- 鍋に白だし、水、味りんを入れて弱火にかけます。
- 鍋全体が温まってきたら醤油を加えて弱火で加熱します。
- 沸騰直前になったら火を止めて完成です。
材料に白だしを使った鍋の場合の作り方です。材料を混ぜて火にかけるだけなので簡単にできます。鍋に醤油を加える時は味を見ながら好みの濃さに加減して下さい。
材料と作り方(レンジの場合)
- 白だし(7倍濃縮タイプ) 大さじ1/2
- 水 100ml
- 醤油 大さじ1/2~1
- 味りん 大さじ1/2
- 材料を全て耐熱皿に入れます。
- 1を500wの電子レンジで加熱して軽く混ぜたら完成です。
材料に白だしを使ったレンジの場合の作り方です。白だしを使うと天つゆの色が薄めで綺麗に仕上がります。
ポイント
材料に白だしを使った天つゆの作り方のポイントを紹介します。白だしを使って作る天つゆの作り方は薄味が好みの方におすすめです。電子レンジでの加熱時間が長すぎると天つゆが吹きこぼれるので気を付けましょう。
天つゆとめんつゆの違いと代用方法
天つゆとめんつゆはイメージ的には味が似ている感じがしますが、実際はどうなのでしょう?ここでは天つゆとめんつゆの違いと代用方法を解説します。
違い
天つゆはその名の通り天ぷらにつけて食べるつゆのことです。天ぷらの味を引き立てるために、天つゆそのものは濃すぎないようにするのが一般的です。
天ぷらの具には、エビやイカ、魚や鶏、野菜類など様々です。具の素材の味を壊さないように、味は薄めで出汁は多めになっています。地域や好みによっては、砂糖や三温糖を加えて甘めに作る天つゆもあります。
一方、めんつゆは麺全体のつゆのことです。基本的に天つゆよりめんつゆの方が味は濃いめです。蕎麦つゆになると蕎麦の味に負けないように、さらに醤油の味が濃くなります。めんつゆを使って天つゆや丼もののタレなどを作ることができるので、めんつゆを家に常備しておくと便利です。
代用方法
天つゆをめんつゆで簡単に代用できる方法を解説します。天ぷらを食べる直前になって天つゆを切らしていることに気付いた、すぐに天ぷらを食べたいという時にはめんつゆが役立ちます。
そのままめんつゆに付けて食べても良いのですが、やはり天つゆに比べて少し醤油味と出汁が濃い過ぎます。なので少しお湯と砂糖や味りんなどを足して好みの味に調整するのがおすすめです。目安としてめんつゆの1/5程の量を加えると天つゆの代用として美味しく頂けます。
天つゆにおすすめの薬味
天つゆにおすすめの薬味を紹介します。天つゆに薬味を加えると一味も二味も天ぷらの美味しさが増します。あなたの好みの薬味と天つゆで天ぷらをより美味しく堪能して下さい。
大根おろし
天つゆの薬味といったら、まずは人気の大根おろしです。大根おろしのキレのあるほど良い辛味が、天ぷらを食べた口の中をさっぱりさせてくれます。また、大根おろしの心地よい刺激と爽快感がさらに食欲を沸かせてくれます。天つゆに大根おろしと梅干や紫蘇の葉などを組み合わせても美味しいです。
おろし生姜
こちらも天つゆには人気の薬味であるおろし生姜です。ピリッとした刺激があるので大人に好まれる薬味です。魚介類やとり天などを食べる時には、とくにさっぱりとなって相性ばっちりです。生姜は天ぷらの素材の味を引き立てる役割もしてくれます。生姜と大根おろしを一緒に天つゆに入れても美味しいです!
もみじおろし
- 大根
- 唐辛子
- 大根の皮を剥きます。
- 菜箸で大根の断面に穴を開けます。この時突き抜けないように注意して下さい。
- 唐辛子はヘタを取り、少ししごいて種を取ります。赤唐辛子を菜箸に刺し、そのまま大根の穴に埋め込みます。
- 3にラップをして冷蔵庫で半日寝かします。
- 冷蔵庫から出した唐辛子入りの大根をおろし金で擦りおろします。擦り切れなかった大きめの唐辛子の破片を取り除いたら完成です。
天つゆに合う薬味で、さらに本格的にピリッと辛い刺激の欲しい方にはもみじおろしがおすすめです。もみじおろしは大根おろしに赤唐辛子を擦りこんだ薬味のことをいいます。大根に開けた穴の数は唐辛子を入れる数なのでお好みで加減して下さい。擦りおろす時は唐辛子が穴から飛び出さないように、優しくして下さい。
天つゆの作り方はポイントを覚えれば簡単
出典: https://arnon.jp
基本の出汁や、めんつゆ、白だしを使った美味しい天つゆの作り方を紹介しました。思い立ってすぐに作れる簡単天つゆレシピがたくさんあるのが嬉しいです。使う材料によって天つゆの味も少しずつ違ってくるので、いろいろ試してみて好みの味に仕上げるのがポイントです。自家製の天つゆを使って、より美味しく天ぷらを楽しんで下さい。