ウイスキー初心者におすすめの銘柄19選!初心者必見の選ぶポイント!
ウイスキーは、炭酸で割って味わえるハイボールの人気が高まり注目度が上がっています。ハイボールや水割りは飲めても、ウイスキーのストレートやロックはまだ味わったことがないといった初心者におすすめの銘柄を紹介します。ウイスキーは、いろいろな味わい方ができるのも魅力で、飲みやすい初心者向けのものもあります。価格も手ごろで試しやすいものから、少し値段は高めでも、初心者にとっては美味しく飲みやすいものも多数あります。
ウイスキー初心者必見の選ぶポイント4選
ウイスキーをほとんど飲んだことがない、飲んでもお店でハイボールとして注文するくらいというウイスキー初心者にも、ウイスキーは馴染みやすいアルコールの一つです。初心者向けのウイスキーを選ぶ際のポイントを4つ紹介します。
選び方①比較的安い価格
ウイスキー初心者が始めて、ウイスキーのボトルを購入するのであれば、スーパーや行きやすい酒店などで定番として販売していて、お手頃価格のものがおすすめです。銘柄によっては数万円するものもあるウイスキーですが、1本のボトルであれば1,000~3,000円くらい、お店で味わうときに1杯600~900円くらいのものが目安です。
価格が高いものは、ウイスキーを飲み慣れている人には美味しいと思えるものでも、初心者にとってはにおいがきつい、美味しいと思えないというものもあります。先ずは試しやすい価格のものから、飲んでみてください。
選び方②購入しやすい
価格が比較的安いというポイントと同様に、初心者が購入するウイスキーであれば、CMで見たことがあるような銘柄、酒店での定番販売している銘柄で、購入しやすいというのもポイントになります。バーで味わったウイスキーが美味しくて購入したいけれど、なかなか市販されていないというものもあります。
値段が手ごろであるのと合わせて、手に入れやすいウイスキーから試していくのが、初心者向きということができます。
選び方③容量が少なめ
ウイスキーのボトルでは、小さなミニボトルサイズから大容量のマグナムボトルといわれるものまであります。初心者が自分で飲むために購入するのであれば、まずは普通のサイズか容量が少ない300~350ml入ったハーフボトルのものがおすすめです。
ミニサイズボトルのものは40~100mlほどが入っていて、これを2~3種購入してみて、味を試すという方法もあります。初心者であれば、香りや味が好みでなく、飲みきれないということがないように、大容量のものは避けてください。
選び方④飲みやすい
ウイスキー初心者にとっては、飲みやすい味というのも分かりにくいものですが、自分が好きな味、美味しいと思えるものが飲みやすいものになります。どの銘柄を選んでよいか分からない場合には、「国産ウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」「香りや味のバランスがいい」の3点をおさえて選ぶと、飲みやすいウイスキーに出会えます。
国産のウイスキー
ウイスキーには多くの銘柄がありますが、原産国も多数あります。初心者でどれから試そうか迷うのであれば、日本製の国産ウイスキーがおすすめです。日本のウイスキーは、日本人の口に合うような香り、味わいを目指して造られている銘柄が多く、初心者が飲んでも飲みやすいと感じられるものが多いです。
ブレンデッドウイスキー
ウイスキーを大きく2つに分けると、シングルモルトとブレンデッドウイスキーがあります。シングルモルトというのは、1つの蒸留所で大麦麦芽(モルト)を原料にして醸造されたモルトウイスキーのことで、その蒸留所の個性が強く、初心者向けには好みのものでないと、飲みやすいとは言えません。
ブレンデッドウイスキーになると、モルトウイスキーととうもろこしやライ麦などの穀物を原料としたグレーンウイスキーをブレンドして、風味良くバランスがとれた味のものが多くなります。初心者向けにはブレンデッドウイスキーがおすすめになります。
香りや味のバランスがいい
香りや味は個人の好みによりますが、ウイスキー初心者向けには、ウイスキー独特の「ピート香」が少ないものがおすすめです。ピート香は、ウイスキー製造工程で原料の大麦などを乾燥させるために加熱する際に、燃料として石炭やピートという燃料を使います。
このピートで燻されることで燻製や消毒液のようなにおいがつき、このにおいが強いものは苦手な人も多いです。初心者であれば、このピート香が少なく、ブレンドされている国産ウイスキーがおすすめです。
ウイスキー初心者におすすめの銘柄19選
ウイスキー初心者向けに、手に入りやすく人気のある19の銘柄を紹介します。この中でも、それぞれに個性のある味があるので、好みの1本を見つけるための参考にしてください。
サントリーウイスキー角瓶
酒屋だけでなく、スーパーやコンビニでも定番として販売されているのが「サントリーウイスキー角瓶」です。1本1,000円代と手にしやすい価格で、マイルドな味わいからハイボールにして飲む人が多い銘柄です。初心者向けには、ジンジャーエールで割ったり、ハイボールにしてレモンを加えるとより爽快に味わえます。
口コミ
口コミでは、ハイボールで飲んで飲みやすく、初心者だけれど購入したというものが目立ちます。家庭でも味わいやすく、冬にはお湯割りにして飲んでいる人も多いです。クセが強くなく、ほんのりと甘さを感じるのが、割っても飲みやすい特徴といえます。
ジャックダニエル
アメリカのウイスキー「ジャックダニエル」も、手に入りやすい銘柄の1つです。初心者向けにはブラックという黒色のラベルのものがおすすめです。1本2,000円ほどで、キャラメルのような甘い香りとまろやかな口当たりで、ロックでも味わいやすいです。
口コミ
初心者が初めて口にした時には「きつい」と感じる人もいるようですが、コーラで割って飲み慣れてからお湯割りやロックでも飲んでいるという人もいます。バーボンらしい味わいを好きになり、定番としている人も多いです。
カティサーク
ウイスキーの本場スコッチウイスキーの中で、初心者向けなものが「カティサーク」です。グリーンのボトルに入り、優しい口当たりで香りがきつくないので飲みやすいウイスキーといえます。ほんのりとフルーティーな味もするので、ロックや水割りでも飲みやすい銘柄です。1本1300円ほどで、帆船の絵が目印です。
口コミ
飲みやすい、イチゴやぶどうといった果実と合わせて味わっているという口コミもあります。初心者向けのグリーンのボトルですきになって、同じカティサークの12年熟成のものへと進める人もいます。
フロム・ザ・バレル
ジャパニーズウイスキーの1銘柄の「フロム・ザ・バレル」は、シンプルなラベルで1本2,500円ほどです。ウイスキーらしい琥珀色で、香りとコクを感じられ、アルコール度数が51度あるので、初心者向けにはハイボールや水割りでの味わい方がおすすめです。ウイスキーを好きになり始めたら、手にしてほしい1本です。
口コミ
サントリー碧が盛り上がってるなか、買いに行けなかった私は対抗?してフロムザバレルを…
— ぺんき (@sakuyahime_1205) April 16, 2019
パンチあるけどめちゃウマ!
ニッカの気合を感じる一本だなー#ウイスキー#twlc pic.twitter.com/qkAtLvijGr
フロム・ザ・バレルの価格からみて、美味しさが高級なものに負けていないという声も多く、自宅には常備しているというファンもいます。ハイボールから入り、ロックで味わえるようになったという口コミもみられます。
トリスクラシック
1本1,000円以下で購入できるという点でも初心者向けなのが「トリスクラシック」です。戦後の日本での洋酒ブームの火付け役となった銘柄で、手ごろな価格で日本酒にはないワイルドさを感じることもできるということで人気がでました。現代でもハイボールなどでも味わいやすく、家庭用の定番ウイスキーといえます。
口コミ
父親が飲んでいたという人もいて、アンクルトリスというキャラクターに馴染みがあり、先ずは手の出しやすい価格、コンビニなどでハイボールの缶飲料として味わったことがあったから購入してみたという人もいます。クセを感じる人もいますが、炭酸水とレモンでマイルドにして味わっている人もいます。
ブラックニッカ クリア
ヒゲを蓄えた男性のイラストが目印となっているのが「ブラックニッカ クリア」です。1本1,000円以下で購入できるということで、気兼ねなく飲めるコストでいながら、口当たりが軽やかで人気の銘柄です。ピートを使わないことで、きついと感じる人もいるにおいがないので、初心者向けといえます。
口コミ
低価格が魅力で、大容量サイズを購入して、飲み続けているという口コミが多いです。アルコール度数が37度でロックでも味わっているという人もいます。
ジムビーム
CMも多数放映されていて、甘い香りが特徴で、のどには軽く入っていくということで人気なのが「ジムビーム」です。軽快さが楽しめ、1本1,000円ほどで購入できる手軽さもあり、比較的若い世代向けのバーボンともいえます。ハイボールから、クラッシュした氷をたっぷりと詰めたグラスに注ぎいれれば、より爽快に味わうことができます。
口コミ
CMの印象が強く購入してみた、イベントで飲んでみて気に入ったという口コミがあります。バーボンはきついとイメージしていた人でも、ハイボールにしてさわやかに飲め、白いラベルの4年熟成から黒いrベルの8年熟成を試してみる人もいます。
I.W.ハーパー ゴールドメダル
原料の80%以上がとうもろこし、内側を焦がしていない新しい樽で熟成させているので、とろみをかんじるような舌触りで、おだやかな後味が特徴的なものが「I.W.ハーパー ゴールドメダル」です。
バーボンといわれるアメリカンウイスキーのイメージからすると、マイルドさを感じられ、1本1,500円ほどで購入できるお手頃感もありおすすめです。
口コミ
□I.W.ハーパー□
— ウイスキー大好き@コナン君のお酒 (@whisky_daisuki_) May 4, 2019
代表的なバーボンウイスキー。
上品な甘さでチェイサーを飲むことによって初心者は特に広がる甘味を感じることができると思う。
しかしある程度飲みなれてくるとこれでは物足りなくなって度数の高いバーボンに走りがち(私)https://t.co/1CSQsWY9Mh
飲み慣れていない人では、きついと感じる人もいるようですが、おだやかな後味を気に入る初心者もいます。ソーダ割りで味わいはじめ、ロックからストレートでも味わえるという評判もあります。
バランタイン ファイネスト
スイートでまろやかという特徴を持つ人気のスコッチウイスキーが「バランタイン ファイネスト」です。バランタインは、数十種類の原酒をブレンドしていながらバランスがよく、初心者向けには白帯のファイネストがおすすめです。1本1,000円台ながら、初心者はハイボール、慣れている人はストレートやロックでと共通で楽しめる銘柄です。
口コミ
安くて飲みやすい、食事とも合わせやすいという点が人気をよんでいます。数種類の見比べて、このバランタインに落ち着いたという口コミもみられます。
グレンフィディック12年
甘い熟成した香りが特徴的ながら、刺激となる口当たりが少なく初心者向けなのが「グレンフィディック12年」です。グレンフィディックは、シングルモルトの先駆けでもあり、安定感のある銘柄です。初心者にはグリーンのボトルの12年2,500円ほどのものがおすすめですが、別ボトルの15年、18年といったものも試してみる価値があります。
口コミ
初心者にはやや割高な感じもするようですが、美味しいという評判が多いです。シングルモルトなので、ストレートで味わうか、ロックでゆっくりと飲みながら、小さな贅沢を楽しめるとおすすめしている人もいます。
ザ・グレンリベット12年
ウイスキーを飲み慣れていない人でもバーに行き、「ザ・グレンリベット12年」をオーダーすれば間違いないといえる初心者向けな銘柄です。19世紀に密造の時代が終わったスコットランド周辺で人気が高まり過ぎ、同じ名前のものが出回るようになり、「ザ」を名前の上に付けたほどでスコッチの父ともいわれています。1本3,000円ほどです。
口コミ
ウイスキーの歴史を知るためにも初心者におすすめしているバーテンダーもいるのが、グレンリベットです。ハチミツのような甘さが女性にも好評で、ハイボールにして飲みやすい爽やかさを楽しむ人もいます。
マッカラン12年
1本3,000~4,000円の価格ではありますが、有名さと飲みやすさで初心者向けにおすすめするのが「マッカラン12年」です。熟成することでまろやかになる味を感じることができ、ストレートからハイボールまで、どんな飲み方をしても風味を感じられます。
口コミ
ところでハイボール
— 鴇田屋、お主も悪よのう (@tokitaya6100) April 10, 2018
自分は普段ウイスキーを積極的に飲まないんですが、馴染みのお店で利きハイボールをやってみたらマッカランが一番飲みやすかったです
なんでもハイボールはマッカランに始まりマッカランに終わるなんて言葉もあるとかないとかw
とりあえず銘柄に困ったらマッカランって言っとけとw pic.twitter.com/uFURZQZBSZ
初心者がマッカランの味を知っておくと、バーでマッカランに近いものを、というオーダーもできます。ストレートで味わったことがなくても、これならチビチビと飲めるという人もいます。
シーバスリーガル12年
女性のウイスキー初心者向けにもおすすめなのが「シーバスリーガル12年」です。シーバスリーガルは19世紀から続くスコッチウイスキーで、根強いファンがいます。しっとりとした舌触りの後に、香りが口のなかに広がり、ロックや水割りで味わって欲しい銘柄です。1本2,500円ほどで販売されています。
口コミ
シーバスリーガルのミズナラも好きだけれど、価格的に手ごろな12年を愛飲している人もいます。初心者の女性が飲んでも甘さを感じられて、水割りかやや濃いめの水割りで楽しめるウイスキーという口コミがみられます。
カナディアンクラブ
華やかな香りとやわらかな口当たりで、アルコールそのものにあまり強くない、ウイスキー初心者向けなのが「カナディアンクラブ」です。「C.C.」と呼ばれることもあり、クセがなく品のよい香りは感じられるので、ハイボールはもちろん、コーラやジンジャーエールなどで割ると飲みやすい1杯になります。1本1,000円ほどです。
口コミ
バーではこれをカクテルベースとして使っているところもあり、そこで教わりカナディアンクラブを使ってカクテル作りを楽しんでいる人もいます。手ごろな価格で、夕食とあわせてハイボールで味わうという口コミもあります。
ボウモア12年
アイリッシュウイスキーには、スモーキーな香りが強く初心者向けとは言い難い銘柄がありますが、「ボウモア12年」は、スモーキーさもほんのりとしながら、フルーティーな味わいもあります。力強いウイスキーを求める初心者におすすめです。1本3,500円ほどしますが、クセになる味です。
口コミ
バーテンダーはウイスキー初心者にはおすすめしないものですが、少し香りのあるものを求められると、このボウモア12年を出しているという人もいます。この12年でクセになり、15年や別のものも試してみていると、ファンになる人もいます。
ジョニーウォーカー ブラック12年
ほのかなスモーキーの香りがウイスキーらしく、口にふくむとふわりと滑らかにのどにはいる軽快さがおすすめの「ジョニーウォーカーブラック12年」です。ジョニーウォーカーの黒ラベルは12年以上熟成した原酒をブレンドしていて、たくさん並ぶボトルの中でも斜めのラベルが目につきやすいです。1本2,000円前後で、コスパもよい1本です。
口コミ
スコッチウイスキーの中では初心者でも飲みやすい1本で、コストパフォーマンスも良いということでおすすめするバーテンダーもいます。
メーカーズマーク
バーボンの特徴である樽の香りがなく、柑橘系の香りがしふんわりとした味わいで初心者におすすめなのが「メーカーズマーク」です。アメリカの中では小規模な蒸留所でクラフトバーボンともいわれ、ボトル詰めした後、赤い蝋で封をしているのも特徴です。1本2,300円ほどで、手に入れやすいのもポイントです。
口コミ
手ごろな価格で飲み続けている人も多く、炭酸で割ってもよくロックでもよくと幅広く味わえるということで好まれています。
白州
ジャパニーズウイスキーを代表するような1本でもある「白州」は、初心者でもハイボールなどで軽快に味わえる銘柄です。ロックなどで氷を加えて冷やすことで、よりさっぱりとして繊細な味を堪能できます。人気が高まり、原酒量も限られているので価格は1本6,000円以上ですが、贈り物にもおすすめです。
口コミ
すっきりとした口当たりで食事に合わせやすいということでファンになった人もいます。初心者でも飲みやすく、かつ味わいの深さも感じられるということで人気です。
富士山麓
すっきりとしていながら、花のような心地よい香りを持っているのが「富士山麓」です。熟成していく時につく香りは、水割りにしても感じられ、お湯割りでその香りをたっぷりと楽しむというのも初心者にもトライして欲しい飲み方です。1本2,000円ほどで、初心者でも気に入ったら熟成期間の長いものと比べる楽しみかたもできます。
口コミ
繊細さもありながら、炭酸や水でわっても風合いを感じられる点が魅力です。夏場はロック、寒くなったらお湯割りで楽しんでいる人もいます。
ウイスキー初心者が知るべき基礎知識
ウイスキー初心者が知っておくと、銘柄を選ぶときのチェックポイントにもなり、ウイスキーへの興味が深まる最初の一歩が、「世界五大ウイスキー」と「飲み方」です。ウイスキーは1本のボトルがあるだけで、さまざまな味わい方ができるのも魅力です。
世界五大ウイスキー
ウイスキーは世界中で醸造されていますが、全世界での生産量のおよそ90%以上は世界中の5つの地域で造られています。それぞれの地域ごとに特徴があるので、好みのものをみつけたら、それと同じ原産国のウイスキーの別銘柄を試していくこともできます。
①スコッチウイスキー
世界で最も生産量が多いのが「スコッチウイスキー」で、スコットランド、イギリスで造られています。ウイスキーの本場といわれる地域で、穏やかな味のものからクセの強い個性的なものまで幅広くあります。特徴は、製造工程で使われるピートの香りが強いものが多いです。
②アイリッシュウイスキー
ウイスキー造り発祥の地といわれる、アイルランドのウイスキーを「アイリッシュウイスキー」と言います。生産量はスコッチウイスキーには敵いませんが、歴史あるウイスキー産地です。特徴は、醸造期間が短めのものが多く、すっきりと飲みやすいものが多いです。
③バーボンウイスキー
アメリカのケンタッキー州発祥のウイスキーが「バーボンウイスキー」「アメリカンウイスキー」と言われす。アメリカに移住し開拓したスコットランドやアイルランドの人たちが、手に入りやすいとうもろこしを使い造ったのが始まりです。特徴は内側を焦がした新しい樽で熟成させているので、香ばしさが強く、素朴な甘さを感じるものが多いです。
④カナディアンウイスキー
アメリカの禁酒法が施行された時代に、製造が盛んとなったのがカナダの「カナディアンウイスキー」です。五大ウイスキーの中では、最も軽やかで口当たりがスムーズという特徴があって、そのまま水割りや炭酸で割るという他に、リキュールなどと合わせるカクテルのために使われることの多いウイスキーです。
⑤ジャパニーズウイスキー
スコッチウイスキーを手本として造られ始めたたのが、日本の「ジャパニーズウイスキー」です。他の産地に比べると、醸造されている歴史は浅いですが、やわらかな水を使い、日本人ならではの繊細さもあって、世界的にも評価が高まっています。特徴としては、強いクセよりも丸みのある味わいのものが多いです。
ウイスキーの飲み方
出典: http://tamaya.co
ウイスキーはボトルからグラスに注ぎ入れてそのまま味わうストレートから、氷だけを加えたり、炭酸水などで割ったりと、飲み方のバリエーションが豊富なところも魅力です。好きな味や香りのウイスキーに出会ったら、飲み方を変えて飲むと、よりそのウイスキーの個性が分かるようになります。
水割り
ウイスキーを注いだところに、ミネラルウォーターを加えたものが「水割り」です。氷を入れるのが定番ですが、氷をいれない水割りもあります。氷入りの場合、ウイスキーが1に対し、水は3~5が目安ですが、好みの濃さで味わえるので、食事に合わせたり、アルコール度数や香りが強いものも、水でのばされることで、口当たりが優しくなります。
オン・ザ・ロック
大きめの氷をいれたグラスに、ウイスキーを注ぎ、マドラーなどでかき混ぜてウイスキーをよく冷やして味わうのが「オン・ザ・ロック」です。一口目と氷が少しずつとけてマイルドになっていく変化を楽しめる飲み方です。香りの広がりは少な目ですが、ウイスキーがもつ甘みやコクを感じやすくなります。
ストレート
ウイスキーそのものを味わうのが「ストレート」です。小さめのグラスに1/2程度注ぎ入れ、舌に沿わせるように、少量ずつゆっくりと飲むのが基本です。ウイスキーの香り、味がよく分かりますが、初心者向けにはミネラルウォーターを添えて、ウイスキーを少し口に含んで香りを楽しみ、強いアルコール度数を水で流しこむというのがおすすめです。
トワイスアップ
ウイスキーの香り、味の個性を感じやすい飲み方が「トワイスアップ」です。常温のウイスキー1に対し、常温の水を1加えたものになります。ワイングラスのようなもので味わうと、香りが分かりやすく、常温の水で割ることで味をしっかりと感じることができます。
ウイスキー初心者向けの選び方とおすすめ銘柄を参考に
ウイスキー初心者向けには、価格が手ごろ、手に入れやすい、容量が少なめ、ブレンデッドウイスキー、国産ウイスキーといったものから選ぶと失敗が少ないです。お店で味わって美味しいと感じたものの銘柄をチェックして、そのウイスキーを購入するという方法もあります。
初心者向けにおすすめな19銘柄を参考に、好みのウイスキーとより美味しく感じる飲み方を見つけて、ウイスキーを楽しんでください。