2019年03月20日公開
2024年09月08日更新
世界三大珍味って何?キャビア/フォアグラ/トリュフで美味しいのは?
世界三大珍味と聞くと、高級なイメージを想像する方も多いことでしょう。そんな世界三大珍味の詳しい特徴や味などを知っていますか?世界三大珍味は、キャビア、フォアグラ、トリュフで成り立っています。今回は、世界三大珍味と呼ばれる理由をはじめ、美味しいのかどうかなど詳細をお届けしましょう。また、合わせて日本三大珍味の、うに、からすみ、このわたについても見ていきましょう。
世界三大珍味は美味しいの?
世界三大珍味と聞くと、高級なイメージを持っている方も多いことでしょう。テレビなどでも、時たま見かけることがある世界三大珍味は、美味しそうに食べているイメージがありますが本当に美味しいのでしょうか?
また、世界三大珍味の特徴などの詳しいことを全て説明することができるでしょうか?普段の食事では、そこまで見かけることのない世界三大珍味を今回は詳しく紹介していきましょう。
世界三大珍味とは?
まずは、世界三大珍味の基本的なことを見ていきましょう。世界三大珍味とは何?と疑問に思う方もいることでしょう。世界三大珍味の基本的なポイントをおさえることで、少しの説明も可能になることでしょう。
種類
世界三大珍味は、誰もが知っているようにキャビア、フォアグラ、トリュフから成り立ちます。そのどれもが、特徴的な見た目、味わいが特徴的です。その味わいを、美味しいという人もいれば、料理に使用されているのは微量のため美味しいのか分からないまま食べ終わってしまった、という方も少なくありません。
世界三大珍味と呼ばれる理由
世界三大珍味と呼ばれる理由は、まず挙げられるのが希少価値の高さにあります。世界三大珍味それぞれの原料が、なかなか手にすることの難しい、また原料になる生き物から少量しか取れない、などの理由から世界三大珍味と呼ばれるようになりました。
また、珍味と呼ばれるものは製造にも手間がかかっているものも多く、そのようなことから高級品であり、尚且つ世界三大珍味と呼ばれるようになったのが理由と言われています。
知名度が高く高級品
世界三大珍味は、世界に共通することから知名度はかなり高いといえるでしょう。全世界共通しているため、どの国でも、この3つの珍味はすぐに伝わります。高級品であることも、共通していることから、どの国で食べても同じような味わいで安定しているのも魅力です。
世界三大珍味「キャビア」
世界三大珍味のひとつでもある、キャビアから紹介をしていきたいと思います。キャビアのイメージは黒い粒々のイメージを持っていることでしょう。そんなキャビアは、どのようなものなのでしょうか?
キャビアとは?
キャビアの原料には、チョウザメの卵が使用されています。新鮮なチョウザメの卵を塩漬けにしています。現在、キャビアの価格は高騰しており、その理由としてチョウザメが希少になってしまったためといわれています。
また、養殖も難しいことから、キャビアの高騰は致し方ないことであるといわれています。キャビアは、卵の粒の大きさによっても価格変動があり、大きいほど価値が高くなるといわれています。
香りや味
キャビアの香りは、塩漬けがされているためそこまで気になる香りはないものの、味わいには塩漬けの濃度の関係からしょっぱさを感じることが多くあります。輸入物は特に濃度を上げているため、チョウザメの卵本来の味はなかなか楽しめないといわれています。
主に使用される料理
キャビアの使用される料理として、キャビアを主にした料理はほぼありません。塩分の濃度が高いことから、料理に添えるようにして少量がトッピングされている場合が多くあります。クラッカーやパスタなどに使用されるシーンが多いといえるでしょう。
世界三大珍味「フォアグラ」
次に紹介していくのがフォアグラです。フォアグラと聞くと、どのようなイメージをするでしょうか?キャビアとは違い、食べ応えがある三大珍味になっていることもあり、高級料理のメインにも出されることも多いのがフォアグラです。
フォアグラとは?
フォアグラは、ガチョウやアヒルの肝臓のことを指します。フランスの代表的な食材のひとつになっており、フランス料理には使用されることの多い食材です。
現在は、動物保護の条約などの理由からフォアグラを作り出すことが難しいといわれており、肥大した肝臓にすることが動物虐待に値するという論争も行われています。そのため、生産も少なくなっていることから希少になってきているのも事実でしょう。
香りや味
フォアグラは、濃厚な味わいが特徴的です。香りには特にクセはないものの、脂の量はかなり多い部位になっていることもあり、ソテーを行う場合にはバターなど油を入れる必要もないくらいであるといわれています。味わいが濃厚なので、少量でも満足ができることでしょう。
主に使用される料理
フランス料理に主に使用のされるフォアグラは、ソテーで食べられることが多いといわれています。理由のひとつとして、その他の料理に合わせても、フォアグラの濃度が勝ってしまうために、フォアグラのソテーと野菜、というシンプルな食べ方が一番おすすめされています。
世界三大珍味「トリュフ」
世界三大珍味の最後に紹介をするのが、トリュフです。トリュフは、チョコレートにもありますが世界三大珍味のトリュフから名前が付けられたといわれています。それだけ有名なトリュフの特徴や合う料理を見ていきましょう。
トリュフとは?
トリュフは、きのこの一種であることを知っていますか?実は知らなかったという方も多いのが、このトリュフの原料です。日本では見かけることのないきのこの形をしているため、本当にきのこだろうか?と疑問に思う方も多いことでしょう。
地上には生えずに、土の中に埋まっているので、見つけることが難しいことから希少価値が高いといわれています。
香りや味
トリュフは、味を楽しむのではなく香りを楽しむ食材になっています。そのため、かなり鼻にくる香りが特徴的です。しかし、日本人には慣れないその香りは少し苦手な方も多くいるといいます。その反対に、トリュフの香りが良い香りであるという西欧人の方は、マツタケの香りが異臭に感じるといいます。
主に使用される料理
トリュフの料理への使用は、香り付けとして使用されることがほとんどです。そのため、パスタやリゾットの上にスライスのしたトリュフが乗っているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?そのように、料理にアクセントを加えるのが、トリュフの役目であるといわれています。
日本三大珍味はある?
ここまで世界三大珍味を紹介してきましたが、日本にも三大珍味があるのを知っていましたか?日本三大珍味と呼ばれる、うに、からすみ、このわたは日本に伝わる日本三大珍味です。
世界三大珍味はどれも名前を聞いたことがあるものばかりですが、日本三大珍味があるのを知らなかった、という方も少なくないでしょう。世界三大珍味に合わせて、日本三大珍味の詳細も合わせて見ていきましょう。
うに
日本三大珍味のうには、お寿司や刺身などで食べられているうにとは違い、塩漬けのされているうにのことを指します。塩うにとも呼ばれており、お酒のつまみにも最適な味わいで、濃厚なうにの旨味を感じられます。また、お寿司や刺身で食べるうによりもクセが少なくなることで、食べやすさもあります。
生産のされている地域によって、使用されているうにには違いがあるため様々な生産地の塩うにを食べ比べてみるといいでしょう。美味しいと人気の塩うにをぜひ堪能してみてください。
からすみ
次に紹介するのが、からすみです。からすみはボラやサワラの卵巣を塩漬けしたものになっており塩辛い味わいが最大のポイントです。また、繊細な卵巣を塩漬けにする作業はなかなか機械では織りなせないため、生産地では手作業でからすみを作っているところが多くあるといいます。
からすみは、薄くスライスをして食べるのがおすすめされており、味わいはうにとチーズを足したような風味がクセになります。からすみは、日本三大珍味の中でも高級品になっているので、少しずつ賞味するのがおすすめでしょう。
このわた
日本三大珍味の最後に紹介するのが、このわたです。うにやからすみは、比較的聞いたことのある名前ですが、このわたの名前は中々耳にすることがないという方も多いことでしょう。このわたの原料には、ナマコの内臓を使用しています。
このわたは主に腸を使用しており、長ければ長い方が高級品として扱われています。塩辛のような味付けになっていることもあり、酒のつまみにもおすすめといえるでしょう。このわたは、生きたナマコを手に入れることで、自分でも作ることができますが少々難易度が高いので手作りする際には注意しましょう。
世界三大珍味は一度は味わいたい贅沢品!
世界三大珍味は、珍味と呼ばれるだけあり味わいにはそれぞれに独特な味わいを感じることができます。今回紹介をした、キャビア、フォアグラ、トリュフは高級食材になっていますが、口にする機会があれば、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?クセのある味わいは、もう一度食べたいと感じることでしょう。