2019年01月26日公開
2024年09月01日更新
キャビアの美味しい食べ方は?高級食材の絶品活用レシピも紹介!
キャビアと言えば、世界三大珍味の一つです。誰もが耳にするだけではなく、一度は口にしてみたいと思っている人気の珍味でもあります。そんなキャビアの食べ方や、旬の時期などを探って紹介していきます。キャビアはチョウザメという魚の魚卵ですから、当然旬というものがあります。旬のキャビアはフレッシュキャッチと呼んで、また別に美味しい食べ方があります。また、食べ頃のキャビアを活用した簡単な料理のレシピで、作り方も紹介します。
キャビアの食べ頃は?
キャビアの旬
キャビアはチョウザメの魚卵です。したがって、サケやタラなどと同じく魚類としての旬があります。また、キャビアには塩味が付けられていますが、これも本来の魚卵はサケやタラなどと同様、味はほとんど感じられません。塩味は保存のために塩漬け処理をされた、名残りといってよいでしょう。また、チョウザメは寒い冬も暑い夏も苦手な魚です。そのせいで、温暖な春と秋に卵を宿すことになります。
チョウザメの魚卵を収穫し熟成できるのは、1年のうち3月後半と9月後半の2回だけということになります。そして、「フレッシュキャッチ」と呼ばれる旬のキャビアの食べ頃は、6月半ば頃までと11月末頃までしか味わうことはできません。フレッシュキャッチは熟成期間が短くて、ライトな食感が魅力のキャビアになります。食べ頃が短いこともあって、食通の間では超人気で、垂涎の的になっているのです。
フレッシュキャッチの美味しい食べ方
新ものキャビアである食べ頃のフレッシュキャッチは、熟成されたキャビアとは異なり、軽さと素材そのものを味わえる点が魅力です。食べ頃のフレッシュキャッチの美味しい食べ方は、まずはそのままがおすすめです。スプーンにのせたキャビアにレモンを一滴しぼることで、フレッシュさが一段と増します。ブラックペッパーを一振りしても、しまった別の食感を味わうことができます。基本は手を掛け過ぎないことが大切です。
キャビアの美味しい食べ方は?
そのまま食べる
チョウザメの魚卵には塩分はほとんど含まれていません。塩漬け加工前のキャビアは、ほとんどが水分です。その他の成分は、たんぱく質や脂肪、ミネラルになります。食べ頃のキャビアの美味しい食べ方は、まずはそのままが一番です。ただし、食べ方で気をつけたい点は、キャビアを冷やしすぎるとキャビアの風味や香りを十分に堪能できません。もう一点は、銀製のスプーンは避けます。銀の臭いがキャビアに移ってしまうからです。
銀以外の材質(金・真珠貝・アコヤ貝・水牛・骨・磁器・木etc)のスプーンを使用することと、取り分け用のスプーンと食べるためのスプーンは、異なるものを使うことです。
クラッカーやバゲットと食べる
キャビアは加工段階で塩漬けにされますので、程度の差はあっても塩味がかならず付いています。それ故、食べ頃のキャビアは、ほんのりと甘い食材と合わせて食べる、食べ方が似合っています。クラッカーを使ったカナッペやバゲットを使ったブルスケッタに、クリームチーズなどを塗って、その上にキャビアを少々のせる食べ方が、簡単で美味しい食べ方になります。あるいは、半熟卵の上にのせたりするのも合います。
少し変わった食べ方なら、冬場に出回るくわいを、2mm厚さくらいにスライスして揚げたチップに、のせていただきます。あっさりとした甘さのくわいとキャビアの組合せは、飽きの来ない美味しさの食べ方になります。
パスタに添える
キャビアを使用したパスタのレシピは、けっこう多くあります。クリームやウニ系のパスタののせて食べる食べ方も、キャビアの塩味がアクセントになって、全体を引き立ててくれます。他にもアボガドや明太子のパスタと合わせたり、キャビアを主役にしたオイルサーディンのパスタ、カルボナーラのうえにキャビアを飾ったりなどと、キャビアを使用するパスタのバリエーションはきわめて豊富にあります。
シャンパンと一緒に食べる
キャビアの食べ方に似合いの飲み物は、なんと言ってもシャンパンでしょう。キャビアがのったカナッペやブルスケッタあるいはパスタなどと、相性が抜群なのはすっりとした風味のシャンパンが一番です。キャビアを食べながら、モエ・エ・シャンドン「ネクター・アンぺリアル・ロゼ」を飲み干すなどは、贅沢の極みと言えます。シャンパン以外なら、シャルドネ種で造られる辛口のシャブリなども、キャビアにはよく合います。
キャビアを活用した人気の簡単レシピ
見た目もおしゃれな「ゆで卵のキャビア添え」
キャビアを活用した人気の簡単レシピ、見た目もおしゃれな「ゆで卵のキャビア添え」の作り方です。家庭でも手軽にできるように、シンプルにしたバージョンのレシピになります。
- 卵2個
- キャビア10g
- サワークリーム小さじ2
- 鍋に湯を沸かし、半熟卵を作っておきます。
- 卵をエッグスタンドに立て卵の上部をカットして、サワークリームとキャビアを加えます。
- 食べ方は混ぜながら食べていただきます。半熟卵やサワークリームの甘みとキャビアの塩味のコントラストがたまりません。
おもてなしにもぴったり「キャビアのブルスケッタ」
バゲットを使ったブルスケッタの一種です。バゲットとは、パスタの中のスパゲッティーニやフェデリーニ、カッペリーニなどと同様に、フランスパンの中のいろいろある種類の一種になります。バゲットを使い、おもてなしにもぴったりの「キャビアのブルスケッタ」のレシピです。半熟卵の甘みや玉ねぎ辛みにキャビアの塩気も活用した、ハーモニーが美味しく、簡単な作り方が人気の逸品になります。
- ゆで卵は半熟気味に茹で上げておきます。玉ねぎは薄くスライスして、冷水に放ってから水気をしっかり切っておきます。
- 1cm厚さに切ったバゲットの上に、適当に切り分けたゆで卵と玉ねぎをのせて、キャビアを天に飾ります。
食感が楽しめる贅沢な一品「ホタテとキャビアのカルパッチョ」
キャビアを活用した人気の簡単レシピ、食感が楽しめる贅沢な一品「ホタテとキャビアのカルパッチョ」の作り方になります。ホタテのカルパッチョにキャビアを加えて、リンゴ酢やレモンの利いたさっぱり系のドレッシングが、白ワインやシャンパンにもぴったりの一品となっています。
- ホタテ(刺身用)2個
- キャビア大さじ1
- キウイ少々
- ハーブ適量
- ドレッシング「リンゴ酢小さじ1・レモン汁小さじ1・E.Vオリーブオイル小さじ2・塩コショウ少々」
- ホタテは3mm厚の薄切りにしておく。キウイも薄切りにします。
- ドレッシングをボウルですべてよく混ぜておきます。
- 皿にホタテを並べ、キウイを周りに並べます。ドレッシングを回し掛けて、ハーブを上に飾って完成です。
キャビアを使ったパスタの作り方レシピ
さっぱり美味しい「キャビアの冷製パスタ」
キャビアを活用した人気の簡単レシピは、さっぱり美味しい「キャビアの冷製パスタ」の作り方になります。トマト味のついたサーディンの缶詰を使用することで、どなたにも簡単な美味しいパスタの食べ方になります。
- オリーブオイルサーディンサンドライドトマト1/2缶
- キャビア10g
- レモン汁小さじ2
- パスタフェデリーニ80g
- 粗塩適量
- コショウ適量
- オリーブオイルEXV大さじ2
- あさつき適量
- 鍋で湯を沸かし、パスタを茹でて冷水に取ります。
- ボウルにオイルサーディン・キャビア・オリーブオイル。レモン汁を混ぜて、塩コショウで味を調えておきます。
- 水気を切ったパスタもボウルに加えて、よく混ぜ合わせます。
- 器に盛りつけて、あさつきを散らしたら完成です。
濃厚でトロトロな仕上がり「贅沢に仕上げたアボカド明太パスタ」
キャビアを活用した人気の簡単レシピは、濃厚でトロトロな仕上がり「贅沢に仕上げたアボガド明太パスタキャビアのせ」の作り方になります。定番の明太パスタに濃厚な味のアボガドをからめた上に、キャビアをトッピングした贅沢極まる逸品です。明太とキャビアの2種類のプチプチ感が加わり、アボガドとのからみ合いは極上の旨さの食べ方になります。
- パスタ100g
- アボガド1/2個
- キャビア10g
- バター10g
- 明太子40g
- マヨネーズ大さじ1
- 白出汁小さじ2
- レモン汁小さじ1
- 明太子はほぐしておきます。アボガドは皮を剥き種を外し、1cm角に切り分けておきます。
- 鍋に湯を沸かし、パスタを茹でて湯切りしておきます。
- 中火に熱したフライパンにバターを溶かし、アボガドを入れて炒めたら、パスタを加えて炒め終えたら器に盛りつけます。
- キャビアを上に盛って完成です。
ライム味が爽快な「カッペリーニの冷製キャビア添え」
キャビアを活用した人気の簡単レシピは、ライム味が爽快な「カッペリーニの冷製キャビア添え」の作り方になります。0.9mmのカッペリーニを使って、夏に向く爽やかなパスタの食べ方になります。
- カッペリーニ50g
- キャビア10g
- ライム1/4個
- オリーブオイル大さじ1
- ライムはスライス2切れを取って、残りは搾ります。
- カッペリーニは茹でて、氷水に取り水気を切ったら、ボウルでオリーブオイルとライム汁、茹で汁少々をよく和えておきます。
- 器にカッペリーニを盛って、ライム2切れを飾り、天にキャビアをのせたら完成です。
キャビアのいろんな食べ方を試してみよう!
キャビアの食べ頃や美味しい食べ方を、ここまで詳しく紹介してきました。人気でしかも簡単なレシピも併せて紹介しました。これらを参考にしていただいて、キャビアのいろいろな食べ方を試しみよう!ではありませんか。