ささみカツ/フライは高カロリー?筋トレやダイエット中の食べ方!

ささみカツはカロリーが高く太る食べ物と思っていませんか?油をたくさん使ってフライにするのでそう思う人は多いでしょう。もちろん太る要素もありますが、食べ方や作り方を工夫すればダイエット中の人にもむいている食べ物のようです。そこで、今回はささみカツのカロリーや栄養素について調べてみました。ささみは筋肉を作る上で重要なたんぱく質を摂れる優秀な食材です。そのささみに、チーズなどの食材を加えフライにする事で栄養バランスもよくなりオススメです。ささみカツを上手に食べて、筋トレやダイエットを成功させましょう。

ささみカツ/フライは高カロリー?筋トレやダイエット中の食べ方!のイメージ

目次

  1. 1ささみカツのカロリーは高いから太る?
  2. 2ささみカツ/フライのカロリーや糖質に脂質
  3. 3ささみカツ/フライで筋肉がつく?
  4. 4ささみの栄養素は筋肉に効果的
  5. 5ささみカツ/フライの筋トレやダイエット中の食べ方
  6. 6揚げないささみカツの作り方
  7. 7ささみカツは食べ方を知ればダイエットや筋トレのマストアイテムに!

ささみカツのカロリーは高いから太る?

ダイエット中は揚げ物のカロリーを考え避けている人もいるのではないでしょうか。しかし我慢ばかりは体によくありません。もし揚げ物を食べたくなったら低カロリーなささみカツがおススメです。

もちろん揚げ物である事は間違いないので、ささみだけで食べるよりカロリーは高くなります。しかし、ささみは他の肉と比べると低カロリーな食材です。その低カロリーなささみカツと他の食材を組み合わせて上手に食べる事で、ダイエット中でも安心して食べられる物になります。
 

ささみカツ/フライのカロリーや糖質に脂質

ささみカツは食べ方やプラスする食材次第で、カロリーの気になるダイエット中でも大丈夫と紹介しました。それではささみカツは具体的にどれくらいのカロリーや糖質量、脂質量があるのか調べてたので、早速チェックしてみましょう。

カロリー

ささみのカロリーは、100gあたり105kcalになります。そのささみをフライにしたささみカツのカロリーは、100gあたり約205kcalだそうです。これだけ聞いても、どれくらいカロリーが低いのかピンこないかもしれないので、他の鶏肉の揚げ物のカロリーと比べてみましょう。

鶏むね肉を使用したチキンカツのカロリーは、100gあたり約214calになります。また、鶏モモ肉を使用した唐揚げのカロリーは、100gあたり約290kcalです。このように、鶏肉の他の部位を使用した揚げ物のカロリーと比べても、ささみカツはカロリーが低い食べ物という事が分かります。

糖質量

ささみはとても低糖質な為、ダイエット中の人にもオススメな食材です。そのささみを使用しているので、当然ささみカツも揚げ物にしては低糖質の部類に入ります。ささみカツ100gあたりの糖質量は、約5.3gです。

カロリーと同様他の食べ物と比べてみると、チキンカツ約6.9g唐揚げ約2.5gになります。ささみ自体は低糖質ですが、唐揚げより糖質が高くなったのは、おそらくカツに使用する小麦粉やパン粉が原因と思われます。

脂質量

カロリーと糖質量を見てみましたが、脂質量はどうなのでしょうか。脂質とは、揚げ物に使う油や肉自体に含まれている脂の事も指します。ささみカツに含まれている脂質は、100gあたり約11.3gになります。

糖質量もカロリーと同様比べてみましょう。またチキンカツ100gあたり約12.3g唐揚げは23.7gになります。ささみカツやチキンカツは、一見衣が油を吸い脂質の量が多いように思いますが、肉そのものに含まれれる脂質が少ないので全体的な脂質量も低いようです。

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ささみカツ/フライで筋肉がつく?

ささみカツは、カロリーも抑えられ低糖質なのでダイエットしている人にも向いていますが、実は筋トレしている人にもオススメの食べ物です。それでは、何故ささみカツが筋トレしている人にオススメなのか紹介します。

高タンパク

ささみカツが筋トレ中の人にオススメの理由1つ目は、高たんぱく質の食材であるという事です。たんぱく質は三大栄養素の1つで、私達が生きていく上で欠かせない栄養成分になります。また、筋肉を増やしたい人も積極的に摂取してほしい栄養になります。

運動などで体を動かし筋肉を使う事でたんぱく質が吸収されていき、筋肉が成長していきます。ですから、筋肉を増やしたい人は筋トレする前にたんぱく質を摂るのがいいようです。

ささみ自体脂質が少ない

ささみカツが筋トレ中の人にオススメの理由2つ目は、脂質量が少ないという事です。筋肉を作るのに高たんぱく質な食事を摂る事は必要ですが、脂質が多いと意味がありません。

脂質も欠かせない栄養なので完全に摂らないというのは良くありませんが、控えめにする必要があります。その点、ささみカツはささみ自体の脂質が少ないので、高たんぱく質でありながら脂質を控える事が出来ます

ビタミンB6/葉酸/マグネシウム/亜鉛を含む食材を足そう

筋肉をつける為には、ただタンパク質を摂ればいいというわけではありません。やはりバランスのよい食事をする事が一番です。効率よくたんぱく質を吸収するのに、一緒に食べるとよい栄養があります。それが、ビタミンB6や葉酸、マグネシウムや亜鉛などのミネラルになります。

これらの栄養素は筋肉を作ったり、筋トレで傷ついた筋肉の修復に役に立ちます。筋肉を付けるのが目的であれば、これらの栄養素が含まれている食材も一緒に摂るようにしましょう。

ささみの栄養素は筋肉に効果的

ここからは、ささみカツの栄養を具体的に紹介したいと思います。ささみの栄養を知る事で、あとは不足している栄養素を持っている食材をプラスすれば、栄養バランスのよい食事を取る事が出来ます。どんな栄養素が含まれているのか見てみましょう。

タンパク質

最初に紹介する栄養素はタンパク質です。タンパク質は筋肉や骨、血液を作るのに必要な栄養素になります。運動をする事でタンパク質の吸収もよくなり、筋肉も発達していくのです。その為、不足すると筋肉も増やす事が出来ず、血液や骨などにも影響が出てしまいます。ささみを食べて効率よくタンパク質を摂取しましょう。

ビタミンA

ビタミンA抗酸化作用の働きがあるビタミンです。活性酸素という物質が体を酸化、すなわち錆びさせていきます。この活性酸素は普段の生活でも普通に発生しています。ところが、筋トレや運動をする事でより多くの活性酸素を発生させてしまうそうです。

ささみに含まれるビタミンAは、活性酸素の働きを抑える作用があります。筋トレや他の激しい運動をする人は、通常より酸化しやすくなっているので、ピッタリの食材になります。

ビタミンB2

筋肉を作るのにタンパク質が重要である事は分かったと思います。そのタンパク質を作るのに重要な栄養素がアミノ酸です。そのアミノ酸をアシストするのがビタミンB6になります。

またそのビタミンB6が、上手に体の中で働くにはビタミンB2が必要になります。ささみには、ビタミンB6もB2も両方が含まれているので、筋肉を作るのにとても優秀な食材です。

ナイアシン

ナイアシンはビタミンの一種になります。ナイアシンは三大栄養素がエネルギーに変わる時にアシストする働きがあります。また、近年では若返りビタミンと言われる事もあり、臓器や筋肉の組織を修復する働きもある事が分かりました。運動や筋トレなどで筋肉が疲労した時には、積極的に摂りたい栄養素になります。

ささみカツ/フライの筋トレやダイエット中の食べ方

ささみに含まれているカロリーや糖質・脂質量・栄養素も分かったところで、実際に筋トレやダイエット中におすすめのささみカツの食べ方について見てみましょう。他の食材を加えてバランスを整えたり、油の量を控えたり種類を変えてみたりと色々な方法があります。気になる物があれば、ぜひ参考にしてみて下さい。

チーズを加えて腹持ちをよくする

ささみカツはカロリーも低く低糖質なので、ダイエット中でもおすすめしたいフライです。ただし、デメリットもあり低糖質の為、腹持ちがあまりよくありません。わざわざ低糖質の食事をしたのに、腹持ちが悪く他に何かを食べれば、その分カロリーは増え当然太る事になります。

そこで役に立つのがチーズです。チーズは腹持ちがよくなる事だけでなく、脂肪を吸収しにくく燃焼する働きがあります。たくさん食べて太る事のないよう、チーズを加えて作ってみるのもいいでしょう。

揚げないささみカツを作る

フライを食べる時に気になるのは、やはり油と揚げる事によって増えるカロリーではないでしょうか。しかし、その心配を無くしてくれるような作り方があります。それが揚げないささみカツです。この作り方によって揚げた時よりカロリーを抑える事が出来ます。

辛味成分やクエン酸を含んだものと一緒に食べる

ささみカツの作り方に注意しても、付けるソースによってカロリーが高くなる可能性があります。それでは、わざわざダイエットの為にささみカツを食べるのに太ってしまう事になりかねません。

からしやわさびなどの辛み成分がある物や、酢やレモンなどのクエン酸を含んだ物と一緒に食べれば、脂肪の吸収を防いだり代謝が活発になるようです。作り方以外にも食べ方にも注意しましょう。

ペクチンを含む食材と一緒に食べる

トマトに含まれているペクチンにはデトックス効果があり、便と一緒に体に有害な物を排出する働きがあります。また、血糖値の上昇を抑える働きもあります。クエン酸も含まれているので、一緒に食べる事で色々な効果を得る事が出来ます。

他の野菜と一緒にカットしサルサソースを作れば、バランスや彩りもよくなる上にペクチンや辛み成分両方の効果を感じる事が出来るかもしれません。また、オレンジやキウイにもペクチンは多く含まれるので、ソースに使うのもいいでしょう。

大根おろしを添える

大根おろしの辛味成分イソチオシアネートと言い、代謝をアップする働きがあります。また、脂肪や炭水化物の分解したり便秘を解消する働きもあります。ダイエット中には特にいい成分なので、ささみカツに合わせて食べるのおススメです。

キャベツを一緒に食べる

ダイエット中でささみカツに合わせるとよい食材はまだあります。それがキャベツです。キャベツは食物繊維が豊富な食品です。食物繊維は腸の中でゲル状になり、便を絡めて体外へ排出してくれる働きがあります。

また、コレステロールにもくっ付き、体外へ排出してくれます。最初にキャベツを食べる事で満腹感を感じ食べすぎを防ぐ働きもあります。太るのが心配な人はキャベツを最初に食べたり、ささみカツと一緒に食べるとダイエット効果があっていいかもしれません。

夜に食べない

ささみカツに限らず揚げ物を夜食べるのは、ダイエット中であれば控えるほうがいいでしょう。夜は活発的に活動するわけでなく、昼間と比べてカロリーの消費量も少なくなります。

もちろん寝ていてもカロリーは消費しますが、消費しきれず余った脂質は脂肪へと変わります。ダイエット中でバランスなども考えた食べ方にしたのであれば、なおさら夜に食べるのはやめておきましょう。

野菜料理などでバランス良く

ソースやトッピング、付け合わせにいい物をプラスして食べるのもいいですが、副菜などで野菜料理を作り一緒に食べるのもいいかもしれません。どれだけいい栄養素の物でも、それだけ食べ続けて痩せる事はありません。またカロリーを抑えるだけでいいわけでもありません。バランスのよい食事を取る為に、野菜をプラスするようにしましょう。

油の種類を工夫

油の種類を工夫するのも1つの方法です。色々な油が販売されていますが、ダイエットに向いている油もたくさんあります。キャノーラ油であれば、体に有害なエルカ酸と含んでいません

またコーン油植物ステロールが含まれています。植物ステロールはコレステロールの一種ですが、体内へ吸収される事がほとんどないようです。ダイエットの為にささみカツを食べるのであれば、使う油に気をつけてみるのもいいかもしれません。

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揚げないささみカツの作り方

ささみカツは栄養も豊富で、作り方や食べ方、油の種類を工夫すれば、バランスのよい食事が取れるフライである事が分かりました。それでも、太るかもと心配だったり油やカロリーが気になるようでしたら、これから紹介するレシピを参考にしてみて下さい。このレシピは揚げないささみカツなので、使う油の量をグッと抑える事が出来ます。

材料

揚げないささみカツの材料は、たった7つです。メインのささみと味付け用に塩コショウ粉チーズ、後は衣用に小麦粉パン粉、それにサラダ油になります。ほとんど家にあるような物なので、ささみを買ってこれば簡単に作る事が出来ます。

作り方

作り方もとても簡単です。また揚げないので、夏でも暑い思いをせずに作る事が出来ます。最初にささみの筋を取り除きます。その後、塩コショウと粉チーズをささみにまんべんなくまぶします。卵を溶きほぐし小麦粉を入れます。

そこへささみを入れ、次にパン粉をまぶします。フライパンに油を薄く敷きささみカツを両面焦げ色がつくまで焼きます。火を止めたらフライパンに蓋をして2・3分放置し、予熱でささみの中まで火をとおしたら完成です。今回はフライパンで作る方法を紹介しましたが、オーブンで焼く方法もあります。

ポイント

この揚げないささみカツのポイントは、何と言っても使う油の量を抑える事が出来る。という事です。同じフライでも、油を使って揚げた物とフライパンで焼いた物では油の量が全然違ってきます。また、オーブンで焼けば更に油を抑えられるので、同時にカロリーも抑える事が出来ます

ささみカツは食べ方を知ればダイエットや筋トレのマストアイテムに!

ささみカツは作り方や付け合わせの食べ方に注意すれば、太る心配も少なくなりダイエット中にも安心して食べる事が出来ます。また、ささみ自体低カロリーで高たんぱく質な食材なので、筋肉を増やしたい人にもおススメです。

含まれている栄養も豊富で、一緒に食べるとよいとされる食材もたくさんあります。上手に組み合わせてささみカツを食べれば、揚げ物であるささみカツも筋トレやダイエットのマストアイテムの1つになるのではないでしょうか。

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