白味噌・赤味噌のおすすめランキング11選!それぞれの違いや特徴も!

白味噌・赤味噌の違いを知っていますか?味噌には白味噌・赤味噌があり、地域によってどちらの味噌を使うか違いがあります。今回は白味噌・赤味噌の人気商品のおすすめをそれぞれ11選紹介していきます。また、白味噌・赤味噌の特徴を塩分・カロリー・栄養の観点から調べていきます。白味噌・赤味噌の作り方の違いや、無い場合は代用できるのかも合わせて見ていきましょう。おすすめの味噌をぜひ毎日の料理に役立ててください。

白味噌・赤味噌のおすすめランキング11選!それぞれの違いや特徴も!のイメージ

目次

  1. 1白味噌や赤味噌にその他の種類は?
  2. 2白味噌のおすすめ人気ランキング11位~6位
  3. 3白味噌のおすすめ人気ランキング5位~1位
  4. 4赤味噌のおすすめ人気ランキング11位~6位
  5. 5赤味噌のおすすめ人気ランキング5位~1位
  6. 6白味噌と赤味噌の違いと特徴
  7. 7白味噌と赤味噌の違いや特徴を上手く活用して料理上手になろう!

白味噌や赤味噌にその他の種類は?

大豆と味噌の画像

味噌といえば、私たちの生活になくてはならない調味料のひとつです。今では日本のみならず、海外でも人気のある調味料です。発酵食品である味噌は料理にこくと旨味をプラスしてくれるだけでなく、栄養成分も豊富です。

そんな味噌には白味噌、赤味噌があるのはみなさん知っているでしょう。地域によって違いがある味噌の種類ですが、その違いは何でしょうか?塩分はもちろん、栄養やカロリーに違いはあるのでしょうか?

白味噌とは?

白味噌とは文字通り白っぽい色をした味噌のことです。正確には、真っ白ではなくやや黄色味がかったクリーム色をしています。白味噌は「信州味噌」「西京味噌」が有名です。

白味噌と赤味噌は原材料は同じなのに色が違います。その理由は「メイラード反応」と呼ばれるものです。「メイラード反応」とは、大豆などのアミノ酸が糖と反応し、色が変色することを言います。白味噌、赤味噌の色の違いはこのメイラード反応によるものです。

白味噌は大豆を蒸さずに煮ることで「メイラード反応」が起こりません。そのため色が白っぽく仕上がります。白味噌は赤味噌に比べ塩分が少なめです。そのため、高血圧など塩分が気になる人には白味噌がおすすめです。また、滑らかで甘みがあるので、汁物以外にも和え物やドレッシングなどにも使いやすいでしょう。

赤味噌とは?

赤味噌は白味噌に比べ、濃い褐色をしているのが特徴です。赤味噌は「八丁味噌」「津軽味噌」「仙台味噌」が有名です。商品になっても熟成が進むので、時間が経つほど色は濃くなっていきます。

赤味噌は白味噌より熟成期間が長いので、味にコクがあり塩分も高くなります。白味噌が甘いのに対し、赤味噌は塩辛い味が特徴です。中には「江戸味噌」のように赤味噌でも塩分濃度が低めのものもあります。

赤味噌はコクがあり塩分が高いので、汁物はもちろん、おにぎりにつけて味噌おにぎりにしたり、サバの味噌煮にしたりとどんな料理とも相性抜群です。

白味噌と赤味噌以外の味噌の種類は?

白味噌、赤味噌以外の味噌にはどんな味噌があるのでしょう。「合わせ味噌」は、米味噌、麦味噌、豆味噌を合わせて作る味噌のことです。それぞれの素材が合わさって、複雑な旨味を味わえます。作り方は、できた味噌を合わせる場合もありますし、製造の段階で材料を合わせて作ることもあります。白味噌と赤味噌を合わせた味噌も合わせ味噌、と言われます。白味噌と赤味噌があれば、自分で自宅で合わせ味噌を作ることができます。

もろきゅうの画像

そのほかに「もろみ味噌」というものもあります。醤油や味噌を作るときに残ったものを「もろみ」と言います。作り方は、そのもろみに砂糖や調味料を加えて熟成させています。味噌と言われていますが、普通の味噌とは違う調味料といったほうがいいかもしれません。食べ方もご飯にそのまま乗せたり、キュウリなどの野菜にディップして食べるのが一般的です。

Thumb味噌のカロリーは高いのか調査!大さじ・小さじのカロリー計算は? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

白味噌のおすすめ人気ランキング11位~6位

11位:塩分控えめで使いやすい「西京味噌 西京白味噌別撰」

西京味噌は200年の歴史がある、味噌蔵です。この「西京白味噌 別撰」は塩分が控えめ(塩分5%未満)で優しい甘さが特徴の白味噌です。そのため、素材の味を引き立て料理に使いやすい白味噌となっています。価格もリーズナブルで普段使いにおすすめです。

家庭用商品|株式会社西京味噌の西京漬け用味噌

10位:甘すぎなくて使いやすい「マルモ青木味噌 有機無添加だいごみ白」

次におすすめの白味噌が「マルモ青木味噌有機無添加だいごみ白」です。国産大豆、国産米はJAS認定のものを使用しています。安心安全の原材料を使った白みそは優しい甘さで、普段の料理にも取り入れやすいでしょう。

爽やかな香りとすっきりとした甘みの白味噌は無添加、加熱殺菌もしていません。まろやかで大豆のうまさと麹の甘みが素材の美味しさを引き立ててくれます。

味噌、醤油、麹、マルモ青木味噌|商品一覧

9位:広島の水を使用「新庄みそ 白みそ」

次におすすめの白味噌が「新庄白みそ」です。広島で白味噌といえば新庄みそと言われるくらい、広島県民には馴染み深い白味噌です。広島の「江の川」のたもとに新庄みそはあります。広島の豊かな自然と美味しい水で作られた白みそは、優しい甘さで合わせ味噌にしたり、料理の隠し味にもおすすめです

8位:瀬戸生まれの讃岐白味噌「イヅツみそ 白小路」

次におすすめしたい白味噌が「イヅツみそ 白小路」です。イヅツみそは創業昭和6年で85年以上の歴史があります。讃岐伝統の白味噌で、まったりとした旨味とコクが楽しめる白味噌です。25割麹の甘味噌ということで甘みが強く、甘い白味噌が好みの人に特におすすめです。

讃岐高松のお雑煮はあんもち雑煮といって、白味噌仕立てのスープの中にあん入り餅を入れるのだそうです。高松の雑煮に欠かせない、まったりした甘さの白味噌です。

イヅツみそ

7位:きめ細やかで滑らか「神州一味噌 信州諏訪産無添加きぬごし」

おすすめの白味噌が「信州一味噌 信州諏訪産無添加きぬごし」です。信州一味噌の歴史はなんと、1662年にまで遡ります。1662年に今の信州一味噌の前身、宮坂醸造が設立されました。1916年になり、今のように味噌造りが始まりました。今では海外展開もするなど、味噌の魅力の普及に努めています。

この白味噌は、きめ細かなこし器を使い、白味噌をこすことで滑らかな口当たりが特徴です。原料の豆や米、塩もすべて国産にこだわり作られています。熱処理していないので酵母が行きた白みそです。汁物はもちろん、ドレッシングや料理の隠し味にもおすすめです。

神州一味噌 コーポレートサイト

6位:シンプルな製法で歴史のある「ヤマニ醸造 ヤマニの純正みそ」

次におすすめの白味噌が「ヤマニ醸造ヤマニ純正みそ」です。柔らかな香りが特徴の米味噌で、原材料は無添加、遺伝子組み替え原料は使っておらず安心感を持って使用できます。国産原材料を杉樽で約5ヶ月熟成させています。米麹みりんを加えた白味噌なので、味噌汁にそのまま使うよりは、みそ和えなど和食に使うのにおすすめです。

ヤマニ醸造の酵母菌は上質なことで知られています。良質な酵母が味噌の旨味を最大限に引き出してくれます。

Thumb味噌の種類の違い・特徴や栄養も解説!用途別のおすすめも紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

白味噌のおすすめ人気ランキング5位~1位

5位:程よい甘さでおすすめ「フンドーキン 生きてる無添加合わせ白」

おすすめの白味噌が「フンドーキン生きてる無添加合わせ白」です。フンドーキンは、瀬戸内海に面し醤油、味噌、ドレッシングなどの製造をしている会社です。創業は1861年と古く歴史があります。

フンドーキンの生きてる無添加あわせ白は、九州産の米・大麦・大豆を使用しています。甘さは控えめなので、甘すぎる味噌が苦手な人にもおすすめできます。汁物はもちろん、炒め物、和え物と普段の家庭料理に使いやすい白味噌です。

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4位:本場京都の味噌「石野味噌 名匠味噌蔵 京都石野の白味噌」

次におすすめの白味噌が「石野味噌 名匠味噌蔵 京都石野の白味噌」です。石野味噌は、創業1781年という歴史のある味噌蔵です。味噌造りは9代に渡って伝承されています。石井筒の湧水を汲み上げ、米を洗い、豆を煮て丁寧に作られます。

熟成期間が短い白味噌は保管期間も短いため、大量生産はせず少しずつ作られています。程よい甘みはさまざまな素材を引き立たせ、料理をおいしく仕上げます。

京都白味噌 石野味噌

3位:さまざまな料理にアレンジ可能「マルクラ 白味噌」

次におすすめする白味噌は「マルクラ白味噌」です。マルクラは甘酒や麹、味噌を作っている岡山の会社です。マルクラの白味噌は地元岡山県産の米、滋賀県産大豆、沖縄の塩(シママース)を使って作られています。その他の原料に水飴などを使わず、自然な甘さが魅力です。

さまざまな発酵食品を作っているノウハウを生かした白みそは、真っ白で優しい甘さです。今では日本のみならず、海外でも販売されて人気となっています。

マルクラ食品|甘酒(砂糖不使用)、麹、もろみ味噌の通販

2位:上品で洗練された「西京味噌 西京白みそ 匠」

次におすすめする白味噌が「西京味噌 西京白みそ匠」です。こちらは、先ほど紹介した西京白みそとはまた違い、きめ細やかで滑らかな白みそです。上品な甘さでさまざまな料理に重宝します。少し値段はしますが、特別な日の料理に使いたい白みそです。

1位:食の街大阪の味噌「村田味噌 蔵元詰め 錦城特白」

最後におすすめする白みそが「村田味噌 蔵元詰め錦城特白」です。こちらの味噌蔵は大阪にあります。米麹をふんだんい使い、伝統の技と丁寧な味噌造りで昔ながらの自然な風味に仕上がっています。口当たりが滑らかで、香りと甘みを楽しむことができます。食の街大阪で長年愛されている白みそです。

赤味噌のおすすめ人気ランキング11位~6位

11位:九州の麦赤味噌「ヤマエ食品 赤生みそ麦」

おすすめ人気ランキング、まず紹介する赤味噌が「ヤマエ食品赤生みそ麦」です。麦味噌をじっくり発酵させることで、旨味とコクのある味噌になりました。少し辛口ですが、コクがあり特に味噌汁におすすめです。

味噌 醤油 宮崎・都城 ヤマエ食品工業株式会社

10位:本場の味を楽しむなら「まるや八丁味噌 三河産大豆の八丁味噌」

次におすすめの赤味噌が「まるや八丁味噌 三河産大豆の八丁味噌」です。大豆は三河産の大豆を使い、米麹は使わず豆麹で仕上げた八丁味噌です。まるや八丁味噌の歴史は1337年にも遡り、その味噌づくりは現在にも受け継がれています。八丁味噌ならではのコクと、酸味、渋み、苦味がバランスよい味噌です。

株式会社 まるや八丁味噌

9位:長期熟成のまろやかさ「マルキョー味噌醤油 マルキョー赤味噌」

次におすすめの赤味噌が「マルキョー味噌醤油 マルキョー赤味噌」です。マルキョーは大正時代から続く、高知にある蔵です。一時は後継者がいないため、廃業の危機にありましたが、お客さんの惜しむ声が多かったことで現在も続いています。

米味噌ですが長く熟成することで、豆味噌のような風味がするのが特徴です。炒め物や煮物にも合う味噌です。

丸共味噌醤油醸造場 - 南国高知からおいしいを。

8位:2段仕込み製法で作られる「かねさ 無添加 元祖津軽味噌」

次におすすめの赤味噌が「かねさ無添加元祖津軽味噌」です。かねさは青森では有名な創業130年以上の歴史がある食品会社です。津軽の自然の中で、1年以上かけて熟成させた赤つぶ味噌です。米麹、豆麹を使用しているので深い味わいが楽しめます。

かねさ株式会社 | こだわりの味噌の通販ショッピング|青森県 みそ汁

7位:普段使いにおすすめ「マルサン 味の饗宴 無添加赤だし」

赤味噌のおすすめが「マルサン味の饗宴無添加赤だし」です。普通の味噌は麹を1種類使用するところ、こちらの赤味噌は、豆、コメ、麦の3種類の麹をバランスよく配合しています。普段使いに人気の赤味噌です。

6位:あきたこまちを100年の伝統で「浅利佐助商店 百年蔵みそ」

次に紹介する人気おすすめ赤味噌が「浅利佐助商店 百年蔵みそ」です。使用している米は、秋田のあきたこまちです。あきたこまちを八幡平山麓の伏流水を使用して仕込んでいます。あきたこまちの甘さが程よく、からすぎない赤味噌です。

味噌醤油は福寿でおなじみの秋田鹿角市 株式会社浅利佐助商店

赤味噌のおすすめ人気ランキング5位~1位

5位:原材料にこだわって作られる「かわばたみそ 赤味噌」

次におすすめの赤味噌が「かわばたみそ赤味噌」です。およそ1年間熟成させた赤味噌は、塩の角が取れ、まろやかな深みとコクが味わえます。淡路島の学校や旅館、ホテルでも使われている地元民に愛されている味噌です。従業員11人という小さな会社ながら、手作りの味を大切に味噌作りをしています。

本物の米麹を使った 無添加味噌のかわばたみそ

4位:秋田の有名味噌ブランド「小玉醸造 ヤマキウ元祖秋田味噌」

次におすすめの赤味噌が「小玉醸造ヤマキウ元祖秋田味噌」です。小玉醸造の味噌は秋田では有名な味噌ブランドです。この元祖秋田味噌は米麹独特の柔らかい甘さが特徴的です。手頃な価格で、味噌汁や毎日の料理におすすめです。

小玉醸造(株) オンラインショップ|ヤマキウ 元祖秋田味噌 清酒太平山

3位:天皇献上を賜った由緒ある味噌「日田醤油 三年味噌」

次におすすめする赤味噌は「日田醤油三年味噌」です。日田醤油は天皇献上を賜った、由緒ある醸造所です。この赤味噌は三年という通り、三年の歳月をかけて作られる、手間暇かかった味噌です。原材料に麦と大豆を使用、深いコクと旨味が味わえます

日田醤油 -天皇献上の栄誉を賜った高級味噌醤油醸造元-

2位:コクがあって煮込み料理にも合う「まるや八丁味噌 有機 八丁味噌」

次におすすめなのが「まるや八丁味噌 有機八丁味噌」です。有機の大豆を使ったこの味噌は、さまざまな条件をクリアした、有機JAS認定された赤味噌です。原材料は有機大豆と塩のみという潔さです。余計なものは一切加えない、豆本来の味を堪能できます。まさに本物の八丁味噌です。

1位:短期熟成の甘さとコク「生きてるみそ 江戸甘味噌」

最後におすすめする赤味噌が「生きてるみそ江戸甘味噌」です。江戸味噌というのを聞いたことはあるでしょうか?江戸味噌とは、白味噌、仙台味噌、八丁味噌、田舎味噌とともに「5大味噌」として知られていました。戦争を機に衰退していた江戸味噌が今、東京都の地域特産品として復活しました。

普通の味噌より米麹の量が2倍、醸造温度も高くすることで2週間で熟成されます。そのため、塩分も抑えられ塩辛くない赤味噌になっています。塩分控えめで、コクと旨味がある珍しい赤味噌です。

東京江戸味噌

白味噌と赤味噌の違いと特徴

おすすめの白味噌と赤味噌を11選紹介しましたがいかがでしたか?同じ味噌でもそれぞれメーカーによってこだわりがあります。白味噌、赤味噌で気になる味噌はあったでしょうか?次は白味噌、赤味噌の作り方や特徴の違いについてもう少し掘り下げていきましょう!

原材料や作り方

白味噌と赤味噌の原材料、作り方を詳しく見ていきましょう。白味噌も赤味噌も基本的には原材料は同じです。それではなぜ、色や味に違いが出てくるのでしょう。

白味噌の作り方の特徴が大豆を煮るという工程です。大豆を煮る作り方によって、メイラード反応が起こる成分が煮汁へと流れます。そのため、色が褐色にならないのです。また、熟成期間が短いのも特徴です。白味噌は熟成期間が短いので、塩分が少なくて済みます。そのため、甘くてまろやかな白味噌が出来上がるのです。白味噌には原料に水飴などを加えてさらに甘みを出しているものもあります。

赤味噌の作り方は、白味噌と違い大豆を蒸しています。そのため熟成の段階で、メイラード反応が起こって濃い褐色の味噌になります。また、熟成期間が長いのも特徴です。熟成期間が長いため、白味噌より塩分を多くしています。そのため、塩辛い味になります。

赤味噌といえば「八丁味噌」を思い浮かべる人も多いでしょう。観光客に人気の名古屋飯には欠かせない「八丁味噌」は、愛知県岡崎市で作られている味噌のことです。国が定めた基準をクリアしたものだけが「八丁味噌」ということを許されています。作り方は米麹を使用せず、豆に麹をつけた豆麹を原料に作られます。2年以上の長期熟成しているので普通の赤味噌より、さらに塩辛いのが特徴です。

塩分やカロリー

作り方に違いがある白味噌と赤味噌では、塩分やカロリーに違いはあるのでしょうか?まずカロリーから見ていきましょう。白味噌のカロリーは大さじ1杯で33Kcalあります。対して赤味噌は、大さじ1杯で35Kcalです。甘いので白味噌の方がカロリーが多いと思いきや、赤味噌の方がわずかながらカロリーは高くなっています。

疑問のイメージ

しかし、白味噌には水飴が入っているものもあります。その際はカロリーに違いが出てきますので注意しましょう。白味噌と赤味噌のカロリーは違いますが、ほぼ同じと思っていいでしょう。カロリーは気にせず、好きな味で選んで大丈夫でしょう。

一方で白味噌と赤味噌の塩分には大きな違いがあります。赤味噌の塩分濃度は大体11%から13%ほどです。それに対して白味噌は、塩分濃度5%から7%となっています。赤味噌にも5%〜7%のものもありますが大体は高塩分です。カロリーにあまり差はありませんでしたが、塩分の差は大きいので気をつけましょう。

栄養素

白味噌も赤味噌も栄養素に差はなく、どちらも優れた食品です。味噌の栄養には良質なタンパク質、アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。特にアミノ酸は必須アミノ酸9種類全てが含まれています

女性ホルモンに似た働きをする栄養素、大豆イソフラボン、腸内環境を整える栄養素、食物繊維なども含まれています。また、コレステロールを低下させる栄養素のサポニンも含まれています。また、味噌特有の栄養成分「ペプチド」は高血圧予防、コレステロール低下、抗がん作用があるといわれています。

向いている料理と代用できるのか?

白味噌と赤味噌は、同じ原材料からできているにも関わらず味や塩分濃度が違います。そのため向いている料理も違います。

白味噌は色も淡く甘いためそのまま調味料として使うのがおすすめです。酢味噌和え柚味噌和え、白味噌の和風ドレッシングなど、白味噌の甘さとなめらかさを生かした調理法がおすすめです。また、スープやお菓子の隠し味にしても、甘さとコクが料理を美味しくしてくれます。白味噌は意外にも洋風の料理と相性がバッチリです。もちろん、味噌汁や西京漬も人気です。

赤味噌は塩辛くコクがあるので、煮物や炒め物に向いています魚の煮込み料理野菜の炒め物に使うとコクが出て美味しく仕上がります。また、おにぎりに塗って焼いたりなすに調味料と混ぜた赤味噌を塗って焼いたりと焼き物としても使えます。味噌汁や煮込み料理に合うのはいうまでもありません。

赤味噌、白味噌はさまざまな調味料に代用できるのを知っていますか?意外に知らない味噌を使った調味料の代用方法を紹介します。

白味噌がない時は「合わせ味噌」で代用可能です。合わせ味噌に砂糖とみりんを加えれば、白味噌に近い味わいになります。ですが、この代用味噌はそのままで使う料理よりも隠し味などで使う場合におすすめです。白味噌そのものの風味を楽しむ料理には、代用味噌は向きません。

中華料理の甘味噌「甜麺醤」は赤味噌で代用可能です。赤味噌大さじ1に、醤油小さじ1/2、砂糖小さじ1/2、ごま油1滴を混ぜ合わせます。あっという間に甜麺醤に代用可能な、調味料が出来上がります。

辛口の「豆板醤」も赤味噌で代用できます。赤味噌大さじ1、醤油小さじ1/2、一味唐辛子小さじ1〜1/2ほどを混ぜ合わせることで代用できます。

甜麺醤や豆板醤は買っても、意外に使いきれない場合が多いものです。味噌で代用すればわざわざ買わずに済みます。本格的なものとは違いますが便利な裏技です。

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白味噌と赤味噌の違いや特徴を上手く活用して料理上手になろう!

皆さんの身近な調味料、味噌について紹介してきました。赤味噌、白味噌どちらもそれぞれ魅力がある調味料です。料理によって使い分けて、普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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