ジンのおすすめランキング16選!世界各国の人気銘柄や選び方を紹介!

ジンはジントニックやマティーニなどカクテルでの飲み方がポピュラーで人気があり、おすすめのカクテルの飲み方です。カクテルと日本で言われ始めてかなりの年数が経ちます。以前は特別な場所で飲むイメージのカクテルでしたが、すっかり一般的な飲み物になり、定番カクテルはじめ、ストレートやジンロックは居酒屋でも飲まれています。ジンは世界中で飲まれるお酒で各國に特徴ある銘柄がたくさん揃っています。日本で手に入れることも出来、人気銘柄や選び方とジンのおすすめランキングを紹介します。

ジンのおすすめランキング16選!世界各国の人気銘柄や選び方を紹介!のイメージ

目次

  1. 1ジンは世界4大スピリッツのひとつ
  2. 2ジンのおすすめ銘柄ランキング16位~11位
  3. 3ジンのおすすめ銘柄ランキング10位~6位
  4. 4ジンのおすすめ銘柄ランキング5位~1位
  5. 5ジンの種類
  6. 6ジンの選び方
  7. 7ジンのおすすめの飲み方
  8. 8ジンのおすすめ銘柄から自分好みを見つけよう!

ジンは世界4大スピリッツのひとつ

ジンはジントニックやマティーニなどカクテルでも良く使われる、人気があるスピリッツです。スピリッツとは蒸留酒の総称的な表現でウイスキー・ブランデー・焼酎を除くエキス分2%未満の蒸留酒を言います。お酒には発酵させた醸造酒がありワイン・ビール・日本酒が醸造酒です。蒸留酒は醸造酒を加熱し蒸留してつくり、アルコール度数を高めたお酒です。世界の4大スピリッツとはジンを筆頭にウォッカ・ラム・テキーラです。

ジンの歴史

ジンはオランダで17世紀半ば、熱病の特効薬として植物のジュニパーベリー(杜松の実)をアルコールに入れ、蒸溜して誕生しました。薬だけの効用だけでなく爽やかな香りと味わいがオランダの人々を虜にし、人気が集まり、お酒として製造されました。当時のオランダ出身の英国王ウィリアムⅢ世がジンの奨励策を執り、故国の銘酒ジンは瞬く間にイギリス全土に普及しました。名もジュニエーブルからジンと短縮されました。

ジンの原料

ジンは小麦・大麦・ライ麦・じゃがいも・とうもろこしなどを原料として造られる蒸留酒です。原料の穀物類を混ぜたものを煮込み・糖化させ・発酵させた麦芽液を蒸留といった流れで得られたスピリッツです。

ジンの特徴

ジンは穀物類を原料に発酵・蒸留させたベースとなるスピリッツ(ベーススピリッツ)にジュニパーベリー(ねずの実)をメインにコリアンダーシードやアンジェリカなどボタニカルの香草を数種加えて再度蒸留で造られるのが特徴です。ボタニカルは植物の・植物から作られたの意味を持ち、ジンに使われるボタニカルはハーブや果物の皮・草根木皮です

ジンのアルコール度数

ジンのアルコール度数はジン製造の蒸留過程で、どれだけの水が加水されているかで変わるので幅があります。ジンにも種類が有り、主流が無色透明でオーソドックスなドライ・ジン、ジュネヴァです。ジンと言った場合は大半はドライ・ジンを指します。ジンは最終アルコール度数が37.5%以上の定義が有ります。4大スピリッツはジンを含めアルコール度数は40~50%前後です。数値がどれだけ高いのか上記はお酒別の比較表です。

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ジンのおすすめ銘柄ランキング16位~11位

ジンの占めるパーセンテージが日本で飲まれるお酒の中で広がりバーや居酒屋・家庭の晩酌などで親しまれているジンのおすすめ銘柄ランキングです。ジンの種類は様々で度数や原料の違い・飲み方の違いなど、日本を含め世界に多くある銘柄のおすすめの選び方も併せて紹介します

第16位:No3ロンドンドライ・ジン

ジンのNo3ロンドンドライ・ジンは、今もイギリス王室の御用達指定を受けるワイン商ベリー・ブラザース・アンド・ラッド社が造るおすすめのプレミアムジンです。セント・ジェームス街3番地にある店舗の歴史と伝統が染み込んだ応接室のドアの鍵がボトルにデザインされています。輝きのある透明色・フローラル系の香り・スパイシーで温かみのあるカルダモンの味わいでドライマティーニに最も合うジンとして造られました。

第15位:コーヴァルドライ・ジン47%

ジンを手がけているコーヴァル蒸留所がアメリカ・シカゴにあります。コーヴァルのジンの特徴は、素材全てが今アメリカのセレブ間で人気のオーガニックよりも厳しいと食品認定を受ける「コーシャ」を使用しています。おすすめのコーヴァルドライ・ジン47%は香りや味わいがソフトでまろやかな口当たりです。アロマディフューザーのような、とてもおしゃれなボトルはプレゼントにおすすめです。

おすすめのコーヴァルドライ・ジン47%以外、コーヴァルには、コーヴァルバレルド・ジンマリアポートランドドライ・ジンがあります。樽で熟成させたバレルド・ジンはやや色づき、フルーティーな香りと優しい甘みを感じる味わいが特徴で、こちらもおすすめの一品です。

第14位:サントリードライジンエクストラ

ジンのサントリードライジンエクストラはジュニパーベリーやオレンジピールをはじめとする7種類のボタニカルが原料となっています。まろやかな口当たりと味わいに爽やかなフレーバーがプラスされたバランスの良い香りと味が特徴です。ジントニックのベースとして、トニックウォーターと割るだけの簡単なカクテルとしての飲み方がおすすめです。リーズナブルな価格でクラフトジン六(ROKU)共に人気のある、おすすめのジンです。

第13位:KINOBI(季の美)/京都ドライジン

ジン専門に日本初の京都蒸留所が手がけた京都ドライジン(季の美)は京都らしさ溢れるおすすめの和製ジンです。日本特有のお茶(玉露)やゆず・山椒のボタニカルが加えられ、素材の味を最大限に活かした匠の技が込められ、日本らしい繊細な風味がまろやかで和のエッセンスを感じます。素材やデザインまで京都らしい雅な世界観が溢れています。高級な銘柄として特別な日の一杯におすすめしたい逸品です。

第12位:ボタニスト・アイラ・ドライジン(botanist )

ジンのボタニスト・アイラ・ドライジンはウイスキーのメッカ、イギリスのアイラ島で製造されるクラフトジンです。ボトルには使用しているアイラ島原生ボタニカル22種類が書かれています。クラシカルな9つのボタニカルもプラスしたプレミアム・ジンです。ハーバルな香りに満たされ、サラッとした甘さと澄んだ風味が特徴で優れたフィニッシュを持つ味わいが人気です。美味しい飲み方としてジントニック・ロックがおすすめです。

第11位:モンキー47(MONKEY47)

ジンのモンキー47(MONKEY47)ドライジンはドイツ産クラフトジンです。ブラックフォレストの小さな蒸留所で造られています。名前の由来は47%のアルコール度数・47種類のボタニカルを使用していることから名付けられました。47種類のボタニカルから芳醇な香りと少し刺激のある香辛料やクランベリーなど含まれていて複雑で深みのあるバランスのとれた味が特徴のおすすめの逸品です。

ジンのおすすめ銘柄ランキング10位~6位

第10位:ブラックデスロンドンドライ・ジン(BLACK DEATH)

ジンのボトルに髑髏ラベルで人気のブラックデスロンドンドライ・ジンの他にジャガイモや果物から作られる蒸留酒ブラックデスシュナップス・ジン(こちらも髑髏のラベル)があります。ドライ・ジンよりも刺すような独特な味と香りが特徴となっています。ジンジャエールなどと割り、カクテルにすることで口当たりよく、美味しく飲みやすくおすすめです。

ジンとして人気の髑髏ラベルのブラックデスロンドンドライ・ジンの他にジャガイモや果物から作られる蒸留酒ブラックデスシュナップス・ジン(こちらも髑髏のラベル)があります。ドライ・ジンよりも刺すような独特な味と香りが特徴となっています。ジンジャエールなどと割り、カクテルにすることで口当たりよく、美味しく飲みやすくおすすめです。

第9位:ボルスジュネヴァ(BOLS)

ジンの原型と言われダッチ・ジンと呼ばれるジュネヴァは歴史ある伝統的なスピリッツです。ボルス社はオランダロッテルダム郊外にある現存する蒸留所としては世界最古です。ジュネヴァは単式蒸溜器で3度蒸留したモルトワインにジュニパーベリーなどをブレンドして造ります。カラーはウオッカのようにクリスタルクリア、モルティな味わい、豊かなコクはウイスキーのようです。アルコール度はカクテルに適した42%です。

おすすめのボルスジュネヴァは1800年代の主流のクラシックスピリッツです。ボルスエイジドジュネヴァはジュネヴァを18ヶ月以上オーク樽で熟成させるなど伝統と製法に時間と手間をかけて造られました。高級感あふれるボトルも特徴的なボルスジュネヴァ・ボルスエイジドジュネヴァは芳醇な香り漂うウイスキーのようなジンとして人気があります。独特の甘みとまろやかな口当たりでロックやストレートで味わうのもおすすめです。

第8位:ヘンドリックス(Hendrick’s)

ジンのヘンドリックスはスコットランド産のプレミアムジンで、クラフトジンのパイオニアと称されています。厳選された11種のボタニカルにバラときゅうりのエキスを加えた個性的な味わい・香水のように華やかに香るのが特徴です。優しい飲み口・のど越しも滑らかスッキリとした味わいを楽しめるおすすめのジンです。

カクテルベースも◎ですが、ロックやストレートでも華やかな香りの中にある柑橘系の口当たりを味わってほしい逸品です。

第7位:ギルビージン47.5%(GILBEY’S)

おすすめのギルビージンのW&Aギルビー社はロンドンのソーホーで1872年設立、150年以上歴史と伝統あるレシピを守り続け、造られています。使用している12種類のボタニカルの内4種類(ギルビー家秘伝)は非公開です。アルコール度は47.5%(グリーンラベル)37.5%(赤ラベル)があり、柑橘系の香りと爽やかでスムースな味わいはカクテルベースに人気です。安価で気軽に楽しめる身近なスピリッツおすすめです。

第6位:ロンドンヒル(London Hill)

ロンドンヒル・ドライジンはジュニパーベリーの香味を活かす12種類以上の天然ハーブやスパイスのボタニカルを使用しています。ロンドン・ラングレー蒸留所の伝統的な二重蒸留で製造され、アルコール度数は47%、ジュニパーベリーは強すぎず爽やかに香り、透明感あふれる風味に甘くキレのあるのど越しが特徴です。ロンドンヒルドライジンは世界的権威のあるコンペティションでは2000年から3年連続で金賞を受賞しています。

ジンのおすすめ銘柄ランキング5位~1位

第5位:ウィルキンソン(WILKINSON)

ジンのウィルキンソン47.5%がおすすめランキング入りです。歴史あるスピリッツ製造の技で日本のニッカウヰスキーが造り出した原料を厳選して造られた純度の高いジンです。十数種類の薬草を独自のレシピで漬け込んで蒸溜機で再溜したやわらかな飲み心地とさわやかな香りのジンです。優れたコストパフォーマンス、ジンバックやジントニックなどカクテルとして美味しい飲み方を楽しめます。ジンの選び方に迷った時おすすめです。

第4位:ゴードン(GORDON’S)

ゴードンロンドンドライジンは1769年に誕生し、レシピは230年以上の間秘伝とされ数少ない人で受け継がれています。高品質なジュニパーベリーを贅沢に使用し、こだわりをもって選んだ他のボタニカルをプラスしたバランスのある豊かな香りとスッキリ爽快な飲み心地が特徴です。ボトルのデザインはゴードンのシンボルカラーレッドイエローで名前が書かれています。世界180か国で愛飲されているプレミアム・ドライジンです。

ジンの定番カクテルジントニックを世界で初めて誕生させた銘柄としてゴードンロンドンドライジンは有名です。ジントニック・ジンフィズ・マティーニなど数あるカクテルのベースにおすすめの1本です。清涼感あふれる後味で二日酔いも気にならないと人気です。最適な風味とアルコール度数を追及されて造られたゴードン ロンドンドライジンは2017年春にリニューアルされ47.3%→43%、40%→37.5%になりました。

第3位:ビーフィーター40%(BEEFEATER)

ジン愛飲者なら目にしたことのある近衛兵のデザインがラベルのビーフィーター40%ランキング3位です。創業以来、変わらぬレシピを守って唯一ロンドン市内で厳選したオレンジピールなど9種類のボタニカルを24時間浸漬し蒸留して、多彩な香りを生み出しています。おすすめのビーフィーター47%ビーフィーター24など商品ほぼ全てが40%以上のアルコール度数です。

ジンのビーフィーターキリッとした爽やかな柑橘系の香りと味わいです。ビーフィーターは癖が少なく、風味が主張しすぎないのでカクテルに使われることが多いジンです。ビーフィーターがオリジナルベースの知名度を誇るレッドピンク色のカクテル、シンガポールスリングは多くの人に飲まれています。最初にジンを飲むならスタンダードな味わいで、おすすめしたい銘柄です。

第2位:ボンベイサファイア(Bombay Sapphire)

ジンを代表する銘柄ボンベイサファイアは水色の透き通った瓶の見た目と華やかな香りと味わいから多くのファンを持ちます。10種類のボタニカルを蒸留時の蒸気で香りづけするヴェイパー・インフュージョンという独特な製法で華やかで芳醇な香りと深い味わいに仕上げます。ハーブと柑橘系の香り豊かで、フルーティーな清涼感のあるボンベイサファイアはストレートや氷を入れただけのシンプルな飲み方がおすすめです。

ジンのスターオブボンベイはボンベイサファイアの個性をそのままに10種類のボタニカルに厳選した2種類のボタニカルを加え、通常より1.5倍に蒸留時間を伸ばし時間と手間をかけて造られる英国式テイラーメイド・プレミアムジンです。新鮮な柑橘感と上品で滑らかなあと味が溢れるおすすめのジンです。スターオブボンベイも、おすすめ人気ランキングに常連の銘柄です。

第1位:タンカレーNo.10ジン(TanquerayNo.10)

プレミアムジンで知名度抜群のタンカレー。1830年ロンドン・ブルームズバリーの蒸溜所から誕生したジンが180年以上も変わらない製法で味と香りを守って、いくつもの銘柄を生み出しています。世界で6人だけに製法やレシピが伝授されています。タンカレーロンドン・ドライジンは高品質なボタニカルの風味をふんだんに加えるため、4回もの蒸留を行い豊かで個性のある香味を醸し出した繊細な味わいが特徴のおすすめの逸品です。

ランキング1位はタンカレーNo.10ジンです。基本的な味の造りは同じで、こだわりの4回蒸留によるキレのある洗練された味わいに、香りづけに厳選されたボタニカル・生の果実を加えることで華やか香り、重厚な口当たりで甘みがしっかりと感じられます。タンカレーのラインナップは数多くありますが、ロンドン・ドライジンとナンバーテンオールドトム・ジンはランキング上位に登場する人気銘柄おすすめのジンです。

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ジンの種類

ジンは世界4大スピリッツの中の一つに数えられる人気のスピリッツです。ジンには4つの種類がありドライジンジュネヴァシュタインヘーガーオールド・トム・ジンです。各銘柄が異なる製造方法を持ち、造り出される味や香りの特徴が様々です。各銘柄の選び方・おすすめのジンを紹介します。

主流になっている「ドライジン」

ジンと単純に言った場合、圧倒的にドライ・ジンを指す様にドライジンはジンの主流となっています。ドライジンは19世紀にイギリス・ロンドンで発祥した製法で造られる様になったジンで、ロンドン・ドライ・ジンとも呼ばれます。タンカレー・ボンベイ・ビーフィーター・ゴードンなどが代表の銘柄です。ドライ・ジンはロックでそのままでも楽しめますが、カクテルとしてジントニックやマティーニなどにするのもおすすめです。
 

昔ながらの製法で作られる「ジュネヴァ」

ジンの原型に近い昔ながらの製法「ベーススピリッツ→ボタニカルを加え蒸留」から造られるジェネヴァです。ベーススピリッツはドライ・ジンと同じ原料ですが、大麦麦芽などの穀物を多めに混合し、単式蒸留という製法で造られます。それをベースに出来上がるジュネヴァは原料の風味が残りやすく、風味が濃厚でコクがある味わいになります。1800年代はクラシックジンと言われていました。

ドライジンよりも香料が濃厚で風味が強くコクのある味わいのジュネヴァはロックや冷やしてストレートで飲むのがおすすめです。冷凍庫で冷やすことで癖のある香りも抑えられ飲みやすくなります。とろとろになるまで冷やし、ストレートでジュネヴァの特徴を楽しみながら少しずつ飲みます。ジュネヴァの代表銘柄は人気No.1のボルバレルエイジドジュネヴァノールズジュネヴァボルスジュネヴァズイダムなどです。

生のジュニパーベリーを使用している「シュタインヘーガー」

ジンのシュタインヘーガーはドイツにあるシュタインへーガーの街で生まれた伝統的な特産ジンです。ドライ・ジンよりも手間をかけて2種類のスピリッツを使用しています。生のジュニパーベリーを25℃で8~14日発酵させ単式蒸留でジュニパーベリーのスピリッツ・連続式蒸留で麦芽やとうもろこしなどの雑穀類からグレーンスピリッツ・2つのスピリッツをブレンドしてから、再蒸留して造り上げ、香りや味わいを豊かにしています。

ドライ・ジンと較べてシュタインヘーガー生のジュニパーベリーを使っているので、控えめな風味と甘味・マイルドでスムースな味わいが特徴です。ドイツではビールを飲む前に胃を活性化させる目的でシュタインヘーガーをワンショット飲まれています。代表的なシュタインヘーガーの銘柄シュリヒテです。ストレートやロックもおすすめですが、ドライ・ジンよりもカクテル向きのジンなので、カクテルで飲むのもおすすめです。

砂糖の加えられた「オールド・トム・ジン」

ジンのオールド・トム(年老いた雄猫)の商品名はイギリスでは雄猫をトム・キャットと呼ぶことからとか、雄猫を模した販売機から付けられたとされています。イギリスでは1900年代には殆ど製造されることが無くなりましたが、1800年代のレシピをそのままに復刻されました。製造工程はドライジンとほぼ同じですが、ジンの抽出液にサトウキビ由来のスピリッツを1~2%希釈することで味に独特のまろやかさが生まれます。

オールド・トム・ジンはコアなファンは多いのに、商品の数は少ないです。厳選した5銘柄のタンカレー ・ヘイマンズ ・ハイウッド ・ジンクス・バスタブ・ジンでは各銘柄共にオリジナルのレシピを忠実に受け継ぎ、独特な香味を活かし、糖分を加えて甘味のある味わいに仕上げられています。カクテルのトム・コリンズはオールド・トム・ジンが持つ甘味・さっぱりとした酸味・爽やかな香りが特徴でおすすめの飲みやすいカクテルです。

ジンの選び方

種類で選ぶ

ドライ・ジンカクテル・ストレート・ロック飲み方が幅広く、選べます。すっきりしたジンよりも濃厚なジンを楽しみたい人はジュネヴァがおすすめです。癖がありますが独特の香りが魅力のジュネヴァです。ストレートで楽しみたいならドライ・ジンとジュネヴァの中間のような存在シュタインヘーガーがおすすめ、甘めのお酒が好きな人にはくオールド・トム・ジンがおすすめです。各種類とも美味しい癖があり選び方を楽しめます。

歴史で選ぶ

人気のあるジンは時代と共に多くの人に愛され、変わらず売れ続けて現存している歴史のある銘柄で何百年も前のレシピを忠実に守り製造されています。ボンベイ・サファイアのバカルディジャパンは250年・ビーフィーター190年・ギルビージン150年・ゴードン250年・タンカレー180年などはおすすめ人気ランキングの常連です。

ボタニカルで選ぶ

ジンに使われるボタニカルはハーブや果物の皮・草根木皮です。各銘柄にはボタニカルのレシピがあり、数種類用いられています。ボタニカルの選び方はどれだけ使用してもOKですが、ジン製造にはジュニパーベリーは必要不可欠です、必ず用いなければなりません。ジュニパーベリーは西洋ねずから採れる実で、スパイスとして使われ、甘味がない、すっきり爽やかでスパイシーで、風味や味はジンそのものです。

ジン各銘柄の風味を構成するボタニカルレシピの公開がない銘柄もあり、ボタニカルでの選び方は困難です。多くの種類のボタニカルを用いているジンは芳醇で味が複雑で深みがあります。スパイス系ボタニカルのコリアンダーシードやジンジャーなどを多く使用していればスパイシーな風味が感じられます。柑橘系のボタニカルを多く使われたジンは柑橘の香味があります。選び方として幾つかのボタニカルから判断するのをおすすめします。

日本で製造されているものを選ぶ

ジンのボタニカルは必須のジュニパーベリーに日本ならではのゆず・山椒・お茶などを用います。おすすめの話題となっている日本のジン:鹿児島産の和美人(WA・BI・GIN)鹿児島で採れたボタニカルを使用・カフェジンはニッカが手がけるジン・サントリーROKU(六)と6つの日本のボタニカルを使用・季の美京都らしい雅な世界観が溢れるジンなど日本の高い技術力とこだわりで造られた、おすすめのジャパニーズジンが揃っています。

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ジンのおすすめの飲み方

ロック

カクテルのイメージが強いジンですが、ロックグラスにジンを注ぎ、氷を溶かしながらゆっくりジンを楽しむ飲み方もおすすめです。ジンは香水・ハーブティー・アロマオイル・料理の香味づけに使用される香り高い、ハーブや果皮、スパイスなどのボタニカルを加え風味づけされたスピリッツで飲む香水とも言われ香り高いお酒です。ジンの香りを楽しめて、冷たくキリっと飲めるロックはジン初心者の方におすすめの飲み方です。

ジントニック

ジンベースの中で最もポピュラーなカクテルの一つジントニックは簡単に作れる、家飲みにぴったりの飲み方です。キッチリと冷やしておいたグラスに氷(美味しい氷)をグラスいっぱいに入れ,ジン30mlを注ぎ入れます。90mlのトニックウォーターの炭酸が消えないように注ぎ入れ1~2回マドラーでかき混ぜます。最後にライムかレモンを絞り入れて完成です。ジンとトニックウォータートニックの割合は1:3程度が目安です。

お湯割り

ジンのお湯割りは読んで字の如く、ジンをお湯で割る飲み方です。香りの良いジンをお湯で割って、好みの量の砂糖も加えるホット・ジン・スリングという飲み方があります。レモンやシナモンを追加して加えます。甘さと柑橘の香りを足すとジン特有の香りが苦手でも飲みやくなります。お湯を加えることでも簡単にアルコール度数を下げるので、お酒に慣れていない人にも飲みやすく、おすすめです。二日酔い防止にも◎です。

ジンのおすすめ銘柄から自分好みを見つけよう!

ジンはオランダからイギリスを経てアメリカに渡り日本を含め世界中で飲まれる、おすすめのお酒です。知名度がある銘柄からクラフトジン(主に少量生産で製法や素材に徹底的にこだわったプレミアムなジン)のブームで多種類からの選び方が出来ます。ジンはボタニカルのお酒で、ボタニカルの選び方で香りや風味が大きく異なります。おすすめ銘柄ランキングを参考に自分にあった好みのジンで大人気分でジンの世界を楽しんで下さい。

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