小矢部市の名産品＆特産品をチェック！まぼろしの和牛やホワイトラーメンも

「メルヘンの街」として有名な、富山県小矢部市の名産品＆特産品についてまとめてみました。果たして小矢部市には一体どの様な名産品＆特産品があるのでしょうか？気になるグルメを徹底リサーチ！

小矢部市（おやべし）は、富山県西部に位置する人口29,698人の地方都市です。古くは北陸道の要衝として、また、江戸時代には北陸街道の宿場町として栄えました。木曽義仲による火牛の計で有名な「倶利伽羅峠の戦い」は、この小矢部市の西端にある倶利伽羅峠にて繰り広げられた合戦です。

3つの高速道路が通ることからも分かる様に非常に交通の便に優れた地域で、市内にはLIXIL、伊藤ハムといった企業の工場が立ち並びます。また、市内各所に在るヨーロッパや東京の有名な洋風建築物を模した「メルヘン建築」と呼ばれる建物も有名で、コスプレ撮影等の背景として高い人気を博しています。

「稲葉メルヘン牛」は、小矢部市にある稲葉山牧場で育成されたA4～A5ランクの和牛です。肉牛として極めて高い品質を誇る品種であり、全体の約8割がＡ4or5等級といった最上位に格付けされています。反面、年間生産頭数は僅か100頭程と非常に少なく、大変稀少な品種でもあることから「まぼろしの和牛」とも称されているそうです。

高い肉質はもちろんですが、中でも特に際立っているのが旨味たっぷりの脂身です。稲葉メルヘン牛の脂身はサラッとした口どけが特徴ですが、その中にもしっかりとした甘味があり、奥深く濃厚な味わいを楽しむことができます。この脂身が濃厚な赤身と絡み合うことで、唯一無二の味わいを醸し出しているのです。

流通量の少なさから知名度はそれほど高くありませんが、その美味さはどのブランド和牛にも決してヒケを取りません。この機会に一度味わってみてはいかがでしょうか？

小矢部市で260年間余りにわたり和菓子を作り続けている「薄氷本舗 五郎丸屋」。看板銘菓である「薄氷」は、江戸時代に禁裏や加賀藩主前田公によって幕府へと献上されていた逸品です。明治以降は宮内省御用達にも選ばれており、日本の和菓子を代表する銘菓の1つとなっています。

その薄氷をベースに、「現代に愛される一品を」として生み出されたのが「T五（ティーゴ）」です。こだわりの国産天然素材を使用し、「桜」「抹茶」「ゆず」「胡麻」「和三盆」の5つのTONE（色合い）とTASTE（味わい）を表現。五味五色それぞれの味わいを愉しむことができます。

このT五は観光庁認定の「世界に通用するお土産」9選にも選ばれています。日本屈指の和菓子店が織りなす逸品を、ぜひとも味わってみたいところです。

「キッコースギ」ブランドで有名な杉野味噌醤油株式会社は、大正11年からこの小矢部市で営業を続けている老舗の醸造会社です。富山県で初めて「越中みそ」を名乗り販売したことでも知られており、北陸3下県において広いシェアを有しています。

そのキッコースギブランドから販売されている「カンロ醤油」は、昔ながらの変わらぬ風味や味わいを大切にしたお醤油で、80年に渡り地元で愛され続けている逸品です。

素材本来の味わいを活かすことに重点を置いており、どの様な料理相手にも味が馴染みやすいといった特徴があります。それ故使い勝手も抜群で、さまざまな料理に大活躍してくれることでしょう。

小矢部市にある『（有）ひかりファーム』では、富山湾の海洋深層水を使用した「深層水トマト」の栽培を行っています。このトマトは甘みと酸度のバランスが絶妙で、まるでフルーツかの様な濃厚な味わいが楽しめます。また、ミネラルなどが豊富に含まれており、栄養価もバッチリ！毎日食べても全く以て食べ飽きることのない一品です。

また、（有）ひかりファームではこの深層水トマトを使用した「深層水トマトジュース」の販売も行っています。こちらも濃厚でまろやかな味わいが楽しめる一杯なので、この機会にぜひとも購入してみましょう！

富山市発祥のブラックラーメンに対抗するべく誕生したのが「おやべホワイトラーメン」です。このラーメンは①白い豚骨②肉味噌が乗っている③小矢部の食材を使用するといった3項目を定義としており、市内に在る飲食店の約20件ほどでレギュラーメニュー化されているほか、イベント出店なども精力的に行っています。

※新型コロナウイルスの影響により、現在殆どの店舗が休業中です。

小矢部市の名産品＆特産品を紹介してきました。豊かな自然に囲まれた小矢部市には、魅力的な名産品＆特産品が数多く用意されております。今回紹介した商品は、おやべホワイトラーメンを除いて全て通信販売が可能です。気になる商品を見つけたら早速購入してみましょう！