2018年10月09日公開
2024年08月10日更新
二郎系ラーメンとは?二郎系ラーメンが食べられる東京のお店21選!
二郎系ラーメンは、最近ラーメンといえばですぐに名前が挙がるほど人気度の高いものでしょう。果たして二郎系ラーメンとはどのようなラーメンなのでしょうか?二郎系ラーメンのお店は東京にはかなり増えており、お店ごとにエッセンスは共通していても異なる個性を楽しめるとして話題となっています。今回は、そんな話題の二郎系ラーメンとは何でありその人気店はどこなのかを掘り下げていきます。
目次
二郎系ラーメンの人気おすすめ店で濃厚な時間!
二郎系ラーメンは社会現象ともなったラーメンの流派のひとつであり、ラーメン二郎の店舗が瞬く間に超人気店になっただけでなく、そんなラーメン二郎に影響を受けたさまざまな二郎系ラーメンが生み出されていったことでも知られています。現在でも多くのラーメンファンを魅了する二郎系ラーメンとは、一体どんなものなのでしょうか?
今回は、そんな二郎系ラーメンとはどんなラーメンであり、二郎系ラーメンのおすすめ人気店にはどのようなお店が挙げられるのかをチェックしていきます。二郎系ラーメンとは何かを知り、ラーメン界に革命を起こしたと言われるその極上の味わいを楽しみたいものです。予想以上に奥深い二郎系ラーメンの世界を掘り下げていきましょう。
二郎系ラーメンとはどんなラーメン?
数あるラーメンの中でも一つのジャンルとして確立されるほどに、二郎系ラーメンというのは人気を博しています。ラーメンといえば二郎系ラーメンだという人も多いほどで、ラーメンファンの間では二郎系ラーメンの人気店巡りなども楽しまれています。そんな二郎系ラーメンとはそもそもどんなものなのかを、まずはチェックしていきましょう。
二郎系ラーメンとは見た目のインパクトが凄い
二郎系ラーメンの後述するおすすめ店をぜひチェックしたいものですが、その前にはまず二郎系ラーメンのおすすめポイント・特筆すべき点というのも確認しておきましょう。二郎系ラーメンとはラーメン二郎にインスパイアされたラーメンの総称ですが、そんな二郎系ラーメンとはまず見た目のインパクトがかなり強烈となっています。
そのため二郎系ラーメンとは大食いの人などに特におすすめのラーメンのジャンルだとも言えますが、大量のもやしとキャベツ、それを囲うように並べられたチャーシューというのが二郎系ラーメンの強烈な見た目の基本的な正体となっています。そしてこの大量のもやしの下に、極太の麺が眠っているという形になります。
そして人によっては大盛りにしたりチャーシューのみを大量に追加したりして食べるのが好きだというケースも少なくありませんし、二郎系ラーメンのお店の中でもそのお店の個性として他のお店よりもインパクトのある見た目を売りにしているところも少なくありません。
二郎系ラーメンとはごく太麺と豚骨醤油系のこってりスープも特徴的ですが、そこに厚切りのチャーシューが壁のように盛られているのも個性となっています。この見た目は食べる前に写真におさめないわけにはいきませんが、初心者が舐めて大盛りなどにしてしまうと痛い目にあうことも少なくないので、注意が必要でしょう。
「ラーメン二郎」にインスパイアされたラーメンを提供する店
二郎系ラーメンとはトッピングがボリューミーなその見た目がまず第一の特徴として挙げられ、大食いの人などには特におすすめとなっています。また、こってり系のラーメンや太麺のラーメンなどが好きだという人にも特におすすめなのが二郎系ラーメンですが、そもそもラーメン二郎にインスパイアされたということも無視できません。
二郎系ラーメンとはラーメン二郎にインスパイされたラーメン屋の総称であり、ラーメン二郎や二郎系ラーメンをこよなく愛し、二郎系ラーメン巡りをする人々は「ジロリアン」とも呼ばれています。そんな二郎系ラーメンの総本山とも言えるのがラーメン二郎であり、ラーメン二郎とは何かというエッセンスが詰まった三田のお店です。
そのボリューミーな見た目や濃厚なスープなどもラーメン二郎が発祥となっており、このような基本的なラーメン二郎の特徴を、多くの二郎系ラーメンの東京人気おすすめ店はベースとしているのです。ラーメン二郎の店舗で実際に修行をした人などが自分のお店を出す場合には、このように二郎系ラーメンのお店となることも多いのです。
二郎系ラーメンとは何かを知り、さまざまな人気おすすめ店を巡っていく中では、やはり総本山とも言えるラーメン二郎も確実に訪れておきたいものです。ラーメン二郎は三田に本店がある他、暖簾分けとしてラーメン二郎の名称が使われているお店も多いので、注目でしょう。
「ラーメン二郎」から暖簾分けした店
二郎系ラーメンというのはラーメン二郎にインスパイアされて、その大まかな特徴を捉えた上で細部に個性を出したというお店が多いものです。しかし店名としては二郎を彷彿とさせないようなケースも少なくありませんが、そんなインスパイア系とは別に、ラーメン二郎の名を冠して営業している暖簾分けのお店もあるものです。
ラーメン二郎は現在商標登録されており、ラーメン二郎の暖簾分けのお店として営業するためにはいくつかのルールが設けられているようです。その一つが、本店で修行した人が常駐していることなどですが、このようなルールを守らない場合には破門されてしまうというケースもあるのですから驚きです。
つまりラーメン二郎の暖簾分けのお店とはラーメン二郎の総本山である三田本店のエッセンスがしっかりと受け継がれたお店であり、二郎系インスパイアの中でも、特に本店に近い味わいを楽しめるお店ともなっています。そしてそんな各暖簾分け店で修行した人が、既述のような二郎系ラーメンを展開するというケースも多くなっています。
そんな二郎系ラーメンのおすすめの楽しみ方としては、ラーメン二郎、そして各暖簾分けのお店、さらにそこから派生したお店や暖簾分けではない二郎系などを食べ比べるということが挙げられるでしょう。ラーメン二郎の暖簾分けのお店は、現在40店舗近く存在するようです。
二郎系ラーメンが食べられる東京のお店21選を教えて!
ここまでまずは二郎系ラーメンとはどのようなものかをチェックしましたが、実際に東京で美味しい二郎系ラーメンが食べられるおすすめ店はどこでしょうか?二郎系ラーメンとは何か、その基本を踏まえた上で、どのように二郎系ラーメンが東京で発展しているのかを、21選のおすすめ人気店でチェックしてみてください。
山盛りもやしが罪悪感をなくす「らーめん大 大久保店」
二郎系のラーメンの中でもとにかくガツンとしたボリュームとインパクトが欲しいという人におすすめなのは、らーめん大大久保店です。大久保駅から徒歩5分、11時から26時半まで営業しているらーめん大大久保店は、定番のラーメンを650円、つけ麺を750円で楽しめます。スープは二郎のエッセンスが凝縮されており、濃厚な味わいです。
そして何よりも山盛りのもやしが特徴的ならーめん大大久保店のラーメンは、大盛りでももやしたっぷりで罪悪感が少なめで楽しめると話題になっています。山盛りのもやしということもあり、取り皿を使用することも可能となっています。エスニック系の飲食店がひしめく大久保で、飲み終わりなどにも是非立ち寄り二郎系ラーメンのお店です。
分厚いとろとろチャーシューが美味「用心棒」
続いて紹介する用心棒は、分厚いとろとろのチャーシューが美味しすぎるとして話題になっているお店です。神保町にあるこのラーメン屋は、750円で二郎にインスパイアされたバランス感のあるラーメンを楽しめます。麺大盛りはプラス100円で、野菜などは無料追加可能です。また、850円のまぜそばもマヨネーズが効いて美味しいと話題です。
カレーの聖地神保町駅から徒歩2分の立地で、二郎系の中でも特に麺やスープだけでなくチャーシューも含め楽しめるラーメンというのは嬉しいものです。二郎系は全体的なボリュームと濃厚さが特徴的ですが、その中でもお肉のガツンとくるインパクトが欲しいという人は、是非一度神保町の用心棒を訪れ本家二郎とも食べ比べてみてください。
奇抜ながらも美味しいトッピング「千里眼」
東北沢にある千里眼は、二郎系の中でも特に個性的な見た目のラーメンが楽しめるとして二郎系ラーメンファンを驚かせている名店です。ラーメンは一杯750円であり、100円プラスで大盛り、その他トッピングは基本無料となっています。インパクトのトッピングは、縮れ太麺との相性も抜群であるため、かなり食べ応えがあることでしょう。
濃厚ですが上品さも感じる旨味が特徴であり、余韻も長いために食べ進めていくとより深みが増していくという味わいになっています。そんな千里眼は、東北沢駅から徒歩10分程度の閑静な住宅街にあるお店ですが、東京中から二郎系ラーメンファンが集っている、まさに名店というほかない人気店なのです。
多彩なラインナップが魅力「凛」
二郎系ラーメンというとボリィーミーで濃厚なラーメンを連想しますが、そのエッセンスをしっかり取り入れつつも多彩なメニュー展開をしていることで、二郎系ラーメンの中でも異彩を放つ存在となっているのが凛です。凛は醤油ラーメンや味噌ラーメンを800円、そしてカレーラーメンを900円やチーズラーメンを1000円で楽しめます。
カレーなどのエキセントリックなフレーバーでも、もやしのボリュームなどにしっかりと二郎系のエッセンスが秘められています。さらにポン酢ラーメン800円などは、確かに二郎系のラーメンには違いないもののさっぱりめで女性にも人気です。そんな凛は、渋谷駅から徒歩10分ほどの位置にあり、11〜15時までランチを楽しめます。
超ボリューミー「鶏とふじ」
二郎系ラーメンはどこのラーメン屋も基本的にはボリューミーなラーメンを楽しめることが多いものですが、その中でも特にボリューミーなものとして知られているのが、鶏とふじです。鶏とふじはデフォルトで400gの野菜を楽しめるラーメン屋であり、お肉や麺と絡めて野菜をとにかく大量摂取できるためラーメン好きにはたまらないのです。
二郎系ラーメンの根幹をなすとも言えるボリューム感を特に強く楽しめるのがこの鶏とふじのラーメンですが、スープもかなりこだわっており、何層にも渡る旨味の層が楽しめます。そんな鶏とふじは、阿佐ヶ谷駅・高円寺駅からともに15分というアクセスであり駅近ではないものの、時間をかけて訪れる価値のある人気店だと言えます。
ライトタイプならここ「ねじ式」
二郎系ラーメンの味は好きだけれど全体的にやはりややこってりすぎるという印象を抱いている人にこそおすすめなのが、東京二郎系ラーメン界の異端児ねじ式です。幡ヶ谷にあるねじ式は女性にも人気の二郎系ラーメン店であり、東京の二郎系ラーメンの中でもかなりライトな仕上がりが魅力的で、ドロドロなのにくどすぎない上品さがあります。
また、チャーシューだけでなく鶏そぼろなどがトッピングとして加わっているのもオリジナリティだと言えますが、そんなねじ式のラーメンは濃厚醤油ラーメンが700円、味噌ラーメンが800円となっています。どのスープも二郎系ラーメンの中ではあっさりめながらも、その奥深さではどのお店にもひけをとらない、唯一無二の味わいです。
軽めながらも個性的「髭」
続いて紹介する髭は、しっかりとした豚の旨味が印象的なラーメンを提供している平和島の人気店です。もやしは直前に炒めることでシャキシャキ感が強い仕上がりとなっており、濃厚なスープとの絡み合いも抜群になっています。そんな髭の特に人気のおすすめメニューは800円の油そばであり、病みつきになる人が続出しているとの噂です。
黄身を全体に混ぜてマイルドな仕上がりで楽しむことのできる髭の油そばは、ほぐした豚肉も合わせてボリューミーに楽しむことができます。本家ラーメン二郎や他の東京の二郎系ラーメン店の中では軽めの味わいではありますが、そんな軽めのラーメンながらもしっかりとしたこの店なではの個性も感じられる、珠玉の一杯です。
グルメタウンの実力派「カエル」
中野にあるカエルは、ガツンとくるパンチの効いた味わいが往年のラーメン通などをも唸らせている知る人ぞ知る名店です。中野駅北口から徒歩4分の位置にあるカエルは、シンプルなカウンター席のラーメン屋らしい雰囲気の中で、二郎系インスパイアのラーメンを730円、卵のついた濃厚な味玉ラーメンを830円という価格で楽しむことができます。
また、二郎系ラーメンの人気店はやはり太麺で楽しむお店が多いですが、このお店は細麺も選択することが可能です。無料トッピングもいくつかある上に、卓上のたれで塩辛さを調整することも可能です。コアなグルメファンの多い中野で確かな実力派として知られているカエルのラーメンは、ラーメン二郎が好きな人ならすぐ恋に落ちる味です。
本家を凌ぐ味わい「らうめんさぶ郎」
東京にある二郎系ラーメンの人気店の中には、本家越えだと言われるような絶品ラーメンを提供しているお店がいくつかあるものです。その中でも、らうめんさぶ郎は本家を凌ぐ奥深い味わいが特徴だとして話題になっているラーメン屋であり、ラーメンはもちろん二郎流でがっつりですが、店内はあくまでおしゃれな空間に仕上がっています。
早見さんに「温かいもの食べてね」と言われたから仕方ない。 (@ らうめん さぶ郎 in 港区, 東京都) https://t.co/LK1chTWkfI pic.twitter.com/VeBmGWwW38
— とちぎ (@housetea) December 10, 2019
ボリューミーではありますが盛り付けが丁寧であり、味の濃さも含め本家よりもやや上品な味わいが特徴的です。ニンニクを多めにすると、より滋味深い味わいになります。中太のストレート麺との絡み合いも抜群ですが、700円という素直な価格も魅力的です。二郎超えかどうかを判断するべく、二郎ファンとしてはマストで訪れたいお店です。
とにかくお肉がすごい「肉汁らーめん公」
品川で二郎系ラーメンの美味しいお店といえば、真っ先にその名前が挙がるのがです。肉汁らーめん公のラーメンは二郎超えとなるお肉のインパクトが特徴的なラーメンであり、器の半分以上を豚肉が占めるというお肉好きにはたまらないラーメンが楽しめるお店なのです。タンパク質補給のためには、ぜひとも訪れたいラーメン屋となっています。
そんな肉汁らーめん公のラーメンは中サイズで750円とリーズナブルですが、豚一本のトッピングを900円で楽しめるなど、二郎系ラーメン屋の中でも特にクレイジーだと言われている楽しみ方が話題を呼んでいます。新馬場駅から徒歩5分の肉汁らーめん公では、濃厚なラーメンに食べ慣れた人も驚くがっつり系のラーメンの洗礼を受けるでしょう。
脂の使い方が秀逸「ラーメン慶次郎」
脂のリッチなラーメンの代表格である二郎系ラーメンですが、そんな二郎系ラーメンの中でも特に脂の使い方が秀逸すぎるとして話題になっているのが、ラーメン慶次郎です。ラーメン慶次郎の慶次郎ラーメンは、750円という価格で楽しむことができますが、どろりとした質感のどろそばは800円であり、リピーターが特に多い人気メニューです。
板橋のらーめん慶次郎でラーメン大盛豚増し増しヤサイニンニクアブラカレーマヨをいただきました。水泳の荻野公介も愛した一品とのことです。 pic.twitter.com/5lNdPcp9Vx
— きたお (@kitaotamashii) February 19, 2017
どろりとした質感であるのに、ただ単にどろどろしているわけではなく、そこに中太麺がしっかりと絡み質感のよいチャーシューなども含まれているからこそのバランス感が実に魅力的だとして人気を博しています。そんなラーメン慶次郎は、板橋本町駅から徒歩1分という近さのお店であり、カウンター席10席のみで行列ができることもあります。
乳化系スープの極意「ザ・ラーメンスモールアックス」
店名もおしゃれなバー然としていますが、店内の雰囲気もレゲエが流れており、一般的なラーメン屋の雰囲気を超越しているのがザ・ラーメンスモールアックスです。ザ・ラーメンスモールアックスは小ラーメン700円、大ラーメン800円で提供しているお店ですが、背脂が多めでこってりと乳化されたスープを極めているとして話題です。
韻踏の曲が流れる、インスパイア系だ、、と、、、
— エローン (@erone121) July 12, 2019
いいルックスしてんな。綺麗だよ。
いかなければ。。。
ザ・ラーメンスモールアックス
東京都品川区東大井5-3-5 https://t.co/J4iUNGmtle pic.twitter.com/0QIOPBlh2K
背脂が入っているラーメンが好きだという人は、その圧倒的な存在感を放つザ・ラーメンスモールアックスのラーメンを一度食べないわけにはいきませんが、小麦粉の上品な甘さを感じる麺だからこそ美味しいとも言えます。そんなバランス感のよいザ・ラーメンスモールアックスのラーメンは、大井町駅から徒歩2分で楽しめます。
二郎の醤油の香りが高い「ぽっぽっ屋」
東京に点在する二郎系ラーメンのおすすめ人気店というのは、本家ラーメン二郎に比べてこってり感は抑えめになっていることが多いです。そんな中で、水道橋にあるぽっぽっ屋は、あっさりめながらもあくまで二郎系の醤油スープを使用して、そこに極太の縮れ麺を合わせるという大胆な組み合わせが多くの根強いファンを獲得しています。
そんなぽっぽっ屋は、水道橋駅JR線東口から徒歩2分の位置にあります。東京ドームで野球観戦をする前の腹拵えに、あるいは終わった後にぜひ立ち寄りたいお店だと言えるでしょう。豚肉は絶妙な厚さでカットされており、野菜ももやしだけでなく玉ねぎが加わるという個性が実に魅力的です。
赤い看板の人気店「バリ男」
その赤い看板がよく目立つ人気店といえば、バリ男でしょう。バリ男の赤い看板を見た瞬間によだれが出てきてしまったのならそれはかなり二郎系ラーメン通である証拠ですが、デフォルトで750円のラーメンは、二郎系ラーメンの東京人気店の中でも実力派と言われています。実は現在ではハワイに店舗を展開しているほどの人気ぶりなのです。
見た目はあくまで王道の二郎系ラーメンですが、コクのある味わいは病みつきになる人が続出しています。また、味玉ラーメンも非常に麺と卵の相性が抜群だと話題になっていますが、辛いラーメンが好きな人にはつけ麺もおすすめです。そんなバリ男の本店は新橋駅から徒歩5分の位置にありますが、日本橋にも店舗があります。
とにかくボリュームがすごい「ラーメン富士丸」
ラーメン二郎にインスパイアされたお店というのは東京中に点在していますが、その勢いは北区にも及んでいます。志茂駅から徒歩5分の位置にあるラーメン富士丸は18時20分から24時までのディナー営業のみの人気店であり、二郎系の中でも特にボリュームがデフォルトでもかなり多いために危険だとさえ言われているほどの名店なのです。
そのボリュームの凄さは卓上に運ばれてきた瞬間に絶句してしまうほどですが、そんなボリュームあっての二郎系ということで二郎系ラーメンとは何かを無言で語ってくれているのがラーメン富士丸のラーメンでしょう。そんなラーメン富士丸のラーメンは850円ですが、たった200円ながらも強烈な麺大盛りは、初心者には要注意だと言えそうです。
あの名店の姉妹店「ラーメン燈郎」
ラーメン一燈といえば東京のつけ麺の中でも圧倒的な人気度を誇る名店ですが、そんな名店の姉妹店こそがラーメン燈郎であり、本家のつけ麺とは一線を画す二郎系の魅力的なラーメンを楽しむことができます。平打ち麺は歯ごたえがあり背脂たっぷりで濃厚なスープとの相性も抜群に仕上がっており、野菜もシャキシャキで絶品だと話題です。
そんなラーメン燈郎のラーメンは並で800円となっていますが、なんと300円のステーキトッピングという実に珍しいラーメンがあるのも興味深いものです。さらにカレーラーメンなども展開するなど、本家以上に挑戦的な姿勢もうかがえます。そんなラーメン好き必見のお店は、新小岩駅から徒歩3分の位置にあります。
喉越し最高なストレート麺「アタゴロウ」
ラーメン通がこぞって絶賛しているアタゴロウは、非乳化ではあるものの背脂感が満載の非常に濃厚なスープに喉越し抜群の麺と組み合わせて楽しめるお店となっています。二郎系ラーメンの東京人気店の中には、極太縮れ麺などを使用しているお店も多いものの、ツルツル系の麺を合わせているお店は少ないので、レアだとも言えます。
そんなストレート麺に個性を出しつつも、チャーシューやもやしなどのボリュームも含め、さすが二郎系の人気店だと言えます。新橋周辺のサラリーマンに大人気となっているアタゴロウは、新橋駅烏森口から徒歩4分の位置にあります。二郎系ラーメンでも麺に喉越しを求めているという人は、ぜひアタゴロウを訪れてみてください。
香ばしい二郎系「りらくしん」
コアなファンをもつグルメスポットの多い豪徳寺ですが、そんな豪徳寺にあるりらくしんは、フライドガーリックに揚げネギという他の二郎系ラーメン東京人気店とは違ったトッピングで香ばしくラーメンを楽しめる人気店となっています。チャーシューは脂身が多めとなっており、非常に濃厚でこってりとした味わいを楽しむことのできるお店です。
そんな豪徳寺のりらくしんのラーメンは11時半から楽しめますが、スープが切れ次第売り切れになってしまうことも多いです。そんなりらくしんの醤油ラーメンは小サイズで750円、中ラーメンで850円となっています。香ばしさの加わった進化系二郎インスパイアラーメンは、二郎系ラーメンの新たな境地を切り開く存在だとも言えるでしょう。
マイルドで優しい二郎系「らーめん影武者」
続いて紹介するらーめん影武者は、秋葉原にあるマイルド系の二郎系ラーメンを楽しめる人気店です。醤油の塩辛さは二郎流ではあるものの、全体的にマイルドで女性でも楽しめるような味わいに仕上がっているのがこのお店の魅力となっています。厚切りチャーシューが一枚70円ずつでトッピング可能という点も、実に魅力的でしょう。
そんならーめん影武者のラーメンは、700円という価格で楽しめるのが実に嬉しいものですが、油そばは720円、味噌ラーメンは800円となっています。デフォルトでも250gというボリュームではありますが、あくまであっさりや優しめに楽しむことができます。そんならーめん影武者は、秋葉原駅から徒歩7分のロケーションにあります。
超極太の二郎系「蓮爾さんこま店」
これぞ王道の二郎系ともいうべき乳化系の濃厚スープを楽しめるのが、蓮爾さんこま店です。蓮爾さんこま店は駒沢大学駅と三軒茶屋駅の間にあるラーメン屋であり、ミニラーメンが650円、小サイズが700円、大サイズが800円となっています。そんな蓮爾さんこま店の麺は超極太麺であり、とにかく食べ応えがあるのが実に魅力的です。
極太だからこそしっかりとスープが絡んだ暁にはえも言われぬ小麦粉の香りと濃厚なスープとの絡み合いが展開され、夢見心地になること間違いなしでしょう。ガツンとくる二郎系の中でも、特にガツンとくるラーメンを提供しているとして話題の蓮爾さんこま店は、チャーシューなどもかなりボリューミーなものが使用されています。
肩ロースとの相性抜群「らーめん陸」
らーめん陸は肩ロースをチャーシューに使用した食べ応えのある二郎系ラーメンのお店として知られており、豚骨コラーゲンが完全といっていいほどに乳化した濃厚なこってりスープと絡めて食べたときの爆発力がたまらないと話題になっているお店です。そこに平打ち麺が絡み、二郎系の洗練された味わいとして楽しむことができます。
今日のラーメン
— 毎日ラーメン新入社員 (@ramen100manen) December 15, 2017
東急世田谷線 上町駅徒歩10分
らーめん陸
豚増しラーメン 880円
アブラマシマシの麺固めをオーダー、二郎インスパイアはやっぱり美味い。味は二郎系と家系のハイブリッドといったところだろうか。大ボリュームの豚は食べ応え抜群。二郎好きは勿論、そうでない方も食べられる一杯! pic.twitter.com/kbRwK2lJLl
そんならーめん陸があるのが上町駅であり、ラーメンは通常で730円、大盛りでも780円と800円以下でお腹を満たすことができるのは実に嬉しいものです。ラーメン二郎へのリスペクトがしっかりと感じられつつも、魅力的な個性のあるラーメンとして、総本山ラーメン二郎に通っている人にこそらーめん陸はおすすめでしょう。
ラーメン二郎について詳しく紹介
ここまで東京にある二郎系ラーメンの人気おすすめ店を詳しく見てきました。二郎系ラーメンとはそもそもラーメン二郎にインスパイアされ、そのボリューミーなビジュアルも濃厚な味わいも楽しめるラーメンとなっています。それでは、そんな二郎系ラーメンをインスパイアしたというラーメン二郎とはどのようなお店なのでしょうか?
ラーメン二郎とは?
東京の二郎系ラーメンを食べ歩く上では、やはり総本山とも言えるラーメン二郎の存在を忘れるわけにはいきません。ラーメン二郎とは東京の港区三田にあるラーメンであり、二郎系ラーメンを含めたそのブームは2000年代に入ってからではあるものの、その創業は実は1968年と案外かなり遡るのです。
そんなラーメン二郎はもともと慶應義塾大学の三田キャンパスの近くで営業されており、学生に人気のラーメン屋でした。このように学生メインに提供していたこともあって現在のような大盛りのラーメンが形成されていったようですが、二郎系ラーメンの特徴ともなっているチャーシューやもやしなどのたっぷりの野菜も特徴的なラーメンです。
そんなラーメン二郎は、二郎系ラーメンの多くの店でも行えるように、「ヤサイ」「ニンニク」「アブラ」「カラメ」などの無料トッピングも魅力的なお店となっています。現在は三田本店以外に東京を中心にラーメン二郎の名を冠したお店だけでも数十店舗展開され、味噌ラーメン聖地のひとつである札幌などでも大人気となっているようです。
そんなラーメン二郎は、二郎系ラーメンが好きな人は一度は訪れるべき総本山であり、ラーメンの価格は通常で600円となっています。ガーディアン紙の世界で食べるべき50の料理にも選出されているラーメン二郎ですが、現在ではラーメンのジャンルのひとつとも捉えられており、日本中で愛されている人気ラーメンのひとつとなっているのです。
ラーメン二郎の特徴
ラーメン二郎は、既述の東京にある二郎系ラーメン人気店のベースを作ったとも言える伝説のラーメン屋であり、その豚骨醤油ベースの味わいは多くのグルメ通・ラーメン通が口を揃えてクセになると言っているほどです。ボリュームにばかり目が行きがちなラーメン二郎ですが、スープや麺にも美味しさの秘密が隠されています。
ラーメン二郎のラーメンの特徴としては、まず豚骨醤油系のスープであるということが挙げられます。豚骨や豚肉を出汁として使用し、そこに化学調味料やチャーシューの煮汁なども加えて濃厚で塩辛さがしっかりと際立ったスープが完成されます。そして麺は日清のオーションという強力粉を使用した自家製麺であり、ゴワっとした平打ち麺です。
この太麺だからこそ濃厚なスープに絡んだときにえも言われぬ美味しさになるようですが、背脂などがたっぷりで脂肪分が乳化したタイプのスープということも特徴として挙げられるでしょう。そして大盛りなどにしてトッピングも追加するとかなりビジュアルにインパクトが出ますが、もやしやキャベツなどの野菜が大量なのも特徴的でしょう。
ニンニクが含まれた強烈な味わいだと勘違いしてしまいがちラーメン二郎のラーメンですが、ニンニクはあくまで自由に行えるトッピングとなっています。そんなトッピングやボリュームによっても見た目や味わいなどが変わるのもラーメン二郎の特徴のひとつだと言えますが、そんなラーメン二郎の注文も見逃すわけにはいきません。
ラーメン二郎の独特の注文
ラーメン二郎は、そのラーメンの見た目や味わいが特徴的で個性的なだけでなく、注文の仕方も独特で変わっているとして話題になっているラーメン屋なのです。ラーメン二郎は基本的にまず食券制ではあり、食券を購入してそれを卓上で店員さんに回収してもらうというスタイルは他のラーメン屋とも共通していると言えます。
そんなラーメン二郎の注文においては、店員さんが「ニンニクを入れますか?」などと尋ねてくるのが一つの特徴であり、ラーメン二郎の代名詞ともなっています。この質問はラーメン二郎やそのインスパイア系のお店の看板にも表示されるほどですが、こう聞かれた際にはあわせて他のトッピングに関しても答えることになります。
お伝えしたように「ヤサイ」「ニンニク」「アブラ」「カラメ」などが無料トッピングできるのがラーメン二郎の特徴ですから、それぞれのトッピングを自分の好きな程度で加えて注文を完了しましょう。食券を購入するだけでないのは最初やや緊張しそうなものですが、慣れてしまえば案外簡単なので安心しましょう。
また、この店員さんからの質問に対してスムーズに答えられないと通用しないという噂もあるものの、慣れないうちはシンプルな答えでも全く問題がないために、注文がやや個性的なラーメン二郎といえど、まずは一度実際に注文をしてみるのが先決でしょう。こんなラーメン二郎の注文もおさえた上で、その絶品ラーメンをとことん堪能しましょう。
二郎系ラーメンの濃厚スープの作り方
二郎系ラーメン人気店をインスパイアし、二郎系というジャンルの確立の始まりとなったラーメン二郎の本店は、現在も三田にあり「ジロリアン」と呼ばれる熱狂的な二郎系ラーメンのファンを中心に多くの人に愛されているようです。そんな二郎系ラーメンを、最近では自家製で楽しむという人も案外増えているようです。
二郎系の豚骨醤油スープというのは非常に作るのが難しそうですが、ちょっとしたコツをおさえてこだわるだけで、案外簡単に二郎系ラーメンの基本を家でも作ることができるとされています。二郎系ラーメンのスープを作る上でまず重要となるのは、豚の大腿骨や背骨などを豪快に水の状態から茹でていくという最初の手順でしょう。
アクが出るまで煮立たせたら、この時点で煮立たせた汁はすべて捨てます。このように夾雑物を廃した豚骨を、スープに使用していくわけです。この状態で骨をしっかり洗い、粗めにカットしたニンニクと豚かたまり肉、背脂とともに煮立たせてスープを作っていきます。寸胴いっぱいになるように、具材をたっぷりめに使いましょう。
それからこのだし汁と合わせるたれを、濃口醤油・みりん風調味料・化学調味料を煮立たせて作っていきます。これを1時間程度煮込んだ上で、先ほどだしで煮込んでいた豚かたまり肉をたれの方に写して、1時間程度加熱しながら漬け込みます。それから火を止める1時間ほど前に長ねぎなどの野菜を加えておきます。
肉に対して少なめながらもバランス感のために野菜類はマストだと言えます。あとは、ごく太麺を茹で、大量のもやしとキャベツを用意します。それから、器にたれを入れた状態で、そこに完成させたスープを混ぜ合わせたら、あとは麺やもやしなどと合わせて食べるだけです。案外シンプルな流れで作れるので、ぜひ実践してみてください。
二郎系ラーメンとはラーメン二郎の旨さが個性豊かに広まった逸品
今回は、話題の二郎系ラーメンについて詳しくみてきましたが、いかがでしたでしょうか?二郎系ラーメンは、ラーメン二郎の影響を受けた盛り方から特徴的なラーメンですが、その濃厚でガツンとくる味わいは、多くのラーメンファンを魅了しています。そして、東京にはラーメン二郎の影響を受けた人気店が、数多く存在するようです。
ネギ味噌ラーメンも好きです。
— 髭蛇@全身全霊で歌う方募集してます (@ToysintheAttic) December 16, 2019
濃厚なやつね🍜#ラーメン pic.twitter.com/UHMGSb2pM8
そのため、そんな二郎系ラーメンの人気店を巡るというのも、ラーメンラバーのコアなな楽しみ方だと言えるのではないでしょうか?もちろん、そんなときには総本山であるラーメン二郎本店を訪れるのも忘れるわけにはいきません。また、自家製二郎系ラーメンを作る人も増えていますから、ぜひ色々な形で二郎系ラーメンを堪能してみてください。