2018年07月20日公開
2024年07月25日更新
ホットケーキとパンケーキの違いは?作り方やカロリーなど比較調査!
近年、パンケーキという名前をよく聞くようになりましたが、子どもの頃はホットケーキしかありませんでした。ホットケーキとパンケーキって違いがあるのでしょうか。厚みの違い、味の違い、作り方の違い、トッピングの違い、食べる時間の違いなどなど考えられますが、その違いについて調べてみました。ホットケーキとパンケーキの作り方やカロリーなどや美味しい食べ方についても調べてみます。
目次
- 1ホットケーキもパンケーキも美味しい!
- 2ホットケーキとパンケーキについて
- 3ホットケーキとパンケーキの違い
- 4世界各地のパンケーキの違い:北米
- 5世界各地のパンケーキの違い:欧州
- 6世界各地のパンケーキの違い:香港
- 7世界各地のパンケーキの違い:台湾
- 8世界各地のパンケーキの違い:韓国
- 9世界各地のパンケーキの違い:東南アジア
- 10ホットケーキとパンケーキのカロリーの違い
- 11通常のホットケーキミックスと低糖質のものとの違い
- 12ホットケーキとパンケーキの美味しい作り方の違い
- 13ミックス粉のない時のホットケーキ、パンケーキの作り方
- 14いつもと違いホットケーキをカロリーダウン:豆腐でカロリーオフ
- 15いつもと違いホットケーキをカロリーダウン:ヘルシーバナナパンケーキ
- 16いつもと違いホットケーキをカロリーダウン:ヘルシーヨーグルトパンケーキ
- 17いつもと違いホットケーキをアレンジ:お餅入りの和風パンケーキ
- 18いつもと違いホットケーキをアレンジ:バナナパンケーキ
- 19いつもと違いホットケーキをアレンジ:シナモンレーズンパンケーキ
- 20いつもと違いホットケーキをアレンジ:抹茶パンケーキ
- 21いつもと違いホットケーキをアレンジ:アップルコンポートパンケーキ
- 22いつもと違いホットケーキをアレンジ:バナナココアパンケーキ
- 23ホットケーキ、パンケーキの保存方法
- 24まとめ:ホットケーキとパンケーキの違いはあるのかないのか
ホットケーキもパンケーキも美味しい!
ホットケーキはふかふかであたたかで、バターが溶けて、メイプルシロップが甘くて、小さい頃は憧れのおやつでした。パンケーキはここ数年で見かけるようになりました。おしゃれでカフェで食べるしっとり柔らかな食べ物です。そんなイメージの両者ですが、どちらも甘くて美味しい魅力的な食べ物です。今回は、ホットケーキとパンケーキについて、作り方や違いなど紹介していきます。
ホットケーキとパンケーキについて
ホットケーキとは?
ホットケーキのことを英語ではパンケーキと言います。作りたてのパンケーキを食べた日本人が、温かいケーキを初めて知ったので、ホットケーキと呼ぶようになりました。ホットケーキが日本に登場するのは明治30年頃、雑誌に紹介されたのが初めてのようです。しかし庶民に定着したのは昭和40年頃のようで、それまでの間はホットケーキはどら焼きと混同されていました。
今はいろんなケーキが簡単に食べられる環境ですが、昭和40年頃、ホットケーキは子どもたちの憧れのおやつで、デパートの食堂や喫茶店で食べるものでした。今ではホットケーキミックスがスーパーには売っているので、家でも簡単に作れます。ちなみに英語でホットケーキはホットケーキのように売れる=飛ぶように売れるという慣用句に使われます。よって、ホットケーキくださいと英語で言っても恐らく通じません。
パンケーキとは?
パンケーキとはパンとケーキという意味ではなく、フライバンなど底が平らな鍋で焼いたケーキのことです。小麦粉、卵、牛乳、砂糖、ベーキングパウダーなどを混ぜて、フライパンなどで円形に焼いた菓子のことをパンケーキと言います。歴史を遡ると、古代エジプト時代にはパンケーキは存在していて、神様への捧げものだったそうです。
ホットケーキとパンケーキの違い
ということは、ホットケーキとパンケーキには違いがないということになります。しかし、日本ではホットケーキは厚みがあり、ハチミツやメイプルシロップをかけて食べる甘いおやつ、パンケーキは薄くて、朝の食事などに出されるベーコンや卵料理と一緒に食べるものという風に考える人が多いそうです。
森永製菓ではホットケーキミックスとパンケーキミックスの両方を販売しており、パンケーキミックスには食事に合うように、砂糖が使われていません。そして卵と牛乳を混ぜて焼くのではなく、水だけを入れて混ぜて焼きます。
世界各地のパンケーキの違い:北米
パンケーキ状の食品は世界中の様々な国にあります。地域によって材料や配合、作り方が違っていて、クレープやケーキ、プディングに近いもの、食事用の甘みが少ないものなど、様々なパターンがあります。それを紹介します。
アメリカ、カナダのパンケーキ
アメリカとカナダのパンケーキには卵、小麦粉、牛乳もしくはバターミルクを原料にして、ベーキングパウダーと重曹を入れて膨らませます。作り方はこれらを混ぜ、生地を1センチほどの厚さにして焼きます。メープルシロップ、バター、ピーナッツバターなどを添え、朝食として食べることが多いようです。カナダのフランス語圏の地域ではパンケーキのことをクレープといいます。
アメリカバーモント州発祥のバーモントパンケーキは小麦粉と一緒にオートミールやそば粉を加え、ベーキングパウダーを多めに入れて焼きます。焼き色が濃く、そば粉の香りが強いので、食感も小麦粉だけのパンケーキとはかなり違います。また、アメリカにはホーケーキやジョニーケーキというコーンミールで作るパンケーキもあります。
メキシコのパンケーキ
メキシコではパンケーキのことはパンケーケと呼ばれ、アメリカのパンケーキに似ていますが、材料にはメキシコらしく小麦粉ではなくとうもろこしの粉を使います。パンケーキよりもホットケーキという名前で呼ばれることの方が多いようです。朝食の定番メニューでもあり、お祭りで売られていたりもします。コンデンスミルクやジャム、やぎのミルクから作ったカヘタというソースなどをかけて食べます。
世界各地のパンケーキの違い:欧州
イギリスのパンケーキ
イギリスのものは日本や北米と同じく材料に卵・小麦粉・牛乳を使いますが、牛乳の割合が多いため、生地が水っぽいです。ベーキングパウダーなどの膨張剤を入れないので、焼いても膨らまず、クレープに近い形状の、薄いホットケーキになります。色は薄い茶色で、泡の跡が焦げ茶色に残ります。それに砂糖をまぶしたりシロップをかけてティータイムに食べたり、他の食べものを巻いて食事として食べることもあります。
同じ生地でヨークシャプディングという、食事時に食べるパンは作られます。シュークリームの皮のような形状です。
ドイツのパンケーキ
ドイツのパンケーキはプファンクーヘンと言われ、イギリスのものとほとんど同じものです。ジャム入りのドーナツのことをプファンクーヘンと呼ぶ地域では、アイアークーヘン(卵のケーキの意味)と呼ばれます。このほかにも、クレープに似たパラチンケやプリンゼンというものもあります。ジャム入りのドーナツはミスタードーナツに同じ形状のものが売られています。
オランダのパンケーキ
オランダのパンケーキはパンネクックと呼ばれ、主に昼食や夕食に食べます。クレープよりも少し厚く、大きさが直径30センチ以上になるという特徴があります。卵がベースの生地で、りんごやチーズ、ハム、ベーコン、生姜の砂糖漬けなどを混ぜて焼きます。何も入れない場合には砂糖をまぶして食べます。食事系のもの以外はかなり甘いです。
パンネクック専門のレストランもあり、色々な種類のパンネクックがあります。この他に丸い小型のポッフェルチェというパンケーキもあります。これは小麦粉とそば粉が原料です。
ロシアのパンケーキ
ロシアのパンケーキはブリヌイと呼ばれ、伝統的に四旬節前のマースレニッツァ(バター週間)という春を迎える祭にスメタナというサワークリームの一種やキャビアを載せて食べます。薄いクレープ状のブリンチキというパンケーキもあります。
世界各地のパンケーキの違い:香港
香港はイギリスの植民地だったので、イギリス風の薄いパンケーキをホテルや茶藝館などの飲食店で朝食時に食べられます。近年は、さらに薄く焼いたパンケーキを使ったデザートが流行っています。これは、マンゴーやドリアンのどの果肉と生クリームを包んで食べるスタイルです。また、「蛋卷」という甘めの薄いパンケーキに似た生地を焼いて水分を飛ばし、焼き上がったものを円筒状に巻いたお菓子もあります。
世界各地のパンケーキの違い:台湾
台湾では、ホットケーキを鬆餅(ソンビン)と言います。カフェ店の定番はホットチョコレートとアイスクリームで付けて食べます。近年はハワイなどで食べられるふわふわのパンケーキが流行っていて、台湾らしくタピオカやマンゴーなどがトッピングされているものもあるようです。ベルギーワッフルのような形状のものも鬆餅というようです。
世界各地のパンケーキの違い:韓国
韓国ではホットクと呼ばれ、主に冬の寒い時期に屋台などで売られる、安価で庶民的なお菓子です。中にあんこやチーズ、松の実などの木の実が入ってごま油で揚げるように焼きます。ホットケーキというよりも揚げパンに近く感じます。日本でも新大久保や鶴橋では食べることができます。ホットクは買うと紙に包んでくれるので、食べ歩きすることができます。
世界各地のパンケーキの違い:東南アジア
マレーシアやシンガポール、タイなどにあるロティチャナイが形状はイギリスのパンケーキに似ていますが、甘くはなく、マレー系の人がカレーにつけて食べるパンのようなものです。焼く前に空中で生地を回して伸ばし、鉄板で焼きます。パリパリサクサクの食感で、少し酸味のあるものもあります。
ホットケーキとパンケーキのカロリーの違い
ホットケーキとパンケーキに違いを出している日本の製粉会社の製品、ミックス粉のカロリーの違いを調べます。両者のミックス粉の違いは砂糖が入っているか、入っていないかとベーキングパウダーの量の違いです。ホットケーキミックスは厚みを出すため、パンケーキミックスに比べ多めのベーキングパウダーが入っています。
ちなみに森永のミックス粉は100グラムあたり、ホットケーキミックス385キロカロリー、パンケーキミックス370キロカロリーです。トッピングによってももちろんカロリーは変わって来るわけで、ホットケーキにはバターとメイプルシロップを、パンケーキにはベーコンと卵を一緒に食べたらどちらがカロリーは高くなるのでしょうか。
ホットケーキのカロリー
一般的なホットケーキ2枚とハチミツバターを添えたものでおおよそ644キロカロリーになります。カロリーダウンにする作り方は、卵なしにしたり、油を使わずに焼くというものです。トッピングにホイップクリームをたっぷりかけたものなどは1000キロカロリーを超えるそうなので、食べるには相当な覚悟が入ります。
パンケーキのカロリー
出典: http://30min.jp
お食事系パンケーキに人気のトッピングがベーコンチーズで、これを100グラム摂取すると380キロカロリーになります。卵料理をつけると約130キロカロリーになります。プレーンのパンケーキが約400キロカロリーなので、合わせると900キロカロリーになります。
一般的なホットケーキ(644キロカロリー)と食事系パンケーキ(900キロカロリー)を比較するとホットケーキの方がカロリーは低いですが、生クリームなどの過度なトッピングをすればパンケーキより高くなってしまいます。ダイエット中なら食べるシーンにも注意が必要で、ホットケーキをおやつに食べるのは危険です。どうしても食べたいなら食事の代わりに食べれば、ホットケーキは腹持ちもいいです。
ホットケーキではなく、食事系パンケーキにすれば、サラダが添えられていたり、玉子やウィンナーなどもあり、栄養価も高くなりますのでよりおすすめです。
通常のホットケーキミックスと低糖質のものとの違い
最近では低糖質ダイエットブームの影響もあって、低糖質なホットケーキミックスも販売されています。低糖質かつ高たんぱく質なものが多く、小麦粉ではなく全粒粉や米粉、大豆粉を使ったものや、雑穀、おから、野菜などを使って栄養素を強化したものなど、さまざまなものが売られているようです。そのいくつかを紹介します。
ミックス粉パンdeスマート 低糖質お好み焼ミックス鳥越製粉 600g
通常のホットケーキミックスに比べて糖質が86%オフで、たんぱく質が7.5倍、食物繊維がなんと13倍も含まれています。卵は白身のみを使い、小麦粉はふすまも入れて糖質を下げています。難消化性デキストリンも配合し、甘味は人工甘味料にしています。値段は2160円です。
日清製粉 糖質50%オフホットケーキミックス 160g×2個
小麦粉の配合量を減らし、食物繊維をたっぷり配合することで糖質を50%抑えています。甘さは控えめですが、ふんわりした食感が楽しめます。バターは使わず、卵は卵白のみを使い、甘味は砂糖と人工甘味料の両方を併用しています。通常のホットケーキミックスに比べると値段は少々高く、621円です。
DHC 発芽玄米入り米粉パンケーキミックス150g入
美容サプリなどで有名なDHCから販売されている低糖質なパンケーキミックスです。米粉から作られていますので、小麦粉のものに比べて必須アミノ酸がバランスよく配合されています。焼き上がりはしっとりもちもちした食感で、何もかけなくても美味しく食べることができます。原料の米粉は国産のうるち米で、玄米が半量含まれています。値段は555円です。
アサヒエンジニアリング 糖質オフ・グルテンフリーパンケーキミックス 200g
北海道産100%の大豆粉を使用したパンケーキミックスです。グルテンフリーかつ砂糖不使用で、糖質90%オフです。こんにゃくいもの粉末を入れることでカロリーダウンにしています、豆乳または水を加えるだけで簡単にグルテンフリーのパンケーキが作れるというヘルシー商品です。ダイエット中の方も、小麦アレルギーの方でも食べられる商品です。値段は479円です。
ホットケーキとパンケーキの美味しい作り方の違い
ホットケーキの美味しい焼き方のコツ
美味しいと感じるホットケーキは人それぞれ違うかもしれませんが、今回はホットケーキらしくふっくらしたホットケーキの作り方のコツを紹介します。材料はホットケーキミックスと卵、牛乳です。まずはボールに卵と牛乳を入れ、よく混ぜます。次にホットケーキミックスを加え、20回くらい、大きくさっくり混ぜます。少しダマが残る程度で大丈夫です。フライパンを中火で熱し、ぬれぶきんの上で少し冷まします。
弱火にして、先ほど作った生地の1/3量(1枚分)を高めの位置から一気にフライパンに流します。高めの位置から落とすことで、生地が綺麗な円に広がってくれます。目安は30センチくらいです。弱火で約3分焼きプツプツと小さな泡がでたらひっくり返してください。この時、泡が出すぎると膨らみづらくなるので気をつけてください。ホットケーキを裏返すときは水平に落とすために一気にためらわずに返してください。
弱火で約2分焼き、火が通ればできあがりです。心配な場合はつまようじや竹串、細いフォークなどで刺してみて生地が付いていなければ焼けています。
パンケーキの美味しい焼き方のコツ
パンケーキも同様ですが、ここではお店で出て来るようなふわふわパンケーキの作り方を紹介します。材料は卵 1個 、ホットケーキミックス15グラム 、牛乳10グラム、砂糖5グラム、マヨネーズ2グラム、レモン汁2~3滴、バター適量です。まず、卵を白身と黄身に分けます。黄身に砂糖と牛乳とホットケーキミックスを入れて混ぜます。これにマヨネーズとレモン汁を加えて混ぜます。
白身は軽くツノが立つまであわ立て、途中で砂糖を入れてしっかりツノが立つまで泡立てます。それの1/3を黄身の生地にいれて混ぜてなじませます。これを残った白身の方にいれて、泡を潰さないようにサックリ混ぜます。フライパンを加熱しバターをひいて、生地を入れて焼きます。弱火で2分半焼いて裏返すします。蓋をして焼き色がつくまで蒸し焼きにすれば出来上がりです。
ミックス粉のない時のホットケーキ、パンケーキの作り方
ホットケーキはホットケーキミックスがなくても作ることができます。材料は薄力粉、ベーキングパウダー、上白糖、塩、卵、牛乳、ハチミツ、サラダオイル、バニラエッセンスです。薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。別のボウルに卵を入れて溶き、はちみつ、バニラエッセンス、サラダ油、牛乳の1/3量を入れて混ぜ合わせます。
ふるっておいた粉の中央をくぼませ、先ほど卵と牛乳など混ぜておいたものを流し入れ、泡立て器で中央から円を描くように混ぜ、周りの粉を少しずつ混ぜ合わせていきます。生地が硬くなってきたら残りの牛乳を少しずつ加え、全体になめらかになるまで混ぜます。フライパンを弱火でゆっくり熱し、手をかざしてほんのり温かいくらいになったら、お玉1杯分の生地をフライパンの中心に高めの位置から流します。
1分ほど焼き、表面全体にぷつぷつと穴があいてきたら、フライ返しでひっくり返し、裏面も1~2分、きつね色になるまで焼けば出来上がりです。
いつもと違いホットケーキをカロリーダウン:豆腐でカロリーオフ
豆腐を使ったカロリーオフレシピです。カロリーがハーフになってしまうという優れものです。作り方は、ボウルに絹ごし豆腐を入れ、泡立て器でなめらかになるまでまぜます。そこに卵、牛乳(豆乳か水でも良い)を入れてまぜます。ホットケーキミックスを入れて粉っぽさが無くなるまでまぜます。温めたフライパンに油かバターを少量引き、お玉で一杯分の生地を入れます。
火は中火と弱火の間くらいにし、5分くらいしたらひっくり返してください。裏面をさらに5分焼けば出来上がりです。ふわふわもちもちのホットケーキの出来上がりです。メイプルシロップかハチミツを少量かけて、シンプルに食べてください。
いつもと違いホットケーキをカロリーダウン:ヘルシーバナナパンケーキ
おからパウダーとバナナを使ったカロリーダウンレシピです。作り方は、ホットケーキミックスを通常量の半量にして残りの分をおからパウダーに置き換えます。そこへ卵、豆乳、フォークで潰したバナナ、アーモンドスライスを入れて混ぜます。ココナッツオイルをフライパンにひき、温まってきたら先ほど作った生地をお玉で一杯入れて焼きます。焼き目がついたらひっくり返し、裏面も焼けたらお皿にとります。
お好みでバターをぬって食べてください。バナナの甘味で十分食べれますが、甘さ足りない方はカロリーアップになりますが、はちみつやメープルシロップなど少量かけてください。
いつもと違いホットケーキをカロリーダウン:ヘルシーヨーグルトパンケーキ
ヨーグルト味のヘルシーなホットケーキです。甘味はカロリーゼロのStur(スター)ウォーターフレーバーを使います。Sturとは水に味をつけるための甘味料で、いちごやマンゴー、ざくろなどの果物のフレーバーが6つあります。天然由来成分でできており、カロリー、カフェイン、糖質ゼロという商品です。
作り方は卵と水、ヨーグルト、Sturをよく混ぜます。これにホットケーキミックスを加えて混ぜます。生地をお玉一杯分フライパンで焼き、両面が焼ければ出来上がりです。お好みのフルーツやヨーグルトと一緒に盛り付けてください。オレンジマンゴーのSturを使うとトロピカルな味になり、夏らしくておすすめです。
いつもと違いホットケーキをアレンジ:お餅入りの和風パンケーキ
正月などで余った切り餅を粉に混ぜ、モチモチ食感に焼き上げたパンケーキにものです。作り方は、牛乳に細かくした切り餅を入れて電子レンジで加熱して溶かします。切り餅が溶けて粗熱が取れた牛乳をホットケーキミックスへ入れて混ぜて焼くだけで、モチモチとした生地のパンケーキの出来上がりです。新食感のパンケーキを楽しんでみてください。トッピングには相性抜群のバターとこしあん、お好みできな粉をかけてください。
いつもと違いホットケーキをアレンジ:バナナパンケーキ
熟して黒くなったバナナをつぶして、生地に混ぜ込んだバナナパンケーキのアイディアです。バナナ好きにはたまらないパンケーキで、相性の良いサッパリとしたヨーグルトをトッピングしてください。夏らしい組み合わせになります。作り方は、バナナの皮をむきボールに入れ、フォークで潰します。そこへホットケーキミックスと卵、牛乳を入れて混ぜ、フライパンで焼くだけです。
トッピングのヨーグルトはギリシャヨーグルトや水切りヨーグルトがおすすめです。まるでクリームのようになります。ヨーグルトの他にはバナナや粉糖、ブルーベリーソースなども合います。バナナを生地に混ぜ込んでいるので、焼き上がりはとてもしっとりしています。このパンケーキの食感は今までのものとまったく違い、もっちり、しっとりです。
いつもと違いホットケーキをアレンジ:シナモンレーズンパンケーキ
自然の甘みのレーズンを生地に混ぜ込み、香り高いシナモンを加えたシナモンレーズンパンケーキです。作り方は、ホットケーキの生地にレーズンとシナモン少量入れて混ぜて焼けば出来上がりです。トッピングにはゆるめに泡立てたホイップクリームにシナモンをかけてもいいし、焼きリンゴやりんごジャムも合います。アイスクリームも冷たくて美味しいです。
大人な味にするなら、ラム酒にレーズンをしばらくつけてから使うと香り豊かなパンケーキになります。
いつもと違いホットケーキをアレンジ:抹茶パンケーキ
和風の定番抹茶を使ったアレンジです。甘い中にほろ苦さを兼ね備えており、大人な和風スイーツになります。作り方はこれこそ、抹茶を入れて混ぜて焼くだけです。抹茶はお好みですが、案外効きますので少量から試してください。すぐに緑になりますよ。そのまま食べてももちろん美味しいですし、ホイップクリームやあんこ、アイスクリームを添えるのもおすすめ。
いつもと違いホットケーキをアレンジ:アップルコンポートパンケーキ
アップルコンポートパンケーキはアップルパイのような味や香りを楽しめるパンケーキです。作り方はまず、リンゴを1センチ角くらいに切って砂糖とシナモン少量を混ぜ電子レンジ加熱し自家製アップルコンポートを作ります。ホットケーキミックスと卵、牛乳の代わりに同量のヨーグルトを入れて混ぜ、そこへ先ほどのアップルコンポートの半量を入れて混ぜます。そしてフライパンで焼けば出来上がりです。
出典: http://30min.jp
トッピングにはアップルコンポートの残りをかけてください。生地にヨーグルトを使っているのでモチモチの食感になります。シャキシャキしたアップルコンポートに、生地のモチモチとした食感の相性が絶妙です。ヨーグルトの酸味とりんごで爽やかなパンケーキに仕上がります。
いつもと違いホットケーキをアレンジ:バナナココアパンケーキ
バナナ相性抜群のチョコレートを組み合わせたパンケーキです。バナナとチョコ、テッパンのコンビ、美味しくないはずありません。作り方は、生地に純ココアとフォークでつぶしたバナナを入れて混ぜ、それを焼けば出来上がりです。バナナ効果でしっとりとした仕上がりになります。焼いたパンケーキにはバターをぬって、バナナの薄切りと溶かしたチョコレートをトッピングしてみてください。
ホイップクリームやアーモンドスライスを添えれば、カロリーは高くなるけど、さらにデザート感が増します。
ホットケーキ、パンケーキの保存方法
パンケーキは焼き立てが一番ですが、すぐに食べない場合は、ぬれふきんをかけてしっとり感をキープさせ、冷めたらラップで包みましょう。そしてジッパー付袋へ入れます。このときにできるだけ空気が入らないようにしながらも、ホットケーキを潰さないように気を付けてジッパーを閉めてください。そして冷凍庫へ入れれば長期保存することもできます。
冷凍ホットケーキの解凍方法
冷凍されたホットケーキの解凍方法はレンジ解凍、常温解凍、冷蔵庫内での解凍の3種類あります。レンジ解凍は解凍に時間がかけられない場合の解凍方法です。電子レンジを使ってのは解凍はムラができやすいので、温めている途中で皿の向きや場所を変えたり、裏返したりなどの配慮をした方が上手に解凍できます。また温め過ぎると周りの部分から固くなりますので、加熱温度と時間には注意が必要です。
常温解凍は、ラップにくるんだまま数時間常温に放置して解凍させる方法です。常温解凍の場合は雑菌が増えやすいため、夏場などはおすすめできません。解凍していることを忘れてしまうとダメになってしまうこともあります。
冷蔵庫内での解凍は食べたい日の前日に冷蔵庫へ移して、半日から1日程度時間をかけて解凍する方法です。時間はかかりますが、おいしさを一番保てる方法で、衛生的に解凍することができます。ラップは外さずに、冷凍庫からそのまま冷蔵庫へ移してください。
別の方法としてフライパンで加熱して解凍する方法もあります。これはバターを敷いたフライパンに凍ったままのホットケーキを置き、しっかりとふたをして弱火で温める方法です。蒸し焼きになり、ふんわりと解凍することができます。焦げそうになる場合は、火を止めて余熱で温めて解凍してください。
冷凍ホットケーキの保存期間
ホットケーキはラップにくるんでジッパー付袋に入れて冷凍した場合は、2週間から4週間ほど保存することができます。ホットケーキは焼いて粗熱が取れたらすぐに冷凍してください。常温でしばらく置いてしまうと保存できる期間は短くなってしまいます。ちなみにこの状態で冷蔵保存した場合は、2.3日はおいしく食べることが可能です。しかし時間が経つにつれて味はだんだん落ちますので、早めに食べきることをおすすめします。
ホットケーキのタネの保存
ホットケーキを焼く前のタネには生の卵や牛乳が入っているので、すぐに傷んでしまいます。焼いてホットケーキにしてから保存する方がおすすめですが、もしタネの状態で冷蔵庫で保存する場合は、タネが空気に触れないよう直接ラップをかけてください。さらにタネを入れているボウルのふちにも上から二重でラップするようにしましょう。こうすれば1日程度は冷蔵庫での保存が可能です。
ちなみにホットケーキのタネは寝かせると伸びが良くなるので、時間があれば焼く前に1時間ほど冷蔵庫で寝かせるのがおすすめです。
まとめ:ホットケーキとパンケーキの違いはあるのかないのか
ホットケーキ、パンケーキについて調べてみました。ホットケーキは厚めに焼いてバターとメイプルシロップのかかった甘いおやつ、パンケーキは薄めでベーコンやウィンナー、卵料理とともに朝食に食べる食事と両者に違いがあると思っているのは日本だけということがわかりました。
外国ではホットケーキとは呼ばずパンケーキと言います。ホットケーキでは通じないということもわかりました。パンケーキにはデザート風の甘いものもあれば、食事系の甘くないものもあるのです。しかし私たちは日本に住む日本人ですので、ホットケーキとパンケーキには違いがあるのか、ないのかというと違いはあるという結論です。
ホットケーキは美味しいですが、カロリーが高いこともわかりました。特にカフェで食べられる生クリームたっぷりのものは1000キロカロリー超え、下手すると2000キロカロリー超えのものもありますので、注意が必要です。ダイエット中はなるべく食べることは避け、どうしても食べたいなら食事の代わりに食事系パンケーキを食べるとか、ヨーグルト、豆腐などを使ったカロリーダウンホットケーキを作ってみてください。
低糖質なホットケーキミックスも売られています。その場合はシロップなどの代わりに果物を添えて食べるのがおすすめです。いろいろなデザートが生まれていますが、不動の人気のあるホットケーキ、カロリーを考えた上で食べて楽しんでください。