2018年05月24日公開
2024年07月14日更新
金沢の近江町市場で食べ歩きを楽しもう!旬の海鮮丼や美味しい物を紹介
金沢市に観光に行くとしたら兼六園や金沢21世紀美術館、武家屋敷跡などアートや歴史に触れることも多いでしょう。さらに北陸の海の幸を味わう楽しみもあります。金沢には近江町市場という観光客も大勢訪れる市場があります。海産物の販売だけでなく、海鮮丼や寿司などをリーズナブルに食べることができるお店も多く、金沢に来たら食事は近江町市場でという人は多くいます。近江町市場は広いので色々なお店を回りながら食べ歩きを楽しむのもおすすめです。
目次
金沢の近江町市場はグルメの宝庫
石川県金沢市にある近江町市場に行ったことはありますか?北陸新幹線が開業し金沢まで便利に行くことができるようになり、今まで以上に金沢は観光客でにぎわっています。そんな金沢の観光名所と言えば、近江町市場は外せません。金沢駅から15分程度歩くだけです。金沢の街は観光名所がコンパクトに固まっていて金沢観光の目玉でもある兼六園からも、近江町市場は近く散策の前後で寄る人も多くいます。
北陸金沢と言えばやはり海の幸が有名です。冬はカニ、ブリ、春はホタルイカにサワラ、夏はハモ、岩ガキ、秋は甘エビ、ノドグロ、どの季節に行っても旬の美味しい海産物を食べることができます。近江町市場には海産物を扱うお店が多くあります。観光客も集まる近江町市場ですが、もともとは金沢市民の生活に密着した市場なので新鮮な海産物を販売しているお店や、美味しい海鮮丼を食べることができるお店も多くあります。
金沢の近江町市場で美味しい海鮮丼
やはり、金沢の近江町市場に来たなら北陸金沢でこそ食べられる旬の海鮮をたっぷり食べたいと思うことでしょう。近江町市場で提供される海鮮丼はどのお店でもボリュームたっぷりで食べ応え満点です。どのお店でも色々なネタが乗った海鮮丼が人気メニューとして提供されています。その時期、金沢の近くの港から上がった旬の魚を使うことで、豪華なネタを使っていてもリーズナブルに海鮮丼を味わえます。
「いきいき亭近江町店」の一番人気の海鮮丼、「いきいき亭丼」はかなりのボリュームです。ネタが14種類も乗り寿司飯と二段で提供されます。旬の魚を使うので、訪れた時々でネタが違い何度行っても美味しく味わえます。「特選北陸丼」は高級なネタが多く乗った海鮮丼でお得に味わえます。なお、いきいき亭は近江町市場内でも早い営業開始時間で、朝7時から営業しています。朝ご飯のために訪れる人も多くいます。
出典: http://wdf.jp
「近江町食堂」の「海鮮丼」は11種類のネタが乗った人気No.1メニューです。「宝箱丼」は自分で乗せるネタを選んで自分好みの海鮮丼をオーダーするシステムです。選ぶネタによって価格が決まっていて、お腹と懐具合によって選ぶネタを決めましょう。刺身がメインの「近江町定食」も人気メニューです。刺身の盛り合わせや金沢の郷土料理「治部煮」などや、夜には宴会メニューもあって海鮮丼以外でも美味しく味わえる店です。
「海鮮丼いちば」は海鮮丼メインの丼専門店です。新鮮なその時の旬のネタを乗せた「旬のおまかせ丼」やノドグロや白エビなどの北陸金沢らしいネタを使った「ぜいたく丼」が人気です。「大名丼」は店内のネタがほとんどが器にこぼれんばかりに乗って、更にその上に金箔を散らした金沢らしいかなり贅沢な丼です。ノドグロを存分に味わいたいならお重いっぱいにノドグロを敷き詰めた「のど黒炙り重」もおすすめです。
「山さん寿司本店」寿司店ですが一番人気は「海鮮丼」です。ほたて貝やカニ脚を豪快に乗せた、インパクトのある美しい盛り付けの丼で、なんと18種ものネタが乗った豪華な海鮮丼です。こだわりの酢飯は地元能登半島産のお米をブレンドし地元産のお酢を使っています。うにとイクラがたっぷりと乗った「うにいくら丼」も人気です。近江町市場内でも人気のお店なので朝7時半の開店に合わせて行くなら並ばずに入れそうです。
金沢の近江町市場で美味しい寿司店
金沢に来たのなら、職人さんの仕事が光る海の幸を存分に味わい尽くせる寿司を味わいたいと思います。金沢の近江町市場には回転寿司店や、カウンターで楽しむことの出来る寿司店など色々選ぶことができます。金沢は寿司店の激戦区なのでどこでも美味しい寿司を味わうことができますが、近江町市場なら、市場という立地上、旬の新鮮な魚を生かした美味しい寿司をリーズナブルな価格で味わうことができます。
金沢の近江町市場で美味しい回転寿司
北陸金沢なら回転寿司は外せないチョイスでしょう。金沢は回転寿司店はどこに入ってもハズレがないと言われるほど、全国屈指の激戦区でそれぞれの回転寿司のお店が味を競い合っています。そんな金沢の中でも近江町市場なら、色々な回転寿司店が軒を連ねています。そのお店のおすすめを数皿だけ食べて、また他の店でもおすすめを味わうなどの回転寿司の食べ歩きをする強者もいるほどです。
「かいてん寿司大倉」はベテランの職人さんが握る金沢らしい本格派の寿司店です。店内のボードにその日のネタを書いてあるので、そこから自由に注文することもできます。回転寿司店ですが鮮度重視なので、注文して握ってもらうことの方が多いようです。旬の魚や貝の食べ比べにおすすめの三貫盛りや五貫盛りなどや、手軽におすすめのお寿司を食べられるランチメニューもありとても人気です。
「もりもり寿し近江町店」は人気のネタが一貫ずつ乗っている三点盛りが多くあり、コスパもよくおすすめです。中でも近江町店限定の「近江町三点盛」は、その日の入荷したおすすめのネタなので食べておいて損はないメニューです。カウンター席なら職人さんの腕さばきを間近に見る事ができますし、テーブル席なら家族や友人らとゆっくりと食事を楽しむことができます。
金沢の近江町市場で美味しいカウンター寿司
近江町市場内なら回らない寿司店も多くみられます。カウンターの寿司店で板前さんの腕を見ながら気に入ったネタを食べると贅沢感満載ですが、市場内なのでそこまで高額になったりはしません。どの店でも、その日の朝仕入れたばかりの新鮮な旬のネタを使った美味しいものが揃っています。金沢に来たら、ノドグロや白エビ、カニなどはぜひ食べておきたいネタですが、カウンターの寿司で手軽に食べるのもオツなものです。
金沢近江町市場内の「鮨歴々近江町店」はテーブル席もありますが、寿司ネタの入ったショーケースもカウンターが美しい寿司店です。カウンター席に座ると間近に職人さんのワザが見え、美味しさを盛り上げます。寿司だけでなく刺身や一品料理もあり、お酒と共に美味しく味わうことができます。北陸金沢の新鮮な魚自体の美味しさに加えてひと手間かけた寿司ネタは満足できる味わいです。
「鮨えのめ」はカウンターだけのこじんまりしたお店です。建物が完全にドアで区切られているのではなく屋台風に、ビニール製の間仕切りで囲ったお店です。だからこそ入りやすく、美味しい寿司を気軽に食べることができます。新鮮な寿司はもちろん、海鮮丼も人気のお店です。旬の時期だけですが「香箱かに丼」もあり、金沢名物香箱かにを存分に食べたい人はぜひともおすすめしたいメニューです。
金沢の近江町市場で美味しい食べ歩きグルメ
近江町市場で手軽に食べ歩きグルメを味わうなら「近江町コロッケ」のカニやエビ、タコなど海の幸が入ったコロッケを外せません。食べ歩きしやすいように、ひとつずつを食べられる袋に入れてくれます。広い近江町市場を歩いて小腹が空いたときのおやつにもぴったりです。具材もごろっと入っていて、食べ応え抜群のコロッケです。さすが港町金沢と思わせるラインナップです。
「大口水産」は新鮮な海産物を販売しているお店ですが、焼き焼きコーナーには食べ歩きにおすすめの串焼きを販売しています。鶏肉や鶏皮など普通の串焼きもありますが、イカの姿焼きやイカのゲソ、ホタテ、ツブ貝の串焼きなどさすが金沢というラインナップの串焼きが揃っています。甘辛いタレと新鮮な海産物がマッチした串焼きです。ビールも一緒に販売していてイートインスペースで軽く一杯呑んでいる人もいます。
金沢の近江町市場で美味しいカフェ
近江町市場はかなり広いので、全体を回るなら途中で休憩をはさみたくなります。金沢グルメを食べ歩きもいいですが、時間があるなら近江町市場内にもある美味しいカフェでゆっくりするのもいいでしょう。「東出珈琲店」は自家焙煎のこだわりコーヒーが味わえるお店です。コーヒーの香ばしい香りが満たされ、居心地が良いレトロな雰囲気で人気です。手作りプリンもしっかりとした食感でコーヒーに負けない存在感です。
「金澤屋珈琲店」は近自家焙煎のコーヒー豆を販売しています。セルフスタイルでカップコーヒーも販売しているので店内のイートインスペースでゆっくり味わうこともできますが、テイクアウトでも美味しいコーヒーを味わうこともできます。金沢観光や近江町市場で食事に買い物と忙しく、あまり時間の取れない時でもテイクアウトコーヒーならほっと一息つくこともできます。
金沢の近江町市場で美味しい果物
以外かもしれませんが、近江町市場にはフルーツを売るお店が多くあります。「フルーツ坂野」はカラフルな新鮮な旬の果物が店頭に並んでいます。棒付きパイナップルは食べ歩きにおすすめです。旬の時期にはイチゴを串に刺したものや、カットしたメロン・スイカ梨などのフルーツをカップに入った状態で販売しています。人気の生ジュースは中身をくり抜いたオレンジやメロンに入っていて、見た目も味も大満足です。
金沢の近江町市場で美味しい野菜
古都金沢には伝統の加賀野菜というものがあります。近江町市場には加賀野菜を販売している青果店も多くあります。「山本青果店」は加賀野菜以外にも新鮮な旬の野菜を販売しています。地域の伝統野菜なので、金沢付近でしか見る事の出来ない加賀野菜が手に入ります。金時草(きんじそう)は、葉の表は緑で裏側が鮮やかな紫色をしています。夏に手に入り、お浸しやてんぷらにして食べます。
「北形青果本店」は加賀野菜認定専門店で、加賀野菜として認定されている15種類を旬の時期に合わせて販売しています。店長さんは野菜ソムリエの資格を持っていることもあり、五郎島金時というサツマイモや加賀れんこんなどにはこだわりを持って、同じ種類の中でも時期や生産者ごとの味の違いも見極めて販売してくれます。金沢市内の加賀料理のお店や地元家庭の台所に欠かせない野菜を美味しく提供しています。
金沢の近江町市場で美味しいお肉
出典: https://retty.me
北陸ならば海の幸と思いますが、金沢には美味しいお肉もたくさんあります。石川県で生育された黒毛和種の能登牛というブランドもあります。「能登牛たくみ」ではそんな能登牛も気軽に食べることができます。能登牛の炙りにぎりや牛串など手軽にA5ランクの能登牛を味わうことができます。金沢観光や近江町市場に来ているなら海鮮丼や寿司ばかり食べることが多くなりがちですが、美味しい能登牛もおすすめです。
金沢の近江町市場で美味しいお土産
金沢近江町市場に来て、美味しいものを食べたら自宅でもその味を堪能したいと思うことでしょう。また同行しなかった家族や友人にも美味しさを分かち合いたいと思うと、お土産を購入して味わうこともできます。近江町市場は観光客が多い場所なので、ほとんどのお店で購入したらそのまま発送処理ができます。生ものは発泡スチロールのケースに入れられクール便で送るので、金沢の美味しい味そのままに送ることができます。
やはり、金沢に来たら新鮮な海産物をお土産にしたいと思います。海産物を扱うお店も多くあるので、色々と食べ歩きをしながら味を確かめ、美味しいものをセレクトしてお土産にすることをおすすめします。近江町市場でカニを買いたいなら「山安近江町店」です。大きさも色々の金沢名物のカニが店頭にこれでもかというほど並んでいます。カニと干物の専門店なので、程よく身の締まった干物もあります。
日本海の美味しい甘エビをお土産にするなら「大松水産」がおすすめです。プリプリとした甘い身に、しっかり卵が入った甘エビは金沢に来たらぜひ食べたい味です。甘エビの他にもブリやカニ、金沢周辺の港で水揚げされた旬の魚も取り扱いされています。美味しいタイやヒラメの昆布シメなどもあり、まとめて購入して発送するのもいいでしょう。
金沢の近江町市場は行って損なし
金沢はアートの街であり、歴史を感じる美しい街です。更に多彩な美味しい食べ物もあり飽きない街です。海のものも陸のものも美味しく、食べ歩きをするために金沢旅行する人もいるほどです。近江町市場は金沢市民の台所として海産物や加賀野菜のお店などが並んでいます。北陸金沢の味を堪能するにはぴったりの場所です。近江町市場で北陸金沢の珍しい海産物も安く手に入るので、箱買いをして直送する人も多くいます。
カニなどは解禁日を待ちかねて、買い物に来る人がいるほどです。近江町市場内のお店で味わうのでもよし、お土産用に箱買いして自宅で味わうのもよしのおすすめの近江町市場です。どのお店も旬の食材が溢れていて一度来たらまた違う季節に来たくなります。金沢観光の目玉として、近江町市場は外せないスポットです。ぜひ四季折々に金沢に、近江町市場に足を運んでみてください。新しい美味しさや楽しさを発見できます。