2018年08月03日公開
2024年07月22日更新
ピーナッツダイエットの方法は?効果的な正しいやり方と摂取量を解説
お菓子やおつまみの定番、ピーナッツを利用したダイエットが口コミで広まっており注目されています。ピーナッツというとカロリーが高く、ダイエットには向いていないというイメージがありますが、実はきちんとした方法で行えば健康的にダイエットができる優れものなのです。今回はそのピーナッツのダイエット効果や、ピーナッツダイエットの正しいやり方と適切な摂取量について紹介します。手軽に始められるので是非参考にしてください。
目次
ピーナッツダイエットが密かなブーム!
今、ピーナッツダイエットが注目されていることを知っていますか?ピーナッツというとどうしてもカロリーが高く、ダイエットとは正反対というイメージを持っている人が多いです。ですが、実はピーナッツには栄養素が豊富に含まれており、健康的にダイエットをすることができる食材です。実際にピーナッツダイエットを試してみた人からの口コミで広まっており、ピーナッツダイエットを始める人が増えています。
ピーナッツとは
ピーナッツはマメ亜科ラッカセイ属の一年草です。原産地は南米で、東アジアを経由して日本へは江戸時代に持ち込まれたと言われています。花が受粉後、落ちるようにして地中で実が出来ることから「落花生」と名付けられました。日本での主な生産地は千葉県で、国内生産量の80パーセント近くを生産しています。節分の豆まきでは、殻付きの落花生を撒く地域もあるなど、ピーナッツは日本でもメジャーなものになっています。
ピーナッツの栄養素
ピーナッツには脂質が多く含まれていますが、そのほとんどは太りにくい脂質と言われている不飽和脂肪酸からできています。他にもタンパク質や炭水化物、食物繊維、ビタミンB群やナトリウム、カリウムといったミネラルなど各栄養素も含まれており、非常にバランスの良い食材と言えます。また、レシチンやサポニンなどの成分も含まれており、ダイエット効果だけでなく健康や美容効果なども期待されています。
ピーナッツのダイエット効果「血糖値の上昇を抑える」
食事による急激な血糖値の上昇は脂肪を溜め込みやすくし、太りやすくなることが解っています。また、急激に上がった血糖値はインスリンの働きによって今度は急激に減少することになります。すると脳は空腹を感じるようになってしまい、間食につながりやすくなってしまいます。この食後の血糖値上昇を「GI値」で表しますが、ピーナッツは血糖値の上昇がゆるやかな「低GI」に分類されているダイエット食品なのです。
ピーナッツのダイエット効果「悪玉コレステロールを下げる」
ピーナッツはその成分の約50パーセントが脂肪でできていますが、脂肪分のほとんどはオレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は太りにくい脂といわれている良質な脂です。オレイン酸とリノール酸にはLDLコレステロール値を下げる効果があるといわれており、動脈硬化などの予防が期待されています。また、うるおいのある肌を作りますので、ピーナッツは健康だけでなく美容にも嬉しい効果があります。
ピーナッツのダイエット効果「代謝アップ」
ピーナッツに豊富に含まれているビタミンB群には、脂質や糖分、タンパク質などを分解してエネルギーにする働きがあります。更に、ピーナッツには抗酸化作用のあるビタミンEも含まれており、血液や血管を若々しく保ち血流を改善する効果が期待できるため、代謝がアップして痩せやすい身体になるといわれています。また、ビタミンB1には疲労回復効果もあるので、運動もしている人には非常に効率の良い食品と言えます。
ピーナッツのダイエット効果「便秘改善」
ピーナッツには食物繊維が豊富に含まれており、便秘改善の効果もあります。食物繊維には水溶性と不溶性というそれぞれ働きが違う2種類の食物繊維がありますが、ピーナッツはその2種類両方を含んでいます。そのおかげで便のかさを増して便を出易くし、脂質を吸着して排出するという効果があります。きちんと便が排出されることで痩せやすい身体への変化も期待できるので溜め込んでしまう体質の人にはピーナッツがおすすめです。
ピーナッツのダイエット効果「むくみ解消」
ピーナッツに含まれているカリウムには、体内の余分な水分を排出してくれる利尿作用があります。水分を排出する際に、体内の老廃物も一緒に排出してくれるのでデトックス効果も期待できます。朝、顔がむくみやすいという人や、夕方になると靴がきつくなる人、ふくらはぎが太くなりやすいといったむくみ太りのある人は、ピーナッツダイエットを試してみると良いでしょう。
ピーナッツのダイエット効果「食べすぎ防止」
食事の際、噛むことで脳の満腹中枢が刺激されていき、満腹感を得られるといわれています。ピーナッツは硬い食品なので、よく噛む事により早く満腹中枢を刺激でき、食べすぎを防止することができます。また、ピーナッツは食物繊維が豊富なので、一緒に水分を補給するとお腹の中で膨らみ、更に満腹感を得やすいです。満腹感のおかげで、食事制限によるダイエットのストレスなどを軽減できるという効果もあります。
ピーナッツのダイエット以外の効果
二日酔いの予防
ピーナッツに含まれているナイアシンには、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドを分解する働きがあります。また、ピーナッツに含まれるアスパラギン酸には利尿作用があります。アルコールを分解して排出する働きを促進してくれるので、あらかじめピーナッツを食べておくことで二日酔いを防止する効果があります。お酒を飲みすぎない事が一番ですが、お酒のおつまみとしてピーナッツを食べると良いでしょう。
記憶力アップ
ピーナッツに含まれているレシチンは、脳でアセチルコリンを生成するのに必要とされています。近年アメリカでの実験によって、アセチルコリンに記憶力や認知能力を高める効果がある事がわかりました。ですので、ピーナッツには記憶力をアップさせる効果も期待されています。ダイエットのためだけでなく、勉強のお供としてピーナッツを摂取するのも良いですね。
ピーナッツダイエットの口コミ
ピーナッツダイエットを試してみた、成功した、という人は多くいます。ピーナッツダイエットに興味のある人、実際にピーナッツダイエットを実践中の人など、SNSでの口コミを紹介します。
ピーナッツダイエットは芸能人の方も実践しているとテレビで公言されていたということで、その方のファンがやり始め、効果が口コミで少しずつ広まっていったようです。健康管理がとても大事になる職業の方がやっているダイエット方法なら、試してみる価値はありますよね。
簡単でなおかつ一番健康的な朝食はピーナッツバターを塗ったトーストだそうです。ある調査によると、朝にピーナッツバターを食べた人はより満腹感を得られる上に、昼食の後の血糖値も通常より低かったことが分かりました。
— 手軽にダイエット (@letusallbeslim) July 22, 2018
こちらの口コミはピーナッツバターの効果についてのものですが、ピーナッツダイエットと同様に満腹感と血糖値の上昇を抑えるという効果が出ています。ピーナッツの健康効果が素晴らしいことがよくわかります。
しごおわーーー!
— key@ダイエットなう (@hysteri42233522) July 13, 2018
今日ドカ食いしそうになった。
最近飲み会が多くでも増えないからって頭の中で甘い囁きがエンドレス
たまにはチートデイとか。ご褒美とか
結果プロテイン飲んでピーナッツを間食にして乗り越えられそう。
負けないぜ!!#ダイエットwithジョン#ダイエット垢さんと繋がりたい pic.twitter.com/F9t2iFWNSB
こちらの口コミは、ピーナッツを間食にして食べすぎを防止された方です。食事制限ダイエット中に、ストレスで食べ過ぎてしまって失敗する人が多いですが、ピーナッツを上手に摂取することによって食欲をコントロールできています。
ピーナッツダイエットおそるべし!
— うみんちゅ♪@顔料好き♪ (@umintyu3) February 7, 2018
間食にピーナッツを10粒くらいを一粒一粒ゆっくり噛んで食べるだけで、食欲が減退し、対して食べなくてもよくなるし、なんといっても空腹で辛くならない♪
インプットが減ったから、体重測っても3kg減ってたし♪
これは続けれるぞ! pic.twitter.com/eb1yLsc7oO
実際にピーナッツダイエットを実施中の方の口コミです。ピーナッツダイエットの「食べすぎ防止」効果のおかげで自然と減量できているようです。いくら効果があるダイエットでも、つらくて続けられないのでは意味がありませんよね?ピーナッツダイエットは無理なく長く続けられるのも魅力の1つです。
ピーナッツダイエットってのが気になって調べてみた。
— 永井準【実名・顔出し】 (@nagai89jun) March 12, 2014
確かに、ナッツ類はその高いカロリーほどは気にしないでいい、少しは食べた方がいいと、どの本にも書いてあるし、それはわかる。
でも俺の場合、こういうのはあるだけ全部食ってしまうので、とうてい無理だったorz
ピーナッツダイエットに関する口コミの中には、この方のように食べ過ぎてしまって上手くいかないというものもいくつかあります。どんなダイエット方法にも言えることですが、間違った方法で行っていてもきちんとした効果は得られません。正しい摂取量を知って、効果的にダイエットしましょう。
ピーナッツダイエットでの適切な摂取量
ピーナッツダイエットでの、1日あたりの適切な摂取量は大体25~30粒ほどになります。ピーナッツのカロリーは100グラムで約585キロカロリー。大きさによって多少の差はありますが、1粒あたり約0.6グラム。カロリーは1粒あたり約3.5~4キロカロリーほどになります。ですので、25~30粒でも100キロカロリー程度で抑えることができ、尚且つピーナッツの栄養素を効果的に取り入れることができます。
上記の口コミの方のように、ある分だけ全部食べてしまうというタイプの方は、ピーナッツを小分けにしておくと食べすぎを防止することができます。また、ピーナッツは固くて噛み応えがあるので、25粒を一度に食べるとすると意外に満腹感を得られますので、良く噛んで食べることを意識していればあまり食べ過ぎの心配はいりません。また、ピーナッツを食べる際には水分も多めに摂るようにすると更に満腹感を得られます。
ピーナッツダイエットの効果的な方法
殻付きのピーナッツを選ぼう
市販されているピーナッツには、皮を剥いた状態で販売されているものも多くありますが、ピーナッツの皮にはポリフェノールが多く含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病予防などに効果があると言われています。ピーナッツの健康効果をより期待するのであれば、剥いてあるピーナッツではなく、殻付きのピーナッツを選んだ方がより効果的です。
また、1つ1つ殻を剥いて食べることによって、食事にかかる時間を長くすることができ、早食いの防止に繋がるという効果もあります。急いで食べると満腹感を得られる前にどんどんと食べてしまい、食べ過ぎになってしまいがちです。どの食事制限系ダイエットでも、失敗している人の口コミでは早食いの人が多いです。普段、早食いをしてしまっているという人は殻付きのピーナッツを剥いて食べるという方法を試してみてください。
食事の前にピーナッツを食べよう
ピーナッツは低GI食品であり、血糖値の上昇を抑える働きがあります。血糖値の上昇が緩やかであれば、脂肪を溜め込む働きを抑えることにつながるのでダイエットに非常に効果があります。食事の前にピーナッツを食べることにより、満腹感を得やすいので食事の量を自然と減らせるという効果もあります。ただし、夜はカロリーの消費が落ちる時間帯なので、朝食か昼食の前に食べる方法がおすすめです。
間食にピーナッツを食べよう
ダイエット中は間食をしないことが望ましいですが、どうしても小腹が空いてしまうという時はありますよね?そんな時にピーナッツを食べるという方法があります。ピーナッツを良く噛んで食べることで満腹感が得られ、摂取カロリーも低めに抑えることができます。口コミでも、間食にピーナッツを食べて空腹感を我慢できているという人が多く見られます。小さくて持ち運びもしやすいので、バッグに入れておくと良いでしょう。
多目の水分を一緒に摂ろう
ピーナッツは食物繊維を多く含んでいるので、水分と一緒に摂取することによりお腹の中で膨らみます。満腹感が得られるだけでなく、腹持ちが良くなりますので食事の量を抑えることができます。食事と一緒にピーナッツを食べる場合でも、間食でピーナッツを食べる場合でも、多目の水分と一緒に食べるように心がけましょう。
ピーナッツダイエットの注意点
食べ過ぎに注意
ピーナッツは低GI食品で、良質な脂質からできているため太りにくいとはいえ、高カロリーな食品であることには変わりありません。ですのでピーナッツを食べ過ぎてしまうと、ダイエットどころかカロリーオーバーで太ってしまうことになります。ピーナッツの1日の摂取量は多くても30粒までになるよう気をつけてください。あらかじめピーナッツを1日分ごとの小分けにしておく方法なら食べすぎを防げます。
ピーナッツアレルギーの人は摂取を避けましょう
ピーナッツに含まれているヒスチジンによってピーナッツアレルギーを起こす人もいます。ピーナッツは少量でも強いアレルギー反応が出やすいと言われていますので、ピーナッツアレルギーの人は摂取を避けてください。
ピーナッツで無理せず上手にダイエット
ピーナッツダイエットで成功したという口コミで多かったのが、「今までいろんなダイエット方法を試しても続かなかったのが、ピーナッツダイエットは続けることができた。」というものです。ダイエットで大切になのは、継続できることですよね?ピーナッツダイエットは空腹によるストレスが少ないので無理なく続けることができ、また栄養バランスも良いので、他の食事制限ダイエットのように体調を崩す心配もありません。
ピーナッツダイエットは毎日の食事にピーナッツを取り入れるだけで、いつでも気軽に始められるダイエット方法です。ダイエットが気になっているという人は、この記事を参考に是非ピーナッツダイエットを試してみてください。