じゃがいもの電子レンジ加熱時間は何分?柔らかくするコツと時短レシピ
カレーライス、肉じゃがなどに柔らかいじゃがいもが入っているとほっこり幸せな気分になりませんか?じゃがいもを水から茹でると柔らかくなりますが、時間がかかります。今回はレンジを使って時間をかけずに美味しいじゃがいもを作る方法とレンジでできる時短レシピを紹介します。
目次
じゃがいもの電子レンジ加熱時間は何分?方法は?
レンジ加熱前の準備は?
じゃがいもを皮付きのまま丸ごと加熱するときの準備を紹介します。まずじゃがいもをきれいに洗います。この時に、じゃがいもの芽がある場合はここで取り除いてください。次にそのじゃがいもを濡れた状態のままラップで包みます。これで準備は完了です。
じゃがいものレンジ加熱時間は何分?
それでは、じゃがいもは何分加熱すれば柔らかくなるのでしょうか?100グラムあたり電子レンジ600wで3分です(500wの場合は3分半です)。じゃがいもMサイズ1個分が100グラムくらいだそうです。加熱後、じゃがいもを取り出して竹串がスーッと通れば加熱完了です。もし、じゃがいもがまだ固い場合は10~20秒ずつ様子をみながら加熱してみましょう。
じゃがいもの電子レンジ加熱時間は複数のとき何分?ポイントは?
ポテトサラダやカレーライスには複数のじゃがいもが必要です。その場合はひとつずつではなく、一度に電子レンジでの加熱が可能です。では、加熱時間は何分にしたらよいでしょうか?それは、じゃがいも1個あたり600wで3分なので、2個の場合は6分、3個の場合は9分と数の分だけ3分ずつ増やしていきましょう。また複数加熱するときは、途中でじゃがいもの上下をひっくり返すと均一に熱が加わります。
じゃがいもを電子レンジで柔らかくするコツ
上記の方法でもじゃがいもは柔らかくなりますが、さらにしっとりとしたじゃがいもにする方法を紹介します。まず、じゃがいもを綺麗に洗ったあと、濡れたキッチンタオルでじゃがいもを包んでください。(キッチンタオルは電子レンジ使用可能なものかをパッケージ等で必ず確認してから使用してください)
そして、その上からさらにラップで包みます。それから、じゃがいもの個数にあわせて加熱をします。加熱し終わったら、3分間電子レンジのなかでそのまま蒸らします。そうすることでほくほくのしっとりとしたじゃがいもが完成します。
料理によってはカットしたほうが使いやすい場合もあります。そのときはカットしてから電子レンジで加熱をしてください。丸ごと加熱するよりも熱が伝わりやすいので、より柔らかくなります。
じゃがいもの電子レンジ前後の皮のむき方のコツ
じゃがいもが冷めてしまうと皮が剥きにくいので、熱いうちに剥きましょう。じゃがいもを直接触ると熱いので、キッチンペーパーに包んで剥くといいです。それでも熱くて触れないという方は、レンジで加熱する前に、包丁でじゃがいもの周りをぐるっと一周切れ目を浅く入れてください。また、十字になるように二周切れ目を入れるとより剥きやすくなるのでおすすめです。
じゃがいもを電子レンジ加熱した後の時間短縮レシピ
では、ここからはレンジで加熱したじゃがいもを使用した時短レシピを紹介していきたいと思います。おつまみやお弁当にも使えるレシピもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
レンジで時間短縮レシピ①ポテトサラダ
じゃがいも料理で一番に思い浮かぶのはポテトサラダではないでしょうか?子供から大人まで世代を問わず人気が高いメニューです。そんなポテトサラダを時短で作れるレシピを紹介します。まず、レンジで加熱したじゃがいもを好みの大きさにつぶしてお酢とオリーブオイルを適量かけて冷ましておきます。
そこに刻んだハムと缶詰のコーンを入れて、マヨネーズで和えます。塩コショウで味を整えたら完成です。また、ゆで卵や薄切りのきゅうり、たまねぎを入れると食感もよく、栄養もとれるのでおすすめです。お弁当に持っていったり、食パンに挟んでサンドイッチにしてもよいです。
大人のポテトサラダ
おつまみとして食べる場合は、ポテトサラダに引き立てのブラックペッパーをたっぷりかけたり、アンチョビのみじん切りをまぜるとお酒によく合います。また、わさびやからしを効かせてもよいです。クラッカーや薄く切って焼いたフランスパンにのせて食べるのもおすすめです。
レンジで時間短縮レシピ②ポテトグラタン
こちらのポテトグラタンも人気の高いメニューです。時間と手間がかかると思われがちなグラタンですが、とても簡単に作ることができます。まず、じゃがいもを薄切りにして、電子レンジで柔らかくします。では、薄切りのじゃがいもは何分加熱すればよいでしょうか?薄切りなので少し短めの1個あたり2分半で柔らかくなります。じゃがいもをレンジにかけている間に、フライパンにバターを入れて、小麦粉を焦がさないように炒めます。
バターと小麦粉の比率は1:1です。バターと小麦粉がなじんできたら、牛乳を入れてとろみが出るまで混ぜ続けます。とろみが出てぶくぶくと沸騰してきたら、ここでレンジで加熱したじゃがいもを入れます。塩コショウ、顆粒コンソメで味付けをしたら、耐熱容器に移します。とろけるチーズを上に乗せて200℃のオーブンでチーズに焼き色がついたら完成です。
大皿でつくるのも、一人ひとりそれぞれの器でつくるのもそのときの気分や人数によって楽しんでください。また、牛乳ではなく豆乳でつくっても美味しく出来あがります。ベーコンやきのこ、ブロッコリー、シーフードミックスを加えたり、ゆで卵の輪切りやパセリをうえに飾ると彩りもきれいでおもてなし料理にもなります。
レンジで時間短縮レシピ③肉じゃが
家庭料理の定番でもある肉じゃがの時短レシピを紹介します。まず、じゃがいもとにんじんを小さめの一口大に切ります。豚肉を一口大に切り、玉ねぎは薄切りにします。耐熱皿に豚肉を広げて並べ、その上に玉ねぎ、じゃがいも、にんじんをのせます。それから、水、しょうゆ、砂糖をよく混ぜたものを全体にかけます。
水、しょうゆ、砂糖の比率は4:1:1です。耐熱皿にラップをかけて、電子レンジで加熱します。肉じゃがは何分加熱すれば良いでしょうか?1人分の量であれば8分で柔らかくなります。レンジにかけたあと、荒熱がとれるまでラップをかけたままにしておきます。荒熱が取れたら、じゃがいもが崩れないように全体を優しく混ぜたら完成です。
レンジで時間短縮レシピ④じゃがいものおやつ
小腹が空いたときにじゃがいもで簡単に作れる時短おやつを作ってみませんか?体にも優しく、小さい子供にも安心して食べさせられるようなレシピを紹介します。
いももち
もちもち食感のいももちは子供に大人気のメニューです。作り方は、まず電子レンジでじゃがいもを加熱し、皮を剥いて細かくつぶします。そこに片栗粉を加えてよく混ぜます。じゃがいもと片栗粉の比率はじゃがいも1個に対して、片栗粉大さじ2です。よく混ぜたら、食べやすい量をとって成型します。フライパンに大目のサラダ油をひき、成型したものを入れて両面こんがり焼き色がつくまで揚げ焼きにします。
次に、甘辛だれを作ります。しょうゆ、お酒、砂糖を1:1:2の割合で鍋に入れてふつふつ沸騰させます。こんがりと焼き色のついたいももちに、この甘辛だれを回しかければ完成です。冷めても美味しく食べられるので、お弁当のすき間にいれてもよいでしょう。また、いももちを成型するときに半分に切ったキャンディーチーズを中に入れたり、コーンやパセリを生地に混ぜても彩りがよくなり美味しいです。是非作ってみてください。
ヘルシーポテトフライ
フライドポテトは大量の油で揚げて作るので、カロリーも高くなり、揚げる作業がすこし敬遠されがちです。しかし、電子レンジで加熱したじゃがいもを使って作れば、少量の油で揚げる手間もなくおいしい時短フライドポテトが作れます。
まず、じゃがいもをくし切りや太めの短冊切りにします。皮は剥いても剥かなくてもお好みで結構です。水にさらしたあと、耐熱容器にいれて電子レンジで加熱します。次に、フライパンに少量のオリーブオイルを入れて、加熱したじゃがいもを加えます。じゃがいもは柔らかくなっているので、美味しそうな焼き色がついたら火を止めます。じゃがいもをボールに入れて塩こしょうで味付けをすれば、時短でできるヘルシーフライドポテトの完成です。
このフライドポテトに好みのパウダーをまぶして食べても良いです。おすすめはガーリックパウダー、カレーパウダー、チリパウダー、粉チーズです。粉チーズをまぶす場合は、塩気があるので塩を少し控えめにしましょう。また、ディップソースをつけて食べるのも、上にのせて食べるのもおいしいです。たらことマヨネーズを混ぜたものや、サワークリームにスイートチリソースを混ぜたものなど好みに合わせて楽しんでみてください。
じゃがいもを電子レンジで簡単に調理しよう!
時間のかかるじゃがいもをレンジで簡単に柔らかくする方法とレシピを紹介しました。手間がかかりそうなレシピも電子レンジを活用するとあっという間に時間短縮で作れるので、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。