とんぶりとは秋田の名産食材!食べ方とレシピや栄養も調査!

秋田県が誇る栄養満点の名産食材として知られている「とんぶり」知っていますか?どんぶりではなく濁点がない「とんぶり」という名前の食材となり、生の状態であれば畑のキャビアとも呼ばれ非常に美味です。また乾燥させることで漢方としても利用されます。そんな、とんぶりですが秋田県では一般的にスーパーなどで入手することが可能であり、醤油やマヨネーズで手軽な食べ方からとんぶりのレシピなどについて紹介しています。

とんぶりとは秋田の名産食材!食べ方とレシピや栄養も調査!のイメージ

目次

  1. 1プチプチした食感の秋田県の名産「とんぶり」
  2. 2とんぶりは何の木の実?
  3. 3とんぶりの木であるコキア(ほうき草)ととは?
  4. 4とんぶりの食べごろや旬はいつ頃?
  5. 5とんぶりがキャビアと呼ばれる理由
  6. 6気になる「とんぶり」の味は?
  7. 7とんぶりのカロリーや糖質の量は?
  8. 8味以上に評価が高い「とんぶり」の栄養価とは?
  9. 9通販でもとんぶりは購入できるのか?
  10. 10とんぶりの値段はいくらくらい?
  11. 11秋田以外で「とんぶり」は生産されているの?
  12. 12年間でどれくらい収穫されている?とんぶりの収穫量
  13. 13家庭菜園で「とんぶり」を育てる?
  14. 14とんぶりの種は販売している?
  15. 15秋田名物「とんぶり」の食べ方
  16. 16とんぶりのアレルギーについて
  17. 17驚くほど美味しい!とんぶりのレシピとは?
  18. 18とんぶりと海ぶどうってどう違うの?
  19. 19とんぶりとキャビア違いとは?
  20. 20ダイエットに効果的な「とんぶり」の摂取方法
  21. 21秋田県の名産はとんぶり以外にあるの?
  22. 22秋田名産のとんぶりを美味しく食べよう

プチプチした食感の秋田県の名産「とんぶり」

秋田県以外の人は意外と知らない人が多い「とんぶり」という食材を知っていますか?とんぶりは別名に畑のキャビアとも呼ばれる食材です。そんな、とんぶりの食べ方やレシピについて、またいつ頃が旬の季節で美味しいのか、具体的な栄養価からカロリーなど、秋田名産のとんぶりの魅力について解説していきたいと思います。とんぶりを初めて知ったという方は必見です!!

とんぶりは何の木の実?

とんぶりは、コキアやほうき草と呼ばれる植物の果実となります。とんぶりは実のほうで木である「ほうき草」は、涼し気なライトグリーンが特徴的で、1年草になります。意外とコキアという名称は知られていませんが、ほうき草と呼ばれるくらいなので、その枝葉は丸ごと乾燥させてほうきとして利用されています。ほうき草の実は、古来中国より漢方として利用されて来たものですが、現代ではプチプチした食感が美味しく美々なため食用としても用いられます。

そんなほうき草の実である「とんぶり」はプチプチした食感と魚の卵と類似するため秋田県ではとんぶりは「畑のキャビア」とも呼ばれています。プッリプッリの実は本当にキャビアに似ています。ほうき草は、そんなキャビアに似た実もつけますが、庭を掃除するほうきにも返信するので、無駄がない木だとも言えます。

そんな、とんぶりの木である「ほうき草」は日本での栽培は、なんと江戸時代初期から開始されていたそうで、秋田県北部の川である米代川一帯で栽培されていたとされています。ほうき草であるコキアは、見た目も鮮やかで育ちやすいので秋田では非常に重宝された木々と言えます。

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とんぶりの木であるコキア(ほうき草)ととは?

コキアは木というよりは、草に近い植物で草丈0.5から1メートルになる、丸まったようなこんもりした草木です。原産国は南ヨーロッパやアジアとされています。どちらが発祥かは不明ですが、南ヨーロッパの荒れた土地でも育つ雑草とも知られるほど強靭な生命力を持っています。日本へは漢方として平安時代に伝わった植物のようですが、栽培が盛んになったのは上記でも記載しましが、江戸時代からのようです。

とんぶりの食べごろや旬はいつ頃?

とんぶりの母体であるコキア(ほうき草)は、秋の9月下旬から10月中旬にかけて、しっかりとしたグリーン色から少しづつ落ち葉色の紅葉になり、緑と赤色の綺麗なグラデーションの色合いが見どころです。そんなコキアの実である「とんぶり」ですが食べごろは10月から11月になりますので、目でしっかりと鑑賞した後に食用として食べごろになるので、非常に優秀な草木と言えます。

キャビアの旬の時期は?

畑のキャビアと言われるとんぶりですが、サメの卵であるキャビアに旬があるのか疑問に感じますが、実はキャビアも旬の時期というのがあります。旬の時期のキャビアをフレッシュキャビアと言い、キャビアの旬の時期は一般的に10月から11月にかけてと言われています。フレッシュキャビアはそのほかに6月も旬の時期と言われますが、秋ごろに旬を迎えるのはとんぶりと同じ時期になります。

キャビアは動物性の食材のため一年を通して比較的入手しやすいイメージがありましたが、新鮮なキャビアは秋ごろが一番の旬であり、ワインなどと同様にシーズン中の時期があるようです。そのため秋ごろになると世界の美食家たちの注目の食材になるキャビアは一時価格が高騰することもあるようです。

その他の秋田県の旬材とは?

畑のキャビアと言われるとんぶりの他に秋田県の旬材と言えば、ヒロッコやじゅんさいなども旬の食材として有名です。どちらも名前だけ聞くとどういった食材なのか検討がつきませんが、ヒロッコは白ネギに似た食材で雪が解ける春ごろが旬となっています。カド貝焼きとして食べられることが多い旬材です。じゅんさいも秋田県特有の旬の食材となります。

表面がゼリー状のヌメリで覆われた、ぷりぷりの食感が非常にクセになり、昔の貴族の間の和歌などにも度々登場する食材であることから、非常に歴史のある食材とも言えます。じゅんさいは緑豊かな春から夏にかけてが旬の食材であり、一粒一粒丁寧に摘み取られ手作業で選別するなど非常に手間がかかる食材の一つと言えます。

その他、秋田県の旬材は日本でも非常に有名なあきたこまちがあります。秋田県を代表する旬材であり、コシヒカリが親米で、風味や味なども一級品のお米と言われています。コシヒカリやササニシキという日本を代表する高級なお米にも引けをとらない、味や風味を持ち合わせています。
 

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とんぶりがキャビアと呼ばれる理由

畑のキャビアと言えば、とんぶりと言うほど実は東北では知名度が高い食材になるのですが、畑のキャビアと言われる理由は、そのブチブチとした食感や歯触りもさることながら、見た目もキャビアに非常に似ています。とんぶりの実を加工して瓶に詰めた商品は、どうみてもキャビアそっくりで秋田で採れたとんぶりの加工食品は、海外のキャビアを好む人達からも非常に好まれている食材と言えます。

ちなみに、とんぶりの実は熟したとんぶりの穂から刈り取り、脱穀したあとに7日から10日ほど天日干しでしっかりと乾燥させたのちに、加工食材や加工食品として利用されてます。乾燥したあとに丁寧に時間をかけて茹で上げ、水にさらしてひとつづつ皮を取っていくという工程など手間暇を考えるとキャビア同様に価値が高い食材と考えてもよいかもしれません。
 

多くの工程を経て作られたとんぶりは、秋田県だけに留まらず東北一帯から関東で好んで食べられ九州や海外からも、お取り寄せがあるようです。そんなとんぶりの実は強風に弱く、台風などがくるととんぶりの実が落ちてしまうので、収穫量にバラツキがあるのは仕方がないのかもしれません。秋の時期が旬と言えますが、加工などを経ると冬が旬だとも言えるでしょう。

気になる「とんぶり」の味は?

畑のキャビアと言われるとんぶりですが、一粒一粒は魚の卵などと同じく、見た目はキャビアですが、気にある味はというと驚くことなかれ「無味」です。ブチッブチで弾力はあるのですが、加工して塩味などついていない食材のままのとんぶりは、味を楽しむというよりは触感や歯ざわりを楽しむ食材だと思います。舌先の味覚を尖らせると、はやり草の実なので青臭みは微量に感じますが、大きなクセはなく食べやすいとも言えます。

キャビアを食べたことが無い人も多いので、触感のイメージがつきにくい方は正月に食べるカズノコをイメージすると良いかもしれません。味を楽しむというよりは触感を楽しむ食材ということで秋田県では、納豆に混ぜたり長芋のおろしと相性が良いため、サラダや酢の物と合わせて利用される事が一般的な食べ方のようです。生食は旬の時期が短いですが、真空加工なの食材加工の技術が発展しているため年中、旬を味あうことも可能です。
 

とんぶりのカロリーや糖質の量は?

ほうき草の実である「とんぶり」は、草の実ですが緑黄色野菜に位置付けされる食材になります。とんぶり100グラムあたりのカロリーは、90カロリーになります。一般的な緑黄色野菜の総量で考えると3倍ほどのカロリーを示しますが、粒状の野菜なのでまず100グラム食べる事は無いと思います。料理のおともとして利用されるので、だいたいスプーン一杯などが適量とも言えます。

とんぶりスプーン1杯とは、だいたい10グラム程度なのでおおよそ1回分のとんぶりのカロリーは、9カロリー前後が妥当な数値でしょう。またとんぶりが保有する糖質は100gで5.8gとなり、こちらも野菜の中では高い糖質を保有します。ただし、カロリーの部位でも記載しましたが、とんぶり100gもまずは食べることはありません。そういった視点から考えるとさほど気にするほど、糖質もとんぶりから摂取することは無いとも言えます。

味以上に評価が高い「とんぶり」の栄養価とは?

食感はキャビアやカズノコに匹敵すると言われる、とんぶりですが緑黄色野菜に分類されており、小さいながらビタミンやミネラルの保有量が非常に高く、高い栄養を誇る食材と言えます。納豆や長芋に合わせて使うと、まさにサプリメントをプラスしているような感じで、触感や歯ざわりを楽しむものでは無いと言えるでしょう。さすが中国より1000年以上前から薬用として伝来している薬草と言えます。

まずは目を見張るのはベータカロチン、ビタミン、ビタミンEやビタミンKに合わせて脂溶性のビタミンが豊富です。そのほかに、とんぶりは鉄や亜鉛、銅などのミネラル分にビタミンB群など、小さな粒の中にたくさんの栄養が詰まっている食材です。秋田県だけにとどまらず積極的に日々の生活で取り入れたい食材と言えます。

とんぶりに保有される注目成分であるサポニン

このサポニンというとんぶりに保有される成分は、成人病の原因になる中性脂肪やコレステロールの値を抑制する効果が期待できます。おもに植物の根や茎、葉に保有されマメ科の植物に保有されると言われていますが、とんぶりは正にサポニンを豊富に含んでいます。動脈硬化や肥満の予防に最適な働きをします。また、サポニンは過酸化脂肪を抑制する効能もあるため、肝機能の働きを促進します。
 

サポニンという成分じたいに、抗酸化作用、免疫力向上、肥満予防、血流改善、肝機能改善、咳や痰の抑制などの効果が期待できるため、サプリメントとしても非常に注目を集めている成分とも言えます。そんなサポニンを豊富に含む食材として高麗人参・田七人参・お茶・ごぼうなどが挙げられますが、漢方としても利用されるとんぶりは非常に手ごろで使いやすい食材とも言えます。

とんぶりのこの栄養素がすごい:ビタミンK

ビタミンKはほかのビタミンCやビタミンBに比べると、注目度が低いかもしれませんが骨の形成を促進したり止血作用があるため、非常に重要なビタミンと言えます。とんぶり以外の野菜で言えば、同じ緑黄色野菜であるホウレンソウやこまつ菜に保有される栄養素で、納豆などにも保有されます。カルシウムやたんぱく質を活性化させる働きなども注目です。
 

アンチエイジング&血行促進のとんぶり栄養成分

アーモンドやナッツ類などに多く保有される、脂溶性ビタミンであるビタミンEも多く保有する食材であるとんぶりです。ビタミンEは、老化の原因である活性酸素を抑制し美容やアンチエンジングに最適な栄養素と言えます。また血行促進作用から冷え性の改善などにも高い効果をもっています。そういった効果が期待できる成分を保有するとんぶりは非常に注目な食材とも言えます。

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通販でもとんぶりは購入できるのか?

秋田の名産品であるとんぶりは、インターネットのインフラが整ったことで秋田県以外でも通販で簡単に入手することが可能になりました。日本でも大手の通販会社である楽天やyahooショッピングにAmazon、この3社でも購入可能ですし秋田県のJAあきた北農業協同組合の公式サイトからも購入することが可能なようです。そのほか直接とんぶり農家のホームページで通販購入が可能になっています。

とんぶりの値段はいくらくらい?

とんぶりの値段は加工されている食品にもよりますが、一般的に流通されている「とんぶり瓶170g」でおおよそ700円程度、とんぶりのビニール加工の70gで240円前後の価格で売られています。加工されていない生のとんぶりを通販購入する場合は、ほとんどの場合は農家直送などになりますが、1キロでおおよそ2500円程度の値段で販売されています。はじめてとんぶりを食べる方は、瓶詰めのとんぶりが非常におすすめです。

秋田以外で「とんぶり」は生産されているの?

とんぶりは秋田の名産ではありますが、秋田県全域というよりは秋田県北部の大館市比内町でそのほとんどが生産されています。秋田県以外でとんぶりの生産地は鹿児島県と青森県になるようです。ただし鹿児島の生産比率が1.4%で、青森県が0.02%と非常に低く、秋田県以外ではごく少量しか栽培されていないのが特徴ともいえます。とんぶりという食材じたい馴染みが少ないので、秋田県や東北以外で知名度が上がれば、もっと栽培地が増えるかもしれません。

年間でどれくらい収穫されている?とんぶりの収穫量

とんぶりの生産地はほとんど秋田県の北部であるということを記載しましたが、収穫量は1年間でおおよそ140トン程度と言われています。日本国内でダントツの収穫量を誇る野菜であるじゃがいもが240万トン、キャベツや大根が140万トン、たまねぎが120万トンです。日本では貴重な松茸が毎年72トンほどの収穫量ですから、倍の量であるとんぶりの収穫量を考えると日本では微量な収穫量と言えます。

家庭菜園で「とんぶり」を育てる?

とんぶりを家庭菜園で育てたり栽培したい方は、日当たりが良く水はけが良い環境で育てることが可能です。秋田県が産地ですが、なんと耐寒性がなく耐暑性が高い植物なんです。なぜ秋田県が一番の産地なのか不明です。とんぶりの種まきの時期は春の4月から5月の時期が最適です。とんぶりの種をまく10日から14日程度前に苦土石灰をまき、7日前になったら化成肥料をよく混ぜて耕すと良いです。

もこもことした草状の植物なので、30センチ間隔で種をまいて間が埋まるようであれば、上手に間引きが必要です。発芽はおおよそ1週間から12日程度と言われています。とんぶりの元である、ほうき草は根の張りが緩いため丈が延びると倒れやすいので、大きくなったら株元をしっかりとヒモなどで固定したり、支柱でささえるとより見た目が美しくなります。

収穫する時期は、10月から11月程度が好ましく葉が黄色に変色したら収穫時期だと判断しましょう。ほうき草はとんぶりの実を食べるだけではなく、根本から伐採してほうき草を乾燥させて束ねると、そのままホウキとしても利用することができます。魔女が使うホウキと同じ形状をイメージすると良いかもしれません。湿気が多い場所ので栽培はうどんこ病が発生するので注意が必要です。

とんぶりの種は販売している?

秋田が主な産地なとんぶりですが、自宅栽培する場合に苗木よりは種をまいて栽培さいたい方は、とんぶりの植物であるコキアまたはほうき草の種の販売などで検索すると販売元が確認することが可能です。おおよそコキアやほうき草の種、ワンパッケージで1500円前後で入手可能です。またコキアの種が無い場合は苗木での販売になっているようです。
 

秋田名物「とんぶり」の食べ方

とんぶりの一般的な食べ方としては、その形状がキャビアに類似しているので、そのまま食べるというよりは、食材のトッピングに利用されることが多い食材です。例えばサラダやパスタにトッピングしたり、納豆に混ぜて触感を楽しむ。長芋のすった和えものに利用する。牛丼や親子丼、海鮮丼にトッピングするなども利用方法としては多いとんぶりの食べ方、使われ方となります。

またそのまま、とんぶりを食べ方としては酢醤油や味噌に和えたり、ポン酢などでの食べ方も多いようです。プチプチした食感が塩分とプラスされると、ほんとにキャビアやカズノコのような味になるので、食べ方やレシピ次第では大きな可能性をもった食材とも言えます。またキャビアというと通風の方は食べれない食材ですがそういった方にも非常におすすめなのがとんぶりとも言えます。

とんぶりのアレルギーについて

緑黄色の野菜のとんぶりですが、なかなか食べる機会が少ない食材とは言えアレルギーを持っている方は自分に合うものなのか気になる食材だと言えます。すでに何かにアレルギー反応を持つ方は、似たような食材でアレルギー反応がでる可能性が高いと言えすので「とんぶり」がどういった食材に似ているのか参考までに記載しておきます。

とんぶりは、アカザの仲間となります。似ているお野菜としてはホウレンソウ、ツルナ、ビート、ヤマゴボウ、オカヒジキ、アシタバなどと似ています。これらの野菜ですでにアレルギー反応が出ている方は、とんぶりの摂取は控えるか、かかりつけの医師に相談された上で、摂取したほうが良いかもしれません。アレルギーは個人差があるのでしっかりと医師に相談しましょう。
 

驚くほど美味しい!とんぶりのレシピとは?

秋田県のとんぶりですが、意外と知らない人が多い食材です。そんなとんぶりに焦点を当てて今回は記事作成をしていますが、とんぶりのより美味しい食べ方からレシピについて記載してみましょう。とんぶりは通販でも気軽に購入することが可能な食材で栄養価も高いので是非、定番のレシピの中に加えてみてください。

とんぶりレシピ1:とんぶりオイル和え

キャビア風のとんぶりの食べ方と言えばオイル和えが手軽で一番です。作り方はシンプルなレシピながら、キャビアに近い味なの非常におすすめの食べ方の一つです。作り方のレシピは、とんぶりに粗塩、ナッツオイルの3種類の食材だけ用意します。すべての食材をどんぶりの中でしっかりと、混ぜるだけで完成します。ナッツオイルがなければ、ごま油やオリーブオイルでも大丈夫です。脂質が加わり濃厚でキャビアに近い食べ方になります。
 

とんぶりレシピ2:とんぶりチーズトースト

チーズ好きにはたまらない絶品レシピになります。トーストに溶けるチーズをのせたら、とんぶりを振りかけてトーストすると出来上がり!チーズの塩気がとんぶりと絡まりあって、贅沢なキャビア載せトーストに近い食べ方になります。チーズにプラスしてハムやサラミなどもとんぶりと相性抜群でとんぶりの食べ方としても非常に有益といえます。

とんぶりレシピ3:とんぶり納豆のサラダ

実はとんぶりはネバネバした食材である、納豆と長芋と相性抜群の食材と言えます。用意するのは、とんぶりにサラダ玉ねぎ、カイワレ大根、納豆にみょうがです。まずはサラダ玉ねぎとカイワレ大根を混ぜ合わせます。とんぶり、からし、マヨネーズに納豆を混ぜたものをのせると完成!つぶつぶの触感がアクセントになり、いつものサラダが非常に美味しくなります。とんぶりのサラダの食べ方ではおすすめレシピと言えます。

とんぶりレシピ4:とんぶりトマトソースパスタ

いつものトマトソースパスタにとんぶりを加えることで、栄養価も高くプチプチした食感がたまらなく病みつきなります。作り方はトマトソースを作る際に、とんぶりをお好みの量入れて、パスタをなじませると完成です。パスタにとんぶりを使うとホワイトソースもミートソースも栄養価が増しパスタのレシピの定番になると言えます。

とんぶりレシピ5:とんぶりプチプチとろろ

秋田県では納豆か長芋のとろろと合わせて使う食べ方が定番ですが、そのポピュラーなレシピも記載しておきます。長芋の川を剥いだあとにしっかりとすり下ろします。とろろ状態の長芋に卵、とんぶり、醤油にワサビを加えると、とろろとんぶりが完成です。完全食の卵にスタミナ増強の長芋、栄養価抜群のとんぶりの組み合わせは毎日食べても栄養満点で非常におすすめな食べ方と言えます。

とんぶりと海ぶどうってどう違うの?

海ぶどうもとんぶり同様に触感がキャビアやカズノコにそっくりです。味もとんぶりと同じで無味となっています。海ぶどうはポン酢などで食べられることが多い食材という点がとんぶりと違います。そのままの食材で食べられ、お酒のおつまみに合います。また陸で採れるか海で採れるかも違います。味や触感事態はほとんど同じですが、海ぶどうの方が最近では知名度が高い食材になっていると思います。

海ぶどうがとんぶりより知名度がある理由

この海ぶどうという食材は、もとは沖縄の離島のスーパーで地元の方向けに販売されていた食材です。販路を増やすためにいろいろと試行錯誤したようですが、はじめは散々な結果となったようです。それから海ブドウを売るためのパッケージのデザインや形、容器などを工夫したり、専用のドレッシングの開発など、海ぶどうを売るために居酒屋やホテルへの営業から宣伝などを地道に行った結果、今では沖縄県の離島だけではなく、ある程度知名度が出てきた食材と言えます。

とんぶりとキャビア違いとは?

キャビアはチョウザメの卵を加工した食材で、とんぶりはホウキ草の実です。キャビアは脂肪分を15パーセント保有しているのでコッテリしていますが、とんぶりの実はさっぱりしています。食べた食感は似ているのですが濃厚さを求めるのであれば、キャビアに軍配があがりますが、とんぶりの実もレシピや食べ方次第ではキャビアに近い味を再現できると言える食材になります。

ちなみにキャビアの栄養価は、高いたんぱく質に加えてビタミン類やミネラルも豊富です。ただし脂肪分やコレステロール値が多いので、健康志向の方にはあまりおすすめが出来ないばかりか、通風持ちの疾患がある人はキャビアは食べることができないので、代用としてとんぶりをおすすめします。すでに上記でとんぶりの栄養について記載していますが、食べるサプリメントと言えるほど栄養価に優れています。

ダイエットに効果的な「とんぶり」の摂取方法

秋田県の名産であるとんぶりの栄養素については、既に記載済みなのでご存知だと思いますが、実はとんぶりはダイエットにも非常に効果的な食材と言えます。とんぶりは血糖値を調整するモモルジルや、便通をよくしデトックス効果が高い食物繊維とマグネシウムを豊富に保有します。またダイエット時に不足しがちな鉄分を含めミネラル分も豊富なためダイエット時には積極的に摂取したい食材と言えます。
 

秋田県の名産はとんぶり以外にあるの?

東北の秋田県のイメージは、秋田美人と呼ばれるほど日本でも美人が多い県であることが第一に思いつきます。なにせ47都道府県の中で毎回1位か2位の順位ランキングに入っているので凄い美人の数が多いのだと思います。その他に秋田県の名産や名物と言えば、なまはげにきりんたんぽが思いつくと思います。あとは竿燈(かんとう)というお祭りくらいになります。

東北地方特有かもしれませんが、伝統文化の継承が多く県内でそういった文化が脈々と続いているように思います。重要無形民俗文化財の認定数は日本一であるのも秋田県になります。お祭りが好きな方は秋田県は非常に魅力的に映る土地になることでしょう。それでは、秋田県の名産であるとんぶり以外の名産について触れていきましょう。

秋田最大の祭り!竿燈(かんとう)祭り

東北の国の真夏に行われる邪気や病気を払うお祭りであり、江戸時代の1751年から1764年にあたる宝暦という元号の時から始まったお祭りになります。すごく歴史が深いお祭りで秋田県特有の風俗文化として伝来しています。東北の夏祭りと言えば、青森のねぶた祭り、仙台の七夕まつりと秋田の竿燈祭りが東北三大祭りと呼ばれています。毎年8月3日から6日の3日間にわたり祭りが行われます。
 

十字の形をした12メートルほどの竿燈を、祭りの太鼓などの音に合わせて高々と上げている様子は実に勇ましく見ごたえがあります。熟練の担ぎ手になると竿燈を担ぎながら扇子を担ぐ方のいて、見ごたえ十分なお祭りと言えます。毎年このお祭りを見に140万人が3日間で来場数を誇るので、東北地方でも非常に注目度が高いお祭りと言えるでしょう。

秋田名物!日本三大うどん「稲庭うどん」

稲庭うどんと呼ばれる秋田県でも南の方の地域で食べられている、干したうどんのことを言います。製造方法はうどんよりは「そうめん」に近く、ひやむぎより太い麺となります。一般的なうどんに比べると平べったく、捻りながら練る打つため非常に滑らかでコシがあります。

稲庭うどんは、通販で入手できるほとんどのものが乾麺ですが、秋田県やそのほかの県のアンテナショップで食べられる稲庭うどんは半生の麺も販売されています。この稲庭うどんも歴史が古く、竿燈(かんとう)祭りが始まったころに秋田県内で食べられていたものになり、日本では農村漁村の郷土料理百選に選択されています。

未確認物体?秋田県のババヘラアイスとは?

独特なネーミングのババヘラアイスですが、秋田県の名物で秋田でしか食べることができないアイスクリームとして知られています。

ババヘラとはどういう味か気にあんりますが、中年のおばちゃんがヘラを作って、イチゴとバナナ味のシャーベットアイスで花びら型のアイスをヘラで作ることから、造語的なアイスクリームです。ババヘラアイスは決まった場所で販売されている訳ではなく、お祭りや国道沿い、歓楽地で派手なパラソルのアイスクリーム屋さんで食べることが可能です。
 

秋田県の真夏はこの「ババヘラアイス」が非常に売れていて、観光がてらにババヘラアイスを食べる方も非常に多いです。ババヘラアイスは秋田県のソウルフードとも呼ばれるくらい親しみを持たれる方が多いのも特徴です。最近ではその人気から氷菓子メーカーがババヘラアイスを発売するなど人気も博しています。

秋田県の郷土料理「だまこもち」

鍋の材料として利用されるだまこもちは、白米をつぶして小さな丸状に丸めたお米の団子の事を言います。だまこもちはやまもちとも言われていますが、そのまま色んな鍋の材料として入れて楽しむものです。秋田といえばきりたんぽが非常に有名ですが、このだまこもちも一般家庭で利用されることが多く、東北では有名ですがだまこ鍋などは毎年各家庭で食べられるほど人気です。

だまこもちは各家庭で若干利用方法が異なり、鍋に入れる前に塩を振ったり軽く火であぶったりと家庭の味を出しやすい食材と言えます。出汁は鶏ガラや味噌出汁、醤油などの鍋で楽しむことが多く、標準的には鶏肉に白ネギ、セリ、ごぼう、キノコ類が利用されます。きりたんぽ鍋との違いは、団子型か棒状につくね団子風にしてあるかの違いくらいです。きりたんぽ鍋食べたいけど作るのが面倒な方は、だまこもちがお勧めです。

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秋田名産のとんぶりを美味しく食べよう

畑のキャビアと言われる秋田県の名産である「とんぶり」について詳しく解説させて頂きましたが如何だったでしょうか。知名度は低いですが、とんぶりは栄養価も高くレシピ次第ではキャビアにも引けを取らない、美味しい食べ方が出来る食材です。とんぶりという食材を初めて知った方も、既にしっている方も栄養満点のとんぶりの美味しいい食べ方を試してみてください。 

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