レンコンの冷蔵・冷凍保存方法と保存期間は?泥付きの場合も解説!
レンコンが身体にいいのはなんとなくわかっているけど、毎日食べると飽きてしまう。一度に沢山は食べられないから残ったレンコンを冷蔵庫に入れていたら、いつのまにか腐ってしまった。いったいどんな方法で保存すれば長持ちするの?レンコンを冷凍保存するにはどんな方法があるの?冷蔵の保存期間は?冷凍だとどのくらいもつの?など、美味しいレンコンの選び方や、レンコンの効能と共に紹介したいと思います。これから旬でとても身体に良いレンコンを食卓に上手に取り入れましょう。
目次
レンコンについて
スーパーで並んでいるレンコンは普段見慣れていると思いますが、レンコンがいったいどんな環境でどんな風に育っているのが見たことがあるでしょうか?レンコンは水をはった水田のような畑の水の中の粘土質の土の中で育つ野菜ですので、日光・空気・乾燥に弱い植物です。
仏教の話に登場したり仏具にも使われている蓮の根っこの部分がレンコンなのです。元々インドや中国が原産地ではないかと推測されていますが、紀元前3000年ころのインドではレンコンの花である蓮は、宗教的な意味でお釈迦様の誕生を告げるため花を開いたなど観賞用の花として栽培されていたそうです。
レンコンの効果・効能
レンコンの生産地は茨城県、徳島県、佐賀県などが代表的です。またレンコンは非常に栄養価が高くさまざまな効果・効能があります。その一つとしてはビタミンCが多く含まれ美肌効果や風邪、ガンの予防に良いようです。他にレンコンに含まれるカリウムは高血圧の予防やむくみの緩和に効果的です。
更にレンコンには食物繊維も多く含まれ水に溶けにくい不溶性の食物繊維ですので、腸の蠕動運動を促し便秘の解消となり腸内を綺麗にしてくれるので、大腸がんの予防にもなります。また血糖値の上昇を緩やかにする作用やコレステロールの吸収を抑制する作用もあります。
レンコンのムチンという成分はネバネバ成分で、呼吸器系の粘膜を保護する働きをするため、アレルギーの症状を緩和させてくれます。更に胃の粘膜も保護してくれるので胃炎や胃潰瘍の予防にも効果があります。
れんこんのカツ丼って珍しいけど、めちゃくちゃ美味しい😋れんこんはビタミンCやポリフェノールを、多く含み、風邪やアレルギー対策に良いんだって👍美味しい物を食べれるって幸せや✨腹八分目にしてよく噛んで食べて、ちゃんと消化してくれれば、特に悪化はなさそう‼️暴飲暴食したらやはり悪化する😓 pic.twitter.com/w4vcbQYPjk
— こにちゃん@アトピー奮闘中 (@konichanatopic) October 27, 2019
その他にレンコンに含まれるタンニン(ポリフェノール)は抗酸化作用や殺菌作用、鎮痛作用に効果があり、下痢の緩和にも効果があります。低カロリーでこれだけの健康効果のあるレンコンは、積極的に食べたい野菜のひとつと言えるでしょう。
レンコンを見分ける方法
レンコンの美味しい見分け方ですが、どんな野菜でも旬の時期に採りたてを食べるのが一番おいしいのは当たり前のことですが、普段はなかなか採りたてという訳にいきません。そこで、スーパーでも出来るだけ美味しいレンコンの見分け方を知っているのと知らないのとでは大きく違ってきます。
レンコンに丸みのある肉厚のもの、出来るだけ傷のないもの、皮につやのあるものが外観からわかる美味しいレンコンの特徴です。本来のレンコンの色は薄い褐色か黄色で真っ白ではありません。時々、黒いレンコンや赤褐色のレンコンもありますが泥の中にある酸化鉄の影響ですので、本来のレンコンの色と言えます。
レンコン見分け方。三男は色白。確かに白いね!?(混乱中 pic.twitter.com/YW3zTwcxY3
— さにょこ (@snyoco) October 25, 2017
スーパーではある程度の大きさにカットされて売られているので、レンコンの断面が見えることでしょう。レンコンの断面を見た際に、丸い穴がいくつかありますが綺麗に丸い穴のレンコンと潰れた穴のレンコンどちらが美味しいか?と聞かれると、ほとんどの人が綺麗な丸のレンコンを選ぶのではないかと思います。
実は穴が楕円に押し潰されたようなレンコンの方がもっちりとしていて美味しいのです。レンコンは水田の粘土質の土の中で成長していきますが、この粘土質の土によってレンコンに圧力がかかり、レンコンの実をしめて旨味みを詰めてくれるからなのです。
綺麗で均等にあいた穴のレンコンのほうが美味しいと書いている人も沢山おられますが、レンコンの美味しい見分け方については毎日レンコンに関わっておられるレンコン農家の人の意見を取り上げてみました。
レンコンの保存方法
レンコンの常温保存の方法
一節丸ごとで泥つきのレンコンは常温でも保存が可能です。濡らしたキッチンペーパーで包んでビニール袋に入れて風通しのよい涼しい場所に保存しましょう。ただし、真夏の暑い時期は常温保存は向きません。とにかく乾燥させないようにすることが、保存するうえで重要です。冬だと10日~2週間くらい保存が可能です。
レンコンの冷蔵保存の方法
レンコンを冷蔵庫で保存する方法ですが、丸ごとのレンコンは濡らしたキッチンペーパーや新聞紙に包んでビニール袋やジップロックに入れて野菜室に保存します。こうすれば保存期間は1週間くらいでしょう。
カットしたレンコンの保存方法は、ぴったりと空気が入らないようにラップをして野菜室で保存する。もしくは水に浸けたまま冷蔵庫に入れて保存する。この場合水は毎日替えることをお勧めします。水中で育つレンコンですから、水の中に入れて保存するのは理にかなった方法と言えるでしょう。
早めに使うレンコンは塩茹で保存
レンコンを買ってきたら、1週間以内に使う量を塩ゆでにして保存する方法を利用します。皮を剥いて丸いままのスライス、半円のスライス、乱切りなど色々な料理に使えるよう切ります。水か酢水に5分くらいつけてあく抜きをしてから、たっぷりのお湯で水からゆでます。スライスのものを先に取り出し、乱切りのものは5分くらい茹でて取り出します。
タッパーに切り方別に入れて冷蔵庫で保存しておけば、朝のお弁当や忙しい夕飯作りの時にもささっと使えて便利な保存方法です。保存期間は1週間ですが、レンコンの栄養素や美味しさを逃さないために早めに使い切りましょう。
酢レンコンにして保存する方法
酢レンコンを作って保存する方法は、まずレンコンの皮を剥き5mmから7mmの厚さにスライスします。酢水に5分くらいつけてアクを抜き、鍋に水180cc、米酢90cc、砂糖大さじ4.5、みりん大さじ3、塩ひとつまみ、だし昆布とスライスしたレンコンを入れを火にかけます。沸騰して1分煮たら火を止めます。赤唐辛子を加えて冷まします。
汁ごとタッパーに入れて冷蔵庫で保存します。保存期間は約10日ほどです。そのまま食べても副菜となりますし、サラダに混ぜたり、ちらしずしの具にもすぐに使えて便利です。酢と赤唐辛子で保存期間が長くなり、冷蔵庫にいつもストックしておくと料理の手間が省けて時間短縮にもなります。
冷蔵庫無しでもレンコンを長期保存できる
干しレンコンの保存方法
自家製の干しレンコンを作って保存する方法は、作ってしまえば水で戻すだけでいつでもレンコン料理に使えて重宝します。スライスしたレンコンをザルなどに広げて天日干しで5日間くらいでカラカラに乾燥したら出来上がりです。天気予報を見ながら天気の続く時に作りましょう。また夜は室内に取り込みましょう。
干したレンコンの保存期間は数か月~1年とかなり長く保存できます。また使用する際は前日に水の入ったタッパーに干しレンコンを入れて冷蔵庫で戻します。乾燥したままのレンコンを油でさっと揚げてレンコンチップスにしても美味しくてヘルシーでおやつにおすすめです。
レンコンを土に埋める保存方法
レンコンを土に埋めての保存方法は、鉢やプランターなどの土の中にレンコンをそのまま埋めてしまうものです。夏だと1週間保存できますし、冬の保存期間は2か月くらいです。土に程よく湿り気を与えておけば、温度や湿度がレンコンに適しており冷蔵庫よりも優れた保存方法と言えます。他の根菜類も同じ様に保存できますので、保存用のプランターを置くのもよいでしょう。
スーパーで買ったレンコンでも土で埋めて保存できますが、泥つきのレンコンを土に埋めて保存すると更に保存期間や状態が良くなるでしょう。泥つきレンコンもそうでないレンコンも土を乾燥させないよう適度な湿り気を保ちましょう。
泥つきのレンコン保存方法は洗わない
お取り寄せや農家直売などで泥つきのレンコンを手に入れた時の保存方法ですが、泥は洗わないでください。大きすぎる場合は節のところで切り、濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包んでビニール袋に入れて涼しい場所か冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。泥つきのレンコンの保存期間はおおよそ1か月ほどでしょう。
しかし、冬以外はおもわず気温が上がったりする日もあるので基本的には冷蔵庫で保存することをお勧めします。特に泥つきのレンコンは泥に雑菌が入る危険もあるので保存方法としては基本冷蔵庫が適切と言えます。
泥つきレンコン
泥つきレンコンの魅力
泥つきのレンコンは、カットしたレンコンよりとにかく保存期間が長いのが利点です。また全く表面をこすっていないので表皮が綺麗なのも料理の仕上がりが綺麗にできるので嬉しいことです。更に泥つきのレンコンは泥で酸素に触れにくくなっているので、レンコンのポリフェノールが酸化して黒くなるのを防いでくれます。
泥つきのレンコンは収穫したてに近い味を保てるため、味も美味しいということも魅力です。しかし泥つきレンコンであっても保存の状態が悪ければあっというまに鮮度が落ちてしまいます。また泥つきレンコンに白いカビが生えてしまうことがありますが、厚く皮を剥くか白カビの部分を切り落としてしまうといいでしょう。
泥つきれんこんは主に関西方面に出荷しています。泥はれんこんを長持ちさせる役割をしてくれるようです。#茨城県 #小美玉市 pic.twitter.com/zhbzNVjF4y
— 茨城県の魅力を発信する輝望 (@kibohvt2) February 19, 2015
泥つきレンコンの黒いカビはもう食べることができませんので、捨てるしかないでしょう。せっかくの泥つきレンコンを無駄にしないように早めに食べたり、上手な保存方法で有効に使いましょう。
レンコンの冷凍保存のコツ
冷凍の際の細胞の変化を知ろう
レンコンを冷凍保存しても、間違った冷凍方法で保存していると味や食感が変わってまずくなってしまっては残念です。そこで、レンコンを冷凍保存するにあたって、野菜の冷凍保存を上手にする方法やコツを覚えておくと、失敗がなく無駄なく美味しく使えますので、ぜひ冷凍する時に役立ててみてください。
そもそも食材を冷凍してから使う際に解凍しますが、一度冷凍した食材は元の状態と同じには戻りません。食材が冷凍されていく段階で、細胞が凍っていく時に食材の細胞の水分に氷の核ができます。この氷の核が周りの水分を含んで更に氷が大きくなり細胞が膨張し、食材の細胞壁を壊してしまうのです。よって解凍時に溶けた細胞内の氷が旨味と一緒に溶け出します。
出来るだけ冷凍の際の細胞のダメージを防ぐ為に、冷凍前にできることは細胞の膨張による細胞壁を壊す水分を少なくしておくとよいでしょう。
上手に出来る家庭の冷凍庫での冷凍方法
一般家庭の冷凍庫では業務用の冷凍庫のような‐30℃~40℃という温度で急速冷凍することはできません。冷凍前の下処理で上手に冷凍し、保存期間を伸ばし解凍しても美味しい冷凍方法で、家庭の冷凍庫でも工夫をしてすばやく冷凍する方法を紹介します。
洗ったレンコンの水分は丁寧にしっかりと拭きとりましょう。またレンコンの食感を残すために下茹でをしてから冷凍するとよいでしょう。ただし、レンコンは変色しやすいので下茹で前に酢水に浸けることをおすすめします。まるごと冷凍するよりも、料理方法によってカットの種類をわけて冷凍保存しておき、凍ったまま煮物にしたり炒めたりするとよいでしょう。
レンコンはカットしてから冷凍保存する
料理方法によってカットの仕方を変えたレンコンは、それぞれジップロックにできるだけ平に薄くならべましょう。薄く並べることで全体の温度を早く低くすることが可能になります。またジップロックに入れて口を閉じる時に、中の空気を出来るだけ抜くことで酸化も防げ保存期間が少しでも長くいい状態となるでしょう。
冷凍庫でのレンコンの保存期間はおおよそ1か月です。必要な量だけ冷蔵庫でゆっくり解凍すると旨味や食感をできるだけ保ったまま解凍できます。またジップロックは小さいものを利用して、何度も袋を開けて酸化させないように気を付けましょう。
レンコンを酢水で下茹でして冷凍保存
カットしない大きいままでレンコンを冷凍保存したければ、多めの酢水でゆがいてから冷めるまで置きしっかりと水分を拭きとりサランラップでぴったりとまき、ジップロックに入れて冷凍保存しましょう。この時もしっかり空気を抜いて酸化を防ぎ保存期間を保ちましょう。
レンジを使ってレンコンの冷凍保存
お湯で茹でたり酢水で茹でたりするより簡単で時間がかからない冷凍保存前のレンコンの下処理として、電子レンジを活用しましょう。料理方法に合わせてレンコンを何種類かにカットします。酢水に5分くらいさらしてから取り出し、耐熱容器で約3分加熱します。パッドなどに広げて冷ましながら水分をある程度蒸発させてからジップロックに平に入れて冷凍保存しましょう。
電子レンジで加熱すると茹でた時よりもシャキシャキとした食感が残ります。逆にモチモチとした食感を味わいたい場合は酢水でなく水にさらしましょう。
氷レンコンで冷凍保存
レンコンで氷を作って冷凍保存しておけば、一人分のスープにもささっと使えて便利です。作り方はとても簡単です。レンコンを綺麗に洗ってすりおろし、製氷機に入れて凍らせます。凍ったら製氷機からはずして、ジップロックにいれて冷凍庫で保存しましょう。保存期間は2か月くらいです。
調理済みレンコンの冷凍保存方法
保存の効くレンコン料理を冷凍保存するというのも、長期で保存する方法です。レンコンのきんぴらや、レンコンと根菜類の煮物に少し酢を足した日持ちのするおかずを、ジップロックに平に入れて冷凍保存する方法は、平に冷凍してあるので必要な分ほどを手で折って解凍すればお弁当にちょっと入れたりと、忙しい朝の時短になり助かります。
また製氷皿にお弁当用のカップを入れて、その中に調理済みのレンコンを入れて冷凍保存しておけばカップのまま取り出せて、更に便利な保存方法ですのでおすすめします。
冷凍保存したレンコンの解凍方法
炒め物や煮物など加熱調理する場合は、冷凍レンコンを解凍せずそのまま鍋に入れましょう。解凍時に出てしまう旨味成分を無駄にすることなく食べられます。サラダなどの加熱しない料理に使う場合は、冷凍レンコンを冷蔵庫の中でゆっくり解凍させましょう。そうすることで細胞が壊れにくくなり旨味や食感も損なわずにすみます。
冷凍保存を上手に活用する方法
食材を冷凍保存する方法は冷蔵保存に比べて長期で保存できる方法で、食材を無駄なく使いきれるメリットがあります。保存期間は1か月~2か月くらいですが、なるべく1か月以内に使いきるようにしましょう。旬の時期に安く出回る食材を多めに買って保存期間の長い冷凍保存を活用すれば、経済的にも節約ができます。
また冷凍保存は下準備をしておけば解凍するだけですぐ使え、調理の際に切る時間が必要なく調理時間の短縮となり、忙しい主婦にとっては是非有効活用したい保存方法です。冷凍保存をする際に気を付けて欲しい点は、賞味期限が近づいているから慌てて冷凍保存するのではなく、多めに購入して新鮮なうちに冷凍することを心掛けてください。
冷凍レンコン活用必須方法
冷凍レンコンを見やすく保存
冷凍したレンコンにはそれぞれ加工した日と消費期限の日付を入れておきましょう。そうすることでいつまでにどれだけの冷凍レンコンを使わないといけないかが目で確認できます。それから冷凍庫の中を見やすくする方法としてジップロックに平に冷凍したレンコンなどを牛乳の空きパックなどを利用して立てて保存する方法をお勧めします。
冷凍レンコンの必需品
沢山の冷凍レンコンの方法をあげましたが、とにかく肝心なのは下処理です。レンコンの冷凍保存に欠かせない下処理の必需品は酢・鍋・ザルです。レンジを使うときには耐熱容器が必要です。酢水でアク抜きをして加熱してから冷凍するのが冷凍レンコンの基本です。この下処理をしておくことで変色しない冷凍レンコンが可能となります。
まだある冷凍レンコン活用方法
前述したすり下ろして製氷皿で冷凍した氷レンコンですが、一度火を通してからミキサーにかけ、ペースト状にしてから製氷皿で冷凍すれば、すりおろしよりも舌ざわりの良いスープにしたり、モチモチしたレンコン饅頭や赤ちゃんの離乳食にも使えます。歯の悪いお年寄りの料理にも使え料理のバリエーションも広がることでしょう。
冷凍焼けしないために
冷凍焼けは長期間の冷凍で起きる現象ですから、早めに使うという意味では消費期限を守るというのが大前提です。冷凍焼けすると食材の油分が酸化して干からびた状態になってしまいます。冷凍庫の開け閉めも温度が一定に保てず冷凍焼けの原因となります。あとはとにかく空気に触れないようにラップできっちりくるんで、ジップロックの空気を綺麗に抜くことです。
出典: http://fusen.xyz
ジップロックの空気を綺麗に抜くには、食材をジップロックに入れたら口を閉じていく時に少しだけジップロックの端を開けておきます。それから深めのボールに水を入れてその中でジップロックを沈めていくと真空状態になりますので、開いているジップロックを完全に閉めてください。こうしてから冷凍すれば冷凍焼けが避けられます。
レンコンチップスにして保存する方法
レンコンは綺麗に洗い水気を拭きとります。チップスにすると皮もパリパリとして食べやすく栄養価も高いので剥かずに使いましょう。薄くスライスしたレンコンを、酢水に5分くらい浸けてからザルで水を切り、キッチンペーパーに並べてしっかり水気をとります。しっかり水気をとっておかないと、パリッとしたチップスになりません。
ビニール袋にレンコンとオリーブオイル少量を入れてレンコンが割れないように混ぜます。耐熱皿にクッキングシートを敷いたらレンコンを重ならないように綺麗にならべます。そのまま電子レンジで3分~5分加熱してレンコンを裏返します。さらに2分くらい加熱しますが、水分が残っているようならもう少し加熱してみましょう。
完全に水分がなくなってパリパリになったら冷めないうちに塩をふりかけて完成です。油で揚げてチップスにすることもできますが、レンジで作った方がヘルシーで片付けも楽にできます。保存期間は1週間くらいです。サラダのトッピングにも綺麗で食感に変化があり、レンコンチップスは重宝します。
レンコンピクルスでの保存方法
レンコンをピクルスにすると長く保存できます。保存容器は必ず煮沸消毒をしておきましょう。レンコンの皮を剥いて1センチくらいのスティックにし、酢水に5分くらい浸けてアク抜きをしておきます。鍋でレンコンを茹でますが保存期間を長くしたい場合は10分は茹でましょう。
鍋に砂糖40g・穀物酢1カップ・白ワイン2/1カップ・水4/1カップ・塩小さじ1を入れて火にかけます。砂糖が溶けたら火を止めて冷まし保存容器にレンコンを入れてピクルス液を注ぎ入れます。赤唐辛子とブラックペッパーを入れて冷蔵庫で一日置けば完成です。保存期間は約3~4か月です。
多彩な保存方法や活用方法のあるレンコン
実に様々な保存方法があり、調理時間の短縮に一役かう冷凍レンコンなどがありました。栄養価も高く、健康効果もあるレンコンはこれからが旬です。旬のものはその時期に身体に必要な成分が含まれていると言われています。色々な保存方法を活用してレンコンを余すことなく美味しく食べてみてください。