れんこんは冷凍保存がベストな保存方法?解凍方法やレシピも紹介!

れんこんのベストな保存方法を知っていますか?新鮮なれんこんは常温保存や冷蔵保存も可能ですが、一番適しているのが冷凍保存です。れんこんを冷凍保存すれば、約1ヶ月の期間、保存することができます。また、冷凍につきものなのが解凍です。れんこんは解凍せずに冷凍状態のまま調理することもできます。れんこんの常温、冷蔵、冷凍それぞれの保存方法について紹介します。また冷凍したれんこんの解凍方法やれんこんを使ったレシピも紹介します。

れんこんは冷凍保存がベストな保存方法?解凍方法やレシピも紹介!のイメージ

目次

  1. 1れんこんは冷凍保存なら日持ちする!
  2. 2れんこんの常温保存方法
  3. 3れんこんの冷蔵保存方法
  4. 4れんこんの冷凍保存方法
  5. 5冷凍れんこんの解凍方法と保存期間
  6. 6冷凍れんこんを使った簡単レシピ
  7. 7れんこんを冷凍保存でストックしておこう!

れんこんは冷凍保存なら日持ちする!

きんぴらや煮物など和食レシピには欠かせない食材がれんこんです。れんこんはシャキシャキとした歯ごたえが魅力の野菜です。穴が開いていることから先が見通せるとされる縁起が良い食材として重宝されており、お正月料理には必ず登場する野菜がれんこんです。

れんこんはスーパーではまるごともしくはカットして販売されています。消費期限や賞味期限は生野菜であるため基本は記載されていません。しかし生ものの野菜であるため、そんなに長く日持ちしないのも事実です。れんこんの保存方法について紹介します。冷凍保存や冷蔵保存、常温保存などの違いについて紹介します。

れんこんの常温保存方法

れんこんは常温保存することができます。ただし、れんこんはカットされていないまるごとの状態である事が条件となります。また高温多湿を避けるため夏場の常温保存はおすすめできません。常温保存の保存期間は最長1週間です。

常温なられんこんはまるごと保存

れんこんは常温保存にあまり適していませんが、まるごとの状態であれば、常温保存することも可能です。もともと水の中で育つれんこんは、収穫した段階では泥がついたままです。泥がついた状態であれば、洗わずに常温保存するのがおすすめです。

常温保存する方法は新聞紙などでれんこんを包み、ビニール袋に入れます。そして直射日光の当たらない日陰の涼しく風通しの良い場所で常温保存します。れんこんは暑さに弱いため、夏場の常温保存はおすすめできません。冬場の気候であれば、常温保存に適しています。

カットれんこんや夏の常温保存は避ける

れんこんを常温保存する際の注意点は、カットされていないまるごとの状態であることです。カットされているれんこんは常温保存できません。また高温多湿を嫌う性質があるため、夏場の常温保存はおすすめできません。一年中気温が安定する地下の蔵などがあれば夏場でも常温保存が可能ですが、一般家庭で夏場の常温保存は避けるのが無難です。

常温の保存期間

れんこんを常温保存した時の保存期間は5日から1週間程度です。これ以上の保存をするのであれば、冷蔵保存や冷凍保存をする必要があります。夏場は1週間日持ちしない場合もあるため注意が必要です。カットしていない状態ですぐに使う予定がある場合には、れんこんは常温で保存が可能です。

れんこんの冷蔵保存方法

冷蔵庫は食材を保存するための機械です。れんこんも冷蔵保存させることで常温保存より長持ちさせることができます。また、カットしたれんこんも冷蔵庫であれば保存可能です。

丸ごとれんこんを保存する場合

一般的に野菜など食材を保存するときには冷蔵庫を使用します。れんこんも冷蔵庫で保存することで常温保存よりも長持ちさせることができます。常温と同じように冷蔵庫でもまるごと保存が可能です。冷蔵庫でまるごと保存する場合にも常温と同じように新聞紙で包んだのちにビニール袋に入れて保存します。

ビニール袋に入れるのは水分が蒸発しないようにするためです。れんこんはみずみずしさが大事な野菜です。水分を維持することで美味しい状態を保持することができます。

カットして保存する場合

常温では保存不可能なカットしたれんこんは冷蔵保存がおすすめです。れんこんの特徴は中央付近にいくつも空いた穴です。他の野菜と比較して空気が触れる表面積が大きく、カットされた状態では傷みやすいのが特徴です。そのためれんこんの切り口を保護しつつ冷蔵保存するのがコツです。

保存方法は、まず切り口に水を含ませた新聞紙をあてて空気が侵入しないようにします。そして冷蔵庫のチルドルームや野菜室で保存するようにします。まるごと保存するより保存期間は短くなります。

水につけて保存する場合

れんこんは水の中で保存することも可能です。水の中で保存すると空気に触れない為。みずみずしさを維持させることができます。水をたっぷり入れたタッパーにれんこんを沈めます。空気に触れないようにするのがコツです。水の場合には輪切りにした状態や皮を剥いた状態でも保存可能です。

水はこまめに交換することが大事です。毎日水を取り替えるとより長持ちさせることができます。ただし水の中での保存はれんこんの大事な栄養成分が流れ出てしまいます。れんこんの栄養が必要なのであれば、早めに食べるのがおすすめです。

冷蔵の保存期間

れんこんを冷蔵保存した場合の保存期間はまるごと保存した場合には約2週間程度保存できます。常温保存の2倍の保存期間です。カットした場合には、これより短くなり3日程度が限界です。水の中で保存する場合も3日程度が保存期間となります。

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れんこんの冷凍保存方法

れんこんを一番長持ちさせたい場合には冷凍保存がおすすめです。れんこんは冷凍保存しても味や食感が壊れにくいため冷凍保存向きの野菜です。生の状態で冷凍保存する方法以外にも、下茹でしてから冷凍保存する方法や調理後に冷凍保存する方法もあります。

生のまま冷凍する場合

れんこんの長期保存には冷凍がおすすめです。使う予定がない場合や、調理方法が決まっていない場合には生で保存することができます。常温保存や冷蔵保存のように泥がついたまま保存することはできません。カットしてから冷凍保存します。

まずれんこんをきれいに洗います。皮は剥いても剥かなくてもどちらでも構いません。れんこんを輪切りにします。この時れんこんを薄く切ることがシャキシャキ感を残すコツです。輪切りにしたれんこんは酢水につけます。酢水につけることでれんこんが変色することを防止します。

酢水から取り出したのちにペーパータオルで水分をしっかりと取ってから空気に触れないようにジッパー付きの袋に密封してから冷凍保存します。

下茹でして冷凍する場合

れんこんを冷凍保存しても食感を残す方法が下茹でしてから冷凍する方法です。れんこんを下茹でする前にきれいにれんこんを洗います。そして生で冷凍保存するのと同じように輪切りにします。生の場合には酢水につけますが、下茹での場合には酢水を沸かして茹でます。酢水につける効果も同時に得られます。

茹でた後は常温でしっかりと冷ましてから、水分をペーパータオルでふき取り、密閉できるジッパー付きの袋に入れてから冷凍保存します。

レンジ加熱して冷凍する場合

下茹でしてから冷凍保存する方法と同じように電子レンジで加熱してから冷凍保存する方法も可能です。下茹でするより簡単にできるためおすすめです。れんこんをきれいに洗って薄切りにする工程は同じです。その後酢水に5分程度つけておきます

酢水から取り出したら耐熱容器に盛り付け電子レンジで3分加熱します。下茹でするのと同じように仕上がります。常温で冷ましてから、密閉できるフリーザーバッグなどに入れて冷凍保存します。

調理してから冷凍する場合

れんこんは調理してから冷凍保存することもできます。味付けなどを終わらせているため、解凍後すぐに食べることができるのがメリットです。また、味付けを冷凍前にすると冷凍特有のにおいを防止することができます。冷凍している最中に味がしみ込みよりれんこんレシピを美味しく食べられるのも特徴です。

調理後のれんこんは常温で冷ましておきます。熱いまま冷凍しないようにするのが注意点です。できるだけ空気に触れないように密封できる容器に入れてからしっかり閉じて冷凍保存します。空気はれんこんを酸化させてしまう要因です。できる限り空気に触れさせないのが長期保存のポイントです。

冷凍れんこんの解凍方法と保存期間

冷凍保存したれんこんは解凍しなければ使えません。冷凍れんこんは正しい解凍方法をしないとせっかくの食感や味が失われてしまいます。冷凍れんこんは必ずしも解凍しないと使えないわけではありません。料理方法によっては解凍せずにそのまま調理することもできます

冷蔵庫で自然解凍する

サラダや酢の物などのレシピに冷凍したれんこんを利用する場合には、食感を壊さないように冷凍する必要があります。その場合には、冷蔵庫で自然解凍する方法がおすすめです。常温で一気に解凍すると繊維が壊れてしまうため、食感を失うことになります。冷蔵庫でゆっくりと時間をかけて解凍するのが正しい方法です。

そのまま調理する

冷凍されたれんこんは解凍する工程を踏まずにそのまま料理に使うことができます。冷凍したまま、鍋での煮物レシピに使ったり、フライパンでの炒め物レシピに使ったりすることができます。れんこんを冷凍から解凍した時に出る汁の中には豊富なれんこんの栄養成分が含まれています。冷凍のまま使用することで栄養成分も無駄にせずに済みます。

一度冷凍したれんこんは細胞の組織が壊れています。そのため味がしみ込みやすいというメリットがあります。生のままのれんこんを使用するより一度冷凍したれんこんの方が味が浸透してより美味しくいただけます。

冷凍の保存期間

れんこんを冷凍すると保存期間は常温保存や冷蔵保存よりもずっと長持ちします。約1ヶ月の保存が可能です。すぐにれんこんを利用しない場合には、生のままの状態や下茹でしてから冷凍保存することがおすすめです。

冷凍保存する際にはできる限り空気に触れないように冷凍保存する必要があります。空気に触れている冷凍保存では1ヶ月の長期保存に至らずに食べられなくなってしまうため注意が必要です。

冷凍れんこんを使った簡単レシピ

れんこんと人参と油揚げの炒め物

  • れんこん200g
  • 人参3cm
  • 油揚げ1枚
  • みりん大さじ2杯
  • 水大さじ2杯
  • 酒大さじ1/2杯
  • だしの素小さじ1杯
  • 塩少々
  • サラダ油大さじ1杯
  • 炒りゴマ大さじ1杯
 
  1. れんこんは5mmの厚さにいちょう切りにします。
  2. れんこんを水にひたしてアクを抜いてから水気を切っておきます。
  3. 人参は薄いいちょう切りにします。
  4. 油揚げは5mm幅にカットします。
  5. フライパンにサラダ油を入れてから熱して、れんこん、人参を入れて炒めます。
  6. れんこんが透明になるころ、油揚げを入れます。
  7. みりん、水、酒、だしの素、塩を入れて汁気がなくなるまで炒めます。
  8. 炒りゴマとごま油を加えてさっと炒めれば完成です。

材料をさっと炒めるだけの簡単レシピです。お弁当のおかずにも適しています。冷凍したれんこんを使用する際には、解凍せずに凍ったまま使用することができます。ごまの香ばしい香りが食欲をそそるレシピです。お酒のおつまみとしても最高です。味加減は塩で整えます

桜海老とあおさの焼きれんこん

  • れんこん370g
  • 桜エビ3g
  • 青のり3g
  • 天かす大さじ1杯
  • お好み焼き粉小さじ2杯
  • ごま油適量
 
  1. れんこんは皮をむいて擦りおろします。
  2. 青のりは手で砕いて混ぜておきます。
  3. れんこんと青のり、天かす、桜エビ、お好み焼き粉を混ぜて生地を作ります。
  4. 生地を小さめに丸めます。平たく成型しておきます。
  5. ごま油をフライパンに敷き、生地を炒めます。片面3分ずつ焼きます。
  6. 裏面まで焼き終えたらヘラで少し潰します。
  7. 何度か返しながら表面がカリカリに、そして茶色になるまで焼き続ければ完成です。

混ぜる下ごしらえが大変ですが、お酒のおつまみやおやつとしても食べることができるレシピです。表面はカリカリで中身はふっくらとした食感がたまらない絶品です。そのままで食べてもポン酢をかけて食べても美味しくいただけるレシピです。生地はつなぎが弱いため、大きすぎると焼いている最中に壊れてしまうため、小さめに作るのがコツです。

れんこんのきんぴら

  • れんこん1節
  • 牛肉70g
  • 和風顆粒ダシ少々
  • 酒大さじ1杯
  • 薄口醤油大さじ1杯
  • みりん大さじ1杯
  • 濃口醤油大さじ1杯
  • 唐辛子1個
  • ごま油適量
  • 白ごま適量
 
  1. れんこんを縦に半分に切り、薄切りにしてから、水に浸しておきます。
  2. 牛肉は食べやすい大きさにカットします。
  3. 酒とみりん、醤油2種類を混ぜておきます。
  4. フライパンにごま油を入れて牛肉を炒めます。
  5. 水を切ったれんこんと細かくちぎった唐辛子を加えます。
  6. タレを入れて煮汁がなくなるまで炒めます。
  7. 器に盛って白ごまをかければ完成です。

れんこんのきんぴらはれんこんの定番料理です。定番レシピに牛肉を加えてアレンジしたレシピです。牛肉のダシが相まって美味しい味付けになります。冷蔵庫の余った食材を有効活用してオリジナルのきんぴらを作ることもできます。

れんこんを冷凍保存でストックしておこう!

れんこんは水の中で育つ野菜です。泥のついた収穫したてのまるごとのれんこんは常温や冷蔵庫での保存が可能です。れんこんの保存に一番適しているのは冷凍保存です。れんこんは冷凍保存しても食感や風味を落とさずに保存できます。また解凍せずにそのまま調理レシピに活用できるメリットもあります。

お正月料理に定番のれんこんは栄養価値も高い野菜です。れんこんは冷凍保存することで1ヶ月程度保存可能です。上手にれんこんを冷凍保存してストックしておけば、いつでも美味しいれんこんレシピを作ることができます。

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