パプリカのマリネの簡単レシピ!作り置きにおすすめの美味しい常備菜

パプリカの鮮やかで艶やかな色は、ビタミンカラーとも呼ばれ、食卓に彩りを添えてくれる人気の野菜です。そんなパプリカでマリネの簡単レシピや、作り置きにおすすめの美味しい常備菜などを満載にして紹介します。マリネはこれからの時期にさっぱりといただけて重宝します。また、パプリカを調理するにあたって、知っておきたい栄養や色の秘密、またピーマンとの違いについても紹介しています。

パプリカのマリネの簡単レシピ!作り置きにおすすめの美味しい常備菜のイメージ

目次

  1. 1パプリカの栄養やピーマンとの違いと生産地について
  2. 2パプリカの簡単マリネレシピ:しめじとパプリカのマリネ
  3. 3パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカとアボカドのマリネ
  4. 4パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカとツナのマリネ
  5. 5パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカの塩麹マリネ
  6. 6パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカと生ハムのマリネ~バルサミコ風味
  7. 7パプリカの簡単マリネレシピ:茄子とパプリカの和風マリネ
  8. 8パプリカの簡単マリネレシピ:トマトとパプリカのW海老マリネ
  9. 9パプリカの簡単マリネレシピ:かぼちゃとパプリカの中華マリネ
  10. 10パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカのタルティーヌ
  11. 11作り置きにおすすめな常備菜:ひじきとパプリカの美肌マリネ
  12. 12パプリカのまとめ

パプリカの栄養やピーマンとの違いと生産地について

パプリカには、赤、オレンジ、黄色と色とりどりですが、実はそれぞれに栄養価が違います。赤パプリカは、カプサイシンという赤い色素で、赤唐辛子にも含まれている成分です。抗酸化物質で知られるβカロチンよりも高い抗酸化作用があると言われています。身体の中の不要なコレステロールを取り除く働きがあるため、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防効果が期待できるという、素晴らしい野菜です。

オレンジパプリカは、抗酸化作用によって老化を防ぎ、生活習慣病の予防に役立つβカロチンや、美白効果や免疫力向上に期待できるビタミンC、若返りのビタミンと呼ばれエイジングケア効果のあるビタミンEなどが含まれています。
 

黄パプリカは、シミやソバカスを防ぎ、美白へと導く役割を果たすビタミンC、肌の老化を防ぐルテインが豊富に含まれています。パプリカに含まれているビタミンCは、加熱しても壊れにくいという特徴があります。その理由は、一緒に含まれているビタミンPがビタミンCを酸化や熱から守る働きがあるからです。またβカロチンは油と共に調理すると、栄養を効率よく摂ることができるため、オリーブオイルなどで調理すると良いです。

いつも見慣れているピーマン。実はピーマンは「未成熟の状態で収穫された野菜」です。それに対して、カラフルで肉厚なパプリカこそが、完熟したトウガラシ科の野菜です。このように並べてみると、とてもカラフルです。赤ピーマンはこの中でも一番甘味が多く、特にビタミンCの濃度はピーマンの2倍もの量を含んでいます。また、オレンジ色のパプリカはビタミンCが3倍、βカロチンもピーマンのなんと20倍もの量を含んでいます。

パプリカは、ナス科の多年草で甘味のある唐辛子の一種で、ピーマンやしし唐と同じ品種であり、辛みのない種類です。主な産地は、全国的でみるとハンガリーが大産地であり、ハンガリーでは欠かせない食材です。日本国内では、宮城県や熊本県が主要な産地ですが、国内で売られているパプリカは韓国産も多く、韓国でも産地になっています。そして、パプリカの旬は夏の時期で6月9月が美味しくなる季節なのでまさにこれからです。

パプリカの簡単マリネレシピ:しめじとパプリカのマリネ

野菜オンリーのシンプルな「しめじとパプリカのマリネ」です。パプリカ2個はヘタと種を取って大きめにカットしたもの、しめじ1株と玉ねぎ1個をみじん切りしたにんにく1片、鷹の爪と一緒にオリーブオイルで炒めます。水分が出てくるので、ペーパーなどで軽く水気を取ります。次に調味料の塩小さじ1、オリーブオイル小さじ4、りんご酢小さじ4、穀物酢小さじ2混ぜ粗熱を取って冷蔵庫で冷やします。日持ちし、作り置きOKです。

パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカとアボカドのマリネ

さっぱりして美味しい、前菜にぴったりな「パプリカとアボカドのマリネ」です。作り方は動画にもありますが、赤ピーマン1/2個をヘタと種を取り除き、千切りします。次にアボカド1/2も千切りにします。鍋に火をかけ、オリーブオイル大さじ2と白ワイン30ml、レモン汁小さじ2、塩小さじ1/2、水30mlを入れ沸騰させひと煮立ちしたら火を止めます。ボウルに材料全て入れたらマリネ液加え、粗熱を取り冷蔵庫へ。簡単レシピです。

パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカとツナのマリネ

話題入りにも入った「パプリカとツナのマリネ」。こちらも付け合わせとして常備しておくと日持ちもする上、食卓の彩りに良いです。パプリカ3個はヘタと種と取り、薄くスライスしたら塩もみし、10分以上置きます。次にツナ缶(80g)を汁ごとマリネの中に加え、さらに酢大さじ3、砂糖ひとつまみ入れて混ぜ合わせたら完成。味が馴染んできます。冷蔵庫へ入れて冷やせば、おもてなし前菜にも使え日持ちするマリネの完成です。

パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカの塩麹マリネ

こちらの「パプリカと塩麹マリネ」も冷蔵庫で4~5日日持ちする作り置きレシピです。パプリカ2個を縦に薄切りにしたら、ポリ袋に入れてさらに塩麹大さじ1、酢大さじ1/2~1を加えて手でもみもみして味が全体に行き渡るようにしたら完成です。漬けてからすぐに食べれるのがこのマリネの嬉しい特徴です。

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パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカと生ハムのマリネ~バルサミコ風味

「2色のパプリカと生ハムのマリネ~バルサミコ風味」です。パプリカ2個はヘタと種を取り、縦に薄切りしたら、鉄板に広げて1000wのオーブントースターで10分程度焼き色がつくまでグリルします。10分経ったらアルミホイルを上にかぶせ、余熱で火を通します。マリネ液はオリーブオイル大さじ2、酢大さじ1、バルサミコ酢小さじ1、塩小さじ1/2、はちみつ小さじ1、オレンジ果汁100%を小さじ2を全て混ぜ合わせます。

次にパプリカの皮を剥き、生ハム4枚と共にマリネ液に30分程度漬けます。お皿にもったらイタリアンパセリを振りかけて完成です。パプリカはグリルすると甘味が増します。余熱で火を通すことによって、パプリカの皮が簡単に剥けるようになります。マリネ液はオレンジジュースを加えることで、フルーティーな仕上がりになります。洋風メニューの前菜にぴったりです。冷蔵庫で冷やしておくと日持ちしますし、美味しいです。

パプリカの簡単マリネレシピ:セロリとパプリカのマリネ

フレンチドレッシング風味の「セロリとパプリカのマリネ」です。彩りが良いのでお弁当にもぴったりです。冷蔵保存で4日は日持ちする作り置きレシピです。セロリ2本(茎)はスジを取り、食べやすい大きさに切ります。パプリカ(赤・黄各1/2個)もヘタと種を取り、食べやすい大きさに切ります。マリネ液は白ワインビネガー大さじ3、オリーブオイル大さじ2、塩小さじ1、黒こしょう少々混ぜ合わせ具と馴染ませたら完成です。

パプリカの簡単マリネレシピ:たことパプリカの野菜マリネ

おもてなし前菜にぴったりな「たことパプリカの野菜マリネ」です。茹でたたこ100gと赤・黄パプリカ各1/2個、きゅうり1本を食べやすい大きさに切ります。マリネ液は、オリーブオイル大さじ3、レモン汁小さじ2、塩小さじ1、乾燥ハーブ(タイム、パセリ、オレガノバジルなど)適量を全て混ぜ合わせて、たことパプリカ、きゅうりと馴染ませます。日持ちするメニューなので、冷蔵庫で冷やして美味しくいただきましょう。

パプリカの簡単マリネレシピ:茄子とパプリカの和風マリネ

暑い夏にぴったりな「茄子とパプリカの和風マリネ」です。茄子2本は輪切りにし、赤・黄ピーマン各1/2個は食べやすい大きさに切ります。フライパンにオリーブ油をひき、茄子を両面焼き、焼き色がついたら一旦取り出します。同じフライパンに再度油をひき、パプリカを5~6分炒めます。ボウルに炒めた茄子とパプリカ、マリネ液の醤油大さじ1、オリーブ油大さじ1、レモン果汁小さじ2、和がらし小さじ1/2で和え冷蔵庫へ入れます。

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パプリカの簡単マリネレシピ:トマトとパプリカのW海老マリネ

さっぱりいただける食べ応えのある前菜サラダの「トマトとパプリカのW海老マリネ」です。トマト、新玉ねぎ、パプリカ、桜えび、ボイル海老、オリーブ油、リンゴ酢、にんにくのすりおろし、昆布茶、塩・コショウで和えます。味が馴染んだら冷蔵庫で冷やしましょう。

パプリカの簡単マリネレシピ:カリフラワーとパプリカのマリネ

ワインと合うようなマリネです。洋風のおしゃれな前菜にぴったりメニューです。カリフラワー1株は小房に分けます。赤・黄パプリカ各1/2は食べやすい大きさに切ります。マリネ液はワインビネガーまたは酢大さじ2、塩小さじ1/2、こしょう少々、水1/2カップ、オリーブ油大さじ2をよく混ぜ合わせます。熱湯に塩小さじ1とレモンの輪切り2枚を入れ、カリフラワーをかために茹でて、湯をしっかりきります。

茹でたカリフラワーは熱いうちにマリネ液に漬けます。パプリカも熱湯で軽く茹で、湯をきって熱いうちにマリネ液に漬けます。皿に盛り付けたら、あればピンクペッパーやディルを飾るとおしゃれなおもてなし前菜になります。マリネは冷蔵庫で4,5日は日持ちします。黄パプリカを省くと、カリフラワーと赤パプリカの紅白が正月のおせちの1品料理として活用できます。紅白なますのように「現代版なます」としても良いです。

パプリカの簡単マリネレシピ:かぼちゃとパプリカの中華マリネ

「かぼちゃとパプリカの中華マリネ」はビタミンE・レチノール・食物繊維・葉酸を多く含むかぼちゃを使ったマリネです。かぼちゃ400gを5mmの厚さに切り、パプリカやピーマンはヘタや種を取り、薄切りにします。フライパンにオリーブ油大さじ1を入れ、かぼちゃを炒め蓋をし、蒸し煮します。マリネ液は酢大さじ4、塩小さじ1/3、オイスターソース大さじ1、酒大さじ4、こしょう少々を混ぜ合わせておきます。

次に、かぼちゃを蒸し煮したフライパンの中に、パプリカとピーマンを入れ再び蓋をし、蒸し煮します。時々、蓋を取って混ぜます。しんなりしてきたら、混ぜ合わせておいたマリネ液を流し入れます。さっとひと煮立ちさせたら完成です。粗熱をとって冷蔵庫で冷やせば日持ちのするマリネになります。かぼちゃとパプリカの野菜の甘味が引き立って美味しいです。

パプリカの簡単マリネレシピ:パプリカのタルティーヌ

フランスから届いたおしゃれなパプリカのマリネで、その名は「タルティーヌ」です。作り方はパプリカを焦げ目がつくまでフライパンで炒めて、皮を剥いたら薄切りにします。にんにくのみじん切りとオリーブオイルで1時間ほど冷蔵庫でマリネさせたら、フランスパンなどのパンの上にマリネとアンチョビをのせたら完成です。白ワインとも合いそうなおしゃれな前菜です。

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作り置きにおすすめな常備菜:ひじきとパプリカの美肌マリネ

アンチエイジング効果ありの、その名も「ひじきとパプリカの美肌マリネ」はいかがでしょうか?芽ひじき(乾燥20g)はさっと洗い、水に20分浸して戻し、ざるにあげます。赤パプリカ1個と玉ねぎ1/2個は薄く千切りにします。マリネ液は、バルサミコ酢大さじ3、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1をよく混ぜます。フライパンにオリーブ油大さじ1を入れて、ひじき、赤パプリカを炒めてマリネ液を加え、汁気がなくなるまで炒めます。

最後に玉ねぎとすりおろしたにんにく1かけ分を加えさっと混ぜ、火を止めて完成です。このマリネも冷蔵庫であれば1週間は保存できる日持ちメニューです。常備菜としてメイン料理の付け合わせにしても良いですし、タコなどの魚介類を新たに加えた創作レシピも良いです。ひじきはアンチエイジング食材の大定番であり、ビタミンA・C・Eが豊富なパプリカは夏の紫外線に負けない肌づくりに役立ちます。ぜひ摂りいれましょう。

作り置きにおすすめな常備菜:パプリカのマリネとそら豆

masamikadowakiさんの投稿
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作り置きの基本のパプリカのマリネさえあれば、こんな応用レシピはいかがでしょうか?塩茹でしたそら豆と粉チーズやパルミジャーノチーズがあれば、パプリカのマリネと合わせるだけで、簡単なイタリアンの前菜の出来上がりです。さっぱりマリネに、ホクホクのそら豆、チーズのコクが合わさって美味しい常備菜です。ハンバーグやチキン、魚のムニエルの付け合わせなどに合わせると、彩り鮮やかで見た目にも美味しそうです。
 

作り置きにおすすめな常備菜:パプリカのマリネとパスタ

mikity_deliさんの投稿
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こちらは作り置きのパプリカのマリネと、マッシュルームのオイル漬けを常備菜にしたら、後はオリーブと ベーコン、塩・コショウをプラスすれば手軽で簡単にできる「パプリカとマッシュルームのパスタ」が出来上がります。このように、パプリカは作り置きと日持ちができることで常備菜となり、様々な料理にアレンジできるが便利です。ぜひ試してみて下さい。

パプリカのマリネは色んな料理の付け合わせに

パプリカのマリネは作っておくと日持ちがするので、それだけで作り置き食材になります。色んなメニューに添えるだけで、彩り豊かな食卓風景になります。常備菜として、どんどん活用しましょう。

aya9751さんの投稿
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パプリカのマリネはよくお弁当のおかずとして添えられていることが多いです。彩りがきれいなので、ぜひ毎日のお弁当の常備菜として、マリネを作っておくと良いでしょう。パプリカのビタミンカラーで、疲れも吹っ飛び、午後の仕事もはかどりそうです。

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パプリカのまとめ

今回はパプリカのマリネの簡単レシピと、作り置きにおすすめな美味しい常備菜を紹介しました。パプリカをマリネに漬けると日持ちする作り置き食材になり、食卓やお弁当にも彩りを添えることができました。皆さんもこれからの季節にぴったりな、美味しいマリネのレシピをバリエーションよくマスターして、健康と美肌づくりにぜひ活用して下さい。

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