上新粉を使ったおすすめレシピ！お菓子からおかずまで！白玉粉との違いも！

上新粉は、和菓子としてだけでなく、家庭でも気軽に使える便利な食材です。定番お菓子からボリューム満点おかずまで、人気のレシピを紹介します。バリエーション豊富な、簡単レシピが満載です。上新粉と白玉粉の違いも説明していますので、特徴をつかんで上手に使い分けましょう。

上新粉は、うるち米を粉にした米粉の一種です。きめ細かくパウダー状にした、上質な米粉を上新粉と呼びます。上新粉は、小麦粉や片栗粉の代わりとして使うこともできます。混ぜすぎて失敗しやすいケーキ生地は、上新粉を使うと上手に仕上がります。また、揚げ衣として上新粉を使った場合は、サックリした食感になります。

上新粉はうるち米から、白玉粉もち米から出来ています。どちらも団子や餅の材料ですが、食感に違いがあります。上新粉は歯切れが良く、しっかりした食感です。ういろうや草餅などに使われます。これに対して、もち米からできている白玉粉は、なめらかな食感です。白玉団子や大福によく使われています。

【材料（2本分）】

• 上新粉 50g
• 湯 45cc
• 砂糖 10g
• 醤油 20cc
• 砂糖 30g
• くず粉 4g
• 水 40cc

1. ボウルに上新粉を入れ、50℃程度に温めた湯を2、3回に分けて入れてこねます。
2. 生地がまとまるまでこねたら、生地を3つに分け、強火で15分蒸します。
3. 蒸しあがった生地をすり鉢に入れ、すりこぎ棒でこねます。
4. 砂糖を加え、餅をつくようにしっかりこねます。
5. 生地を8分割して丸め、4個ずつ串に刺します。
6. くず粉を水で溶かし、醤油、砂糖とともに鍋に入れて火にかけます。
7. 弱火～中火で加熱し、透き通って来たら火から下ろします。
8. 団子にたれをかけて完成です。

家庭で簡単に作れると人気の、みたらし団子のレシピです。上新粉をこねる湯は、なるべく熱いものを使うと、生地がまとまります。火傷しないよう、十分に注意しながらこねましょう。オーブントースターなどで団子に軽く焼き目を付けると、香ばしさが加わります。あんこ、きなこ、海苔など、家にある材料で、色々な団子を作ってみましょう。

【材料】

• 上新粉 30g
• 卵 2個
• ココア 小さじ3
• 砂糖 50g

1. ボウルに卵を入れ、ハンドミキサーで泡立てます。
2. 砂糖を2、3回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせます。
3. もったりするまで泡立てたら、上新粉を入れてさっくり混ぜます。
4. ココアを加えて、ダマが残らないように混ぜます。
5. 型に流し込み、180℃のオーブンで23分焼きます。
6. 好みで粉砂糖をふりかけて完成です。

見た目ふわふわ、食べるともちもちのブラウニーのレシピです。小麦粉は混ぜすぎると生地が固くなりますが、上新粉なら、よく混ぜてもふわふわを保てます。お菓子作りビギナーにも、作りやすいレシピです。上新粉を入れる前にサラダ油20gを加えると、しっとり感とコクがプラスされます。

【求肥の材料（12個分）】

• 白玉粉 100g
• 上新粉 50g
• 砂糖 70g
• 水 270ml

• いちご 12個
• こしあん 150g
• 白あん  150g
• 片栗粉 適量

1. 鍋に求肥の材料を入れ、よく混ぜて材料を溶かします。
2. 中火にかけて、混ぜながら加熱して、弾力のある状態になったら火を止めます。
3. 片栗粉をまぶして12等分にし、粗熱を取ります。
4. こしあんと白あんを、それぞれ6等分にします。
5. いちごはヘタを取り、水分をやさしく拭き取っておきます。
6. こしあんは、いちごを包んで形を整え、白あんはそのまま丸めます。
7. 3の求肥で、6の具を包みます。
8. 白あんの大福は、はさみで切り込みを入れ、いちごを乗せて完成です。

こしあんと白あん、2種類のいちご大福のレシピです。上新粉と白玉粉を合わせることで、冷めても柔らかい大福になります。他のフルーツやアイスなど、好みの具を包んで楽しく作りましょう。

【クッキーの材料】

• 無塩バター 100g
• 上新粉 80g
• 薄力粉 70g
• ココアパウダー 30g
• 粉砂糖 30g

1. 材料を全てボウルに入れ、よく混ぜます。
2. 全て均一に混ざったら、塊になるまで手でこねます。
3. ビニール袋に入れ、麺棒で伸ばします。
4. 2cm×3.5cmくらいの大きさに包丁でカットします。
5. 140℃のオーブンで28分焼いたら完成です。

もちもちの印象が強い上新粉ですが、焼くとサクサク軽い食感になります。動画では、チョコレートコーティングやトッピングまで、詳しいレシピが紹介されています。手土産やプレゼントに最適です。

生のよもぎが手に入ったら一度は作りたい、草餅のレシピです。上新粉7：白玉粉3の黄金比は、さくら餅や柏餅にもアレンジ可能です。上新粉の歯切れの良さと、白玉粉のもちもち食感のバランスが抜群です。翌日まで柔らかさが持続し、美味しく食べられます。

【材料】

• 上新粉 1kg
• コーンスターチ 250g
• 大根 1本
• 干しエビ 75g
• 広東腸詰(広東ソーセージ) 250g
• ぬるま湯(50℃) 1800cc
• 熱湯 600cc
• ごま油 100cc
• 塩 30g
• こしょう 適量

1. 大根は細切りにし、中国腸詰は細かくサイの目切りにします。
2. 水で戻しておいた干しエビを、みじん切りにします。
3. 広東腸詰と干しエビを炒めます。
4. ボウルに上新粉、コーンスターチ、塩、こしょうを入れて混ぜ合わせておきます。
5. 広東腸詰と干しエビを炒めます。
6. 4のボウルに5を入れ、ぬるま湯を加えてよく混ぜます。
7. 大根を軽く茹でます。
8. 大根、ごま油、熱湯を6に加えてよく混ぜます。
9. 形に流し込み、90分蒸します。
10. 2cm程度の厚さに切って、揚げ焼きにして完成です。

中華の料理人が作る、本場中国の大根餅のレシピです。家庭で作る時には、レシピの量を1/4にして作ってみましょう。9の蒸し時間は25分程度になります。そのまま食べても美味しいですが、酢醤油をつけると、さっぱりした味わいになります。

生地に上新粉を使った、キャベツ焼きのレシピです。ソースとだしの香りが、食欲をそそります。生地は、クレープのように薄くカリっと焼きましょう。軽い食感と濃い味付けが、美味しく仕上げるポイントです。もう一品欲しいというとき、すぐに作れる時短レシピです。

【材料】

• 上新粉 100g
• 熱湯 200cc
• 水 200cc
• コチュジャン、砂糖、醤油 各大さじ1
• ニンニクチューブ 5cm
• タマネギ、ニンジン、さつま揚げ、長ネギ 好みの量
• 白ごま 適量
• ごま油 適量

1. ボウルに上新粉と熱湯を入れて混ぜ、まとまってきたら、手でこねます。
2. ラップをかけて、レンジで4～5分加熱します。
3. 取り出して、熱いうちにこねてから、棒状に伸ばします。
4. 直径2～3cmになるまで伸ばしたら、ラップをして冷まします。
5. 好みの長さに切ります。
6. コチュジャン、砂糖、醤油、ニンニクをボウルに入れて混ぜ合わせます。
7. ホットプレートにごま油をひき、タマネギ、ニンジン、さつま揚げを焼きます。
8. 6のタレと水を加え、ひと煮立ちしたら長ネギを加えます。
9. 5を加えてとろみが付いてきたら、白ごまをふりかけて完成です。

韓国料理のトッポギも、生地から簡単に手作りできます。コチュジャンの甘辛だれは、ピーマンやじゃがいも、アスパラなどもよく合います。ホットプレートを使って、好きな野菜と一緒に食べましょう。家族が揃う休日の食事に、おすすめのレシピです。

水キムチは、乳酸菌がたっぷりの発酵食品です。腸内環境が整い、美肌やダイエットにも良いと人気を集めています。乳酸菌と食物繊維が豊富に採れる健康レシピです。好きな野菜で試してみてください。

上新粉は、離乳食としても優秀な食材です。自分の手でつかんで、野菜をもりもり食べられるおやきです。レシピの野菜をバナナやりんごに変えると、パンケーキにもアレンジできます。

お菓子だけでなく、おかずとしても大活躍の上新粉の人気レシピを紹介しました。家庭でも簡単に作れるレシピで、上新粉を身近に感じられたのではないでしょうか。上新粉を活用して、様々なお菓子や料理にチャレンジしてみてください。