2019年09月14日公開
2024年09月27日更新
キャベツ千切りのカロリーは?ダイエット中はキャベツサラダでカロリーオフ
キャベツの千切りがダイエット中の食事におすすめな理由をまとめています。カロリーは抑えつつ、栄養をしっかりとれるキャベツの千切りサラダにぴったりなドレッシングも紹介!カロリーを気にせず食べられるキャベツサラダについてチェックしましょう。
目次
キャベツ千切りのカロリーや栄養は?
キャベツは1年を通じて手に入る野菜で、すでに千切りになったサラダ向きの袋入りキャベツもあります。手軽に食べられるキャベツ千切りのカロリーや基本的な栄養素をおさえましょう。
キャベツ千切りのカロリーと糖質
キャベツの千切り100g当たりのカロリーは23kcalで、糖質は約3.2gです。唐揚げ定食などの付け合わせとして、盛り付けられている量は20g程度です。その場合のカロリーは5kcalで糖質は0.7gほどと、低カロリーで低糖質な野菜と言えます。
レタスとキャベツを比較すると、レタスは100g当たり12kcalで糖質は1.7gとより低カロリーであり、低糖質です。ただ、レタスは軽く、みずみずしい野菜です。食べ応えを感じるまでには、かなりの量を必要とします。キャベツの方が食感がしっかりとしていて、レタスと同じ量を食べるのにも噛む回数が必要になり、ダイエットには向いています。
キャベツ千切りの栄養
千切りに限らず、キャベツにはビタミン類が豊富に含まれています。その中でも特徴的なのはビタミンUで、キャベジンとも言われます。胃の粘膜を修復する作用があり、脂っぽいものを食べる時に千切りキャベツを食べることで、胃が脂分を消化する働きを助けます。
キャベツには、ビタミンC、ビタミンK、カルシウムも含まれています。ただ、ビタミンUも含めて長時間加熱すると、ビタミン類は溶け出します。栄養分をそのまま摂るためには、生のまま食べられる千切りがおすすめです。生が苦手であれば、スープなどにして溶けだした栄養素も全て食べられるような料理が良いでしょう。
キャベツ千切りサラダはダイエットにぴったり
キャベツ千切りのサラダを食べて、ダイエットをしている人たちもいます。さまざまな低カロリーで低糖質な野菜がある中で、キャベツがダイエットに向いている理由をチェックしましょう。
千切りにするとかさが多いので満足感が高い
出典: https://slimy.jp
キャベツの葉1枚でも、千切りのように細く切ると、かさが増えます。かさが増えることで、食べる時に口に運ぶ回数と噛む回数が増え、満足感を得やすくなります。噛むことを必要とする千切りのキャベツは、脳内の満腹中枢を刺激します。
特に、カロリーや糖質の高い食事をする前に千切りキャベツをよく噛んで食べておくと、食べすぎの予防にもつながります。千切りにしたキャベツは細いものですが、食べる時には箸やフォークで一口分を取って口に運びます。口に運んだキャベツは、簡単に飲み込めるものではなく、しっかりと噛まなければいけない点もダイエット向きです。
不足しがちな食物繊維を補える
キャベツには食物繊維がたっぷりと含まれています。食物繊維は腸の働きを正常化させて、スムーズな便通のサポートをします。食物繊維が多いイメージのレタスよりも、キャベツの方が食物繊維が多いです。カロリーはレタスの方が低いですが、食物繊維を摂りつつ噛む回数が必要なキャベツの方がダイエットにおすすめな野菜です。
食物繊維がたっぷりと含まれているゴボウなどの根菜類は、生では食べることができません。キャベツなら生のままサラダで食べることもできる点も、ダイエットを続けるためにも役立ちます。
ただ、キャベツだけを食べていると腸内の水分が不足して、かえって便秘になる場合があります。そうならないためには、キャベツ千切りサラダと合わせて、カロリーや糖質の低いスープや飲み物などで水分もたっぷりと摂るようにしましょう。
ビタミンが豊富
キャベツの千切りには、ビタミンU、ビタミンC、ビタミンKなどのビタミンが豊富に含まれています。これらの栄養素は、胃の働きを整え、抗酸化作用やカゼをひきにくい体にしてくれます。ダイエット中は、摂取カロリーを抑えるために食事量を減らすことが多く、必要な栄養素が不足することも考えられます。
ダイエット中に体に必要な栄養素をしっかり摂るためには、キャベツの千切りが向いているといえます。それでも、健康を維持するための必要な栄養素が全てキャベツだけで摂れるものではありません。ご飯やパンの代わりにキャベツ千切りに置き換えたり、揚げ物の量を減らしてキャベツの量を増やすといった食べ方をしてください。
キャベツ千切りサラダで危険なドレッシング
キャベツにはビタミンKやカリウムといった栄養が含まれているので、油と一緒に食べると栄養の吸収率が高まります。油を使うドレッシングを合わせるのは栄養的にもバランスが良くなりますが、中には糖分が多いものもあります。ダイエットしている人には、不向きなドレッシングを知っておきましょう。
ノンオイルドレッシング
ノンオイルドレッシングは種類が多く、カロリーが低いイメージでダイエット中に選びたくなります。ただ、油分を使っていないからといって、ダイエットに向いているとはいえません。ノンオイルという商品名ですが、油のコクを補うために、糖質量が高くなっています。
キャベツの千切りサラダを食べるのであれば、ノンオイルドレッシングの代わりに良質な油を使ったドレッシングを手作りしてみましょう。オリーブオイルと好みの酢に塩、こしょうでオリジナルドレッシングを作る方が、油分があってもカロリーも糖質も抑えられます。
玉ねぎドレッシング
玉ねぎのすりおろしや、みじん切りが入ったドレッシングもダイエット中にはおすすめできません。玉ねぎは、カロリーがキャベツより少し高く、糖質が多い野菜です。加熱した玉ねぎに甘味を感じるように、玉ねぎには糖分が含まれています。料理に使うと旨みにもなる美味しい食材ですが、ダイエット中はなるべく摂る量を減らしてください。
特に市販の玉ねぎドレッシングは、旨みや甘味を増すために糖質量が高い場合もあります。玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルに加える程度の手作りドレッシングなら、糖質も高くなりすぎず気にする必要はありません。
トマト系ドレッシング
トマトは、キャベツと同じように生で食べるのであれば栄養が豊富で、ダイエットにも向いています。ただドレッシングになると、トマトが凝縮されて、トマトの甘さである糖質が高くなっている商品もあります。同じ理由から、トマトを濃縮して加熱したケチャップも、ダイエット中は控えめにしましょう。
キャベツ千切りでカロリーを抑えるドレッシング
キャベツの千切りサラダにかけるドレッシングは、ダイエットに不向きなものだけではありません。中には味を美味しくして、栄養的にもおすすめなドレッシングもあるのでチェックしましょう。
梅しそドレッシング
さっぱりとした味わいの梅しそドレッシングは、キャベツの千切りサラダにもぴったりです。糖質の量が少なく、カロリーも低めです。梅に含まれるクエン酸には、新陳代謝を促す効果があります。シソには、キャベツには微量にしかない鉄分が含まれています。
ダイエット中であれば、栄養を補いつつ美味しく食べられるおすすめドレッシングです。ただし、オイルは使っているのでかけ過ぎには気を付けましょう。
マヨネーズ
カロリーが高そうなマヨネーズですが、ダイエット中にキャベツの千切りを食べるのにはおすすめなドレッシングの一つです。糖質が控えめであり、卵のタンパク質も摂ることができ、キャベツに含まれる栄養の吸収を助ける油も含んでいます。
カロリーを抑えたマヨネーズもありますが、糖質が多くなっている場合があります。ダイエット中であれば、カロリーだけでなく糖質量もチェックしてマヨネーズを選んでください。
和風ゴマドレッシング
少し甘味のある和風ゴマドレッシングですが、糖質量は控えめです。ゴマには食物繊維、ビタミンEが含まれています。食物繊維は、体内の余分なものを排出し、ビタミンEと合わせて美肌にもおすすめな食材です。キャベツの千切りだけでは食欲が満たされない人には、甘味ととろみのある和風ゴマドレッシングをおすすめします。
キャベツ千切りは低カロリーでダイエットに最適
キャベツ千切りは、カロリーが低いだけでなく糖質も控えめでダイエットに向いています。加熱する必要もなく生のままサラダで食べられますが、梅ドレッシングやマヨネーズを少し加えることで、栄養の吸収も高まり味の満足感も増します。ビタミン類や食物繊維も豊富なので、水分と合わせて食べてダイエットに役立ててください。