2019年09月08日公開
2024年09月26日更新
ホッピーのカロリーや糖質はどのくらい?ほかのお酒との比較も!
ホッピーは低カロリー・低糖質・プリン体ゼロがキャッチコピーの麦酒様清涼飲料水です。健康志向のドリンクとして再ブレイクして大ヒットをしています。人気のホッピーと他のアルコール飲料とのカロリーや糖質を比較してみましょう。
ホッピーとは?
ホッピーとはホッピービバレッジが販売している、低カロリーで低糖質、プリン体ゼロがうりの麦酒様清涼飲料水(炭酸飲料でビールテイスト飲料の一種)です。高価だったビールの代用品として、販売当時はビアテイスト飲料として発売されました。主に焼酎を割る飲料として知られていますが、今では様々なドリンクと割って楽しまれています。
ホッピーの3つのハッピーとして謳っている魅力の低カロリー・低糖質・プリン体ゼロはアルコールは飲みたいけれど、生活習慣病や通風に悩む人や健康志向の人にとってはとても魅力的です。昨今、低迷期を脱して再ブレイクをしている麦酒様清涼飲料水です。
ビールの代用品として爆発的ヒットを記録
ホッピーはビールテイスト飲料の一種で、麦酒様清涼飲料水です。 発売当時は高価なビールの代用品の焼酎割飲料として爆発的に売れたという経緯があります。現在ではテレビなどでも紹介されたことも手伝って、女性や健康を気遣う年代層にも非常に人気があり、再度爆発的人気を得ている飲料水なのです。
近年大手ビールメーカがビールの価格を値上げしたことや、ホッピーは値段が安く中(焼酎)と外(ホッピー)を別々に注文できることもあり、ビールの代わりとして人気を得てきました。さらには低カロリーで低糖質またプリン体がゼロということで、健康志向の人々に最適な飲みものとして居酒屋などで話題の飲み物となり大ヒットしているのです。
豊富な種類も魅力
ホッピーと一言でいいますが、実はホッピーの種類は全てで5種類あり、味の分類としては3タイプあります。ホッピーの種類はホッピー(通称:白)・黒ホッピー・ホッピー330・ホッピーブラック・55ホッピーがあります。解りやすくテイストで分類すると白・黒・赤があります。
ボトルのタイプは関東圏飲食店向けのリターナブル瓶と一般家庭向けのワンウェイ瓶とに分かれます。ホッピービバレッジでは環境に優しいガラス瓶を使用して、リターナブル瓶のリユースとリサイクルに務めています。
ホッピーの美味しい飲み方
ホッピーは低カロリー・低糖質・プリン体ゼロでアルコールを飲む人々にとっては、ダイエットの面や健康の面で嬉しい飲料です。更にここ数年様々な飲食店でホッピーが扱われていて、目にする機会が増えました。しかし、ホッピーの飲み方を知らない人々が多い事も確かです。
飲食店で飲む場合には細かなことに拘ることは出来ませんが、家で飲む場合には是非ホッピーの基本的な飲み方であり美味しい飲み方を覚えておいて、最高の状態で美味しくホッピーを楽しんで下さい。
基本の割合は1:5
ホッピーの美味しい飲み方としてホッピービバレッジが推奨しているのが、元祖ホッピーの飲み方として焼酎1に対してホッピーを5で割る方法です。焼酎は甲類焼酎(25度)をすすめていて、特にキンミヤ焼酎がおすすめです。
ホッピー・甲類焼酎・グラス全てをキンキンに冷やして、グラスに焼酎を入れ、その後にホッピーを泡が立つように勢いよくグラスの中に注ぎます。勢いよく注ぐことでグラスの中で自然に撹拌されるので、マドラーなどでかき混ぜなくてよくなります。またホッピーと焼酎の1:5の割合を崩さない為にも氷を入れないことも大切なポイントです。
2つの味を同時に愉しむならハーフ&ハーフ
ホッピーの白と黒を一緒に楽しみたいと思ったらおすすめはハーフ&ハーフです。名前の通り、半分づつという割り方でホッピー(白)と黒ホッピーを混ぜる事により独特な味わいになります。ビールのハーフ&ハーフをイメージしてみると想像がつきやすいでしょう。
しっかりと冷やしたジョッキに1:1の割合で冷えたホッピー(白)と黒ホッピーを注げばハーフ&ハーフの出来上がりです。
王道のホッピー×コーラ
アルコールが苦手な人におすすめのホッピーの飲み方です。ホッピーをコーラで割ることで、ホッピーよりもコーラの風味が強く感じ、甘みが増し飲みやすくなります。またコーラのみを飲むより少し大人な味わいになります。少しアルコールの感覚も楽しみたい方は、焼酎を適量入れても美味しく飲めます。
コーラで割る場合はカフェインレスコーラやダイエットコーラなどでは後味や風味が悪くなりやすいので、普通のコーラを使うことをおすすめします。
ホッピーのカロリーや糖質は?プリン体も
ホッピーは低カロリー・低糖質・プリン体ゼロといっていますが、実際にはどの程度のカロリーや糖質が含まれているのでしょうか?健康を意識している人にとっては特に気になる数値を調べてみます。
カロリーと糖質
ホッピー・ホッピー330・55ホッピーの3種は100mlあたりのカロリーは11kcalとなり、糖質は1.7gです。黒ホッピー・ホッピーブラックの100mlあたりのカロリーは12kcalとなり、糖質は1.9gです。カロリーも糖質も白と赤よりも黒の方が高くなります。
カロリーや糖質が低いからといって、安心して飲み過ぎてしまわないように気をつけましょう。また、一緒に食べるおつまみもカロリーの高いものばかり食べてしまっては健康志向にとって良い飲み物だというホッピーでも、意味がなくなってしまいます。合わせるおつまみにも少し気を配りましょう。
プリン体
ホッピーはプリン体ゼロが売りです。旨味成分であるプリン体はビールや発泡酒に含まれていますがホッピーには全く含まれていないのです。プリン体を摂取るぎると尿酸値が高くなり痛風になりやすいといわれていて、その激痛は想像以上です。
ホッピーは痛風や高尿酸血症の原因になるといわれているプリン体が含まれていないので、安心して飲むことが出来ます。
ホッピーのカロリーや糖質を他のお酒と比較
カロリーや糖質が低いというホッピーとその他のお酒のカロリーや糖質が実際にどのくらい異なるのかを100mlあたりの数値を比較して調べてみましょう。
ビール
「とりあえずビール !」と飲む機会が多いビールの糖質は100mlで3.1gなのに対して、ホッピー(白)は1.7gで黒ホッピーは1.9gとなります。ホッピーはビールと比較すると約半分の糖質量です。
ビールの100mlあたりのカロリーは40kcalです。ホッピー(白)は11kcalで黒ホッピーは12kcalです。ホッピーのカロリーはビールと比較して約3分の1くらいという事になります。糖質もカロリーもビールと比較してホッピーの方が低いことが解かります。
日本酒
日本酒100mlの糖質は純米酒は3.6gで本醸造酒は4.5gとなります。カロリーは製法によって多少の誤差はありますが約103~109kcalです。ホッピーと比較すると糖質は2倍以上でカロリーは10倍近くになります。日本酒はお米が原料なので、ホッピーと比較すると糖質もカロリーも高いという事になります。
焼酎
ホッピーを割るのに最もポピュラーな飲料としてあげられる焼酎の糖質とカロリーも調べてみましょう。焼酎は蒸留酒なので糖質はゼロになります。低糖質のホッピーと比較しても糖質の部分では焼酎の方が低くなります。
焼酎100mlのカロリーは甲類焼酎が206kcalで、乙類焼酎は146kcalとなりホッピーの11~12kcalと比較すると10倍以上のカロリーとなります。
ウイスキー
ハイボール(ウイスキーの炭酸割り)として人気のウイスキーの糖質とカロリーを調べてみましょう。焼酎と同様にウイスキーも蒸留酒なので糖質はゼロになります。低糖質のホッピーと比較しても糖質ゼロのウイスキーの方が、糖質は当然低くなります。
ではカロリーはどうでしょうか?ウイスキー100mlのカロリーは237kcalとなりますが、実際にウイスキーを100mlも一気に飲むことはないので容量に応じて摂取カロリー計算をしてもよいでしょう。ただし100ml当たりのホッピーのカロリーと比較をすると約20倍近くなりかなり高カロリーとなります。
ワイン
ワイン100mlの糖質とカロリーも調べてみましょう。赤ワインの糖質は1.5gで白ワインは2gそしてロゼワインは4gとなります。ホッピーの糖質は1.7gから1.9gなので、赤ワインと白ワインはホッピーと糖質はあまり変わりませんがロゼワインは2倍以上と高くなっています。
白ワインのカロリーは赤ワインと同じで73kcalとなります。ロゼワインのカロリーは赤白と比較すると少し高く77kcalです。ホッピーと比較するとワインのカロリーは6~7倍も高くなります。覚えておきたい数字です。
ホッピーは低カロリー&低糖質の健康飲料!
ビールテイスト飲料のホッピーは、低カロリー・低糖質・プリン体ゼロをキャッチコピーとした麦酒様清涼飲料水で、健康志向の人々に人気があります。お酒は飲みたい、でも健康やダイエットには気を配りたいという方々には、夢のような飲料なのです。
お酒を飲むなら癖もなく美味しいホッピーを!他のアルコール類と比較してもカロリーも糖質も低いホッピーは健康飲料なのです。