ホッピーの飲み方の基本は焼酎?通な割り方や中・外の意味も解説!
ホッピーの飲み方を知っていますか?高価だったビールの代用品として、販売当時はビアテイスト飲料として販売されていたホッピーですが、最近では低カロリー・低糖質・プリン体0の健康的な飲料として、焼酎割りが人気を得ています。ホッピーとはどのような味なのか・どのような飲み方があるのか・値段はどのくらいするのか?また、清涼飲料水という事はそのまま飲むことは出来るのでしょうか?飲み方やおすすめのおつまみはどのようなものがあるのでしょうか?色々と調べてみましょう。
ホッピーとは?
一時下火になっていたホッピーですが、先代の一人娘が社長になりホッピーを復活させました。今では、幅広い人々に人気のドリンクです。ホッピーとは、アルコールではなく麦酒様清涼飲料水で、解りやすくいうと麦酒様とあるようにビールテイストをした清涼飲料水です。
創業者が「本物のホップを使った本物のノンビア」という意味をこめてホッビーと名付けようとしたのですが、発音がしにくかった為にホッピーとなったと言われています。低カロリー・低糖質・プリン体0のキャッチ‐で下町や健康を気にする人々から人気が広がり再ブレークを果たした飲み物で、現在では女性にも人気で好まれています。
味やアルコール度数
ホッピーの原材料はビールと同じようなレシピで、麦芽・ぶどう糖・粉飴・ホップ・スターチ・酸味料・調味料(アミノ酸等)が使用されていて、味はビールより飲みやすさがあり、ビールよりあっさりしていて軽く、ホップの苦みが効いたノンアルコールの麦芽飲料でノンアルコールビールよりも非常にビールに近い味です。
ノンアルコールとはいっても微弱なアルコールが含まれていて、アルコール度数は約0.8%となっていますので、運転をする場合には注意が必要ですからお酒の弱い方などは特に気をつけて下さい。
カロリーや糖質
気になるホッピーのカロリーや糖質はどのくらいなのでしょうか?ホッピー・ホッピー330・55ホッピーはカロリーが100mlで11kcalで糖質は100mlで1.7gです。黒系の黒ホッピー・ホッピーブラックはカロリーが100mlで12kcalで、糖質は1.9gとどの種類のホッピーでも低カロリー・低糖質となっています。
ホッピーは「低カロリー・低糖質、そしてプリン体ゼロ」がコンセプトで、飲酒をする人にとっては健康的なお酒として人気が再燃して、今では「東京の味」「下町の味」「昭和の味」「懐かしの味」などと言われ多くの人々に愛されて多くの飲食店で扱われています。小売店でも扱っている店舗が増えてきました。
ホッピーの種類と値段
ホッピーの味わいには良く見かける白と黒以外にも赤と言われる3種の味わいがあります。ボトルの種類としては5種類あります。では5種類とは、どのような種類があるのかを調べてみましょう。
まずはボトルの回収が行える関東圏のみで扱われている業務用もしくは返却可能なリターナブル瓶の使用としての360mlと、関東圏以外でボトルの回収が出来ない地域でワンウエイとして使用されているボトルと市販用は330mlとなります。
ホッピー
ホッピーはまさに元祖のホッピーで、ビールのような味わいを楽しめるビアテイスト飲料です。味わいとしては、ホップの香りも豊かで後味はスッキリで、どんな料理にも相性が良いホッピーで通称は「白」と呼ばれています。
ベーシックなホッピーで、初めてホッピーを飲む場合は、この種類がおすすめです。そのままで飲んだり、焼酎割りで楽しんで下さい。関東圏の飲食店で扱われています。リターナブル瓶のこのタイプの値段は容器保証料として瓶代10円が含まれて148円(税込)というお得な値段で瓶を返却すると瓶1本につき10円が返金されるシステムとなります。
黒ホッピー
黒ホッピーはホッピーファンの間では「黒」と呼ばれていて、黒ビールタイプのホッピーです。4種の麦芽をブレンドしていて独特の香ばしさと甘さと苦みのバランスのいい、まろやかな味わいのホッピーです。黒ビールのような香ばしさとコクを味を楽しめます。
味のバランスがいいので、黒ビールタイプですが何杯でも飲める美味しさです。黒ビールが好きな方はぜひ一度お試しください。関東圏の飲食店で扱われている黒ホッピーです。値段は容器保証料として瓶代10円が含まれて148円(税込)という値段がお得で、瓶を返却すると1本当たり10円の値段が戻って来ます。
ホッピー330
プリン体ゼロ・低カロリー・低糖質の健康志向飲料で、ホップの香りも豊かで後味はスッキリで関東圏以外と家庭向け販売用に開発された未回収ボトル仕様で、中身は店舗用の「ホッピー」通称の白と同じものになり、容量が330mlとなります。360mlのホッピー同様にそのままで飲んでも軽いアルコール感を楽しむことが出来ます。
ホッピー330の値段はホッピービバレッジの希望小売価格は144円(税込)ですが、最安値で探すと118円(税込)という値段がネットショッピングにあります。
ホッピーブラック
約10年に渡り研究開発を要し、プリン体ゼロ・低カロリー・低糖質の健康志向飲料です。日本人に合う黒タイプビアテイスト飲料として4種類の麦芽をブレンド、苦味と香ばしさとがバランス良く、まろやかな甘みを楽しめる逸品となります。
関東圏以外の店舗と家庭向け販売用に開発された未回収ボトル仕様で330ml入りで、中身は店舗用の黒ホッピーと同じになります。ホッピーブラックの値段はホッピービバレッジの希望小売価格は144円(税込)ですが、最安値で探すと118円(税込)という値段をネットショッピングで見つけることが出来ます。
55ホッピー
ホッピー発売55周年を記念して誕生の商品で、ホッピーの色が少し赤みがかかっているので通称「赤ホッピー」と愛飲家の間では言われています。2017年度モンドセレクション銀賞を受賞していて、従来のホッピーと比べて約2倍の醸造時間をかけた逸品となっています。残念ながら扱っているお店がとても少ないです。
55は「ごーごー」と読み、麦芽使用率100%・海洋深層水を一部使用、醸造時間も通常の倍をかけてじっくり丁寧に熟成されたプレミアムホッピーです。ビールに一番近いビアテイスト飲料の味に仕上げ、麦芽のコクとホップのさわやかな香りのレアな逸品です。値段は希望小売価格は176円(税込)ですが、最安値で探すと149円(税込)があります。
ホッピーの飲み方をアレンジした通な割り方
ホッピーの飲み方は焼酎割りだけではなく、メーカーのホッピービバレッジでもウォッカ・ジン・梅酒など、様々なリキュール類やソフトドリンクと組み合わせれば自分だけのオリジナルホッピーとしても楽しめ、100人いれば100通りの飲み方があるとオリジナルな飲み方も楽しんで欲しいと薦めています。
ホッピーはそのまま飲んでも、焼酎やそれ以外の様々なもので割っても美味しいので、新しいホッピーのアレンジを楽しんでみましょう。勿論、アルコール以外のもので割っても美味しいので色々チャレンジしてみて下さい。
基本の飲み方「三冷」
ホッピービバレッジが昭和40年後半ごろ発案した飲み方で推奨しているホッピーの美味しい飲み方が「三冷」という飲み方で、最高のホッピーの味を楽しむ飲み方のおすすめです。氷は使わずホッピー、焼酎、ジョッキをキンキンに冷やすと美味しく飲めるというもので、氷もマドラーも必要ありません。
ホッピーと焼酎を冷蔵庫で、グラスあるいはジョッキを冷凍庫で冷やすが、正式な三冷です。焼酎はシャーベット状にキンキンに冷やして、グラスは冷凍庫で見た目が白くなるくらいに冷やし、冷えたホッピーを氷などで薄めずにそのまま飲むという飲み方です。
作り方
三冷でホッピーを作るには、グラスを凍らせる・ホッピーをキンキンに冷やす・焼酎はシャーベット状と3アイテムをキンキンに冷やしておきます。まず焼酎の入ったグラスにホッピーを勢いよく注ぎます。
その際には、ホッピーの瓶を直角に逆さまにするくらい勢いよく注ぐことがポイントになりますので、さかさまにしたらそのまま思い切っていきましょう。こうする事により自然にかくはんされて、マドラーを使わずに焼酎とホッピーを混ぜることができます。最後に瓶を起こしながらゆっくり注ぎ泡を作り出来上がりです。
ホッピーセットとは?
ホッピーの飲み方として、よくお店などでホッピーセットという表記がありますが、セットとは基本的にホッピーがそのまま入ったボトルとジョッキやグラスに氷と焼酎が入ったものがセットになったものを、ホッピーセットといいます。リターナブル瓶の場合は何度も瓶を利用するので、傷をつけないようにマドラーを入れないようにします。
好みの濃さに寄りますが、ホッピー一瓶で2~3杯くらいのホッピーが飲めます。ホッピーセット一杯分のホッピーは100mlで約11~12kcalですので、あとは何で割るかによって摂取カロリーを調整出来ます。 値段は店舗によっても異なりますが、ホッピーセットは380円~450円くらいで400円前後の値段が多いでしょう。
中と外の意味
「中・外」というのは、ホッピーセットを注文した際のおかわりの仕方を言います。ホッピーの瓶を「外(ソト)」、グラスやジョッキに焼酎が入ったほうを「中(ナカ)」と呼びます。値段は外は200円~250円くらいで中の値段は200円前後のケースが多いです。
中のサービスの方法はお店によって異なり、グラスやジョッキにそのまま氷と焼酎を入れてサーブされるところもあれば、別の容器に氷と焼酎が入れられて出され、自身で使用しているジョッキやグラスに注ぐというスタイルのところもあります。
焼酎割り
ホッピーの飲み方のオーソッドクスのスタイルが焼酎割りという飲み方です。黄金比はよく冷えた焼酎を1入れ、よく冷やしたホッピー5で割るという事です。焼酎は甲類焼酎(アルコール度数25度)がおすすめで、その中でもキンミヤ焼酎がベストマッチと言われています。
ホッピー専用のジョッキで1:5でホッピーを作ると、下の星印70mlで上の星印が110mlの焼酎量となり、下の星印でアルコールの度数は約5%で上の星印でアルコール度数は約7%となります。この基本目安を参考に焼酎とホッピーの割合を変えて自分なりのベストな分量を探してみて下さい。
かき混ぜずにそのまま飲む方法
ホッピーの本来の飲み方はかき混ぜずに飲む飲み方です。炭酸が含まれているので混ぜるのは厳禁です。焼酎にホッピーを注ぐときは「そっと」ではなく、勢いよく注ぎ自然かくはんをしてそのまま飲む、マドラーなどで混ぜずにそのまま飲むが基本です。
ハーフ&ハーフ
ビールのハーフ&ハーフそのままで、同じようにホッピーにもハーフ&ハーフがあります。焼酎にホッピー(またはホッピー330)と黒ホッピー(またはホッピーブラック)を半分ずつ注ぎます。つまりは白と黒を名前の通り、半分ずつ使用するということです。
そうするとホッピーハーフ&ハーフのできあがりです。スッキリのホッピーと甘みを感じる黒ホッピーを混ぜたハーフ&ハーフは、一度味わうとその味わいがクセになります。ぜひ試してみてください。
シャリキンホッピー
シャリキンとはシャリシャリに凍らせたシャーベット状のキンミヤ焼酎の略です。焼酎を凍らせることによって、氷を入れずに冷たい状態で薄めずにそのままホッピーを楽しむことが出来るのです。キンミヤ焼酎の商品、家庭ではシャリキンパウチをそのまま使うと便利でおすすめです。
シャーベット状のキンミヤ焼酎にホッピーを勢いよくそのまま注ぎ入れます。氷で薄まっていないホッピー本来の飲み方を楽しんで下さい。美味しいので是非、味わって欲しい飲み方でおすすめです。
生ホッピー
生ホッピーって聞いた事はありますか?超レア商品で扱っている店舗がとても少ない生ホッピーは、厳しい品質・サーバー管理・焼酎との正しい割合を守ることなどのたくさんの条件をクリアしたお店でのみ生の提供が許可されています。解りやすく表現すると生ビールのホッピー版です。
生ホッピーとは、生ホッピー専用のホッピーサーバーから注がれるホッピーのことで、きめ細かなクリーミーな泡となめらかな味わいが特徴で、ボトルのホッピーでは味わう事の出来ない生ホッピーだけの味わいを楽しむことが出来ます。喉ごしの良いクリーミーな樽生ホッピーを機会があったら是非飲んでみて下さい。
ホッピースプリッツァー
ホッピースプリッツアーとは、ホッピーを白ワインで割ったオリジナルカクテルです。ワインが好きな方、ちょっとお洒落にホッピーを飲んでみたい時などにおすすめの飲み方です。
焼酎の代わりに白ワインでホッピーを割りますが、使うワインによって味わいが変わるので楽しみも倍増です。グラスやおつまみも変わりますのでいつもと異なったホッピーの楽しみ方が出来おすすめの飲み方になります。
クロウメP
ホッピーブラックの「黒」と梅酒の「梅」とホッピーの「P」でクロウメPとお洒落なネーミングをホッピービバレッジが付けています。
よく冷えたグラスに冷やした梅酒と梅酒漬けの梅を1粒入れて、ブラックホッピーを勢いよく注ぎ出来上がりです。和テイストでほのかな梅酒の甘みが香り飲みやすいカクテルとなります。
ロティ
ホッピーのノンアルコール割り、大人バージョンです。ホッピーブラックとアイスコーヒーを割ったもので、殆どアルコールもカロリーも糖質もない健康カクテルです。
冷えたグラスに入っているブラックコーヒーに勢いよくそのままホッピーブラックを注いで出来上がりです。
ホッピーレッドアイ
ビールベースのカクテルでお馴染みのレッドアイをホッピーで作ってみましょう。焼酎を使ったアルコールを含むものとトマトジュースのみでホッピーを割ったものと好みに応じてアレンジして下さい。トマトジュースは食塩無添加がおすすめですが、好みに応じて食塩入りのトマトジュースでタバスコをふっても良いでしょう。
焼酎を入れないホッピーをそのままトマトジュースで割ったバージョンは朝やランチの時にのむドリンクとしてもおすすめです。また、トマトジュースとホッピーは共に低カロリー・低糖質なのでダイエット中でもお酒の味わいを味わいたいというかたには最高におすすめの飲み方です。
ホッピーにおすすめのおつまみ
ホッピーは軽い味わいで料理の邪魔をしませんので、食中酒として「和・洋・中」と幅広いジャンルのおつまみ・食事に対応可能です。どのようなおつまみがベストマッチかおすすめを調べてみましょう。
モツの煮込み
浅草にある大衆酒場が何軒も軒を連ねるホッピー通りでは、各店舗オリジナルのモツの煮込みが定番で並んでいます。下町のお酒:ホッピーにぴったりの下町の味モツ煮込みのマッチングはおすすめメニューです。
モツは低カロリーですし、糖質の低い根菜などと煮込んであるもつ煮込みなら、カロリーを気にしているかたには更におすすめのおつまみです。
揚げ物
おつまみとして人気の揚げ物はホッピーにも勿論合います。酸味や苦みのあるホッピーには、揚げ物を食べてもさっぱりとしていて、後味よく楽しむことが出来ます。串揚げ・唐揚げ・カキフライ・アジフライ・ハムカツ・ポテトフライなど様々な味わいの揚げ物がホッピーには合い、定番おつまみとしておすすめです。
カロリーを気にしている人は揚げ物の摂取には気を付けましょう。ホッピーが折角低カロリーでも、おつまみが高カロリーのおつまみばかりでは元も子もないという結果になってしまいます。
枝豆
お酒のおつまみの定番中の定番なのが枝豆です。とりあえずで頼む枝豆は美味しく優れたおつまみです。
枝豆とは「未熟な大豆を収穫したもの」だと知っていましたか?枝豆はアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれる働きがあり、結果飲み過ぎや二日酔いや飲みすぎを抑える働きがあるので、お酒のおつまみにおすすめです。
焼き鳥
焼き鳥は鶏肉を串に刺して焼くというシンプルな料理ですが、そのメニューは部位や調理法によりレパートリーが豊富で、酒のおつまみとしてぴったりです。
鶏肉は鶏の様々な部位を食べる事が出来ますがカロリーは比較的高いのでフライなどにすると更に高カロリーになってしまいますが、焼き鳥ですと脂が落ちるので少しカロリーを抑えることが出来ます。糖質はあまりなく、低糖質でヘルシーで栄養価も高いのでおつまみとしておすすめです。
お刺身
おつまみとして人気のお刺身も味が軽やかなホッピーなら、味の邪魔をしないのでおつまみとしてマッチングするのです。魚の種類によってカロリーはまちまちですが、糖質は非常に低糖質なので糖質を気にしている方には、おすすめのメニューです。
特に青魚に含まれているEPAやDHAは注目されている栄養素が豊富ですし、肝臓の機能を助けてくれるタウリンが含まれているアジ・エビ・ホタテ・イカ・タコなどに多く含まれていますので、積極的に摂りたいおつまみでもあります。
下町の味「もんじゃ焼き」
ホッピーにはおつまみにとして炭水化物も合いおすすめです。月島のもんじゃストリートでは、ホッピー押しをしていて沢山のホッピーの旗がはためいています。
炭水化物というと高カロリーで高糖質というイメージが強いですが、もんじゃ焼きはお好み焼きと比較すると、小麦粉の量は少なくキャベツと具材がメインなのでカロリー的にも思っているよりも低カロリーとなりますので少し安心です。
ホッピーの飲み方を工夫してもっと楽しもう!
ホッピーのコンセプトは「割って飲む!」です。基本的な割り方は焼酎で割るですが、飲み方に決まりはありませんので、様々なリキュールやソフトドリンクでホッピーを割って、新たなホッピーの飲み方を工夫してホッピーのおいしさを楽しみましょう。
ホッピーのおいしさは10人がつくれば10通り、100人いれば100通りになります。これはホッピービバレッジでもうたっています。HOPPYisHAPPYとホッピービバレッジもキャチーを掲げているので、楽しみながら飲み方を工夫して、楽しくホッピーを飲みましょう。