ナッツは糖質制限ダイエット中のおやつにいい?1日の摂取量目安は?

ナッツは低糖質でありながら、多くの栄養を含んでいるといいます。そのため最近多くの方が実践をしている、糖質制限ダイエットのおやつに向いているといわれており、多くのお店やコンビニでも見かけることが多くなったナッツ類ですが、食べ方を間違えると逆効果になり元も子もありません。今回は、ナッツがなぜ糖質制限ダイエット中のおやつに最適なのか、また1日の摂取量はどれくらいなのかなど情報をひとまとめにして紹介しましょう。

ナッツは糖質制限ダイエット中のおやつにいい?1日の摂取量目安は?のイメージ

目次

  1. 1ナッツは糖質制限ダイエットに向いている?
  2. 2ナッツが糖質制限ダイエットのおやつにいい理由
  3. 3ナッツの種類と糖質量
  4. 4ナッツの1日の摂取量目安
  5. 5ナッツの効果的な食べ方と注意点
  6. 6ナッツは糖質制限のおやつにぴったりだが食べ方に気をつけよう!

ナッツは糖質制限ダイエットに向いている?

ナッツは糖質が低いことから、糖質制限ダイエットに向いているという話を聞いたことがある方もいることでしょう。糖質制限中のおやつにもナッツはおすすめされているといいます。また、ナッツはそのどれもが栄養価が高いことから、ダイエット中のおやつに大抜擢されることも少なくありません。そんなナッツは、多くの種類が存在しています。

今回は、ナッツが糖質制限ダイエット中や普通のダイエット中におすすめの理由や、ナッツの種類ごとの糖質量、ナッツの1日の摂取量、効果的な食べ方などを一覧にして紹介していきましょう。ナッツの魅力を感じることができるでしょう。

ナッツが糖質制限ダイエットのおやつにいい理由

まずは、ナッツがなぜ糖質制限ダイエット中のおやつに良いのか、理由を解明していきましょう。理由を知らずに、ナッツは糖質制限ダイエットのおやつにおすすめ、と聞いても理論を知らないと納得をせずに摂取することになります。理由を解明していくと共に、おやつにおすすめされる秘密を暴いていきましょう。

栄養価が高い

上昇線を書いている手

ナッツが糖質制限中のダイエットのおやつにおすすめの理由として、ナッツの高い栄養価がポイントになります。ナッツは種類が豊富ですが、そのどれもが栄養価の高さがあり、種類によって栄養価は違うものの用途に合わせた栄養価を持つナッツを摂取することが可能です。

ナッツは、脂肪分が多いイメージを持っている方も少なくありませんが、ナッツに含まれている脂肪分は不飽和脂肪酸になっているため、生活習慣病の予防や適切な摂取量であれば美容にも効果が期待できるものになっています。

低糖質

今やダイエットには欠かすことのできない、糖質の制限は多くの方が取り入れているダイエット方法といえるでしょう。ナッツは、栄養価も高い上に種類によっては糖質が低いものがいくつか存在しています。

ダイエット中は、小腹が減り間食をしたくなる気持ちを抑えるのがストレスになってしまい、暴飲暴食に繋がりかねません。そんなダイエットをサポートしてくれるおやつに最適なのが、糖質の低いナッツ類なのです。食べ応えがあるのもひとつの魅力でしょう。よく噛んで食べることで、満腹感にも繋がります。

ナッツの種類と糖質量

ナッツは種類が豊富であることを何度かお伝えしました。では、ナッツにはどれだけの種類があるのでしょうか?ナッツをひとまとめにすると、その量は莫大になります。ここでは、メジャーなナッツを糖質量と共に紹介していきましょう。

アーモンド

アーモンドの100gに含まれる糖質量は9.3gです。ナッツの中でも、一番身近な存在ともいえるアーモンドは、アンチエイジング効果の期待できるビタミンEが豊富に含まれています。

脂肪燃焼効果のあるビタミンB2や便通の改善に効果的な食物繊維も含まれているため、ダイエットにはおすすめといえるでしょう。ダイエットと美容効果の両方を期待したい方には、アーモンドの摂取がおすすめといえるでしょう。

ピーナッツ/落花生

ピーナッツ(落花生)の100gに含まれる糖質量は12.4gです。ピーナッツは、少々糖質の高い種類のひとつになります。ピーナッツは、名前にナッツが入っていることからナッツに分類されやすいですが、実はマメ科になります。

しかし、栄養価は高くビタミンB1が疲労回復に役立ちます。また、ナイアシンも含まれていることから肝臓の働きをサポートし、二日酔いなども予防してくれる万能な食材になります。

カシューナッツ

カシューナッツの100gに含まれる糖質量は20.0gです。今回紹介をしているナッツの中では、最も糖質量が高いナッツといえるカシューナッツは、中華料理などにも使用されており多様性のあるナッツとして親しまれています。カシューナッツは、その糖質の高さからエネルギーとなることが分かります。

また、成長を促進するとされる亜鉛が多く含まれているのも特徴です。女性に多い貧血にも効果のある鉄分も入っているので、ダイエット中の貧血に少量を摂取するのが良いでしょう。

ピスタチオ

ピスタチオの100gに含まれる糖質量は11.7gです。ピスタチオは、現在女性からも人気の高いナッツとして親しまれています。スイーツなどにも多く使用されており、ここ近年で身近なナッツになっているのは間違いないでしょう。ピスタチオは小さなナッツながらも、栄養価は高くナッツの女王という名がついています。

塩分の排出を促進するカリウムが多く含まれており、高血圧やむくみの予防にも効果的です。仕事終わりには、足がむくんでパンパンになってしまう方には特におすすめでしょう。

ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツの100gに含まれる糖質量は6.5gです。ヘーゼルナッツは、お菓子やスイーツに使われることの多いナッツになっており、名前を聞いたことがあるという方も多いことでしょう。

糖質はそこまで高くはないものの、脂質が少々高めになっています。ですが、その他の炭水化物やたんぱく質とのバランスが良いため、心配はいらないでしょう。オレイン酸がナッツの中では、とび抜けて豊富に含まれていることもあり、生活習慣病の予防に役立ちます。

ピーカンナッツ

ピーカンナッツの100gに含まれる糖質量は6.2gです。ピーカンナッツは、別名ペカンナッツとも呼ばれています。

バターの木と呼ばれる木に実るとされているピーカンナッツは、脂質が多いナッツですが不飽和脂肪酸を多く含んでいるのが特徴です。不飽和脂肪酸を多く含んでいることによるメリットとして動脈硬化の予防に働きかけます。免疫力を向上させる栄養価も含んでいるため、風邪の予防にも効果が期待できるでしょう。

マカダミアナッツ

マカダミアナッツの100gに含まれる糖質量は6.0gです。マカダミアナッツと聞くと、ハワイを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?ハワイ土産の定番にもなっているマカダミアナッツは、パルミトレイン酸という成分がナッツの中で唯一含まれています。

パルミトレイン酸の期待のできる効果は、脳卒中や肌荒れに効き目があるとされており、肌に潤いとハリを与えることから、女性におすすめされているナッツのひとつです。

くるみ

くるみの100gに含まれる糖質量は4.2gです。くるみはナッツの中でも一番糖質が低いとされています。くるみには、オメガ3脂肪酸が含まれておりその量はナッツの中でも一番多いとされているのです。

オメガ3脂肪酸は健康効果が期待でき、コレステロール値や中性脂肪値を下げる働きを持っています。生活習慣病に悩む方には最適なナッツといえるでしょう。また美容効果も期待でき、その他にも健康や美容に嬉しい効果が優れています。

調理法で糖質量は変わるので注意

ビックリマークと人差し指

ナッツは、加工のされているものも中には存在しています。そのため、加工によっては糖質量も変わってくるということを頭に入れておきましょう。今回紹介をしたのは生タイプのナッツの糖質量になります。

ナッツの加工として、ローストタイプ味の付いているものなど多くの種類が販売されていますので、購入の際にはどのような加工がされているのかを確認した上で購入することをおすすめします。

ナッツの1日の摂取量目安

ナッツの種類それぞれの糖質量を知ったところで、ナッツを1日にどれくらいであれば食べても大丈夫なのかを見ていきましょう。ナッツは、糖質が低いものが多くダイエット中のおやつには最適ですが、量を守る必要があります。1日のナッツの摂取量を見ていきましょう。

1日の摂取量目安

ナッツの1日の適切な摂取量として、約25g程度の摂取が推奨されています。ナッツはひとつひとつの重みが少々あることから、手のひらに乗る程度のナッツが適量といえるでしょう。また、低糖質制限ダイエットを行っている方であれば1日のナッツの摂取量25gに対して、糖質が5.0g以下であることが望ましいでしょう。

そのため、糖質が高めのナッツの場合は摂取量を減らすのが好ましいです。例として25gの個数を挙げると、アーモンドであれば約20~25粒程度で糖質は2.2g前後、くるみであれば約5~8個程度で糖質は1.0g前後、カシューナッツであれば約15~17粒程度で糖質は5.0g前後といったようになります。

1日の糖質量目安

糖質制限ダイエットを行っている場合、どうしても気になるのが糖質量です。ナッツは1日平均糖質量5.0g以下が望ましいとしましたが、糖質制限ダイエット時の1日の糖質量の目安はどれくらいなのでしょうか?糖質制限ダイエットでは、糖質を一切取らないという方も中には居ますが適度な糖質を摂取しないと健康被害も懸念されます。

そのため、1日の糖質量を調整して摂りすぎないようにすることが大切といえるでしょう。糖質制限ダイエットでは1日の糖質量の摂取約60~120g程度が望ましいといわれています。1食に置き換える約20~40g程度です。

糖質制限中におすすめのナッツは?

では、糖質制限中におすすめのナッツにはどの種類が良いのでしょうか?糖質制限ダイエット中のおやつにおすすめのナッツを3つとコンビニのロカボナッツを見ていきましょう。

くるみ

糖質制限ダイエット中に一番おすすめされているナッツがくるみです。くるみは、糖質量がナッツの中では一番低いことから、おやつとして間食するのに適しているといえるでしょう。また、コレステロール値や中性脂肪値を下げる働きをするオメガ3脂肪酸が入っているのも、くるみがおすすめされる理由のひとつでしょう。

ダイエットには欠かすことのできない栄養成分が入っていることもあり、糖質制限ダイエット中のおやつの代表格のナッツといえます。

アーモンド

ナッツの代表でもあるアーモンドも、糖質制限ダイエット中のおやつとしておすすめされています。アーモンドは、ナッツの1日の平均摂取量で見た際に25粒前後食べることができます。ナッツは、アーモンドに限らず1粒でもたくさん噛むことから食べ応えがあります。

そんな中で、同じ25gという重さの中でも食べられる粒の量が多い点から、ダイエットに効果的であると考えられるでしょう。脂肪燃焼の効果が期待できるビタミンB2が入っているのも魅力のひとつです。

ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツは、脂質は少々高いもののバランス良く成分が入っていることから、糖質制限ダイエットのおやつ最適です。アンチエイジングの効果を持っていることから女性におすすめといえるでしょう。また、コレステロールの上昇を抑える効果があり、血液をサラサラにしてくれます。

食事が偏りがちなダイエット中では、腸内環境も悪くなりがちですが腸内環境を整える効果も期待できるヘーゼルナッツは、おやつにして食べることで様々な効果を実感できるでしょう。

コンビニで買える「ロカボナッツ」

コンビニのお菓子の中にも、糖質を意識したお菓子が多く販売されており、その中にナッツも含まれています。コンビニのロカボナッツは、さまざまなナッツで構成されており、またおやつに最適な量と糖質量になっていることも人気の理由です。

一種類のナッツでは物足りないという方は、コンビニのロカボナッツで飽きの来ないおやつを堪能してみてはいかがでしょうか?

食べ過ぎは太る原因に

体重計に乗るマニュキアを塗った爪の足の女性

1日のナッツの摂取量から分かる通り、ナッツは1日の摂取量を守ることで糖質量も維持することができます。そのため、低糖質だからといって食べすぎてしまっては意味がありません。脂質が多いとされるナッツは、摂取のしすぎは逆効果になりかねませんので注意しましょう。

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ナッツの効果的な食べ方と注意点

ナッツを糖質制限ダイエット中の食べる際に、より効果的に食べる方法や注意点を抑えていきましょう。

ローストより生で

ナッツはおつまみとして提供されることが多いことから、塩気などの味付けがされていることが多くあります。また、生ではなくローストしてあるナッツもよく見かけることでしょう。ですが、ナッツは生のままが一番糖質が低いとされています。そのため、ナッツをダイエットのおやつとして食べる場合には、生のものを選ぶようにしましょう。

渋皮も一緒に食べる

ナッツの殻などを剥くとついている渋皮、または薄皮は少々クセのある味わいがするため渋皮も剥いて食べる方も少なくないでしょう。ですが、このナッツの実の表面についている渋皮及び薄皮には、栄養素が豊富に含まれているといいます。そのため、ナッツの栄養を十分に取り入れるためにも、渋皮及び薄皮も一緒に摂取するのがいいでしょう。

食前に食べる

食べ応えのあるナッツは、おやつに最適ですが食べるタイミングの見極めも必要でしょう。一番効果的な食べ方として、食前に食べるのがおすすめです。小腹が空いた際にも活用ができますが、食前に食べることで満腹中枢が刺激され、その後の食事を抑える効果を発揮します。

酸化に気をつける

人差し指を立てる女性

ナッツは脂質を含んでいる食材になります。そのため、外気に長く触れることで酸化する性質を持っています。酸化をしたナッツは、油臭くなっているのが特徴です。匂いの変化を感じた場合には、食べずに廃棄するようにしましょう。

ドライフルーツやコーティングされたものはNG

腕でバツを作る女性

販売のされているナッツの中には、食べやすさを考慮してドライフルーツが入っていたり、ナッツ自体にコーティングのされているものが多くあります。

このような加工や追加のされているナッツは、糖質制限ダイエットには不向きになっていますので注意が必要です。ドライフルーツやコーティングにより、カロリーと糖質が高くなるのは間違いないでしょう。

ジャイアントコーンに注意

ナッツの中でも人気が高いジャイアントコーンですが、糖質制限ダイエット中には不向きとされています。その理由として、ジャイアントコーンはカロリーと糖質が高いためです。100gを摂取した際に、ジャイアントコーンはご飯に相当するもしくは超えるとされています。

食べ応えや腹持ちの良さでは、ダイエットに向いていそうなジャイアントコーンですが、糖質制限ダイエットを行っている場合には避けるのがいいでしょう。

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ナッツは糖質制限のおやつにぴったりだが食べ方に気をつけよう!

ナッツは低糖質で、ダイエット中の小腹が空いた際の味方になります。しかし、その反対に食べ方などを考慮しないと逆効果にもなりかねません。正しい摂取量と食べ方を守って摂取して、ナッツをダイエットの味方にしてみましょう。

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