鶏肉の作り置きレシピ12選《鶏もも肉・鶏むね肉》週末に作り置き!
鶏肉の作り置き食材があれば、家事や育児、仕事にと、何かと忙しい毎日を送る主婦にとって、夕食作りの時間には大変便利です。週末に一気に作る作り置きは、平日の食事作りを楽にしてくれるので、大変助かる存在です。今回は、鶏肉を使った作り置きレシピを紹介します。リーズナブルな鶏肉の鶏もも肉や鶏むね肉を使った作り置きレシピを保存期間とともに紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
鶏肉の作り置きを週末にする
仕事や家事、育児などで忙しくクタクタの毎日に、夕ご飯のメニューを考えることから、お料理するのは大変です。そんな時には、週末に作り置きをしておくのはどうでしょう。作り置きがあると、疲れた日にも気分的に楽になります。今回は、メインメニューにもなる鶏肉を使った週末の作り置きメニューを紹介します。
鶏肉の作り置きの基本
作り置きメニューの基本的なポイントは、保存容器を清潔にすること、取り箸やスプーンも清潔なものを使います。熱湯消毒や消毒用のアルコールで拭き、カビなどの発生に気を付けなくてはいけません。また、よく冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。冷め切らないうちに蓋をしてしまうと、水滴がついてしまい不衛生になります。
鶏肉で作る時の作り置きおかずの基本的なポイントはあるのでしょうか。頭に入れておきたい鶏肉の作り置きの基本を見てみましょう。
冷めても美味しいものを
鶏肉は、冷めても身がしまりにくいのは、脂肪の少ない胸肉よりもも肉です。鶏もも肉の方が、作り置きおかずに向いてますが、余分な脂肪をしっかり除かなければ、しつこさと臭みが気になるので、しっかり取り除きましょう。
鶏むね肉は、脂肪が少ない分冷めるとパサつきが気になります。作り置きで鶏むね肉を使う時は、マリネなどにして漬け込んだり、オイルやマヨネーズ、チーズなどの脂肪分でコーティングすることによってパサつき感もなく、鶏もも肉に負けない柔らかさが実現します。
保存期間も確認
鶏肉の作り置きおかずの保存期間は、だいたい5日から1週間になります。しかし、家庭によって冷蔵庫の開閉の頻度や、保存環境によって差が出る可能性があります。保存期間にかかわらず、作り置き食材はできるだけ早く食べきるようにしましょう。
鶏肉の作り置きレシピ【鶏もも肉】
鶏肉の中でも冷めても柔らかく、作り置きおかずに向いているのが鶏もも肉です。冷めてもおいしい、鶏もも肉の週末作り置きレシピを紹介します。
鶏もも肉のチャーシュー
- 鶏もも肉500g
- しょう油大さじ3
- 砂糖大さじ2
- みりん大さじ1
- 酒大さじ3
- 酢大さじ1
- ごま油大さじ1
- 鶏もも肉は、厚みが均一になるように切り目を入れます。
- 皮が外側になるようにきつく巻き、タコ糸で縛ります。
- フライパンにごま油を熱し、鶏もも肉の巻き終わりを下にして焼きます。
- 皮目に焼き色が付くように全体が焼けたら、再び焼き終わりを下にして、しょう油、砂糖、みりん、酒、酢を入れ、蓋をして弱めの中火で8分加熱する。
- 鶏肉の上下をひっくり返し、3分加熱します。
- 粗熱を取って、汁ごと保存容器に入れ、完全に冷めたら冷蔵庫で保管します。(冷蔵庫での作り置き保存期間4~5日)
鶏もも肉のうま辛ねぎチキン
- 鶏もも肉1枚(350g)
- 酒大さじ1
- 塩小さじ1/4
- 薄力粉大さじ2
- 片栗粉大さじ1
- サラダ油大さじ3
- 水大さじ2
- 砂糖小さじ1
- みりん大さじ1
- しょう油大さじ1
- 片栗粉小さじ1/2
- 青ネギ(小口切り)20g
- 白いりごま少量
- 鶏もも肉は一口大に切りポリ袋に入れ、酒、塩を加えしっかり揉みこみ、薄力粉、片栗粉を全体にまんべんなく付けます。
- フライパンにサラダ油をひき、強火で鶏肉を並べ焼き色が付いたら裏返し、火が通るまで揚げ焼きにします。
- 鶏肉をフライパンの隅に寄せ、しっかりと油をキッチンペーパーで拭き取り、水、砂糖、みりん、しょう油、片栗粉を加え、中火にかけながらとろみがつき始めたら青ネギを加え全体を絡めます。
- 白いりごまを散らし、粗熱を取ります。
- 粗熱が取れたら、保存容器に入れしっかり冷ましてから冷蔵庫で保存します。(冷蔵庫での作り置き保存期間2日)
鶏もも肉のあっさり照り焼きチキン
- 鶏もも肉1枚(250~300g前後)
- しょう油大さじ1
- みりん大さじ1
- 酒大さじ1
- 砂糖小さじ1
- 酢小さじ1
- 鶏もも肉を広げ、黄色い脂や白い筋の部分を取り除きます。
- 鶏肉の皮を下にして、筋を断ち切るように1~2cm程度の幅で包丁を入れます。
- 鶏肉の皮には、フォークでたくさん穴を開けておきましょう。
- しょう油、みりん、酒、砂糖、酢を合わせておきます。
- フライパンに鶏肉の皮を下にしておきます。
- フライパンに火をつけ、中火で8~9分焼きます。
- 脂が出てきたら、キッチンペーパーでしっから拭き取ります。
- 鶏肉の皮がこんがりときつね色になれば、裏返して弱火で焼きます。
- フライパンの脂や焦げをさっと拭き取り、合わせた調味料を加えます。
- 弱火のまま7~8分加熱します。
- 合わせ調味料が半量くらいになり、とろみがついてくれば強火にし、焦がさないように合わせ調味料を絡めます。
- 粗熱が取れたら切り分け、保存容器に入れよく冷ましてから冷蔵庫で保存します。(冷蔵庫での作り置き保存期間5日)
鶏もも肉のわさび醤油ソース
- 鶏もも肉1枚(350g)
- にんにく大1粒
- 大葉4~5枚
- 酒大さじ2
- みりん大さじ1
- しょう油大さじ1
- わさびチューブ適量
- にんにく、大場はみじん切りにします。鶏肉は室温に戻します。
- 鶏肉の余分な油を取り除き、フォークなどで穴を開けます。
- フライパンに少量の油をひき、中火で熱します。鶏肉の皮目を下に、きつね色になるまでこんがりと焼きます。
- 裏返して蓋をし、弱火で4分ほど蒸し焼きにします。
- 蓋を取り、余分な油をキッチンペーパーで拭き取ります。空いたとトロでにんにくを炒め、酒、みりん、しょう油、わさび、大葉を入れ中火で煮詰めます。
- ふつふつと煮詰まってきたら、鶏肉の両面に絡めて粗熱を取ります。
- 保存容器に入れ、完全に冷めたら冷蔵庫で保管してください。(冷蔵庫での作り置き保存期間2日)
鶏肉のねぎポンびたし
- 鶏もも肉約400g
- 小ネギ1/3束
- 玉ねぎ1/4小
- 塩少々
- ブラックペッパー少々
- 味付けポン酢大さじ3
- 玉ねぎは皮をむき、薄くスライスします。小ねぎは小口切りにします。
- 鶏肉は室温に戻しておきます。余分な油を取り、フォークなどで穴を開け、食べやすい大きさに角切りにし、塩とブラックペッパーをまんべんなくふります。
- フライパンに油をひき、中火で玉ねぎ、鶏肉をしっかり炒めます。
- 玉ねぎと鶏肉をざるにあげ、キッチンペーパーで油を取ります。
- 保存容器に入れ、味付けポン酢、小ねぎを回しかけ、軽くあえて完全に冷めたら冷蔵庫で保存します。(冷蔵庫での作り置き保存期間5日)
鶏もも肉の南蛮漬け
- 鶏もも肉2枚
- 長ネギ1~1/2本
- 赤唐辛子の小口切り1本
- しょう油大さじ4
- 黒酢または米酢大さじ3
- 砂糖大さじ2
- 水大さじ2
- はちみつ小さじ1
- 片栗粉適量
- 揚げ油適量
- 余分な油を取り除き、一口大に切ります。片栗粉をまぶして、5分ほど置いておきます。長ネギは小口切りにします。
- ボウルに、しょう油、黒酢または米酢、砂糖、水、はちみつ、長ネギ、赤唐辛子を混ぜ合わせておきます。
- 揚げ油を中温(160℃~170℃)に熱して鶏肉を入れ、5~6分くらい揚げます。
- 鶏肉を一度取り出し、油を切ります。揚げ油の火を強め、もう一度鶏肉を戻し(10~15秒ほど)二度揚げし、油を切っておきます。
- 鶏肉が熱いうちに漬けダレに絡め、保存容器に入れ、よく冷ましてから冷蔵庫で保存します。(冷蔵庫での作り置き保存期間2~3日)
鶏肉の作り置きレシピ【鶏むね肉】
鶏むね肉は、脂肪分が少ないので、週末の作り置きレシピではパサつきが気になります。そんな鶏むね肉のパサつきは、オイルやマヨネーズなどの油分でコーティングすることで、鶏もも肉に負けない柔らかさになります。
鶏むね肉のマヨしょうが焼き
- 鶏むね肉1枚
- Aマヨネーズ大さじ1
- A酒大さじ1
- Aしょう油小さじ1
- Bしょう油大さじ1強
- B酒大さじ1/2
- Bみりん大さじ1/2
- B砂糖大さじ1/2
- B生姜チューブ1~2cm
- 片栗粉大さじ2
- なたね油またはサラダ油大さじ1
- 鶏肉は皮を取り、フォークなどで穴を開け、1.5cm厚さのそぎ切りにします。
- Bのしょう油、酒、みりん、砂糖、生姜チューブを合わせておきます。
- ポリ袋に、鶏肉、Aのマヨネーズ、酒、しょう油を入れよくもみこみます。揉みこんだら10分ほど寝かせます。
- ポリ袋に片栗粉を入れ、粉っぽさがなくなるまでよく揉みこみます。
- フライパンに油をひき、鶏肉を並べます。中火で、4分焼き裏返して蓋をして弱火で3分蒸し焼きにします。
- 鶏肉に火が通れば、キッチンペーパーで余分な油を拭き取ります。合わせたBの調味料を回し入れ、全体に絡めて粗熱が取れたら保存容器に入れ、完全に冷めたら冷蔵庫で保管します。(冷蔵庫での作り置き保存期間2~3日)
鶏むね肉のガーリックマヨ
- 鶏むね肉2枚
- 片栗粉大さじ2
- マヨネーズ大さじ2
- Aめんつゆ(3倍濃縮)小さじ4
- Aマヨネーズ大さじ1
- Aにんにくすりおろし小さじ1
- A粗挽き黒こしょう小さじ1/2
- 鶏むね肉の皮を取り、1cm幅のそぎ切りにします。
- 鶏むね肉に片栗粉を揉みこむようにまぶしつけます。
- Aのめんつゆ、マヨネーズ、にんにくすりおろし、粗挽き黒こしょうを合わせておきます。
- フライパンにマヨネーズをいれて弱火にかけ、ゆっくり溶かします。
- 鶏肉を広げて蓋をし、弱火で7~8分焼きます。
- 表面が白くなれば、全体をかき混ぜ蓋をして5~6分加熱します。
- Aの合わせ調味料を加えて絡め、汁気を飛ばします。
- 粗熱を取り、保存容器に入れ、完全に冷めたら冷蔵庫で保管します。(冷蔵庫での作り置き保存期間5日)
レンジ蒸し鶏香味ソース
- 鶏むね肉約400g
- 液体塩こうじ大さじ2
- 大葉3枚
- しょうが2かけ
- みりん大さじ2.5
- しょう油大さじ1.5
- 穀物酢大さじ1.5
- 砂糖小さじ1
- ごま油大さじ1
- いりごま小さじ1
- 鶏肉の皮と脂を取り、観音開きにし、フォークなどで穴を開けます。
- ポリ袋に鶏肉と液体塩こうじを入れよく揉みこみ、冷蔵庫で一晩寝かせます。
- 鶏肉は室温に戻し、生姜と大葉はみじん切りにします。
- 耐熱皿に鶏肉を置き、ぴったりラップをし、低出力の150Wの電子レンジで10分加熱します。裏返してさらに5分加熱します。
- しょうがとみりん、しょう油、穀物酢、砂糖を耐熱ボウルに入れ、ラップをし、500Wの電子レンジで1分30秒~2分加熱します。
- 取り出した鶏肉を手で割きます。大葉と合わせ調味料とあえて、保存容器に入れよく冷まして、冷蔵庫で保管します。(冷蔵庫での作り置き保存期間5日)
しっとりやわらか蒸し鶏きゅうり
- 鶏むね肉大1枚
- 砂糖大さじ1/2
- 塩小さじ1/2
- きゅうり2本
- 塩(板ずり用)小さじ1/2
- 片栗粉小さじ2
- 調味酢大さじ2
- しょう油大さじ2
- 砂糖大さじ2
- すりごま大さじ2
- ごま油小さじ1
- 鶏肉は、皮と余分な脂肪を取り除きます。観音開きにし、フォークなどで穴を開け砂糖、塩を順番によく揉みこみます。
- 鍋に湯を沸かし、鶏肉の表面に片栗粉をまんべんなくまぶします。
- お湯が沸騰したら火を止め、鶏肉を入れ蓋をし、60分ほど放置します。
- きゅうりは板ずりをし、細切りにし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- 大きめのボウルに調味酢、しょう油、砂糖、すりごま、ごま油を入れ混ぜ合わせます。
- 鶏肉を取り出したら、手で割き、きゅうりと合わせダレとよく和えます。
- 保存容器に入れ、よく冷めたら冷蔵庫で保管します。(冷蔵庫での作り置き保存期間4日)
鶏むね肉のチリソース
出典: https://fytte.jp
- 鶏むね肉1枚
- 塩小さじ1/2
- 砂糖小さじ1
- 片栗粉適量
- ケチャップ大さじ3
- 豆板醤小さじ1
- 砂糖大さじ1
- 酒大さじ1
- サラダ油適量
- いりごま適量
- 小ねぎ適量
- 鶏むね肉はひと口大にそぎ切りにします。塩小さじ1/2、砂糖小さじ1をもみこみます。
- 合わせ調味料を作ります。ケチャップ、豆板醤、砂糖、酒は合わせておきます。
- 鶏肉に片栗粉を薄くまぶし、フライパンに油を多めに引き、弱めの中火で焼きます。
- 両面を焼き、火が通れば、キッチンペーパーで余分な油を拭き取ります。
- 合わせ調味料を鶏肉に絡むように混ぜ合わせます。
- いりごまと小口切りにした小ねぎを散らします。
- 保存容器に入れ、よく冷めたら冷蔵庫で保管します。(冷蔵庫での作り置き保存期間2~3日)
鶏むね肉のタンドリーチキン
- 鶏むね肉1~1.5枚
- プレーンヨーグルト大さじ3
- カレー粉大さじ1
- ケチャップ大さじ1
- おろしにんにく小さじ1
- おろししょうが小さじ1
- 塩小さじ2/3
- こしょう少々
- サラダ油適量
- 鶏むね肉は、ひと口大のそぎ切りにします。
- ポリ袋に鶏むね肉とプレーンヨーグルト、カレー粉、ケチャップ、おろしにんにく、おろししょうが、塩、こしょうを入れ、揉みこみます。冷蔵庫で半日から一晩漬けこみます。
- フライパンにサラダ油をひき、鶏肉を並べて中火で焼きます。両面焼いて、火が通れば完成です。
- 保存容器に入れ、よく冷ましてから冷蔵庫で保存します。(冷蔵庫での作り置き保存期間2~3日)
鶏肉の作り置きを便利に活用しよう
週末に作り置きしておくだけで、忙しい毎日の食事作りを賢く時短することができます。家での食事だけでなく、お弁当にも便利で簡単に作ることができるレシピを参考に、少し余裕のある食事作りを目指しましょう。