米焼酎の人気ランキング22選!おすすめの飲み方・選び方も紹介!

日本人のソウルフードというと日本酒に利用されているお米になります。国を代表する日本酒の素材になる米は、焼酎の原料にも利用され米焼酎として古くから庶民の間で楽しまれてきました。今回はお米が原材料である米焼酎の特徴や魅力とともに、おすすめの人気の米焼酎の飲み方や選び方についてや、日本酒や焼酎好きも納得の米焼酎のおすすめランキング22選について紹介しています。芋焼酎や麦焼酎が好きな方も、きっと飲んで見たくなる米焼酎の選び方や飲み方も解説しています。

米焼酎の人気ランキング22選!おすすめの飲み方・選び方も紹介!のイメージ

目次

  1. 1米焼酎とは?
  2. 2米焼酎の人気ランキング22位~18位
  3. 3米焼酎の人気ランキング17位~13位
  4. 4米焼酎の人気ランキング12位~8位
  5. 5米焼酎の人気ランキング7位~3位
  6. 6米焼酎の人気ランキング2位・1位
  7. 7米焼酎の飲み方や選び方
  8. 8米焼酎と日本酒の違いとは?
  9. 9米焼酎を飲み比べて自分好みを見つけよう!

米焼酎とは?

焼酎の中でもクセが無く日本酒に近い米焼酎が焼酎通の中でも注目を集めています。この記事では、米焼酎のおすすめの人気ランキングを22位から1位まで順番に紹介しています。また米焼酎の魅力や特徴について、おすすめの米焼酎の飲み方や選び方について、米焼酎と日本酒の違いについてなど、奥深い米焼酎について詳しく解説しています。

米焼酎の魅力は熟成にあり

焼酎の中でも米焼酎は、利用されている減量が米であるため熟成させることで焼酎でありながら清酒のような個性を発揮します。焼酎は清酒と違い蒸留酒になりますが、米焼酎も貯蔵熟成することで味や香りがランクアップします。透明な米焼酎は樽などで長期貯蔵することで、琥珀色になるものもあったりと焼酎を作る酒蔵によっては米焼酎を熟成することで特徴を出している商品も多々あります。

味わいの特徴

焼酎には芋焼酎、麦焼酎、麦焼酎、米焼酎とありますが米焼酎はほかの焼酎と比べると原料が米と水のシンプルな素材を利用した蒸留酒になるため、日本酒を飲みなれている方には飲みやすい焼酎と言えます。味わいの特徴は米のさっぱりとした甘味とかすかなフルーツの味を感じさせます。米焼酎の発祥は熊本県の球磨焼酎になり、今でも多くの焼酎ファンから愛される米焼酎になります。

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米焼酎の人気ランキング22位~18位

酵母の香りとスッキリとした飲み口「かなた」

人気の米焼酎ランキング22位は、伝統の作り方を継承している球磨焼酎を提供している恒松酒造の「かなた」になります。利用されている米はヒノヒカリで白麹を利用しています。減圧蒸留で作られているので透明度が高くクセが少なくフルーティでほんのり甘味があり、日本酒が好きな方におすすめです。ロサンゼルスで行われたコンペティションで認められて、減圧蒸留で選ぶなら人気の1本となります。
 

青森のさらりとした仕上がり「津軽海峡40度」

日本酒が美味しい東北地方の米焼酎が人気のランキング21位になります。アルコール度数は40度になり、ほかでは飲めないキレのある焼酎にあります。蒸留酒のブランデーの聖地であるフランスで利用されている蒸留窯を使って丁寧に作り込んだお酒は、とろりとした口当たりでりお米の角をとったまろやかな甘みを楽しめす。アルコール度数を軸にした選び方をする方におすすめです。

厳選された米と人吉の水が織りなす「高橋酒造 しろ」

おすすめランキング20位は熊本県の老舗である高橋酒造の「しろ」になります。地元人吉の微量なミネラルを保有した天然水と、人吉球磨地方で作られた米を使った1杯は和食ばかりだけではなく、洋食、中華、イタリアンなど癖がない口当たりはどんな料理にも馴染み食中酒としても人気です。飲みやすい球磨焼酎をベースに選び方をされる方にはおすすめと言えます。

数種類の樫樽で時間をかけて造り込んだ「樫樽熟成 遊木」

人気ランキング19位は、米焼酎の本場である熊本県球磨郡の高田酒造の「遊木」になります。高田酒造は、酒造りにも機械化が進む中すべてのお酒を手作りで少量生産を続けている熊本の老舗酒造会社になります。遊木の味は長期熟成されていることにより、米の奥深い甘味にまもろやかな口当たりが特徴的です。生産数が少ないので入手が難しい事もあります。

透明度が高く透き通る味わい「甕の醒 香」

無農薬栽培されたヒノヒカリを使い、春のようなかろやかで甘味香りが特徴的な「甕の醒 香」が人気のおすすめランキング18位になります。製造元は熊本県の人吉で創業以来、昔ながらの製法で100年以上作り続ける織月酒造になります。一般的に焼酎の精米歩合は85%から90%程度ですが、雑味や口当たりをよくするためにヒノヒカリ65%まで精米しているため品があり、日本酒に近い味わいを楽しむことが可能です。

米焼酎の人気ランキング17位~13位

三郡山系天然自然の伏流水を使用「吟醸粕取焼酎 はかた美人」

福岡県宇美町の酒蔵で250年以上続く小林酒造が手掛ける「はかた美人」が、おすすめランキング17位となります。原料の米は自然豊かな糸島の大地で収穫された、清酒に多く利用される山田錦を利用しています。味の決め手となる米とともに重要な水は三郡山系の天然水を利用しているため、さらりとした口当たりでやや清酒に近い味わいです。アルコール濃度は20度で日本酒が好きな方にもおすすめです。

新潟県の老舗酒蔵が作る優しい味わい「北雪 さあ°(さあど)」

ユニークな名前の銘柄です「さあど」が人気ランキング16位にいなります。単式蒸留で作られており、米に米麹とほんのり香る米の優しい香りとさらっとしてして飲みやすさは抜群です。アルコール度数30度でありながらロックでも水割りでも燗などスタイルを選ばず飲みやすい1本になります。超音波熟成で雑味がよりとれているため、飲みやす銘柄を中心の選び方をしている方にはおすすめです。

大手酒造メーカーの渾身の1本「よかいち米」

日本の大手酒造メーカーの宝酒造が手掛ける銘柄「よかいち米」が、ランキング15位となります。特徴は国産の米を100%利用して精米歩合70%と、焼酎の中では磨きがかかっています。麹は黄麹と蔵のオリジナルの酵母を利用した、独自の二段仕込み製法により米の甘味や香りを楽しめ、日本酒に近い味わいを楽しめます。華やかな香りを心地よさを運ぶ1本となります。

日本酒の香りを残した銘柄「萬代 吟醸粕取焼酎」

清酒を作る際に利用さあれる酒米を絞った後の酒麹を、利用した銘柄である「萬代」がおすすめランキング14位となります。酒蔵は福岡の小林酒造になります。と特徴は吟醸の酒粕を利用しているため、焼酎とは思えないほど上品な香りと日本酒が持つ甘味が余韻で楽しめます。アルコール度数は25度となり飲みごたえのある1本です。

ウドンだけじゃない香川県の樫樽貯蔵「空海の道」

四国の香川県の綾歌郡の綾菊酒造が、丹念に作り込んだ個性的な銘柄になります。アルコール度数は25%で讃岐山脈から流れ出る天然水に、国産米、米麹を蒸留しあとに樫樽貯蔵で熟成されたことにより、まろやかさと米の風味がほどよくミックスした一杯は、口当たりが優しくオンザロックで飲むのがお勧めです。一升瓶で1800円程度と価格もリーズナブルで普段飲みにも人気です。

米焼酎の人気ランキング12位~8位

ピュアで飲みやすい「純米焼酎 天草」

熊本県の天草でただ一つの酒造で作られている銘柄が、人気ランキング12位となります。原材料は地元熊本で獲れたヒノヒカリに、ミネラル豊富な軟水である竜洞山の天然水に白麹を利用して蒸留されています。伝統の兜釜式蒸留器を使用しているため、優しい口当たりの中に深いコクを堪能することができます。また米の甘味が長く口の中で楽しめ米焼酎を飲みなれない方にもおすすめです。

清らかの川のように繊細な味「川辺」

さっと身体に染み込む透明度が高く、アルコール度数が高い割にはさらっと飲みやすい銘柄である「川辺」がランキング11位となります。利用されている材料は地元川辺で獲れた最高級のヒノヒカリンに、川辺川の水になります。飲みやすくフルーティな日本酒をアルコール度数をアップさせたような味わいは、焼酎を飲みなれない方にも多くのファンがいるので是非試したい1本と言えます。

日本酒の名酒の酒粕を使った「獺祭 焼酎」

日本酒好きの方なら知らない人はいない銘柄である、山口県の旭酒造の獺祭の酒粕から産まれた米焼酎となります。名酒の味や香りを残したまま吟醸のさっぱりとした味わいの中に、清酒が持つ優雅な香りが特徴的と言えます。獺祭の酒麹を使っているため特有のとろみが癖になり、清酒が好きな方にプレゼントすると喜ばられる銘柄と言えます。

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贈り物に喜ばれる高木酒造り「十四代 秘蔵焼酎」

獺祭と並んで日本酒で有名な十四代の製法を応用して、ゆっくりと蒸留させて造った大吟醸のような味わいを堪能することができます。清酒に近くほんのりと米の甘味やフルーツのような香りを楽しめ、飲み方やロックやストレートなどが非常におすすめです。1本あたり720mlで5000円ほどしますが、人気にあり入手困難な1本となります。

清酒作りを応用して作った「純米焼酎 七田」

日本酒造りに適している山田錦の高級米を贅沢に利用して作った焼酎が、おすすめランキング8位となります。麹は黄色麹と吟醸酵母ろ利用して、減圧蒸留でじっくと熟成させているため雑味が少なく透明度が高い清酒のような、さらりとした飲み心地の中に、甘いフルーツのような香りを感じさせます。飲み方は純米らしくオンザロックがおすすめです。

米焼酎の人気ランキング7位~3位

伝統に磨きをかけた「白岳 しろ」

製品の品質を審査するモンドセレクションで連続金賞受賞している「白岳しろ」がランキング7位となります。製造元は熊本の高橋酒造になり伝統の球磨焼酎の製法で矜持を守り造られています。アルコール度数は35度と少し高めでありながら、雑味を可能な限り取り除いているため、米の旨味に完熟したフルーツの香りが楽しめまる球磨の伝統の1本はおすすめです。
 

大正時代から変わらぬ製法が特徴的「球磨の泉」

熊本の球磨郡にある老舗の酒蔵である那須酒造場が作る「球磨の泉」がランキング6位となります。1世紀以上前から利用されているもろぶたでの麹を作り、常圧にてカメで仕込む工程は昔ながらの製法となります。球磨焼酎の中でもまろみが強く個性的な味わいで多くのファンがいる銘柄です。独特の味わいは常温ストレートかお湯りなどがおすすめです。
 

専用のオーガニック米を利用した「豊永蔵」

熊本県の球磨郡にある豊永酒造の飲みやすい焼酎になります。利用している材料にとことんこだわり、無農薬で無化学肥料だけを利用して作られた有機米は、クセが少なくさらりとしているため、飲んだ翌日も悪酔いが少ない多くの人に愛される銘柄となります。仕込みはモロミを専用の亀壺を利用して、減圧蒸留で熟成させているため爽やかな味わいが特徴です。

ハイクオリティな清酒の造りを応用「宜有千萬」

新潟の酒蔵である八海醸造が手掛ける、清酒粕を減量として3年以上寝かして作る贅沢な1本となります。清酒特有の華やかな味わいや香りが特徴で、まろやかな飲み心地はロックかストレートなどでの飲み方が人気です。アルコール度数は40%でお酒が好きな方には特に好まれる銘柄です。強いお酒が好きな方には八海山の「宜有千萬」が贈り物にもおすすめです。
 

縁起物で手土産や贈り物に人気「八海山 よろしく千萬あるべし」

たくさんの人に幸あれという願いから造られた、新潟の八海山が手掛ける銘柄となります。原料は米、黄麹、清酒粕を利用しており三段仕込みでじっくりと時間をかけて造られた1杯は、料理を選ばず食中酒としても人気です。清酒大吟醸を造る工程で出る清酒粕を利用しているので、上品なとろみとほのかな甘みはストレートかロックでお楽しみください。

米焼酎の人気ランキング2位・1位

華やかな香りと柔らかな味わいの「吟醸 鶏飼」

人気のランキング2位は、モンドセレクション国際食品コンクールにて金賞を受賞している銘柄になります。白いボトルにソフトなタッチで描かれた小鳥が特徴的な吟醸鳥飼になります。製造元は熊本県の人吉市にある鳥飼酒造になり、森林に囲まれた酒蔵は400年の歴史を持つ老舗の酒造メーカーとなります。酒蔵独自の吟醸麹と黄麹を利用した鳥飼は、吟醸麹と吟醸酵母による香りが特徴的です。

利用されている米は清酒に利用される山田錦になり、清酒さながらの味わいの中にスペシャルな酵母で仕込んでいるので、甘味と芳醇さが醸し出されています。アルコール度数は25度になりますが、さっぱりとしたフルーツのような香りはロックや水割りでの飲み方がおすすめです。球磨焼酎の中でも一度は飲んでほしい銘柄です。
 

八海山を彷彿させる上品な口当たり「大石酒造場 大石」

おすすめの米焼酎ランキング1位は、熊本の球磨郡になり大石酒造場の大石になります。素材に拘り抜き伝統の味の中に、先進性を導入したこだわりの1杯は、多摩川の清流と豊潤な球磨の大地がはぐくむ味です。味の決め手となる材料は、安全で安心な味を提供するために、米はすべて自家栽培で高品質なものを利用しています。またこだわりの材料ともに注目は利用している樽です。

酒樽にこだわり洋酒に利用される、シェリー樽を利用し減圧蒸留でゆっくりと時間をかけ熟成させています。熟成期間は樽ごとにわけて各数年ずつ熟成させてブレンドしていているため、琥珀色でウイスキーのような味わいを楽しめます。利用されている米はヒノヒカリと吟のさとを独自比率で配合しています、今までにない唯一無二の銘柄は洋酒が好きな方にもおすすめの一本となります。

米焼酎の飲み方や選び方

味わいが引き立つお湯割り

米焼酎の発祥の熊本や芋焼酎で有名な鹿児島では、夏の暑い日でも米焼酎はお湯割りのほうが好きという方もいるぐらい人気の飲み方と言えます。お湯割りで米焼酎を飲むと、お湯で米の風味が増加するためより米焼酎が持つ味わいを堪能できます。お湯と米焼酎の割合は好みですが、5割から6割お湯で残りの半分を米焼酎を入れるのが一般的なお湯割りの飲み方と言えます。

直燗や燗やロックもおすすめ

米焼酎の飲み方で通好みの飲み方は、ジョカなどで燗を付けた飲み方も焼酎が人気の南九州などでは定番の飲み方です。ジョカに米焼酎を入れた後に、通常は火鉢などの上で数分間乗せて温めておちょこで飲むスタイルの飲み方は、なんとも言えない風流さを感じさせてくれます。またジョカがなくても直燗で温めて飲む方法も、米焼酎の特徴をそのまま味わえてるので人気の飲み方と言えます。

その他に焼酎と言えばやはり、大き目の氷をグラスに入れて米焼酎を7分まで注いで飲むオンザロックの飲み方も定番です。氷が溶けるにしたがって、米焼酎の味が少し変化があるので、じっくり焼酎の飲みたい方にはおすすめです。その他の飲み方は、水割りやウーロン茶割で米焼酎をわった飲み方なども人気の飲み方です。

米に合う食材をつまみに

清酒と同様に米が原料な米焼酎は、日本酒にあうおつまみであれば、ほとんどが美味しくお酒を飲みながら楽しめます。具体的に言うといわゆる和食とされるお刺身、天ぷら、煮っころがし、冷ややっこ、酢の物や和え物、ふきのうとう、タケノコの煮つけなどになります。さっぱりとした米焼酎が繊細な味わいを持つ和食の味を邪魔せずに美味しく飲める組み合わせとなります。

その他に米に合う食材ということであれば、お味噌やしょうゆ、出汁などを使ったおつまみ類は相性抜群と言えます。クセのある芋焼酎や麦焼酎、そば焼酎などに比べると料理の味を損なわずに美味しい料理を満喫できるので、焼酎初心者の方にもおすすめです。

産地で選ぶ

人気の米焼酎の選び方で外せないのが、産地での選び方です。米焼酎の発祥は熊本の球磨焼酎となり地元の天然水を利用しています。江戸時代から製造されている球磨焼酎は米ならでは風味や味わいを日本酒に近い感じで堪能することが可能です。とくに「球磨焼酎しろ」「球磨焼酎 かなた」などは非常に人気のおすすめの米焼酎となります。

麹の種類で選ぶ

米焼酎は米と麹と水で作られる焼酎となりますので、米焼酎の選び方の一つの選択として利用されている麹で選ぶのもおすすめです。麹というのは米を糖質に変化させるために使う麹菌になるのですが、一般的に焼酎に利用される麹菌は3タイプです。一つ目は日本酒の発酵に利用される黄麹となります。寒さに強いく気温が低くても活発に動くで東北地方などの酒蔵では多く利用されています。

米のでんぷんを分解する効果が高く、黄麹を利用した米焼酎は味に透明度が高くなります。雑味が少ない米焼酎が好きな方はこの麹を利用した焼酎の選び方がお勧めです。麹の選び方の二つ目は一般的に米焼酎に利用されている、白麹となります。この麹は温暖な環境の方が適応力が高いため、焼酎のメッカである九州などでよく利用されています。
 

米のでんぷんの分解力はやや黄麹と比較すると落ちますが、雑菌の繁殖を抑制する働きがあるた、もろみの栄養価をそこなわず味わい深い米焼酎が出来上がります。三つ目の麹は黒麹です。黒麹を利用した米焼酎は、白麹と近い味わいがあり南九州から沖縄にかけて利用される麹となります。白麹で作ったものにくらべるとコクがあります。
 

蒸留方式で選ぶ

米焼酎の選び方として蒸留方式で選択する選び方もおすすめです。実は焼酎は「常圧蒸留」と「減圧蒸留」の2つの蒸留のやり方があり、焼酎完成後の味わいなどが変わってきます。常圧蒸留は球磨焼酎などをはじめ米焼酎の一般的な作り方で、蒸留する家庭でもろみをいったん沸騰させ、通常気圧下で蒸留を行う方式です。

この常圧蒸留を使った米焼酎は、やや雑味やクセがでてきますが、米の味の輪郭がはっきりしています。またもう一つの減圧蒸留は、上記の方法よりも低温度で蒸留する方法で、ゆっくりと時間をかけて蒸留するためクセや雑味が少なく、常圧蒸留に比べると非常に飲みやすいのが特徴と言えます。味に特徴がある常圧蒸留かよりさっぱりした減圧蒸留かで選んでみるもおすすめです。

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米焼酎と日本酒の違いとは?

米を削る度合い

よく似た清酒と米焼酎ですが原料である米をどちらも削ります。日本酒であればラベルに精米歩合50%だとか、60%などと記載がり数値が小さいほうがより雑味がなく美味しい清酒となります。では米焼酎の米の削る度合いですが、おおよそ85%から95%といわれ清酒と違い表面だけを削ります。清酒では雑味なる米のたんぱく質や脂質も米焼酎では蒸留するため旨味や特徴とあんります。

米焼酎の中にも日本酒と同じように、米を磨き上げて吟醸酒のような透明度が高い米焼酎もありますので、飲み比べてみるのもよいでしょう。また清酒に利用されるお米は山田錦などが有名ですが、米焼酎の米は食用のコシヒカリや外米である、インディカ米やタイ米などが利用されています。そのため焼酎の銘柄によっては味や風味がことなります。
 

製造工程

同じ米を利用する米焼酎と清酒はいったい何が違うのかというと、製造方法に大きな違いがあります。米焼酎は蒸留酒で、日本酒は醸造酒となります。清酒とは材料であるお米を発行させて作るものですが、米焼酎は清酒の醸造より一手間増えそこから更に蒸留させてつくる蒸留酒の部類に入ります。蒸留酒とはいったん蒸発させた気化状態から冷やして液体に戻したお酒です。

米焼酎を飲み比べて自分好みを見つけよう!

米焼酎の人気ランキングや、おすすめの飲み方や米焼酎の選び方、日本酒と米焼酎の違いなどについて、解説させて頂きましたが如何だったでしょうか?焼酎の中でも一番飲みやすい米焼酎は、日本酒が好きな方にはとりわけおすすめの焼酎になり、水割りやロック、熱燗やジョカでの飲み方なども楽しめますので、お気に入りの米焼酎を見つける参考にして見てください。
 

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