キムチの保存は冷凍も可能?保存期間や賞味期限を常温・冷蔵別で紹介!

キムチをどのように保存していますか?料理の材料やお酒のおつまみにもなるキムチですが、実は冷凍保存することができます。今回の記事ではスーパーなどでお徳用のキムチを買って余った場合に、保存する際の冷凍保存の保存方法や保存期間について紹介していきます。また、冷凍保存だけではなく、冷蔵庫保存する場合や常温保存の場合の保存期間や賞味期限の目安も紹介していきます。さらに、キムチが腐る時の状況や匂いを他の食材に移さないための容器や保存場所も紹介しているので、キムチを保存する際の参考にしてください。

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目次

  1. 1キムチは冷凍と冷蔵どちらの保存がおすすめ?
  2. 2キムチは冷凍保存できる?
  3. 3キムチは冷蔵保存がおすすめ!
  4. 4キムチが腐るとどうなる?
  5. 5キムチの冷凍保存を知って毎日に役立てよう!

キムチは冷凍と冷蔵どちらの保存がおすすめ?

キムチとは?

最初にキムチという食材について紹介していきます。スーパーなどでも見かけることが多いキムチですが、原材料や作り方を皆さん知っていますか?キムチとは、白菜などの野菜と塩、唐辛子、魚介塩辛、ニンニクなどを主に使用した漬物のことを指します。元々は厳寒期に備えた保存食として朝鮮半島で親しまれていた食材です。

本場韓国の保存場所や賞味期限とは?

スーパーなどで購入したキムチを一度で食べきろうとしても中々難しいです。そこで重要になるのが、キムチを保存する場所やキムチの賞味期限になります。まずは、キムチの保存場所について見ていきましょう。キムチを購入して常温で保存している家庭は少なく、冷蔵庫で保存している場合がほとんどだと思います。キムチは空気が天敵といわれており、長時間空気に触れることで腐る原因となっていしまいます。

キムチが一番空気に触れる場所は、容器から取り出して食卓の上に並ぶ時です。そのため、食卓の上にキムチを並べる際は、容器ごと置くのではなく食べる分だけ取り出して並べることで、キムチを空気に触れる時間を減らすことができます。保存する場所に最初から食べる分だけ容器ごとに分けて保存しておくのもおすすめです。

続いてはキムチの賞味期限について見てみましょう。賞味期限は商品や使っている材料によって異なりますが、一般的なキムチの場合の目安は、未開封の賞味期限は約1か月、開封済みのキムチの賞味期限は約2週間となっています。賞味期限とは味の変質がなく、美味しく食べられる期間のことを指しているので、賞味期限を過ぎたからといってキムチが腐るわけではありません。

キムチの栄養素

次はキムチの栄養素について紹介していきます。キムチには多くの栄養素が含まれています。キムチの味の最大の特徴でもある、辛味成分のカプサイシンには胃腸の粘膜を刺激して消化液を分泌させる働きがあり、ビタミンも豊富です。また、キムチに使われている魚介類にはアミノ酸も多く含まれています。

さらに、キムチには整腸作用の働きを持つ乳酸菌も含まれているため、乳製品が苦手な人にもおすすめの食材です。発酵食品でもあるキムチには酵素も多く含まれています。酵素は人間の生命活動に必要不可欠の栄養になっているので、キムチを食べてたくさんの栄養素を摂取しましょう。

空気に触れると進行する発酵

キムチは空気に触れることで発酵の速度が速くなり、酸化する原因となります。そのため、キムチはなるべく空気に触れないようにしましょう。キムチを開封後の保存方法はなるべく密閉容器に移して保存しておくことで空気に触れる機会を減らすことができます。

常温保存はできる?

多くの家庭は、キムチを購入した時は冷蔵庫などで保存していますが、キムチは常温保存しておくことはできるのでしょうか?結論からいうと、キムチは常温保存には向いていません。常温で保存している場合は冷蔵庫や冷凍庫で保存する時よりも発酵が進みやすくなってしまいます。キムチのパッケージにも要冷蔵と書かれている場合が多いので、買ったらすぐに冷蔵庫に入れることをおすすめします。

賞味期限と消費期限

キムチに表記されている賞味期限と消費期限の違いとはなんでしょうか?賞味期限とは味の美味しさが保たれる期間のことを指しており、多少期限を過ぎても食べることができます。一方消費期限は示されている表記の日付まで安全に食べられる期間のことを指しています。そのため、消費期限が過ぎている食材はなるべく食べないようにしましょう。

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キムチは冷凍保存できる?

食感や風味が落ちる

キムチは常温で保存するよりも冷蔵で保存した方が日持ちがいいことが分かりましたが、冷凍保存をすることはできるのでしょうか?続いてはキムチの冷凍保存について紹介していきます。結論からいうとキムチは冷凍保存することができます。ただし、キムチを冷凍保存した場合は水分の多い白菜などの野菜はシャキシャキした食感や風味が失われてしまうので注意しましょう。

キムチの冷凍保存の方法

次はキムチを冷凍する際の保存方法について紹介していきます。韓国などに行った際に大量に購入してしまったキムチやお土産でキムチを貰った場合などに使いきれずに腐る前に、冷凍保存をする際のポイントを抑えておきましょう。キムチを冷凍保存する場合は、使いやすい量に小分けしておくことをおすすめします。ラップなどで密閉して金属製のバットに並べて一度冷凍します。

その後の保存方法は、フリーザーパックなどに入れて再度冷凍庫に入れて保存しましょう。この時のポイントはキムチが空気に触れないようにしっかりとラップなどで密閉することです。

冷凍保存の保存期間

キムチを冷凍した際の保存期間は、約1か月ほど保存することが可能です。ただし、保存期間の目安は1か月ですが、時間が経つにつれてキムチの美味しさもだんだんと、なくなってしまうので冷凍で保存した場合もなるべく早めに食べるようにしましょう。

冷凍キムチの使い方

最後に冷凍したキムチの使い方について紹介していきます。冷凍したキムチは自然解凍をすることで、キムチの白菜などから水分が出てしまうため、おすすめしません。冷凍保存されたキムチを使う場合は、凍ったまま調理に使用するようにしましょう。

キムチは冷蔵保存がおすすめ!

チルド室で10℃以下保存

キムチの保存方法や保存場所、保存期間の目安について紹介してきましたが、どの保存方法が一番適しているのでしょうか?購入したキムチは常温ではなく、低温で保存することをおすすめします。そのため、キムチを保存するために適した保存場所は、冷蔵庫になります。上記でも紹介したようにキムチは冷凍保存することもできますが、食感や風味が落ちてしまうため、キムチをそのまま食べたい場合は冷蔵保存するようにしましょう。

開封後の匂い移り防止方法

キムチを開封後に保存する際に気になるのは、他の食材に匂いが移ってしまうことです。そこで次はキムチの匂い移りを防止する方法を紹介していきます。キムチを冷蔵庫で保存する場合は、ジップロックや密閉容器などに入れて保存しておくことで匂い移りの防止をすることが可能です。また、キムチにはキムチ専用の容器も販売されています。

キムチ専用の容器は金属製のもので密閉度も高い容器となっているため、専用容器にキムチを入れておくことで匂い移りを防ぐだけでなく、空気に触れないようにして酸化を防ぐこともできます。

冷蔵保存の賞味期限と消費期限

最後にキムチを冷蔵庫で保存した場合の賞味期限と消費期限について紹介していきます。冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は、未開封の状態の場合約1か月、開封後の状態だと約2週間程度となります。キムチは発酵食品のため、消費期限は記されていない場合が多いです。キムチが食べられなくなるサインは匂いや見た目に現れるので、賞味期限を大きく過ぎた場合は食べる前にしっかりと確認しましょう。

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キムチが腐るとどうなる?

カビが生える

最後にキムチが腐るとどうなるのかについて紹介していきます。消費期限がないキムチは腐る状態を把握しておくことで食べられなくなる目安にもなるので、しっかり覚えておきましょう。もっともキムチが腐るとわかりやすく現れるものはカビです。カビが生えたキムチは食べることができないので、カビを見つけたら食べないようにしましょう。

アルコール臭がする

腐ったキムチを見分ける目安の2つ目は、アルコール臭です。キムチにアルコール臭が感じられる場合は腐っている可能性が高いので、食べるのを避けるようにしましょう。

白いぬめりが出る

腐ったキムチを見分ける目安の3つ目は、白いぬめりのようなものが現れることです。元々匂いや味が独特なキムチは匂いや味で腐っているのか見分けるのが難しいため、見た目に現れるものを目安に見分けるようにしましょう。

酸っぱすぎる

腐ったキムチを見分ける目安の4つ目は、異常に酸っぱい味がすることです。匂いや味で見分けるのが難しいが、食べた際に異常に酸っぱいと感じたり、いつもと違う味を感じた場合は腐っている可能性があるので注意しましょう。

キムチの冷凍保存を知って毎日に役立てよう!

キムチの保存期間や保存方法、腐る時の見分け方などを紹介してきましたが、どうだったでしょうか?キムチは冷凍保存もできる食材となっていますが、冷凍保存することで食感や風味が落ちてしまうため、なるべく早めに食べるようにしましょう。また、冷凍したキムチは解凍せず、すぐに調理に使うことができるのでキムチを調理に使いたい場合は、小分けして冷凍保存してすぐに使えるようにしましょう。

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