2019年01月23日公開
2024年08月29日更新
アイラウイスキーのおすすめ銘柄12選!味の特徴や選び方・飲み方も!
アイラウイスキーは、アイラ島で醸造されており、強い個性で人気となっているウイスキーの一種です。今回の記事では、アイラウイスキーの種類や味をはじめとして特徴や、選び方などについて詳しく紹介していきます。おすすめの銘柄や選び方、そして飲み方などについても紹介していきますので、アイラウイスキーを飲んだことが無いという方も気になっているという方も、是非今回の記事をチェックしてみてください。
目次
アイラウイスキーはどんなお酒?
皆さんは、アイラウイスキーというお酒を知っていますか?アイラウイスキーというウイスキーは独特の香りや味わいを楽しむことが出来るウイスキーとなっており、日本人でも人気となっているウイスキーなのだそうです。今回の記事では、そんなアイラウイスキーの特徴やおすすめの飲み方、種類や銘柄などについて紹介していきます。選び方についても紹介していきますので、購入する際の参考にしてみてください。
アイラウイスキーはアイラ島で製造
アイラウイスキーという名前は、製造されている島の名前から名づけられています。アイラ島は淡路島ほどというそれほど大きくない大きさの島なのですが、ウイスキーの蒸留所がいくつもあります。美味しいウイスキーを作るには気候や、水など様々な要因が重要となってくるのですが、それらがウイスキーにかなり向いているというのが、このアイラ島となっています。
アイラ島のウイスキーはピートの香りが個性的
アイラ島のウイスキーは、ピートの香りがとても特徴的なウイスキーとなっています。ピートというのは水生の植物が炭のようになった状態のものなのですが、ピートそのものはあまり匂いがしないにも関わらず、燻してウイスキーにつけることで独特な香りを楽しむことが出来るようになります。初めて飲む人の感想は「正露丸のようだ」といった物もあるのですが、その香りがだんだん癖になっていく人も多いようです。
アイラウイスキーの主な種類
それでは、続いてアイラウイスキーにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。アイラ島には全部で8つの蒸留所があり、それぞれに違った特徴を楽しむことが出来ます。まず、「ボウモア」という種類です。バランスが良く、最初にアイラ島のウイスキーを飲むという方にもおすすめしたい種類となっています。
続いてのアイラ島のウイスキーの酒類は、「ラフロイグ」です。煙たいような香りが特徴のアイラウイスキーですが、その中でも特にクセが強く、煙たい香りを強く感じるウイスキーとなっているようです。3つ目のアイラ島ウイスキーの種類の種類は、「カリラ」です。こちらは、スモーキーなアイラウイスキーの中でもさっぱりとしたウイスキーとなっています。
4つ目に紹介するアイラ島ウイスキーの種類は、「ブナハーブン」です。このアイラウイスキーは珍しく、スモーキー感が少し軽めになっているものとなっています。その分旨味をしっかりと感じることが出来るウイスキーとなっています。5つ目は「アードベッグ」です。かなり独特な味わいとなっており、「アードベギャン」と呼ばれる熱狂的ファンの方もいるほどだそうです。飲むとすぐにアードベッグと分かるほど独特な味だそうです。
続いて紹介する、アイラ島のウイスキーの種類は「ラガブーリン」です。こちらのラガブーリンもスモーキーな香りを感じることが出来るウイスキーになっているのですが、刺激はあまり強くないタイプです。続いてのアイラ島のウイスキーの種類は、「ブルイックラディ」です。こちらのアイラウイスキーはドライな飲み口となっており、ワイン好きな方にもおすすめです。
続いて紹介するアイラ島のウイスキーの種類は、「キルホーマン」です。こちらのキルホーマンは、スモーキーなアイラウイスキーの中でも特にスモーキーで驚くような味わいになっているそうです。以上の8種類が、アイラ島で蒸留されるウイスキーの種類になります。9種類目のアイラウイスキーも作られているという話もありますので、興味のある方はこちらもチェックしてみて下さい。
アイラウイスキーのおすすめ銘柄12選をチェック!
それでは、続いてはアイラウイスキーのおすすめ銘柄を12選紹介していきます。アイラウイスキーはスモーキーな香りやヨード臭などが特徴のウイスキーなのですが、中にはスモーキーな香りが少し軽めで、初心者の方にもおすすめの種類もありますので是非チェックしてみてください。初めてアイラウイスキーを購入するという方はどの銘柄を購入すればよいか迷う事もあるかと思いますので、是非チェックしてみてください。
ビターメインのアイラウイスキー「ラフロイグ セレクトカスク」
まず最初に紹介するアイラウイスキーのおすすめ銘柄は、「ラフロイグ セレクトカスク」です。こちらのアイラウイスキーは、特にスモーキーな香りを楽しむことが出来るというラフロイグから発売されています。こちらも強烈なピート臭を楽しむことが出来るのですが、奥からシェリー樽原酒の華やかな香りを楽しむことが出来るウイスキーとなっています。ビターさがメインとなっていますが、奥からサワー感も感じることが出来ます。
個性的な味わいで人気の銘柄「カリラ 12年」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「カリラ 12年」です。こちらのカリラ 12年は、比較的軽めの味わいとなっておりドライな飲み口を楽しむことが出来ます。フレッシュな飲み口のアイラウイスキーを探しているという方にもおすすめです。特徴的であるスモーキーな香りもしっかりと感じることが出来、ハイボールやストレートなど、どの飲み方でも美味しく楽しむことが出来る銘柄になっています。
ホワイトホースのキーモルト「ラガヴーリン 16年」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「ラガヴーリン 16年」です。こちらのアイラウイスキーは特徴のスモーキーさをしっかりと感じることが出来つつも、わずかに干しブドウのような香りを楽しむことが出来るという味わいとなっています。飲みごたえもあり、フルーティーで繊細な味わいを楽しむことが出来ます。水を加えても、特徴のスモーキーさをしっかりと感じることが出来る銘柄になっています。
特徴的なボトルも人気「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」
続いて紹介する、おすすめのアイラウイスキーの銘柄は「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」です。こちらのウイスキーは、アイラウイスキーの特徴でもあるスモーキーさは軽めの味わいとなっており、まるで青りんごのようなフルーティでさわやかな味わいを楽しむことが出来るウイスキーとなっています。酸味も適度にあって飲みやすいタイプとなっていますので、アイラウイスキー初心者の方にもおすすめです。
こだわりの限定品「ナハーブン キャビノック」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「ナハーブン キャビノック」です。こちらのキャビノックは、バーボン樽で10年以上じっくりと熟成させているという限定品になります。「キャビノック」というのはゲール語で煙霧という意味があるのだそうで、しっかりと感じることが出来るスモーキーさを現した名前となっています。値段は10000円弱と、お高めの高級ウイスキーになっています。
ボウモアのスタンダード品「ボウモア 12年」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「ボウモア 12年」です。こちらのボウモアのアイラウイスキーは中間的な味わいのウイスキーを楽しむことが出来、初めてアイラウイスキーを購入するという方にもおすすめのウイスキーとなっているそうです。その中でも、まずおすすめしたいのがこの12年です。スモーキー臭もマイルドで、楽しみやすい銘柄となっています。
驚くほどのスモーキーさ「アードベッグ 10年」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「アードベッグ 10年」です。こちらのウイスキーは、フェノール値も高く、全モルトの中でも特に強い物となっているようです。一度口に含んでみれば、驚くようなスモーキーさを感じることが出来ます。その一方、後味は意外にもフルーティな味わいを楽しむことが出来、まるで燻製焼き林檎を食べているような味わいです。
初心者の方にもおすすめ「ブナハーブン 12年」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「ブナハーブン 12年」です。こちらのブナハーブンはアイラウイスキーの蒸留所の中では比較的新しい物となっており、ピート臭の香りが強い銘柄とは別の方向であるライトなウイスキーを目指しているそうです。フレッシュな味わいを楽しむことが出来る銘柄となっていますので、初心者の方にもおすすめのアイラウイスキーとなっています。
100%アイラ産「キルホーマン マキヤーベイ」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「キルホーマン マキヤーベイ」です。キルホーマンは製麦からボトリングまで、そのすべてを自社で行うという「100%アイラ産」というのが特徴でもある蒸留所となっています。味わいはフレッシュなものとなっており、重厚というよりはサラリとした雰囲気です。若々しいアロマを感じることもできる、爽やかさを感じる銘柄となっています。
特徴的なヨード臭「ラフロイグ 10年」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「ラフロイグ 10年」です。このアイラウイスキーは、かなり強烈なヨード臭を感じることが出来るウイスキーとなっており、好きな方にはたまらないのですが苦手な方ですと少し飲みづらいかもしれません。ただ、飲み進めていくうちにだんだん好きになったという方も多く、薫り高い銘柄となっていますので是非一度試していただきたいと思います。
2018年登場の若手ウイスキー「ボウモア No.1」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「ボウモア No.1」です。こちらのアイラウイスキーは2018年に登場したばかりのものとなっており、新しい物を試してみたいという方にもおすすめな銘柄です。海抜0メートルに位置する第一貯蔵庫などで熟成され、潮の香りやバニラの香りを感じることが出来るというウイスキーになっています。より気軽にボウモアを楽しみたい方もどうぞ。
バナナの香りの後味も楽しめる「フィンラガン オリジナルピーティ」
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめ銘柄は「フィンラガン オリジナルピーティ」です。こちらのウイスキーは、アイラウイスキーらしいスモーキーらしさを楽しむことが出来るのと同時に、オレンジのようなフルーティさも感じることが出来るようです。最後にはバナナのような香りを感じるようで、甘さを楽しみたいという方にもおすすめのウイスキーとなっています。
アイラウイスキーの味の特徴
それでは、ここでアイラウイスキーの味や特徴についてもっと詳しく見ていきましょう。強い個性が人気となっているアイラウイスキーですが、その特徴的な個性や感じることが出来る香りについて、この項目で詳しく紹介していきます。ほかのウイスキーと比べて、一体どのような個性を楽しむことが出来るのでしょうか?
アイラウイスキーは香りが特徴的
アイラウイスキーは、香りが特徴的なウイスキーとして知られています。ウイスキーも良い香りを楽しむことが出来るのですが、アイラウイスキーでは「強いヨード臭」、そして「スモーキーな香り」が特徴的です。ヨード臭というのは、正露丸の臭いを想像してもらえれば分かりやすいかと思います。スモーキーな香りも、アイラウイスキー独特の香りになっています。
海を思わせる塩気を感じる味わい
アイラ島で醸造されるアイラウイスキーは、海辺で作られていることも多いです。ですので、ウイスキーは熟成中に潮風を浴びており、海を思わせるような塩気を感じる味わいも楽しむことが出来ます。特徴的な味わいを楽しむことが出来るアイラウイスキーも、お酒が好きな方には是非一度試してほしいウイスキーになっています。
アイラウイスキーの選び方
それでは、続いてアイラウイスキーの選び方についてもチェックしていきましょう。先ほど紹介した通り、アイラ島には8つの蒸留所がありそれぞれに特徴もありますので、初めてアイラウイスキーを購入するという方ですと選び方に困ってしまう方も多いかと思います。そこで、この項目ではアイラウイスキーの選び方について紹介していきます。購入したいという方は、是非選び方をチェックしてみてください。
選び方①アイラ島で製造されたかどうかで選ぶ
まず最初に紹介するアイラウイスキーの選び方は、アイラ島で製造されたものかどうか、という点です。アイラウイスキーというと全てがアイラ島で作られたものだと思ってしまうのですが、カナダウイスキーのように法律で条件が定められているわけではありませんので、他の場所で製造した「アイラスタイル」のウイスキーというものも多く発売されているのだそうです。
ですので、「アイラウイスキー」にこだわった選び方をしたいという方には、アイラ島でせいぞされたものなのかどうかをしっかりチェックして購入するという事をおすすめします。アイラ島で製造されたアイラウイスキーは、先ほど紹介した8つの蒸留所のみになっていますので是非覚えておきましょう。
選び方②蒸留所の特徴で選ぶ
続いて紹介するアイラウイスキーの選び方は、蒸留所の特徴で選ぶという選び方です。同じアイラウイスキーでも、蒸留所によってさまざまな特徴があると紹介しましたが、北端の蒸留所か南端の蒸留所かをチェックして購入するという選び方で好みのウイスキーを見つけることが出来ます。南端にある蒸留所のアイラウイスキーなら、クセが強めのガツンとした香りを楽しむことが出来ます。
また、アイラウイスキーの特徴的なピート臭が苦手だという方なら、北端の蒸留所のものを選ぶことをおすすめします。北端にあるアイラウイスキーの蒸留所は、ブナハーブンとブルックラディの二つのみです。好みのアイラウイスキーを見つける際の、選び方の参考にしてみてください。ちなみに、ボウモアというアイラウイスキーは両方のバランスが取れた初心者の方にもおすすめのものになっています。
選び方③味や香りで選ぶ
続いて紹介するアイラウイスキーの選び方は、味や香りで選ぶという選び方です。やはりウイスキーは、飲んだ時の味や香りが重要です。飲んでみないとわからないように思える味や香りですが、実は見ただけで参考にできる数値があります。「フェノール値」という単位をチェックすれば、ピートの香りの強さがどのようなものかの参考にすることが出来ます。
出典: http://giftz.jp
フェノール値という数値が少ないと香りは軽くなるのですが、数値が大きくなると薫り高いウイスキーを楽しむことが出来ます。フルーティやスイートなどといった味わい、重さや軽さなど様々ななアイラウイスキーがありますので、選び方の参考にしてみてください。
選び方④シングルモルトかブレンデッドかで選ぶ
続いて紹介するアイラウイスキーの選び方は、シングルモルトかブレンデッドかで選ぶという選び方です。シングルモルトウイスキーはその名の通り一つの蒸留所で作られたウイスキーを混ぜたものになるのですが、ブレンデッドウイスキーというのはシングルモルトウイスキーに、グレーンウイスキーをブレンドして作られているというウイスキーの事になっています。
アイラウイスキーの味わい、個性をそのままダイレクトに楽しみたいのなら、やはりシングルモルトウイスキーがおすすめです。一方、ブレンデッドウイスキーでは複数のウイスキーを混ぜて作られていますので複雑な味わいを楽しむことが出来ます。ただ、ブレンデッドウイスキーは正確にはアイラウイスキーに分類されませんので、アイラウイスキーに絞った選び方をしている方は注意しましょう。
選び方⑤価格で選ぶ
最後に紹介するアイラウイスキーの選び方は、価格で選ぶという選び方です。ウイスキーはかなり価格帯に幅があり、リーズナブルな価格で購入できるものから、10万円以上もするというお高い物まであります。シングルモルトウイスキーにこだわらないのであれば、同じ醸造所のウイスキーでもブレンデッドウイスキーの方が比較的リーズナブルに購入することが出来ます。最初はお手軽なものから挑戦してみてはいかがでしょうか?
アイラウイスキーの飲み方
それでは、続いてアイラウイスキーの飲み方について紹介していきます。美味しいアイラウイスキーを手に入れたなら、もちろん美味しい飲み方で楽しみたいものです。こちらの見出しではアイラウイスキーの美味しい飲み方について紹介していきますので、アイラウイスキーの美味しい飲み方が気になるという方は是非チェックしてみてください。
大人なオン・ザ・ロックで酔いしれる
まず最初に紹介するアイラウイスキーのおすすめの飲み方は、「オン・ザ・ロック」です。香りを楽しむことが出来るウイスキーは、たった1滴の水が入っただけでも香りが変わるとも言われています。オン・ザ・ロックは、そんなアイラウイスキーに氷を入れて楽しむという飲み方となっており、少しづつ氷が溶け始めて水とアイラウイスキーとが混じり、変化していく味と香りとを楽しむことが出来る飲み方となっています。
ストレートで香りと味を堪能
続いて紹介する、アイラウイスキーのおすすめの飲み方は「ストレート」です。ストレートという飲み方ですとそのままウイスキー自体のおいしさを楽しむことが出来るので、美味しさ、風味をじっくりと楽しみたいという方におすすめの飲み方です。初心者の方ですと少し強く感じることもありますので、ウイスキーになれた方におすすめしたい飲み方となっています。
トワイスアップで飲みやすく香りも楽しむ
続いて紹介する、アイラウイスキーの飲み方は、「トワイスアップ」です。トワイスアップという飲み方は、ウイスキーと常温の水とを1:1の割合で割って楽しむという飲み方になっています。この飲み方は、ウイスキーの風味を引き出すには、最適な飲み方とも言われています。グラスを揺らして独特の香りを楽しむのもおすすめです。
アイラウイスキーは強い個性が魅力!
いかがでしたでしょうか?アイラウイスキーは特徴的なスモーキーな香りを楽しむことが出来るウイスキーとなっており、飲んだ人はまるで正露丸のような風味を感じることが出来る個性の強いウイスキーとなっています。最初に飲んだ時はその特徴的な個性から苦手だと感じる方もいますが、飲み進めていくうちにいつの間にか好きになっていた、という方も多いのが特徴の興味深いお酒となっています。
アイラウイスキーには8種類の醸造所があり、それぞれに違った特徴を楽しむことが出来るものとなっています。初めて飲むという方は少しスモーキーさが軽めのものからチャレンジして、是非重厚な味わいを楽しむことが出来るものも楽しんでみてください。様々な飲み方で楽しめますので、ほかのウイスキーしか飲んだことが無いという方も、一度アイラウイスキーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?