2019年03月22日公開
2024年09月09日更新
「ラフロイグ」の種類と美味しい飲み方!正露丸に似たスモーキーな味わい
ラフロイグというお酒を知っていますか?ラフロイグというお酒は、ラフロイグというお酒は、特徴的な香りからまるで正露丸のような香りだとも言われているスコッチウイスキーの種類の一つです。今回の記事では、ラフロイグというお酒のおすすめの銘柄の個性や特徴について紹介していきます。個性的な味や飲み方、種類についても紹介していきますので、是非ラフロイグというお酒の飲み方などについて知っている方も知らない方もチェックしてみて下さい。
ラフロイグの種類と飲み方が知りたい!
ラフロイグという種類のお酒を知っていますか?ラフロイグというお酒は11種類もの種類があり、それぞれに個性があるウイスキーとなっています。今回の記事では、ラフロイグというウイスキーの特徴や、おすすめ銘柄などを紹介していきます。
スモーキーな香りが特徴的な銘柄となっている、ラフロイグというお酒は一体どのような特徴を持っているのでしょうか?今回の記事では、独特な個性の味わいを楽しむことができるというラフロイグについて、詳しくチェックしていきましょう。
ラフロイグとは?
まず、ラフロイグとはどのようなウイスキーなのかについて見ていきましょう。どのような味わいを楽しむことが出来、どのような特徴、個性を持っているのかを紹介していきます。
強烈なクセを持ったウイスキー
ラフロイグは、かなり強烈なクセを持ったウイスキーとなっています。独特なクセはどうして生まれるのかというと、ラフロイグに使用されているピートが海藻などの香りが強い物となっており、水分の多い物を使用しているからなのだそうです。
仕込みの際にも「サンネーグ・バーン川」という川の水を使用しており、こちらの皮の水を使用することでま個性的な香りを楽しむことができる一因となっているようです。
ラフロイグはスコットランド生まれ
個性的な風味を楽しむことができる、ラフロイグはスコットランドで生まれたというウイスキーとなっています。スコッチウイスキーという言葉を聞いたことがある方は多いかと思いますが、スコッチウイスキーというのはこのラフロイグの様に、スコットランドで作られたウイスキーだけを呼ぶ言葉です。
スコッチウイスキーと一言で言っても各地で色々な個性を持っており、作り手によってもまた違った個性がある様ですので、熱心なファンの方も多いのだそうです。
スコッチウイスキーの聖地であるアイラ島
個性的なウイスキーを楽しめるという事で人気となっているスコッチウイスキーの中でも、こちらのラフロイグはスコッチウイスキーの聖地である、アイラ島で造られたというウイスキーになっています。
スコッチウイスキーの中でもアイラ島で作られるものはアイラウイスキーと呼ばれており、独特のスモーキーな香りが特徴的となっています。
ラフロイグはイギリス王室御用達の銘柄ウイスキー
また、ラフロイグはなんとイギリス王室御用達の銘柄ウイスキーとなっています。チャールズ皇太子にも愛されているというラフロイグには、ロイヤルワラントの証も描かれています。
ロイヤルワラントというのは、王室御用達の事で、現在のイギリス皇室ではエリザベス二世女王、エジンバラ公、そしてチャールズ皇太子だけが認めることができるというものです。
ロイヤルワラントも描かれているという、英国王室御用達の銘柄ウイスキーであるラフロイグの詳しい特徴について、次の項目からはさらに詳しくチェックしていきましょう。
ラフロイグの特徴
続いて、ラフロイグの特徴について見ていきましょう。ボトルの特徴から製造方法、個性的なその香りまで、多くのファンを持つスコッチウイスキー、ラフロイグの特徴を紹介していきます。
ボトルはシンプルな緑色
ラフロイグのボトルは、シンプルな緑色になっています。シンプルな白いラベルと相まって、シンプルながらも特徴的でおしゃれなデザインとなっています。
ラフロイグの製造方法
続いては、ラフロイグの製造方法についても見ていきましょう。フロアの床に大麦を平らに並べるのですが、この大麦はピート成分が仕込み水がたっぷりとしみ込んだものとなっています。
このピート成分がたっぷりとしみ込んだ大麦を職人の方が数時間を気に攪拌して発芽を促しているのだそうで、手作業によるこだわりの製造方法でラフロイグは作られているようです。この製造方法はとても手間がかかるのだそうで、職人の方のラフロイグに対するこだわりを感じることが出来ます。
手間をかけて発芽された大麦は、ピートを焚いて香りづけがなされます。この工程では後半に潮風を取り込んでいますので、ラフロイグの個性的な香りであるピート臭や、潮の香りを楽しむことができるのでしょう。
この工程が終わった後は、糖化、そして発酵されて小型の蒸留器によって蒸留されるのだそうです。小型の蒸留器を使用することによって、独特の風味の素になっているのだそうです。
香りが独特でまるで正露丸みたい!?
ラフロイグの個性的な香りは、まるで正露丸のような香りだと表現されることもあります。正露丸の香りを思い出してもらえると、ラフロイグの香りがどれほど個性的な香りであるかがわかるかと思います。ラフロイグをグラスに注いで香りをかいでみると、薬品のようなヨード臭が香ってきて、正露丸のようだと表現されます。
味も個性的で独特な魅力を放つ
正露丸の香りのようなかなり個性的な香りを楽しむことができるラフロイグなのですが、味もかなり個性的なものとなっているようです。
正露丸のような香りも確かに特徴的なのですが、正露丸のような香りだけではなく、その中にはフルーティーさや、コクのある甘さなどを楽しむこともできるようです。
正露丸の様な、特徴的な香りが苦手だという方には飲みづらい物となっているのですが、その美味しさから熱狂的なファンの方も多いのだそうです。
中毒のようにラフロイグにハマる人も
個性的な味わいのスコッチウイスキーであるラフロイグは、中毒の様にはまってしまう人もいるようです。正露丸とも言われるほど強いスモーキーさを感じるラフロイグですが、そのスモーキーさにハマってしまうと、他のウイスキーが飲めなくなるほどだとも言われています。
また、スモーキーさだけではなく、そのあとに感じる甘みを感じた人も、ラフロイグにハマってしまうそうです。個性的なウイスキーなだけあって、マニアの人を引き付ける強い魅力を持っているスコッチウイスキーとなっています。
ラフロイグの種類
それでは、ここからはラフロイグの種類について紹介していきます。一口にラフロイグといっても、実はラフロイグという種類は1種類だけではありません。スモーキーな香りが特徴的となっている銘柄のラフロイグにはいろいろな種類のものがありますので、いくつかの種類と特徴について見ていきましょう。
ラフロイグ10年
まず最初に紹介する、ラフロイグの種類は「ラフロイグ10年」です。ラフロイグのスタンダードな種類となっているのだそうで、初心者の方にもおすすめのものになっています。
ただ、強烈なスモーキー臭という個性を楽しむことができるラフロイグという銘柄となっていますので、アイラウイスキーをあまり飲んだことが無い方がこちらのラフロイグ10年を飲んでも、強烈なヨード臭が強すぎてあまり美味しくないのでは、という意見もあります。
そういった場合でも、さまざまなウイスキーを楽しんだ後で、またこちらのラフロイグ10年を飲んでみるとスモーキー臭だけではなく、その中にある甘さも楽しむことが出来るかと思います。
ラフロイグ18年
続いて紹介するラフロイグの種類は、ラフロイグ18年です。さきほどのラフロイグ10年と比べると、8年も熟成期間が長くなっています。
こちらの18年は、先ほどの10年と比べて、この銘柄特有のヨード臭などよりもフルーティーな香りを楽しむことが出来る種類となっているようです。濃厚なフルーティさを感じることができる香りとなっているのですが、スモーキーさや潮の香りもしっかりと楽しむことが出来るかと思います。
ラフロイグ クオーターカスク
続いて紹介するラフロイグの種類は、ラフロイグクオーターカスクという種類です。こちらのラフロイグは燻煙の量がかなり多い状況で作られるウイスキーになっているのだそうで、スモーキー臭が特徴の銘柄のラフロイグの中でも、特にスモーキー臭を楽しむことができる種類のラフロイグとなっています。
個性的な香りが特徴的となっているラフロイグですが、こちらも強烈な正露丸のような香りを楽しむことができるラフロイグの種類となっています。
ラフロイグ30年
続いては、入手しにくい種類のラフロイグを紹介していきます。こちらの「ラフロイグ30年」は、入手するのがとても難しいといわれているスコッチウイスキーの種類なのだそうです。30年熟成させないといけないという事もありますが、市場に出てもすぐに売り切れてしまうのだそうです。
すぐに売り切れてしまう上に、市場に出回っている数もかなり少ないといわれていますが、ラフロイグの味わいが好きだという方に味わってほしい種類のラフロイグとなっています。
ラフロイグ セレクトカスク
続いて紹介する、ラフロイグの種類はラフロイグセレクトカスクです。こちらのセレクトカスクは、作り方が特徴的なものとなっています。
こちらのラフロイグはシェリー樽で醸造した原酒、ヨーロピアンオークシェリーの原酒、そしてバーボン樽で醸造した原酒がブレンドされており、さらにそのあとでアメリカンオーク樽で後熟するという作り方となっているのだそうです。
この作り方によって、こちらのラフロイグではフルーティで甘い味わいを楽しむことができるラフロイグの種類になっているのだそうです。ラフロイグはピート臭やスモーキー臭が特徴となっている銘柄のウイスキーですが、フルーティな香りを楽しむことができるこちらの種類はフルーティな味わいが好きだという方にもおすすめです。
ラフロイグ1815
続いて紹介するラフロイグの種類は、「ラフロイグ1815」です。正式には、「ラフロイグ1815エディション」というのだそうで、こちらは海外の免税店向けに出荷された銘柄なのだそうです。
イギリスで開催された、お酒のクオリティを競う大会で、金賞を受賞したという銘柄になっており、確かな味品質の銘柄となっています。味は甘みのあるスパイシーな香りを楽しむことが出来、後味にはレーズンのような後味を楽しむことが出来るようです。
金賞を受賞したという高品質のこちらのラフロイグ1815は、他のラフロイグと比べると少し価格は高めになってしまうのですが、通販サイトでも購入することが出来るようです。
ラフロイグのおすすめな飲み方
それでは、ここからはラフロイグのおすすめの飲み方をチェックしていきましょう。個性的なウイスキーであるラフロイグは、どのような飲み方で楽しむのが美味しい飲み方なのでしょうか?
特徴的な香りを楽しめるラフロイグを美味しく楽しむための飲み方を紹介していきますので、これからラフロイグを試してみたいという方も是非チェックしてみて下さい。
まずはストレートで
個性的なウイスキーであるラフロイグでまずおすすめする飲み方は、ストレートで楽しんでみるのがおすすめです。アルコールの高いお酒をストレートで楽しむ際には、内臓などを強いアルコールから守るためや、一口ごとに美味しくウイスキーを楽しむことができるように、チェイサーなどを忘れずに用意して楽しむようにしてください。
ダイレクトにラフロイグの持つスモーキーさを楽しむことができる飲み方となっていますので、最初にラフロイグを楽しむという方は是非ストレートで楽しんでみて下さい。
通ならトゥワイスアップ
ラフロイグはトゥワイスアップという飲み方で楽しんでみるというのもおすすめです。トゥワイスアップという飲み方は、ウイスキーと、ウイスキーと同量の常温の水とで楽しむという飲み方となっています。
ウイスキーは加水することでまた違った美味しさを楽しむことが出来ますので、常温の水と合わせるトゥワイスアップという飲み方がおすすめです。
爽快感のあるハイボールもおすすめ
また、ラフロイグはハイボールで楽しむという飲み方もおすすめです。甘みのないソーダで割ることで、ラフロイグが持っている爽やかな面を強調させることが出来るようです。特有のピート臭も楽しむことが出来ますので、他のウイスキーでは味わえない、個性的なハイボールを楽しむことができるのだそうです。
種類と飲み方を参考にラフロイグをぜひ試してみて!
いかがでしたでしょうか?今回の記事では、スモーキーな香りが特徴的となっている、ラフロイグの種類や味わいなどを紹介していきました。その香りはまるで正露丸の様だとも言われており、かなり個性的な味わい、香りから熱狂的なファンも多いウイスキーとなっています。
ラフロイグといってもいろいろな種類があり、それぞれでまた違った特徴、美味しさを楽しむことが出来ます。スモーキーな香りが特徴的となっている銘柄のラフロイグですが、フルーティな香りを楽しむことができるなどいろいろな特徴があります。
色々な飲み方を参考にして、是非ラフロイグをいろいろな楽しみ方で楽しんでみて下さい。