もつ鍋のカロリーと糖質は?ダイエットに効果的な食べ方も紹介!
こってりとして美味しいもつ鍋は男女問わずとても人気の鍋料理です。もつ鍋専門店ではもちろん居酒屋でも定番メニューの一つで、家でももつ鍋を作る家庭も多いのではないでしょうか?とても美味しくてお酒にピッタリなもつ鍋はカロリーが低く、ついつい食べ過ぎてしまいます。そこで今回はホルモンをたっぷり使用したもつ鍋のカロリーや糖質、栄養さらに、ダイエットにおすすめのヘルシーな食べ方などを調査しましたので、もつ鍋を食べる際の参考にしてください。
目次
もつ鍋は低カロリー!食べ方を間違えないようにしよう
冬の定番料理ともいわれているもつ鍋ですが、皆さんはもつ鍋についてどのくらい知っていますか?もつ鍋はホルモンの一種で低カロリーで栄養豊富、ダイエットに最適ともいわれています。糖質も少なく美容にも良いことから多くの女性に人気のある鍋の一つとなっています。しかし、低カロリーでヘルシーと言われても食べ方を間違えてしまうとダイエットにならず、逆に太ってしまうこともあります。
そこで、今回はもつ鍋について調査しました。もつ鍋に最適なホルモンの種類から、もつ鍋をダイエット中に食べる時の効果的な方法、さらに注意点なども紹介していきますので、もつ鍋を食べる際の参考にしてください。
もつ鍋のカロリーと糖質
もつ鍋はカロリーが低いヘルシーな鍋料理?
ホルモンを使用しているもつ鍋は他の鍋と比べてこってりしているため、カロリーが高いイメージがあるのではないのでしょうか?もつ鍋の1人前で約388キロカロリーと言われています。キムチ鍋は570キロカロリー、ちゃんこ鍋は535キロカロリー、しゃぶしゃぶは682キロカロリーとなっていて、他の鍋と比べるともつ鍋はヘルシーな鍋料理となります。
本来の一食分のカロリーは650キロカロリーとなっているので、食事一食分のカロリーを考えるともつ鍋はカロリーが低くヘルシーな鍋料理となっています。もつ鍋を夕食に1人前食べる、といった方法であればカロリーが低くヘルシーな鍋料理ということになり、野菜も含まれているのでダイエット中でも、ちゃんと栄養を摂ることができ、カロリーを抑えているので、気にせずにもつ鍋を楽しむことができます。
ホルモンの種類別カロリー一覧
続いてはもつ鍋に使われるホルモンのカロリーについて紹介します。ホルモンは主に内蔵全般の事を言います。小腸やハラミ、レバーやタン、ミノなど様々な種類があります。その中でももつ鍋に使われることが多い部位は小腸と大腸になります。牛の小腸は287キロカロリー、大腸は162キロカロリーです。豚の小腸は171キロカロリー、大腸は179キロカロリーとなっています。(全て100gあたり)
ホルモン以外の部位になると牛バラは517キロカロリー、豚バラ386キロカロリー、豚ロース263キロカロリーとなります。他の部位に比べるとホルモンはとてもカロリーが低くヘルシーなので、ダイエット向きの食材となっています。また、もつに含まれている栄養分は鉄や亜鉛など現代人が不足しがちなミネラル分や代謝の働きを助けたり、肌をキレイにするビタミンなどが入っています。
特に牛もつには豚もつよりもミネラルやビタミンが多く含まれているので、疲れている時やスタミナが欲しい時には牛もつを選ぶと良いでしょう。一方豚もつには不緩和脂肪酸が多く含まれています。不緩和脂肪酸は血中の中性脂肪を減らす、善玉コレステロールを増やすなどダイエットには嬉しい効果がたくさんあります。自分の体に合わせてもつを選んで楽しんでみてはどうでしょうか?
もつ鍋の糖質は?
続いてはもつ鍋の糖質について見ていきましょう。上記で紹介した通りもつ鍋はカロリーが低く、ダイエット向きの料理となっています。いくらカロリーが低くダイエット向きとはいえ、糖質はどうなのでしょうか?他の鍋と比較してみましょう。今回はもつ鍋、しゃぶしゃぶ、キムチ鍋について調査しました。
もつ鍋1人前の糖質は約15~16gとなっており、しゃぶしゃぶの糖質は10~20g、キムチ鍋は14gとなっています。糖質だけ見るともつ鍋は他の鍋よりも高めですが、しゃぶしゃぶやキムチ鍋はカロリーが高いのであまりおすすめしません。カロリーと糖質の両方を見比べてみると、もつ鍋は他の鍋よりもバランスの良い鍋となります。
ダイエット中に効果的なもつ鍋の食べ方
野菜をメインに食べてカロリーを抑える
もつ鍋は他の鍋よりもカロリーが低くダイエット向きの料理ということが分かりました。ダイエット中は食べられる料理や食材が少なくストレスをためて体が疲れやすく、肌あれが多くなってしまうことも多いです。しかしもつ鍋はカロリーが低く、ホルモンに含まれるコラーゲンやビタミンがたっぷり入っていて美容と健康に最適です。
疲れているとついつい食べ過ぎてしまうもつ鍋は、野菜を多く入れて食べると食べ過ぎてもカロリーを抑えることができます。もつ鍋にはニラやキャベツ、もやしなど低カロリーな野菜がたっぷり入っています。これらの野菜をさらに多く入れて野菜をメインにするとカロリーを抑えることができ、食物繊維をもたっぷりとることができ、疲労回復効果があり栄養満点なのでおすすめです。
ホルモンをよく噛んで満腹中枢を刺激する
カロリーが低く美容に対するメリットが多いもつ鍋ですが、食べすぎるとカロリーオーバーしてしまいます。そのため、適量で美味しく食べるためにはよく噛むことが大切です。もつ鍋だけではなくすべての料理に対して言えることですが、よく噛んで食べると満腹中枢が刺激されて少量でもお腹がいっぱいになり満足感を得ることができます。
もつ鍋は栄養があり、美味しいのでついつい箸が止まらなくなってしまうことが多く食べ過ぎてしまいますが、美味しいからこそじっくり噛んで食べて見てはどうでしょうか?じっくり噛んで食べることでもつ鍋本来の美味しさを味わえるだけではなく、食べ過ぎ防止になります。
もつ鍋をダイエット中に食べるときの注意点
しめの炭水化物は厳禁
もつ鍋は野菜を多く食べてじっくり噛んで食べると楽しくダイエットできます。さらにもつ鍋にはしめの食べ方がたくさんあります。ご飯、うどん、ラーメン、ちゃんぽんなど様々な麺類やご飯ものと、うま味たっぷりのスープが絡んで、とても美味しくついつい食べたくなっていしまいます。しかし、このしめを食べるとカロリーや糖質が大幅にアップしてしまいます。
もちろん、ダイエット中のご褒美として食べるのであれば、とことん楽しんでください。しかし、カロリーを気にして食べるのであればご飯類や麺のしめは食べない方が良いでしょう。
ニンニクやニラには食欲増進効果があるので注意
もつ鍋にはにんにくやニラなどの香辛料がたくさん入っています。このにんにくやニラにはアリシンという成分が多く含まれているため、食欲増進効果があります。そのため、食べ過ぎてしまいダイエットを頑張っていてたのに、と落ち込んでしまう結果になってしまいます。そんな結果にならないためにも、もつ鍋にはニラやにんにくなどをあまり入れずに楽しく食べましょう。
アルコールは控えよう
もつ鍋に含まれているもつは栄養豊富ですが、プリン体が多いという側面を持っています。さらに、たっぷりのスープを吸ったもつとビールは相性抜群で何杯でもビールを飲みたくなってしまいます。しかし、ビールに含まれているプリン体ともつに含まれているプリン体は過剰摂取すると痛風の原因となりますので、健康を考えるのであればビールは最初の一杯でやめておくことが良いでしょう。
どうしてもお酒と一緒にもつ鍋を楽しみたい場合はレモンサワーに切り替えて楽しむことをおすすめします。レモンに含まれるクエン酸は亜鉛の吸収を助けてくれるので、もつ鍋と一緒に楽しむのに良い組み合わせとなります。その他にもクエン酸豊富な梅を使った梅干しサワーや水割りの梅干し入りもおすすめなので、こちらも試してみてはどうでしょうか?
アルコールには食欲増進の効果があるので、お酒を飲むときは炭水化物をとらない、といった方法で楽しむだけでカロリーを抑えることができます。
もつ鍋はカロリーが低いヘルシーな鍋料理!
もつ鍋の糖質やカロリー、栄養や食べ方について紹介してきましたがどうだったでしょうか?もつ鍋に含まれるもつは他の鍋と比べるとカロリーが低く、低糖質でお肌や体に良いことが分かりました。ダイエットにも良いとされているもつ鍋は食べ方のコツを知っておけばダイエットの強い味方になってくれます。今回紹介した内容を参考にしてダイエットししながら美味しいもつ鍋を楽しんでみてはどうでしょうか?