ブロッコリーの保存方法と保存期間は?ゆでたのや生のままなど解説!

ブロッコリーは野菜の王様とも呼ばれ緑黄色野菜の代表格として色々な料理に使いますが、その保存方法に困ったという経験のある人もいるのではないでしょうか?ブロッコリーというのはサラダ類からパスタなどメイン料理の具材としても活用できるのが魅力的ですが、その保存方法や保存期間を知っておけば、よりフレキシブルに活用できそうです。今回はそんなブロッコリーの保存に関して、ゆでと生のままの違いなども含めて詳しくみていきます。

ブロッコリーの保存方法と保存期間は?ゆでたのや生のままなど解説!のイメージ

目次

  1. 1ブロッコリーの正しい保存方法は?
  2. 2美味しいブロッコリーの選び方
  3. 3生のままのブロッコリーの保存方法
  4. 4ゆでたブロッコリーの保存方法
  5. 5ブロッコリーの茹で方
  6. 6ブロッコリーの解凍方法
  7. 7ブロッコリーを使った簡単レシピおすすめ
  8. 8ブロッコリーの保存方法を学んで料理に活用しよう!

ブロッコリーの正しい保存方法は?

ブロッコリーというのは野菜の中でも特に汎用性が高いもののひとつであり、世界中で愛されている食材のひとつでもあります。色々な味によく合う上に食卓に彩りも加えてくれますし、ビタミン不足解消などにも役立つ側面があります。そんなブロッコリーをうまく料理に活用するためには、ぜひとも正しい保存方法を知っておきたいものです。

今回は、そんな気になるブロッコリーの保存について詳しくみていきます。ブロッコリーの保存方法というのはゆでた場合と生のままでは異なりますが、その違いや具体的な方法はどうなっているでしょうか?栄養満点でジャンル問わずに使えるブロッコリーだからこそ、ぜひとも正しい保存方法を知って毎日の料理に役立てていきましょう。

美味しいブロッコリーの選び方

ブロッコリーの保存にこだわるということはブロッコリーの新鮮さ・美味しさを保つということですが、美味しいブロッコリーを食べるためにはそもそも状態のよいブロッコリーを選ぶということが重要となります。そしてそのためにはブロッコリーの目利きについても把握しておきたいものですが、どんな観点でブロッコリーを選べばよいでしょうか?

つぼみが開いてないものを選ぶ

ブロッコリーは保存方法にこだわり美味しく調理したいですが、それと同じくらいどのような状態のものを選ぶかということも非常に重要となります。美味しいブロッコリーを楽しむためにはやはりまずつぼみが開いていない状態のものを選ぶことが第一条件となります。つぼみというのは、ブロッコリーの美味しさの大半を占める部分となります。

そしてブロッコリーのつぼみというのは時間の経過とともに茶色く変色してばらけてくるものです。そのような状態になるとブロッコリーのフレッシュさを楽しめなくなるものですが、最初からそのような状態のブロッコリーであればいくら保存方法にこだわっても美味しさを保つのが難しくなり、ブロッコリーらしさを楽しみづらくなります。

ブロッコリーをスーパーや八百屋などで選ぶ際にはまずつぼみの状態を何よりも先にチェックするようにしてみてはいかがでしょうか?ブロッコリーというのはつぼみによって美味しさが決まると言っても過言ではありませんが、保存方法に関わらずはじめからつぼみの色や密集具合に問題があると、なかなかその美味しさを引き出すことができません。

ブロッコリーはつぼみの部分よりも茎の部分が好きだという人もいるかもしれませんが、ブロッコリーを全体を楽しむためにはつぼみの部分への目利きを欠かすことはできません。これまでブロッコリーを選ぶときには大きさなどだけで選んでいたという人も、ぜひ一度ブロッコリーのつぼみの部分の閉じ具合・密集具合をチェックしてください。

なるべく大きいものを選ぶ

ブロッコリーはぜひともつぼみがしっかり閉じて密集しているものを選び、それを正しい保存方法で扱うことでその鮮度を保ちたいものです。つぼみが密集していればほぼほぼ美味しいブロッコリーを選んでいることになるとも言われていますが、同じくらいのつぼみの状態のブロッコリーであれば、できるだけ大きいものを選びたいものです。

ブロッコリーの中でもできるだけ大きなものを選ぶということは、成熟したブロッコリーを選ぶということになります。これはつまり未成熟で甘みの乏しいブロッコリーを避けるということになりますが、つぼみの部分が小さいものというのは未成熟の状態で収穫されてしまったものや成長できなかったものである可能性が高いので要注意なのです。

ブロッコリーを選ぶときにはもちろんつぼみの閉じ加減・密集具合というものも非常に重要な要素となりますが、それと同時につぼみの大きさや全体の大きさも合わせてチェックしておきたいものです。ブロッコリーを選ぶというときにはもちろん大きさだけが全てではありませんが、他の要素と兼ね合わせると大きさというのも無視できない要素です。

食べ切りやすいからという理由や保存が楽そうだからという理由でつぼみの小さく未成熟な状態のブロッコリーを選んでしまうと、結果的に自業自得に終わってしまう可能性もあるものです。ブロッコリーは、つぼみがしっかり閉じていて密集しているかどうかを確認した上で、いかにブロッコリーが大きいのかどうかという点も要チェックでしょう。

つぼみや茎の色を見る

お伝えしたようにブロッコリーはまず保存方法を極める前にしっかりとスーパーなどでの目利きを行いたいものですが、その際にはつぼみの状態というのが実に重要な部分になってきます。そしてつぼみというのはどれだけ密集しているかやどれだけの大きさかということに加えて、茎とも合わせてどのような色をしているかも重要となってきます。

ブロッコリーの中でも特に新鮮なもの、そして保存状態がよくその新鮮さが保たれているものというのは、鮮やかな緑色をしているものが多いです。ブロッコリーはさすが緑黄色野菜の中でも野菜の王様と呼ばれるだけの存在あって鮮やかな色が特徴的ですが、そんなブロッコリーならではの特徴が失われているものというのは避けるべきでしょう。

特にブロッコリーのつぼみや茎というのは黄ばんできているものというのは、できるだけ避けておきたい存在となっています。一方でブロッコリーが紫っぽい色をしているものというのは見た目に反して甘さが強いですが、これは寒さから身を守るための反応として紫になったためです。そのため、緑または紫の色のものを選ぶようにしましょう。

ともすると黄色のブロッコリーの方が明るく美味しそうに見えることもあるかもしれませんが、ブロッコリーのつぼみや茎の色も正しく判断して良質なものを選び、その上で適切な保存方法を実践していきましょう。茎に関しては切り口が茶色くなっているものは収穫からかなり時間が経過している可能性があるので、できるだけ避けるようにしましょう。

また、茎に関してもう一つ質や新鮮さの判断材料になるものとしては、茎が空洞であるかどうか・締まりがあるかどうかということも挙げられます。ブロッコリーの茎に空洞がある場合には暑さにやられてしまったという可能性が考えられ、これも避けるべき状態となります。このように茎の色やツヤというものも、しっかり考慮して選びましょう。

生のままのブロッコリーの保存方法

ブロッコリーは保存方法を覚える前に質のよいものを選ぶという意味で、ぜひともお伝えした目利きをマスターしたいものです。その上でブロッコリーの保存方法というのをチェックしていきたいですが、まずは生のままの保存方法を確認しましょう。生のままでブロッコリーを保存する場合の保存期間や保存方法はどうなっているでしょうか?

ブロッコリーの冷蔵保存方法と保存期間

ブロッコリーを生のまま保存する場合でも、冷蔵保存する場合と冷凍保存する場合ではその勝手が違うものです。そして一般的にそこまでまとめ買いなどをしない場合にはブロッコリーを冷蔵保存するという場合が多いと思いますが、冷蔵保存の方法と期間はどうなっているでしょうか?冷蔵保存は、よく行うものの方法を誤っている人も多いものです。

ブロッコリーを生のままで保存する場合には、まず調理をしないで保存をするということが基本的には前提となります。そしてできれば購入した状態のままビニール袋に入れて、できれば冷蔵庫の中でも野菜室などに保存するのが望ましい形となります。また、可能であればブロッコリーを立てた状態で保存すると、傷みづらくなるのでおすすめです。

立てることが難しいという場合でも、できれば水滴などをつけないためにも洗わずに購入した状態で保存をするということはできれば実践してみてください。また、ゆでた状態で保存をする場合にはまた保存方法や保存期間が変わってきますが、基本的に冷蔵の場合にはゆでた場合よりも購入したそのままの状態の方が保存期間が長くなります。

そしてブロッコリーを生のままで冷蔵保存する場合の保存期間は、大体3〜4日間となっています。そもそも常温での保存というのは向いていない野菜であるために、常温保存はNGであり保存に適した温度は0〜5度程度となっています。また、生のままの冷蔵庫での保存では案外早いスパンで変色が始まりやすい点も考慮しておくとよいでしょう。

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ブロッコリーの冷凍保存方法と保存期間

ブロッコリーを生のままで保存する場合には冷蔵庫で保存するケースと冷凍庫で保存するケースに分かれますが、冷蔵保存の場合には気軽に行えるもののやはり保存期間はそう長くはありません。そのためすぐに使い切らない上に調理方法などもまだ定まっていないためにゆでたくもないときには、生のままで冷凍保存してしまうのがおすすめとなります。

お伝えしたようにブロッコリーというのは常温での保存ができないタイプの野菜であり、野菜の中でも特に傷みやすい類の野菜であると言えます。そのため、すぐに使い切ることが明白な場合を除いて鮮度を保つために冷凍保存してしまうという人も案外少なくありません。つまり、冷凍保存をマスターすることこそが重要だとも言えるわけです。

ブロッコリーというのは案外大きいサイズ感のものもあり案外すぐに食べ切れなそうなケースも少なくありませんが、そのような場合には冷凍保存してしまった方がブロッコリーを無駄にすることもないので安心なのではないでしょうか?ブロッコリーというのは、生のまま冷凍保存した場合には保存期間を1か月程度まで延ばすことができます。

ブロッコリーを生のままで冷凍保存することのメリットとしては保存期間を延ばせることだけでなく、シャキッとした歯ごたえやビタミンなどの栄養素も保持できるということも挙げられます。そしてブロッコリーを生のままで冷凍する際の保存方法はあとで調理するからこそ簡単であり、小房の状態にしてから包み冷凍していくだけとなります。

小房の状態にすることでラップをしたときに包みやすく保存しやすいというメリットもありますが、実際に調理するときに楽というメリットもあります。また、できるだけ急速に冷凍したいという場合にはラップの上からアルミホイルで包んだり、金属トレーの上にのせたりする保存方法もおすすめとなるので、場合に応じてぜひ実践してみてください。

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ゆでたブロッコリーの保存方法

お伝えしたように、まずはブロッコリーを生のままで保存する方法というのを、冷蔵保存の場合にも冷凍保存の場合にもマスターしたいものです。それに加えて重要となるのは、ブロッコリーをゆでた状態で冷蔵保存したり冷凍保存したりするその保存方法や保存期間です。ゆでたブロッコリーの保存は、生のままとどう違うのでしょうか?

ゆでたブロッコリーの冷凍保存方法と保存期間

ブロッコリーの保存というのは生のままの状態で保存するのと一度ゆでた状態で保存するのではそれぞれにメリット・デメリットがあるものですが、ゆでたブロッコリーの保存というのは冷蔵の場合には生の場合よりもより保存期間が短くなってしまうので、基本的に冷凍保存となります。そしてその冷凍保存期間は、大体一ヶ月程度となるでしょう。

ブロッコリーをゆでてから保存することのメリットとしては、まず実際に料理をする際にすぐに使えるということが挙げられます。生のままでブロッコリーを保存していた場合にはそのまま調理に活用するということは少ないですが、一度ゆでた状態であればすぐにでも使えるので、調理するときのことを見越しておきたい場合には便利でしょう。

また、一度ゆでた状態にしておくことでボロボロと崩れてしまうのを防げるというメリットも挙げられます。このようなメリットがあるからこそゆでてからの冷凍保存方法というのは確実にマスターしておきたいものですが、まずは生のままのときと同じく小房に切り分けていきます。その上で、お湯を沸騰させた上で塩をひとつまみ入れておきます。

その上でそこに小房に切り分けてブロッコリーを投入して、大体30秒程度茹でていきます。30秒程度ではやや硬めのゆで上がりとはなりますが、冷凍保存する場合にはここですべての加熱調理を完了させる必要はありません。炒め物やパスタなどに使用する場合にも固めにゆでておけば、少しの加熱調理で美味しく食べられる状態にしやすいです。

そして固めにゆでた上では、しっかりと水気を切るためにザルに上げて湯切りした上でキッチンペーパーなどでさらに余分な水分をカットするようにしましょう。あとは粗熱が取れるのを待ってからジップロックなどに入れて冷凍庫に入れましょう。ジップロックに入れる際には、できるだけ空気が入らないように密閉させるのがポイントとなります。

ゆでたブロッコリーの冷蔵保存は不可?

お伝えしたような流れでぜひブロッコリーをゆでた場合にも冷凍保存を実践していきたいものですが、果たしてゆでたブロッコリーの冷蔵保存というのは不可なのでしょうか?実はゆでたブロッコリーでも冷蔵保存が決して不可能というわけではなく、ただ単純に保存期間が甚だしく短くなってしまうので、不向きであることを覚えておきましょう。

生のままでも案外繊細で保存管理が難しいブロッコリーというのは、冷蔵保存の場合に3〜4日間程度の保存期間となってしまいます。そしてゆでた場合にそれを冷蔵庫で保存する場合にはさらに保存期間が短く、1日程度、長くても2日以内に食べ切る必要性が生じます。2日以内でも時間の経過とともに変色しにおいが生じてくることが多いのです。

もちろんシチューなどの煮込み料理に次の日に入れたいという場合にはゆでた状態で冷蔵庫で保存しておくというのもアリでしょう。しかし、決して長くは保存できないので要注意です。また、冷蔵保存を前提に下ゆでしておく場合には、30秒程度ではなく2分以上ゆでておくとすぐに料理に使ったりそのまま食べたりすることが可能となります。

ブロッコリーの茹で方

お伝えしたようにブロッコリーというのは生のままで保存する場合とゆでてから保存する場合では勝手が違うので、それぞれのケースにおけるベストな方法を実践していきたいものです。そしてブロッコリーをゆでる場合には、その茹で方というのも重要となります。ブロッコリーは保存方法とともに、茹で方に関してもマスターしておきましょう。

ブロッコリーをフライパンで茹でる方法

ブロッコリーを綺麗な仕上がりで茹でるためには、まずフライパンで茹でるという方法が挙げられます。フライパンでブロッコリーを茹でる場合には、少量の水で効率よく火を通すということがポイントになります。こうすることで栄養の流出などを最小限におさえることができ、鍋で茹でるよりもメリットが大きいのでおすすめとなります。

フライパンでブロッコリーを茹でるときには、茹でるというよりも蒸すという感覚の方が正しいかもしれません。まずはブロッコリーを小房に切り分けていき、茎は固い部分を切り落としておきます。そして残りの茎の部分は輪切りなどにしておくとよいでしょう。これらをフライパンに入れた上で、水を大さじ3杯程度ふりかけてください。

あとは蓋をした状態で強火で2分程度加熱し、火を止めてから1分程度放置して蒸らしたら完成となります。水の量が少ないとしっかりと茹でられているか不安だという人もいるかもしれませんが、栄養をしっかり閉じ込めるためにはこれくらいの茹で方が望ましいので、鍋で茹でていたという人もぜひ一度実践してみてはいかがでしょうか?

ブロッコリーをレンジで茹でる方法

フライパンでブロッコリーを茹でる場合には水の加減や火加減などの調節がはじめは面倒かもしれませんが、より手っ取り早くブロッコリーを茹でてすぐにでも冷凍保存などをしたい場合には、電子レンジを使うというのもひとつの手でしょう。電子レンジを使えば、時短で簡単にさっと茹でることができるため、忙しい人にもおすすめとなります。

電子レンジでブロッコリーを茹でる際には、耐熱容器に入れてラップをかけブロッコリーを丸ごと加熱するという人もいますが、これは料理に使う前にさっと柔らかくしたい場合などに限ります。そのままブロッコリーを食べたり保存する前の下ゆでをしたいという場合には、フライパンで茹でるとき同様に小房に切り分けておきましょう。

その上で、茎の部分も短冊切りなどにして、まずはしっかりと水洗いしましょう。その上で耐熱容器に入れて、塩を適度にふりかけます。塩を加えすぎないように注意してください。そしてここで大さじ2杯程度の水を加えて濡らした状態にして、蓋やラップなどをしましょう。その上で電子レンジを600Wで90秒程度の設定にします。

あとはその設定の通りに加熱して取り出すだけでブロッコリーの茹では完了となります。量が少ない場合には1分程度でも申し分ないでしょう。電子レンジを使えばこのようにフライパンや鍋を使って茹でるとき以上に簡単に茹でることができるので、ズボラな人にもおすすめの茹で方としてぜひ実践してみてください。

ブロッコリーの解凍方法

ブロッコリーは保存方法に加え茹で方もマスターして最も美味しい状態で楽しみたいものです。そしてそのために実は、解凍方法も重要となっています。ブロッコリーを冷凍保存で保存したはよいものの、適切な解凍方法を知らないとせっかくの保存も台無しになってしまう可能性もあるので、ブロッコリーの解凍方法もマスターしましょう。

ブロッコリーは凍ったまま使える

解凍方法をぜひマスターしていきたいブロッコリーですが、実は全ての場合において無理に解凍させる必要がないということをまずは頭に入れておきましょう。実はブロッコリーは凍ったまま使うことが可能となっており、凍ったまま使える場合にはそうした方が栄養などが逃げずに済むので、実は解凍するよりもおすすめの調理法だとも言えます。

例えばお弁当に冷凍していたブロッコリーをそのまま入れておけば、昼頃にはほどよく溶けて食べ頃となっています。マヨネーズを入れてその上にブロッコリーを固定しておけばマヨネーズを冷やすこともできる上に溶ける際の水分も吸着されるので一石二鳥です。また、煮物や汁物などの料理に関しては、基本的に解凍せずに使うことができます。

ブロッコリーを解凍するとそのとき流出する水分などに栄養が逃げてしまう可能性もありますが、スープ類などであればブロッコリーを冷凍したままでも鍋に入れて加熱し、汁全体が可食範囲となるので栄養価を高い状態に保ちやすいです。このように、解凍せずにそのまま調理できる場合には、自然にそのまま使うことを心がけてみてください。

ブロッコリーを湯通しして解凍する

凍ったまま使うことのできるブロッコリーというのは、凍ったまま鍋やお弁当箱に入れてしまうというのも一つの手です。一方で料理や食べ方によってはやはりしっかり解凍した方がよいという場合もありますが、その場合にはまず湯通しによって解凍する方法を覚えておくとよいでしょう。大体1分程度の時間でさっと解凍することができる方法です。

湯通しで解凍する場合にはお湯を用意することになり、それが面倒だという人もいるかもしれませんが、ムラなく確実にブロッコリーを解凍できる方法のひとつでもあります。冷凍する前には30秒程度を目安に下ゆでしていたというケースも多いと思いますが、そのような場合であれば1分以内の短時間で解凍してしまうのがベストなのです。

逆にあまりにも長い時間茹ですぎてしまうと、どうしても甘みや栄養分というのが流出してしまいがちなので要注意です。また、質感が柔らかく水っぽくなってしまうということもあるので、質感や風味を保つためにも短時間でさっと茹で上げるのが重要です。そのためには、すくい網などを用意しておくと、すぐに茹で上げることができます。

冷凍しておいたブロッコリーでも茹でてそのままマヨネーズをつけてすぐに食べるというのもアリですし、サラダなどに加えるために他の食材は加熱のプロセスを経ない場合などには、このようにさっと湯通しで加熱してしまうとすぐに楽しむことができます。ブロッコリーのしゃぶしゃぶをするような感覚で、短時間で茹で解凍してみてください。

ブロッコリーを電子レンジで解凍する

また、ブロッコリーを解凍する方法としては湯通しする以外にも電子レンジを使用するという方法があります。鍋にお湯を沸かして用意するのが面倒だという場合には、こちらの方が手っ取り早くおすすめの方法だと言えるかもしれません。また、電子レンジでの加熱によって解凍すると、水分も飛ばせるというメリットがあります。

水分が適度に飛ぶことで、水っぽさなどを感じにくくなるので、水っぽいブロッコリーが嫌だという人にはおすすめだと言えます。そして湯通しで解凍するよりも甘みなどが残りやすいために、手っ取り早く美味しさを保って解凍したいというときには、電子レンジで解凍してしまうのがよいでしょう。ただし、加熱のしすぎには要注意です。

ブロッコリーを電子レンジで解凍する場合には、大体500Wで40秒程度という加熱時間を目安にしてみてください。1分程度まで加熱してしまうと、どうしてもやや加熱しすぎになってしまいブロッコリーの質感などが柔らかくなりすぎてしまうことがあるので注意が必要です。心配な場合には、一度30秒程度で取り出してチェックするとよいでしょう。

電子レンジを使えばわざわざお湯をわかす手間を省き、時短でブロッコリーを解凍することができます。コンロの数などに限りがあり効率よく料理を行いたいという場合にも、このように電子レンジでブロッコリーを解凍する方法がよいかもしれません。凍ったままの調理や湯通しでの解凍との違いを理解し、ぜひ状況ごとに使い分けてみてください。

ブロッコリーを使った簡単レシピおすすめ

ここまでブロッコリーの保存からゆで方、そして解凍方法まで包括的にみてきましたが、これらのコツをしっかりと覚えた上では色々なレシピを楽しみたいものです。ブロッコリーを使ったレシピには色々なものがありますが、その中でも特に簡単で人気度の高い厳選おすすめレシピを紹介するので、日々の料理の参考にしてみてください。

彩りが鮮やかで食欲そそる「エビとブロッコリーのパスタ」

ブロッコリーというのは実に色々な料理に活用できるものですが、その中でもメインとなるパスタに活用できるという点を魅力的に感じている人も多いのではないでしょうか?ブロッコリーを使ったパスタというのは特にエビと組み合わせたものが定番として知られていますが、そんなエビとブロッコリーのレシピは確実に覚えておきたいものです。

ブロッコリーとエビで作るパスタはシンプルな味付けでも美味しく作りやすい上に、彩りも鮮やかに仕上げやすいというメリットがあります。鷹の爪やニンニクなどを使えば、他は塩味のみでもかなり間違いのない味付けにできます。用意する具材は一人前のパスタに対してエビを5〜6尾程度、そしてブロッコリーは小房を3〜4つ程度用意しましょう。

また、パスタは定番のスパゲッティなどあまり太すぎないものを用意しましょう。そしてまずはエビの殻と背わたを除去しておきます。そしてブロッコリーは小房の状態からさらに粗みじん切り程度にカットしていきます。そしてニンニクを一片分包丁の背でつぶしつつ、鷹の爪を一本分種をとって輪切りにし、まずニンニクと一緒に炒めていきます。

フライパンにオリーブオイルをひいた上で、ニンニクと鷹の爪をまず香りが出るまで炒めていき、香りが出てきたらそこにブロッコリーを入れます。ブロッコリーは、茹でてから冷凍したものであれば海老の後に入れても構いません。生のまま冷凍したのであればまずブロッコリーに火を通した上で、火をやや強めてエビと白ワインを加えます。

そしてフライパンをあおりながら炒めて、海老の色が変わってきたら火を止めます。あとは指定時間よりやや短めに茹でておいたパスタをしすぎない程度に湯切りして、フライパンに入れて全体をよく絡めます。最後に塩胡椒を振って味を整えて完成です。シンプルながらも初心者でも間違いなく美味しく作れるパスタとして、かなり人気のレシピです。

体も温まる「ブロッコリーのポタージュ」

続いて紹介するブロッコリーの人気簡単レシピは、ブロッコリーのポタージュです。冷凍保存などをしていたブロッコリーはやはり食感などの変化が気になってしまうという人もいるかもしれませんが、ポタージュにしてしまえば気にならないので安心でしょう。また、このポタージュは牛乳だけでなく豆乳でも作られるというメリットがあります。

ブロッコリーは小房に分けた上でさらに縦に3等分程度にカットしておきます。そして茎の部分は1cm程度の斜め切りにしておきます。そして、玉ねぎを薄切りにしておきましょう。それから鍋にバターを落とし、火をつけます。バターが溶けてきたら玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。その上でブロッコリーも加えて炒めていきましょう。

ブロッコリーの質感が変わってきたら水を3分の2カップ加えましょう。そして煮立ってからコンソメを一個入れて蓋を閉め、弱火でさらに煮込んでいきます。大体8分程度煮込んだら、ブロッコリーが柔らかくなっているかどうかを確認しましょう。その上で粗熱をとってからフードプロセッサーで細かくつぶし、再び鍋に入れて火にかけましょう。

ここで牛乳または豆乳を1カップ加えましょう。そして全体が馴染むように加熱しつつ混ぜて、塩胡椒で味を整えていきましょう。ほどよく甘く塩気も優しく感じる程度の味付けにできたら、あとは火を止めて器に盛り、お好みで粉末パセリなどを振りかけて完成です。野菜の甘みが出ている上に質感の気にならない簡単ポタージュの完成となります。

ブロッコリーの保存方法を学んで料理に活用しよう!

今回はブロッコリーの保存方法について詳しくみてきましたが、いかがでしたでしょうか?ブロッコリーの保存方法・保存期間というのは生のままで保存するのかゆでてから保存するのかによっても変わりますが、それぞれの場合においてぜひ正しい方法で保存を行いましょう。そして冷凍保存した場合には、適当な解凍方法もマスターしましょう。

比較的すぐに使い切りそうな場合には冷蔵庫での保存でも問題ありませんが、安売りのまとめ買いなどをしてすぐには使い切れなそうな場合には冷凍保存がおすすめとなります。また、保存方法に加えてゆで方や保存しておいたブロッコリーを使って手軽に作れる人気レシピなどもチェックしておき、ブロッコリーで食卓を豊かにしてみてください。

Thumbブロッコリーの栄養価がすごい!効能や効果を逃がさない食べ方を紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

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