ブロッコリーの冷凍保存・解凍のベストな方法は?保存期間はどれくらい?

ブロッコリーは冷凍保存ができ、冷凍したブロッコリーなら使いたい時に使いたい分だけ利用できとても便利です。でもブロッコリーはどうやって冷凍したらよいのでしょうか?生のまま?加熱してから?そして、冷凍保存しても栄養は変化しないのか?なども気になります。そんなブロッコリーのベストな冷凍方法や解凍方法、そして冷凍したらどれくらいの期間保存が可能なのか?などブロッコリーの冷凍保存について知っているようで知らなかった疑問を徹底的に調査します!

ブロッコリーの冷凍保存・解凍のベストな方法は?保存期間はどれくらい?のイメージ

目次

  1. 1意外と知らないブロッコリーの話
  2. 2ブロッコリーと日本人
  3. 3ブロッコリーの栄養は?
  4. 4ブロッコリーの生産地は?旬はいつ?
  5. 5ブロッコリーの保存方法
  6. 6捨てないで!ブロッコリーの茎は絶品!
  7. 7食べきれない時は冷凍保存がおすすめ!
  8. 8冷凍保存したブロッコリーの解凍方法とは?
  9. 9名脇役!冷凍保存したブロッコリーのレシピ
  10. 10主役になる!冷凍保存ブロッコリーのレシピ
  11. 11【まとめ】ブロッコリーの冷凍保存はとっても便利!

意外と知らないブロッコリーの話

ブロッコリーとは?

アブラナ科アブラナ属に属し花芽を食べる野菜で、「ピクセル」「夢ひびき」「グランドムーン」「ハートランド」「沢ゆたか」などそれぞれに種の特徴がちがうたくさんの品種があります。

ブロッコリーの種類

ブロッコリーには見た目の少しちがう種類が数種あります。茎が細長いスティック状のブロッコリーをみかけたことはありませんか?これは「スティックセニョール」という新野菜で、ブロッコリーと中国野菜のカイランを掛け合わしてできたものです。ほかに色が紫色の珍しいブロッコリー「パープルスプラウティング」や日本生まれの「アレッタ」などの茎ブロッコリーがあります。

他にもブロッコリースプラウト(ブロッコリーの芽)が高い抗酸化作用で抗ガン効果があるとして知られている「スルフォラファン」という成分を多く含むことで有名で、カイワレより辛味が少なくサラダなどの彩に使えて便利です。さらに最近ではブロッコリースプラウトよりもスルフォラファンを多く含む「ブロッコリースーパースプラウト」が販売されています。

ブロッコリーは生で食べられる?

ブロッコリーは肉や魚に彩を添える付け合せとして蒸したり茹でたりしたものをよく見かけます。家で調理する場合も生で食べることはあまり聞きません。しかし意外と知られていませんがブロッコリーは生で食べることは可能です。日本では加熱調理したものを食べるのが普通ですが、海外では生で食べることは珍しくなく、甘味がありおいしくいただけます。ただし加熱したものより消化が悪いので食べ過ぎには注意です。

またブロッコリーを生で食べるのに抵抗がある場合は他のフルーツや野菜と合わせてミキサーにかけ、スムジーにすれば美味しく飲むことができますので挑戦してみてください。

ブロッコリーが苦手な人の克服法はある?

子供に嫌いな野菜を聞くと、ピーマンやしいたけ・人参とブロッコリーが出てきます。しかし苦手なのは子供だけではなく、意外と大人でも食べられない人を多くみかけませんか?ブロッコリー好きには「こんなおいしいものが食べられないなんて」と思うのでブロッコリー嫌いをなんとか克服させてあげたいと思います。ではブロッコリー嫌いを克服する方法はあるのでしょうか?

ブロッコリーは加熱してやわらかくなったあの食感とツブツブ感が苦手という人が多いようですが、ピーマンや人参のような特徴となる独特の味というのはあまりありません。むしろ食感さえ克服できればあの旨みを知ることができると思います。ただ子供の好き嫌いでどうしても食べさせたい場合は蒸したブロッコリーをすりつぶしてポタージュスープにする方法ならおいしく食べさせることができます。

大人のブロッコリー嫌いを克服するなら天ぷらがおすすめです。やわらかい食感もあのサクサクの衣で歯ごたえを感じることができるからです。ほかに先端の部分ではなく茎の部分を蒸してスライスして食べてみてもらう方法があります。茎はブロッコリーの旨みがぎゅっと詰まっているためツブツブを感じることなく旨みをあじわえます。

ブロッコリーと日本人

ブロッコリーの歴史

ブロッコリーの原産国は地中海沿岸とされています。海外ではローマ時代から食べられていたという記録もあります。19世紀ごろにアメリカに伝わったブロッコリーが日本に入ってきたのは明治時代になってからで、そう考えると新しい野菜だとわかります。

ブロッコリーの名前の由来

もちろん日本名ではありません。ブロッコリーはラテン語の「突き出た」という意味であるbrocchusが語源で、イタリアに入ってから「茎」や「芽」を意味するブロッコリーとなり、これが日本に伝わって日本でもブロッコリーと呼ばれています。しかしあまり知られていませんが、和名があり「緑花野菜(みどりはなやさい)」または「芽花野菜(めはなやさい)」と呼ばれています。

ブロッコリーの栄養は?

ブロッコリーにはビタミン類、カロテン、葉酸、カリウム、鉄、食物繊維など多くの栄養素を含む優秀な野菜です。そのブロッコリーにとくに多く含まれる重要な成分を知っておくとブロッコリーの素晴らしさが実感できます。

ブロッコリーに多く含まれる栄養成分「ビタミンC」

ブロッコリーにはビタミンCがとくに多く含まれています。ビタミンCと言えばレモンが代名詞のようになっていますが、生のブロッコリーにはレモンの2倍ものビタミンCが含まれています。ビタミンCは水溶性のビタミンで体内で細胞に必要なコラーゲンの生成をおこなうタンパク質をつくるために不可欠になります。そのため肌や粘膜の健康に効果があります。また抗酸化作用もあり活性酸素から身体を守る働きがあります。

ブロッコリーに多く含まれる栄養成分「カリウム」

カリウムは野菜や海藻類に多く含まれているミネラル成分の一種で、人の細胞内には90%存在しています。カリウムはナトリウムと共に細胞の浸透圧を保つ働きがあります。カリウムとナトリウムは常に2:1の割合が保たれるため、余分な塩分(ナトリウム)は汗などで体外に排出します。しかしナトリウムを摂取しすぎるとバランスが崩れ高血圧になります。そのためにカリウムを十分摂取すれば血圧を下げる効果があります。

また妊婦やむくみやすい体質の人が塩分の多い食事をしてしまうと、カリウムはナトリウムを汗や尿として体外へ排出しようとします。しかし過剰な塩分の摂取がおこるとカリウムだけでは追いつかなくなり、体内では塩分濃度を薄めようと体中の水分を溜め込むため体がむくみを起こします。それを防ぐためにもカリウムを多く含むブロッコリーを食べることはおすすめです。

生で食べる方が栄養成分は多い?

生のブロッコリーには「ミロシン」という体の中の有害物質を取り除く成分がありますが、加熱に弱く加熱すると壊れてしまうため「ミロシン」を摂取したいのであれば生食します。またブロッコリーを茹でるとビタミンやマグネシウム、カリウムや葉酸などの栄養成分が流出してしまうため茹でたブロッコリーに比べると断然生のブロッコリーの方が栄養価は高くなります。

ブロッコリーの生産地は?旬はいつ?

ブロッコリーの生産量日本一はどこ?

ブロッコリーは鮮やかなグリーンから夏野菜と思われがちですが、実は涼しいところを好む野菜で生産量が最も多いのは北海道で約2.4万トンになります。ほかに愛知県約1.5万トン、埼玉県約1.5万トン、香川県約1万トンと続きます。ちなみに輸入されているブロッコリーが最も多いのはアメリカで年間約2万トンです。

ブロッコリーの旬はいつごろ?

ブロコリーは年中スーパーに並びあまり季節を感じません。しかし当然ブロッコリーにも旬があり、涼しい気候を好むブロッコリーの旬は初夏と冬になります。ただしアメリカや中国からも輸入されているため、ブロッコリーは期間を気にせず食べることができるのです。

主な旬の期間は、埼玉県・愛知県・香川県などが春作(期間:10~6月)、北海道や長野県が夏作(期間:6~10月)、再び埼玉県や愛知県などが秋作(期間:10~6月)と作型が分かれていて、それぞれの出荷期間をずらすことで年間を通して国内産のブロッコリーを楽しめるようになっています。

おいしいブロッコリーの見分け方

ブロッコリーを購入する際に何を基準にして選んでいますか?ブロッコリーは花のつぼみを食べるので、まずはつぼみがしっかり閉じていて密集しているものを選びます。次に茎の部分に空洞のないもの、色が鮮やかで茎に付いた小さい葉しおれていないものを選ぶようにしてください。特に茎に空洞のあるものはおいしい期間を過ぎていたり、肥料を与えすぎたものに見られます。

変色したブロッコリーは食べても大丈夫?

たまにつぼみの部分が紫色に変色したようなブロッコリーを見かけます。涼しい気候を好むブロッコリーですが、低すぎる温度下に長時間さらされると、ブロッコリーの防御反応が働き「アントシアニン」という物質で糖を増やして身を守ろうとします。ですので実は紫色のブロコリーは糖度がありおいしいブロッコリーなのです。ちなみに加熱すると緑色に戻りますので色が気になる方は安心してください。

紫色は大丈夫ですが、黄色や茶色に変色したブロコリーはどうでしょう?ブロッコリーは花のつぼみです。では花が咲きかけたブロッコリーは食べられないのでしょうか?結論からいうと食べられますが開花しかけたブロッコリーは味は落ち栄養も減っています。しかし開花ではなく茶色く変色している場合で異臭がするような場合は腐っている可能性があるので保存期間に関係なく処分してください。

ブロッコリーの保存方法

ブロッコリーの賞味期限と保存方法は?

冷蔵庫で保存する場合は湿らせた新聞紙やキッチンペーパーに包んで、ラップをして立てた状態で保存します。生で食べる場合の賞味期限は3日ほどになりますが加熱するのであれば2週間前後日持ちします。もし常温で保存した場合ですが、温度が高くなれば花が咲き始めます。先ほどもあったように開花したブロッコリーは食べられますが美味しくありません。美味しい期間が減ってしまうので常温保存はしません。

捨てないで!ブロッコリーの茎は絶品!

実は茎が一番おいしい!目からウロコの茎の話

ブロッコリーの茎は捨ててしまうものだと思われがちです。しかし捨てていたその茎にこそ一番多くブロッコリーの栄養成分(ビタミンCやカロテン)が含まれているということはあまり知られていません。ブロッコリーの茎は一見固く美味しくなさそうですが、外皮を剥いてみると中には瑞々しいやわらかな身が詰まっています。さらに剥いた外皮も千切りにしてきんぴらなどに使えます。そして煮込むと旨みのある出汁が出ます。

ブロッコリーの茎を使ったレシピとは?

ブロッコリーの茎は栄養成分が多いだけあり味もブロッコリーのつぼみの部分をより濃厚です。とくに茎だけで調理しなくても、いつも食べている部分と同じように調理すればその美味しさに気づきます。

食べきれない時は冷凍保存がおすすめ!

ブロッコリーを冷凍保存するなら生のまま?加熱してから?

ブロッコリーは生食の方がその栄養素を逃すことなく摂取することができるのですが、生のまま冷凍保存したブロッコリーは解凍してもそのまま食べるとはできなくなります。生のまま綺麗に洗浄して余分な水分を取り冷凍保存バッグで密閉して保存する方法もありますが、凍っているため解凍する際に調理時間がわかりにくいというデメリットがあるため、冷凍保存する場合は加熱してから保存することをおすすめします。

ブロッコリーの上手な冷凍方法

ブロッコリーは軽く水洗いしさらにボウルに水を張り振り洗いします。水を切り茎と房が詰まった方を切って分離します。茎は皮をピーラーなどで剥いたら乱切りしておきます。房は子房にそれぞれ切り離します。鍋にお湯を沸かします(水1Lに塩小さじ1)。沸騰したらブロッコリーを入れ30秒ほどさっと茹でたらザルにあげて水気を切ってそのまましばらく粗熱をとります。

さらに余分な水気を取るためにキッチンペーパーを広げた上にブロッコリーをしばらく置いてからジップロックなどの冷凍保存用バッグに入れて密閉し冷凍庫で保存します。できるだけ栄養を逃さず加熱したい場合は、茹でずにレンジで加熱します。耐熱皿にブロッコリーを入れてラップをして1分半ほど加熱しザルに並べて粗熱をとります。保存バッグに入れて冷凍します。

冷凍ブロッコリーの保存期間はどれくらい?

冷凍ブロッコリーは約1~2ヶ月という長期間保存が可能です。新鮮なブロッコリーがたくさん手に入ったときはできるだけ早めに冷凍保存します。冷凍保存用のバッグで保存する際は、完全に凍るまで空気を抜かないことです。完全に凍ったら一旦取り出して空気を抜いて再び冷凍しておけばくっついたりせずきれいな形のまま保存できるのでおすすめです。

冷凍保存したブロッコリーの解凍方法とは?

解凍しないのが正解!冷凍保存したブロッコリーの上手な使い方

加熱処理して冷凍したブロッコリーを調理する際は解凍する必要はありません。冷凍庫から出して解凍してしまうとブロッコリーの水分が抜け出し美味しくありません。冷凍ブロッコリーを美味しく食べるには解凍せずにそのまま調理してしまえばよいのでとても簡単です。

名脇役!冷凍保存したブロッコリーのレシピ

鮮やかな緑が主役を引き立てる!

レストランなどの飲食店に行くとメインディッシュの脇にちょこんと鮮やかなグリーンで主役を引き立てているブロッコリーをよく目にしませんか?自宅でブロッコリーを食べる際には蒸したり茹でたりレンジで加熱したりして、温野菜としてのブロッコリーを食べる機会もあると思いますが、自宅でもハンバーグや揚げ物の付け合せに登場することの方が多いような気がします。

メインディッシュを彩でおいしくさせる冷凍保存ブロッコリーの名脇役レシピ

脇役として登場する機会が多いブロッコリーですが、そんな時にこそ役にたつのが少量でも使える冷凍保存したブロッコリーではないでしょうか?そこで付け合わせにちょうど良いブロッコリーのレシピがあります。

お弁当にも便利な冷凍保存ブロッコリー

お弁当は、水分が多いと傷みやすいため十分に水分を切った状態で使うようにします。冷凍保存したブロッコリーは一旦加熱してありますので彩としてそのまま入れることも可能ですが、弁当の熱気で自然解凍状態になるとどうしても水分が出てしまうため、弁当に入れる際にはあらかじめ冷蔵庫で自然解凍させます。解凍する際に出た水分を吸水させるために、下にキッチンペーパーを敷いておきます。

主役になる!冷凍保存ブロッコリーのレシピ

冷凍保存したブロッコリーは主役にも!すぐに使えて便利!

冷凍ブロッコリーをメインのおかずにするにはベーコンを使用します。薄切りのベーコンは肉でありながらも脇役になりがちな食材ですので、ガツンと存在感のあるブロッコリーと一緒に炒めればブロッコリーが主役の美味しい炒め物が完成します。

冷凍保存したブロッコリーであったか温野菜サラダ

冷凍保存のブロッコリーとほかの野菜を一緒にレンジで蒸せば、栄養たっぷりのボリュームのある温野菜が完成します。人参やスナップエンドウ、じゃがいもやキャベツ、アスパラガスなどと一緒に蒸し容器に入れてレンジで加熱すれば、簡単においしい温野菜サラダになります。温野菜の中でも存在感のあるブロッコリーは、十分主役になります。

【まとめ】ブロッコリーの冷凍保存はとっても便利!

ブロッコリーがたくさん手に入ったらすぐに冷凍保存!

新鮮なブロッコリーには野菜コーナーで突然出会います。しかし今日のメニューには合わなかったり、ブロッコリーを丸々使うことが少ないため、ブロコリーを目当てに買い物に行くというよりはスーパーで見つけたり、お買得価格だったりしてとっさに購入してしまう場合があります。しかし鮮度を保つ上手な保存方法や冷凍で保存する方法を知っていれば、使い道を気にせず気軽に購入して調理できるので安心です。

色鮮やかに他の食材を彩ったりするだけでなく、栄養も豊富なブロッコリーを冷凍保存しておけば、ちょっとした付け合せや仕上げの彩にいつでも欲しいだけ使えますのでぜひ挑戦してみてください。またスーパーなどに行けばすでに冷凍されたブロッコリーもありますので利用すると便利です。

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