雪見だいふくトーストレシピが話題！チーズがとろり贅沢トーストの作り方

今、ネットで話題沸騰中の「雪見だいふくトースト」は作り方は簡単なのに溶けきらないで残ったバニラアイスの冷たさと、溶けたバニラアイスの甘さに雪見だいふくのお餅感、それに加えてチーズの塩味がなんとも言えずうまい！とあちこちのサイトでもレシピや画像がアップされている気になっている人も多いのではないでしょうか？作ってみたいのにまだ挑戦出来ていない人に参考にして欲しい情報を集めてみました。

最近再ブームになった一番のきっかけは、2018年8月に放送された「日曜もアメトーーク」でアイス好きの芸人が集まって、熱くアイス愛を語りあった番組中に、麒麟の川島さんが夏の朝にオススメしたいと紹介した「雪見だいふくトースト」のようです。番組中に試食した川田アナウンサーが「高級なフレンチトースト」と評し美味しそうに食べていました。

2016年には「ズームインサタデー」で悪魔のトーストとして食パンにスライスチーズを2枚のせ、砂糖を大さじ2以上ふりかけて焼くレシピが紹介されましたが、そののちに悪魔のトーストの進化系としても雪見だいふくトーストが紹介されています。

麒麟の川島さんがそれらを見たかはわかりませんが、クックパッドでは2015年に「元祖雪見だいふくトースト」として掲載されているレシピがあり、そのレシピでも同じような作り方で紹介されています。さらに遡ること2007年に「ガキの使いやあらへんで」でココリコの田中さんも「雪見だいふくピザ」なるピザ生地にチーズと雪見だいふくを乗せて焼いたものを提案していてダウンタウンも絶賛していました。

元祖雪見だいふくがどれなのかは定かではありませんが（もっと昔からあるかも？）、作り方はどこのサイトで紹介されているものも同じようです。そんな話題の「雪見だいふくトースト」の美味しい作り方やレシピ、実際に作ってみた人の口コミを見ながら気になる「雪見だいふくトースト」を作ってみましょう！色々なレシピがあるので、自分好みのレシピで挑戦してください。

もう知らない人はいないと思いますが、雪見だいふくは株式会社ロッテから1981年10月にされて以来、一気にアイス界のトップスター入りしたアイスで、形状は餅に似た食感の求肥（ぎゅうひ）にバニラアイスを包んだ大福のような丸みがかったものです。餅ではなく求肥を使っているのは餅は冷凍するとカチコチになって食べられないため、求肥に砂糖やデンプンを加えて凍っても柔らかい食感が保て、餅の食感を保持できるからです。

1984年には成長期の子供のための栄養を強化した「学校給食用雪見だいふく」が開発され、学校給食で雪見だいふくが支給されるようになりました。みなさんも学校給食で雪見だいふくを食べたことがあるという記憶はありませんか？そんな雪見だいふくはプラスチック容器に2個入った通常版と、ちょこちょこ食べられるミニサイズが9個入った箱入りの雪見だいふくミニが販売されています。

また雪見だいふくには「月見だいふく」や「梅見だいふく」など味やパッケージデザインが違う期間限定の商品も多数販売されていて、バニラ・チョコ・ストロベリーの3種類の一口サイズが入った「雪見だいふくプチ3」などもありました。アイスの中にソースの入った「雪見だいふくおいしい苺」など変わった限定商品も登場しています。限定商品を使って雪見だいふくトーストに挑戦すれば新しい発見があるかもしれません。

ちなみに雪見だいふくの周りを覆っている求肥（ぎゅうひ）は、昔から和菓子の材料として日本人には大変親しまれているもので、餅粉に砂糖や水飴を加えて練り上げることで作ることができます。つまりは砂糖と水飴を加えた餅の加工品です。求肥を使った有名な和菓子には岡山土産の「きびだんご」や福井県の「羽二重餅（はぶたえもち）」北秋田の「バター餅」やスーパーで売っている「苺大福」など大福にもよく使用されています。

「日曜もアメトーーク」番組内で紹介されていた雪見だいふくトーストの1人前の材料は、雪見だいふく（普通サイズ2個入り）1個、スライスチーズ1枚、食パン（6枚切り）1枚で、作り方は1.食パンにスライスチーズをのせます。2.1.の上に雪見だいふくをのせます。3.200℃に設定したオーブントースターで3～5分（焦げ目の好みで調整）焼けば完成です。

食パンにチーズを乗せて焼くチーズトーストなどで経験したことがある人もいるかもしれませんが、食パンの上に乗せたものに焦げ目をつけようとするとどうしても食パンの下が焦げすぎてしまうことがありますので、オーブントースターなどでトーストする場合は軽くトーストしてから途中で食パンの下にアルミホイルを敷くと焦げを防げます。この時ヤケドには注意してください。

番組で紹介された作り方では、チーズは雪見だいふくより先にのせられていますが、ネット上では雪見だいふくの上にチーズを乗せて焦げたチーズの風味を楽しむ作り方も多数紹介されています。チーズが先か？雪見だいふくが先か？一度挑戦してみて好みの作り方を追求してみてください。

雪見だいふくトーストの味の決め手は、雪見だいふくのバニラアイスの甘さとチーズの塩味のバランスです。中でのフレンチトーストと例える人が多いように雪見だいふくトーストの材料はフレンチトーストの材料と似ています。フレンチトーストで使用するのは食パンと卵と砂糖、牛乳とバターです。雪見だいふくトーストは一見少ない材料ですが、雪見だいふくの原材料の中には乳製品・乾燥卵白などが含まれています。

またフレンチトーストの塩味は、焼くときに使用するバターの風味です。雪見だいふくトーストはチーズを使用しているため、この塩加減がフレンチトーストでいうバターの塩味を表現しているのです。

雪見だいふくトーストのカロリーですが、1人前のカロリーは単純に雪見だいふく（2個入りサイズ1個分）と、スライスチーズ（1枚）のカロリーと、食パン（6枚切りの1枚分）のカロリーを合わせて計算します。雪見だいふく以外は、使用するチーズや食パンのメーカーごとに多少カロリーが違ってくるのでスーパーでよく見かけるスライスチーズ（とけるタイプ）と、売上ランキング上位の食パンの平均で見てみます。

まず、雪見だいふくのカロリーは通常2個入りサイズの1個分が82kcal（ロッテ公式サイト情報）で、ミニサイズを使用する場合はミニサイズ1個52kcalです。続いてスーパーでよく見かけるスライスチーズのカロリーは「とろけるスライスチーズ（雪印メグミルク）」が1枚あたり60kcal、「十勝とろけるスライスチーズ（明治）」が1枚あたり59kcal、「大きいとろけるスライス（Q.B.B.）」が1枚60kcalで平均約60kcalです。

食パン売上ランキングで人気の食パン6枚切りのうちの1枚分は「超熟（パスコ）」が164kcal、「ロイヤルブレッド（ヤマザキ）」が170kcal、「本仕込み（フジパン）」が168kcalですので、平均は約167kcalです。これらを合わせると雪見だいふく通常サイズ1個使用だと「雪見だいふくトースト」1人前のカロリーは約309kcalとなります。ミニサイズを2個使用した場合だと約331kcalが雪見だいふくトーストのカロリーです。

雪見だいふくトーストはフレンチトーストと似ていると言う口コミも多いためなんとなくカロリーが高いイメージがありますが、意外と高すぎることはないようです。ただしダイエット中なら食べるのは朝か昼の方がカロリーも消費できてよいかもしれません。

雪見だいふくトーストはネット上で様々なアレンジが加えられ新たな味のレシピが増加中です。雪見だいふくの期間限定商品を使うだけでもまた違った味の雪見だいふくトーストになります。お店で珍しい雪見だいふくを見つけたらぜひ挑戦してみてください。

このレシピでは雪見だいふくトーストに無糖ヨーグルトを使って酸味をプラスすることでレアチーズケーキにある酸味をプラスしています。ヨーグルトだけではコクが足りないので、ヨーグルトに練乳と砂糖を加えています。このソースをパンに先に塗ってからスライスチーズと雪見だいふくをのせるだけでレアチーズ風にアレンジされたオリジナルレシピの雪見だいふくトーストの完成です。

クックパッド掲載の元祖雪見だいふくトーストレシピで使用されている雪見だいふくは、期間限定品の「大人の雪見だいふく十勝あずき」（現在は販売されていません）ですが、こちらのレシピでは通常の雪見だいふくにあんをプラスすることで似たような味に近づいています。あんとチーズの相性は好みですが、甘いものの後にしょっぱいものを食べたくなるというところを考えると美味しい気がしてきます。

先に紹介した「あんこと雪見だいふくのチーズトースト」同様に塩味は先にトーストして焼いた食パンに塗ったバターがチーズとは違う塩味と風味を出します。こちらのレシピではチーズは使わず、オーブンで焼きません。トーストしたパンと冷たい雪見だいふくはデザート感覚で食べられます。

こちらのレシピもチーズ不使用で雪見だいふくトーストは加熱せずトーストした食パンに雪見だいふく2個とジャム、飾りにフローズンベリーをのせています。雪見だいふくは冷凍庫から出してすぐだとかなり固くて食べにくいので食べる目安はフローズンベリーの周りについた氷が溶け始めた頃がおすすめです。チーズなしの塩味のない雪見だいふくトーストですがベリーがアクセントになって美味しくなります。

このレシピも焼かないタイプです。厚切りの食パンにはあらかじめバターかマーガリンを塗ってから切れ目を入れてトーストします。途中で蜂蜜を塗ってさらに追加焼きしてから雪見だいふくやバナナ、生クリームやチョコソースでトッピングすれば完成です。なんだかお店で食べるデザートみたいです。

雪見だいふくトーストは王道の作り方だけではなく、ヨーグルトやジャム、蜂蜜やチョコレートソースを加えたり、仕上げに生クリームやフルーツでトッピングすればオリジナルレシピは無限に作れそうです。ここで紹介したレシピにはチーズを使わないものやそもそも焼かないものなど新たな雪見だいふくトーストがありました。みなさんもお気に入りの食材を使ってオリジナルレシピに挑戦してみませんか？

雪見だいふくトーストはテレビ番組などの影響からSNSなどで話題になり、当時は雪見だいふくが店頭から消えてしまう現象もあったようで実際に作って食べてみた人がたくさんいたことがわかります。そんな実際に作って食べてみた人の気になる口コミを紹介します。

色々なおすすめスィーツを食べた中でも1番好きという人もいるほどの味。雪見だいふくトーストは食べる人を虜にしてしまうようです。

念願の雪見だいふくトーストは、やろうと思っていたのになかなかできなかったという口コミもたくさんあります。テレビ番組で紹介されてすぐにお店から雪見だいふくが消えたことからもわかるようにすぐやってしまった人とできなかった人がいるようです。雪見だいふくトーストはネットで画像を見ているだけでも今すぐ食べたくなるほど期待が膨らみます。

雪見だいふくトーストの新たなレシピ発見？チーズが上か？チーズが下か？ではなく下にも上にもチーズです。カロリーアップは仕方ありませんが、これは挑戦してみる価値アリです。

雪見だいふくトーストの作り方の中には雪見だいふくを焼く少し前に常温に出しておいく方法なども紹介されています。これは雪見だいふくがカチカチに凍っていると柔らかくなるまで時間がかかるため、トーストが焦げすぎてしまうのを抑えるためです。見た目に美味しそうな雪見だいふくトーストは食パンにもチーズや餅も部分にもほんのり焦げ目がついている状態です。アイスの溶け具合は好みで調整してください。

中まで溶けきらないほんのり冷たいバニラアイスとアツアツのチーズやトーストとの歯ごたえ、食感は試してみないと実感することができません。雪見だいふくトーストが美味しいかどうかには人によって好みがあり賛否がありますが、テレビなどの影響で多くの人がその美味しさのトリコになり、何度も作ってみたりアレンジしたりと話題が耐えません。ハマる人にはハマル雪見だいふくトーストをみなさんも一度試してみませんか？