野菜のフリット人気レシピ!美味しいふわふわ衣の作り方も!
健康のために野菜を食べたいと思う方は多いのではないでしょうか?煮たり、焼いたり、野菜には様々な調理法がありますが、野菜の甘味がぎゅっと濃縮される「フリット」はいかがでしょうか?今回はサクッと美味しい野菜のフリットの人気レシピを紹介します!
目次
そもそも「フリット」とは?
フランス語で「揚げる」という意味の「フリット」。ふわふわとした独特な食感と、野菜は揚げると甘みがギュッと詰まってとっても美味しくなるということで、最近女性を中心に注目が集まっています。ちなみに、フリットと似たような名前の料理で「フリッター」というものがありますが、このふたつは、特に違いはないとされています。イタリア語ではフリット、英語ではフリッターというそうです。
一般的な揚げ物(からあげ・フライ・天ぷら)と「フリット」の違いは?
揚げ物と言われると、一般的に「からあげ」「フライ」「天ぷら」などを想像しますが、それらと「フリット」にはどのような違いがあるのでしょうか?日常の食卓によく上がる「からあげ」「フライ」「天ぷら」。それぞれがどのようなものが皆さんは説明できますか?それぞれどういう料理なのかを一つ一つあらためて調べてしました。
「からあげ」とは?
「からあげ(唐揚げ・から揚げ)」とは、一般的に食材に小麦粉や片栗粉などを薄くまぶして食用油で揚げたものを指します。鶏肉のからあげを想像する方が多いと思いますが、決して具材をお肉に限定しているわけではなく、具材が魚や野菜の場合でも同様の料理法で調理すれば「からあげ」となるようです。
「フライ」とは?
「フライ」とは一般的に、魚介類や野菜などの食材に小麦粉、卵、パン粉をつけて、食用油で揚げた料理のことを指します。エビフライなど、パン粉をつけたことによるカラッとした衣のイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
「天ぷら」とは?
「天ぷら」は、魚介類や野菜などの食材に、小麦粉と卵でつくった衣をつけ、食用油で揚げた料理のことを指します。「フライ」と異なり、サクサクとした触感や卵を使ったことによる色の違いがわかりやすいのではないでしょうか?
違いはスバリ「衣」!
フリットの衣の最大の特徴は「メレンゲ」
一般的な揚げ物(からあげ・フライ・天ぷら)と「フリット」の違いとは、「衣」です!フリットとは野菜などの食材に、一般的な揚げ物の衣に「メレンゲ」をくわえた衣をつけて揚げたもののことをいいます。メレンゲとは、卵白を泡立てたものです。メレンゲを衣に使うことで、他の揚げ物とは異なるフリット独特のふわふわとした食感になります。
「メレンゲ」を作るのは大変…という方も!
「衣を作るのにメレンゲを作るのは面倒…。」そう思う方も多いのではないでしょうか?そういった方もご安心ください。ビールや炭酸水、ベーキングパウダーなどで、メレンゲを使わずにふんわりとした食感を出しているフリットのレシピを紹介します!
簡単・美味しいフリットの作り方【たこのイタリアンフリット】
たこのからあげといえば、お酒に合うおつまみの定番の一つで、よく居酒屋などでも見かけます。そのたこをふわふわ食感のフリットにすることでおつまみにはもちろん、お子様にも喜ばれる一品にすることができます。
薄力粉・ベーキングパウダー・塩・青のり・グリーンオリーブ・卵水(卵に水を加えたもの)で衣を作り、たこに薄力粉をまぶした後、衣をつけ、180度の油で揚げるだけで完成です。ベーキングパウダーを使用することで、ふわふわとしたフリット独特の美味しい触感を楽しむことができます。
簡単・美味しいフリットの作り方【夏野菜のフリット】
料理の際に、「彩り」を気にする方もいらっしゃるのではないでしょうか?彩り豊かな様々な野菜をフリットにすることで、美味しくさらに高い栄養素で食べることができる「夏野菜のフリット」の作り方を紹介します。
薄力粉・片栗粉・ベーキングパウダー・水で衣を作り、下味をつけたお好きな野菜を170度の油で揚げるだけでつくれる簡単レシピです。野菜の甘さを最大限に生かし野菜があまり得意では無い方も美味しく野菜を食べることが出来ます。また、美味しくふわっとした触感で、野菜嫌いなお子様にも喜んで食べていただけるようなレシピになっています。彩りがよく、見た目も楽しめる料理なので、おすすめです。
簡単・美味しいフリットの作り方【カラマリフリット】
フリットの特徴である、ふわふわの衣はベーキングパウダーだけではなく、ビールでも作ることができます。ビールを使用したおつまみに最適な「カラマリフリット」の作り方を紹介します。
小麦粉・ビール・塩・こしょう・で衣を作り、魚介や野菜などの具材にからめて、180度の油で揚げます。そのフリットにマヨネーズ・おろしにんにく・砂糖・塩・ブラックペッパー・オリーブオイルでつくった特製ソースをからめることで、お酒が止まらない大人のフリットの完成です。
簡単・美味しいフリットの作り方【トウモロコシとゴーヤのさくさくフリット】
栄養素が高く、美容にもいいといわれるゴーヤ。積極的に食べたいと思いながらも独特な苦味がどうしても苦手という方もいるのではないでしょうか?野菜の甘味を引き出すといわれているフリットならそんなゴーヤも美味しく食べられるかもしれません。是非一度この「トウモロコシとゴーヤのサクサクフリット」を作ってみてはいかがでしょうか?
こちらはトウモロコシ・ゴーヤ・ベーコン・小麦粉・卵・水を混ぜ、少量の油で揚げ焼きしたフリットです。使用する油が少ない分、ヘルシーなレシピとなっています。栄養素が高く、比較的低カロリーな女性に特におすすめのレシピとなっています。
簡単・美味しいフリットの作り方【ハモのフリット】
フリットは野菜だけではなく、魚ともとても相性がいいといわれています。こちらでは、白身魚のハモをフリットにすることで、ハモ本来の美味しさをより一層感じられるレシピを紹介します。
「もっと美味しいフリットを作りたい!」という方は、衣に使う「粉」に一工夫してはいかがでしょうか?こちらの「ハモのフリット」のレシピでは、衣に「セモリナ粉」を使用しています。セモリナ粉とはデュラム小麦の粗挽き粉で小麦粉(強力粉)の1種です。通販ではもちろん、最近ではスーパーでもおいてあることがあるようなので、一味ちがうこだわりのフリットを作りたいという方にはおすすめです。
簡単・美味しいフリットの作り方【白身魚のフリットサラダ】
ふわっと美味しいフリットはサラダのアクセントとしても最適です。白身魚のフリットをサラダの上にのせて、特製ソースをかけることで、いつものサラダとは一味違った、おしゃれで美味しいサラダのレシピを紹介します。
下味をつけた白身魚に、薄力粉・ベーキングパウダー・塩・料理酒・水で作った衣をからめ、少量の油で揚げ焼きにします。そのフリットを水菜・アボガド・黄パプリカのサラダの上に置き、みりん・料理酒・マヨネーズで作ったドレッシングをかければ、簡単で美味しいフリットサラダの完成です。揚げ物は食べたいけど、野菜もしっかり取りたいという要望にもしっかり応える一品です。
まだまだある!フリットの簡単・美味しい作り方
簡単・美味しいフリットの作り方【かぼちゃのフリット】
かぼちゃは火を通すと甘さを増す野菜の一つです。そんなかぼちゃをフリットにすることで、お子様のおやつにも最適な一品をつくることができます。かぼちゃのフリットにオレンジとレーズンでつくった特製ソースをからめることでより甘く仕上げた「かぼちゃのフリット」の作り方を紹介します。
オレンジの皮・オレンジのしぼり汁・レーズン・砂糖でつくったソースをかぼちゃのフリットと合わせることで、おやつとしてもおすすめな甘いフリットが出来上がります。冷蔵庫で一晩寝かせることで、よりソースの味がフリットにしみて美味しくなるのでおすすめです。
簡単・美味しいフリットの作り方【さきいかの磯辺フリット】
お酒のおつまみといえば「さきいか」という方もいるのではないでしょうか?そんなさきいかに青のりで磯の香をつけ、一味でピリッとした刺激を追加するといえば、お酒が進むこと間違いなしですね。磯の香と一味でお酒が止まらなくなる「裂きイカの磯部フリット」の作り方をご紹介します。
薄力粉・ビール・青のり・一味唐辛子で作った衣に、さきいかをくぐらせて油でさっと揚げます。青のりと唐辛子の刺激がたまらない大人向けの一品です。お酒のおつまみとしてはもちろん、食卓のおかずとしてもおすすめできる一品です。
簡単・美味しいフリットの作り方【きのこのチーズフリット】
きのことチーズの組み合わせ…と聞くとそれだけでよだれが出てしまうという方もいるのではないでしょうか?そんな最高の組み合わせをフリットにしてより美味しくいただきましょう。チーズが香って食欲が増す「きのこのチーズフリット」の作り方を紹介します。
マッシュルーム・エリンギ・舞茸などのお好きなきのこを、天ぷら粉・パルメザンチーズ・バジル・炭酸水でつくった衣をくぐらせて油で揚げます。チーズの風味が香るお酒のおつまみとしてはもちろん、お子様もお箸が止まらなくなること間違いなしの一品です。
美味しくて栄養素も満点なフリット【まとめ】
いかがでしたでしょうか?お子様には野菜の甘さを感じられる料理として、大人にはお酒のおつまみとして大活躍なフリット。野菜本来のうまさをギュッと閉じ込めた、紹介した沢山のフリットレシピ、是非試してみてください。