神保町の焼きそば専門店「みかさ」を紹介!持ち帰りは出来る?

神田神保町は、古書店、スポーツ用品店に加え、カレーやうどん、餃子といったB級グルメの専門店も多い町です。その神保町にある「みかさ」は、都内ではまだ珍しい焼きそばの専門店です。2013年のオープン以来、たくさんのB級グルメ好きが注目している「みかさ」。焼きそば専門店ならではのこだわりのポイントや特徴、メニューや味、注文方法や持ち帰りが可能かどうかも紹介します。

神保町の焼きそば専門店「みかさ」を紹介!持ち帰りは出来る?のイメージ

目次

  1. 1焼きそば専門店「みかさ」とは?
  2. 2B級グルメの街!神保町に現れた焼きそば専門店みかさ
  3. 3神保町の焼きそば専門店「みかさ」美味しさの秘密
  4. 4神保町の焼きそば専門店「みかさ」に行こう
  5. 5神保町の焼きそば専門店「みかさ」はお持ち帰りは可能?
  6. 6焼きそばの新たな魅力「みかさ」の焼きそば

焼きそば専門店「みかさ」とは?

カレーやうどん、餃子など、有名なB級グルメの専門店が集まる水道橋・神保町界隈。神保町駅からは徒歩で3分ほど、とりわけ人気店の多い白山通り沿いに行列のできる焼きそば専門店があります。それが「みかさ」です。まだまだ都内では珍しい焼きそば専門店である神保町「みかさ」の焼きそばには、どんな秘密が隠されているのでしょうか?

B級グルメの街!神保町に現れた焼きそば専門店みかさ

実は「みかさ」のファンは焼きそば好きに限らず、ラーメン好きからも「聖地!」とも言われる、足繁く神保町に通うファンも多い絶大な人気を誇っています。「焼きそばの概念を覆えされた」と衝撃を受けたファンもいるのだとか。

行列の絶えない「みかさ」の焼きそばは、たくさんの人を虜にしただけでなく、昨今密かに巻き起こりつつある全国的な焼きそば専門店流行の源です。空前の焼きそばブームを巻き起こす「みかさ」のうまさと人気の秘密はどこにあるのでしょう?

神保町の焼きそば専門店「みかさ」は創業昭和59年

神保町に「みかさ」が焼きそば専門店としてオープンしたのは2013年11月のこと。オープン以来、テレビや雑誌でも取り上げられ、美味しさが評判に。神保町の名物として、行列必至の人気店になるには、それほど時間はかかりませんでした。

のれんの写真を見て「あれ?」っと思った方もいるかもしれません。白いのれんには創業昭和59年の文字が記されています。なぜでしょう。実は「みかさ」はもともと熊本県で昭和59年から営業していたお店が、2013年に満を持して東京は神保町に進出してきたお店だからです。

神保町の焼きそば専門店「みかさ」美味しさの秘密

神保町の焼きそば専門店「みかさ」のメニューは?

専門店と謳っていても、メインのメニューのほかに、おつまみやサラダ、ご飯もののメニューがあるお店も多くあります。さて、東京では数少ない神保町焼きそば専門店「みかさ」のメニューには、どんなものがあるのでしょうか?

食券の券売機を見れば、一目瞭然!「みかさ」のメニューは、焼きそばオンリーです。まさに焼きそばだけに勝負を賭けていることが分かります。味はソースか塩の2つから選ぶほかは、追加具材のイカ・エビを入れるか、お腹の減り具合に合わせて量を選ぶだけ。とてもシンプルです。持ち帰りのボタンはありません。

焼きそばを食べるときには、ビールが欠かせない!という人のためには、缶ビールが用意されていますが、それ以外の飲み物は、ウーロン茶さえないという潔さです。もちろん、セルフサービスのお茶が用意されていますので、ビール以外の方はお茶をどうぞ。焼きそばに対峙するストイックな様相!これなら味への期待も膨らみます。

神保町の焼きそば専門店「みかさ」自慢の自家製麺

ストイックに焼きそばをウリにする「みかさ」の最大の特徴は、なんといっても自家製されている中太平ちぢれ麺です。麺は店内に設置された製麺機で作られています。原料は北海道産超強力粉「ゆめちから」100%。タンパク質を多く含む小麦を用いて、コシが強く出し、さらに水分量を多くすることでモチモチとした食感に仕上げています。

店内には北海道産の小麦を使用していることを誇る看板が目につきます。国産の小麦によって、新食感でありながら、さらに日本人好みの焼きそばに仕上がっているのでしょう。一般的な焼きそばとは一線を画す「みかさ」の麺の食感を求めて、行列に並ぶ焼きそば好きが多いのも頷けます。

「みかさ」では自家製した麺を茹でるのは注文を受けてから。そのため、少し時間はかかります。しかし直前に茹でることによって、油を使わずに炒めているというから驚きです。焼きそばなのに、油分は具材の豚肉と揚げ玉から出る分のみ。麺を炒めるのに油を使わない焼きそばという点にも「みかさ」のユニークなこだわりを感じます。

ソースか塩か?焼きそば専門店「みかさ」で食べるなら

「焼きそばの概念を覆えされた」と焼きそばファンに言わせる神保町「みかさ」の焼きそば。味付けにはどのような特徴があるのでしょうか?ソースと塩、2種類ある中で、まずはソースの特徴を見てみましょう。ここにもこだわりが溢れています。「みかさ」では、なんと3種類のソースを使い分けています。

麺を炒めるソースは、ガラムマサラやブラックペッパーが含まれるスパイシーなソース。具材を炒めるソースは、醤油ベース。そして仕上げにかけるソースは、甘辛いとろみがかかったソース。これらのソースが重なり合ったうまさが力強い平打ち縮れ麺にしっかり絡み合い、他にはない香り高いソース焼きそばになっています。

そしてもうひとつの味、塩。こちらは「みかさ」の焼きそばの、いわばキモである自家製麺の味をとことん味わいたいなら、ぜひとも食べたいメニューです。あっさりかと見せかけて、コク深い塩味がモチモチの麺を引き立てます。

ソースと大きく異なるのは、くし切りのレモンが添えられている点。塩味をより一層さっぱりと味わうための名脇役です。特にエビ・イカ入り塩をチョイスしたなら、忘れずに絞りかけましょう。エビとイカの持つ旨味とレモンの持つ酸味を掛け合わせて味わえば、さらにまた奥の深い味の扉を開くことでしょう。

ソースも塩も、半熟に仕上げた玉子焼とたっぷりの千切りネギ、青のりがトッピングされています。その他、ソースと塩、どちらにも共通している具は、焼きそばには欠かせない大きめの豚バラ肉、キャベツ、もやし。具材も豊富でたっぷり。食べ応えがあってお腹がいっぱいになるだけでなく、栄養面でも嬉しい配慮です。

神保町の焼きそば専門店「みかさ」のおいしい食べ方

「みかさ」のカウンターには、紅しょうが、からしマヨネーズ、イカ天かす、七味などが用意されていて、好みに応じて自由に焼きそばに添えて食べることができます。いちばんのおすすめはイカ天かす。ますますコクのある味に変化します。

食べるときには、上にのっている半熟の卵を麺に絡めながら食べるのも通。また、注文の時には、ネギまし、ネギ抜き、肉ましなど、様々なカスタマイズに応じてくれるようです。肉ましは100円、ネギましは無料とのことです。

神保町の焼きそば専門店「みかさ」は並でもボリューミー

焼きそばに限らず「並」と「大盛」が同じ値段の場合、得を考えて「大盛」を頼みたくなるものです。しかし「みかさ」では、お得度を優先して「大盛」を頼む前に、まずは冷静にお腹の空き具合とよく相談しましょう。なぜなら「みかさ」の焼きそばの「並」は、「並」以上のボリュームだから。大人の男性も「並」で満足できることが多いようです。

女性やお子さんで、食べ切れるか自信がないという方は、お値段もお得な「小盛」が用意されています。「小盛」でもイカ・エビのトッピング追加ができる点も嬉しいポイントです。お腹ペコペコの大食い自慢さんなら、大盛を選んで「みかさ」が誇る焼きそばのおいしさで、満腹な幸福を味わうのもいいでしょう。

焼きそば専門店「みかさ」は学生向けサービスあり!

そもそもB級グルメの最大の魅力とは、こだわりの美味しい料理を安くお腹いっぱい食べられること。「みかさ」の焼きそばも、味だけでなくそのボリュームも魅力のひとつ。大人の男性も並でお腹いっぱいになる人も多いこともあるのは既に述べました。

もともとボリュームと美味しさともに満点の神保町「みかさ」の焼きそばですが、学生さん向けにはさらなるサービスがあります。15時〜17時の時間帯に学生証を提示すると、無料で特盛にグレードアップします。さすが学生街、神保町の焼きそば屋さん!お腹を減らせた食いしん坊の学生さんにもおすすめのお店です。

神保町の焼きそば専門店「みかさ」に行こう

行列必至の「みかさ」にスムーズに入店するには?

B級グルメの激戦区、神保町には面積の広くないお店が多くあります。「みかさ」もその類にもれず、カウンター9席だけの小さなお店です。人気店なのにたったの9席しかないとは、それは行列になるのも仕方がありません。行列が長くなってくると、整理券が配布されることもあります。この機会に神保町を散歩して見るのもいいかもしれません。

「みかさ」は1日150食限定のお店です。麺がなくなり次第、お店は閉まってしまいます。「絶対「みかさ」の焼きそばを食べるぞ!」という日には、開店時間の午前11時より前に神保町に到着していた方がよさそうです。がっかりしないためには時間に余裕を持って訪れたいお店です。

神保町の焼きそば専門店「みかさ」はお持ち帰りは可能?

美味しく、お腹がいっぱいになる「みかさ」の焼きそばですが、営業時間は17時までです。夕飯にはちょっと早い時間に閉まってしまいます。美味しい焼きそばを持ち帰って家族へのお土産にしたい、という思いに応える持ち帰りは可能でしょうか?
 

残念ながら、神保町の「みかさ」の焼きそばは持ち帰りはできません。家族で美味しい焼きそばを食べたいときは、持ち帰りではなくお昼前に神保町まで出向く他ありません。みんなで一緒に出来立ての焼きそばを頬張ると美味しさも倍増です。土曜日は営業していますが、日曜日はお休みなので注意してください。

焼きそばの新たな魅力「みかさ」の焼きそば

コシが強くモチモチとした平打ち麺と絡み合うソースと塩だれ。具や味付けと相まってあとを引き、焼きそばの常識を覆す神保町の焼きそば専門店「みかさ」の焼きそばの魅力を紹介しました。

焼きそば専門店ならではの、こだわりの麺と味。家庭料理と思われがちな焼きそばをプロの味に進化させた「みかさ」の焼きそばは他では味わうことができません。残念ながら持ち帰りはできませんが、行列覚悟で神保町に赴いて、唯一無二の味を体験してみてください。

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