ガリガリ君の当たりが出る確率を検証!スーパーで交換するには?
ガリガリ君と言えば、その強烈なキャラクターとフレーバーで知らない人はいないと言える、大人気のロングセラーアイスキャンディーです。一方でガリガリ君は、その当たりの確率や見分け方を研究されているのでも有名な商品です。さまざまなサイトやYouTubeでも当たり確率や見分け方を扱ったものが目立ちます。そんないわば都市伝説のような当たりの見分け方を検証するだけでなく、実際に当たったときに当たり棒をコンビニやスーパーで交換する方法まで紹介します。
目次
ガリガリ君の当たりを見たことある?
ガリガリ君といえば、知らない人はいないと言っても過言ではないほどの、人気のロングセラーアイスキャンディーです。値段以上の食べ応えとユニークな期間限定フレーバーでも有名なガリガリ君は、当たり付きのアイスでもあります。そんな人気のアイスだけに、その当たり確率や当て方など、さまざまな都市伝説まで生まれています。そんなガリガリ君の当たり確率にまつわる、さまざまな噂や方法を検証してみました。
ガリガリ君の当たりが出る確率を解説!
ガリガリ君の当たりを話す際にまず第一に気になるのは、その当たり確率です。ガリガリ君の当たりが出る確率とは一体どのくらいなのでしょうか?人気のシリーズだけあって個人的に確率を検証している人もまた多く、おおよその当たり確率は判明しているようです。ガリガリ君にまつわる話とともに解説していきます。
ガリガリ君とは?
ガリガリ君は赤木乳業株式会社が、1981年に販売を開始したアイスキャンディーです。「薄いアイスキャンディーの膜の中に、コアとなるかき氷を入れる」という手法で作られています。中に氷を入れることから商品名は「ガリガリ」までは決まっていたものの、いまいち物足らないということで悩んでいたところ、社長の「では最後に君を入れようか」という一言で「ガリガリ君」になったと言います。
ガリガリ君は、元々はオイルショックのときに赤木乳業が主力商品の値上げに踏み切ったことから、会社の経営が傾いたために生まれた商品です。前身となった商品は、主力商品の「赤城しぐれ」をワンハンドで食べられる商品という形でアイデアを捻出し、具体化したのが1980年に発売したゼリーでかき氷を固めた商品でした。袋の中でばらばらになるというクレームが多発し、結局最終的には失敗作となってしまいました。
アイスが袋の中でばらばらになってしまうという反省点を克服するため、商品のコンセプトとして「遊びに夢中の子供が片手で食べられるかき氷」を開発を模索した結果、今の製造方法を編み出したことで問題の改善ができ、新たに「ガリガリ君」として発売されたのです。中に入れるかき氷は、赤城乳業内では「ガリガリ氷」と呼ばれ、最初は大きな氷粒だったものを年々技術革新によって小さな粒に変更するなど、今も進化を続けています。
また2002年に「安心・安全」を打ち出して増粘安定剤を天然ペクチンに、合成着色料の使用の完全廃止などを行い、その方針に沿って食品添加物を見直すことによって、カキ氷のコアを使いながらもソフトな食感に変わってきています。アイスキャンディーということもあって、売り上げは7月がピークで2月が一番少ないですが、年間を通した製造本数は年々右肩上がりで、2013年には4億7,500万本を記録する超人気商品です。
ガリガリ君といえば、あの特徴的なCMソングを思い浮かべる人もいることでしょう。あのCMソングである「ガリガリ君のうた」はWAHAHA本舗所属のお笑いトリオのポカスカジャンが作詞・作曲をして、歌も担当しています。2003年8月20日にCD化もされるほど、人気を博したCMソングでもあります。そんなガリガリ君で忘れることができないことのひとつに、あのマスコットキャラクターがあります。
ガリガリ君で無視できないマスコットキャラクター
マスコットキャラクターは商品名と同じガリガリ君で、苗字はありません。設定は「永遠の小学生」となっていて、基本的にいがぐり頭でTシャツ・半ズボン姿をしていて、口が顔幅の倍ほどと大きいだけでなく、常に歯をむき出しにしているインパクトのあるキャラクターです。発売当時は「昭和30年代のガキ大将をモチーフ」に考え出されたキャラクターでした。
ですが売り上げが伸び悩んだ1999年に数万人規模の消費者調査を行ったところ、ガリガリ君が全体的な不評の原因で、特に若い女性層に全否定といっても良い意見が多数を占める結果が出ました。赤城乳業としては衝撃の結果でしたが、この消費者調査の結果を分析・反映させて、2000年以降、ガリガリ君のデザインをいがぐり頭・大きな口・むき出しの歯はそのままに、外部のデザイナーに依頼して3Dデザインに変更しました。
また、元々ガリガリ君には、妹・ガリナ(4歳)、弟・カジロー(7歳)、祖父・冷蔵(76歳)、祖母・ハナ(78歳)、父・ひろし(45歳)、母・かおり(47歳)、いとこ(弟)・ソフト君と、かなり細かく家族構成が設定されていました。ガリガリ君自身も15歳の中学3年生だったのです。それを一気にキャラクターデザインの一新とともに、ガリガリ君は「永遠の小学生」に、家族は幼稚園児の妹のガリ子のみとされました。
その後も2004年の某雑誌におけるキャラクター人気投票において、ガリガリ君が嫌いなキャラクター4位にランクインしているのを赤城乳業マーケティング担当者が発見し、「商品や企業自体は嫌いではない」という調査結果も同時掲載されていたことから、ガリガリ君のイメージアップのために、2005年には7種類、2006年には10種類の複数のフレーバーを並べたレインボー売り場など、キャラクターを中心に話題提供を行いました。
2005年からは、費用対効果だけでなく話題性も高いことから、他業界とのコラボレーション企画を展開するだけでなく、「ガリガリ君」の文具やおもちゃ、ガリガリ君が主人公の漫画の雑誌掲載、ガリガリ君のゲームソフト制作、箱根小湧園で期間限定の「ガリガリ君温泉」なども開催し、2006年に25周年を迎えた後も、「元気で、楽しく、くだらない」を世界観に、今もさまざまなプロモーションを展開し続けています。
ガリガリ君にはどんな種類がある?
ガリガリ君発売当初のフレーバーは、ソーダ・コーラ・グレープフルーツ・いちごの4種類でしたが、現在のガリガリ君の通年フレーバーはソーダ味のみです。代わりに1990年代前半には年4回、コンビニ用フレーバーを期間限定販売していたのを、2006年に25周年を迎えたのを期に新フレーバー投入を年4回から2カ月おきに変更し、冬季販売強化対策用としてガリコちゃんの新ラインナップやリッチシリーズが加わりました。
ガリガリ君は通年フレーバーはソーダ味のみながら、期間限定商品やコラボ商品、キャンペーンも多いため、実際にはかなりの種類のフレーバーが常時揃っています。ガリガリ君リッチの他にも大人なガリガリ君もあり、通常品でも青りんご・マンゴー・夕張メロン・梨・ヨーグルト・いちご・グレープ・南国パイン・ホワイトサワー・マスカット・すもも・ゴールデンキウイ・オレンジ・びわ・ゆずなど50種類を超えます。
ガリガリ君リッチにいたっては、ミルクミルク・チョコチョコ・紅白いちごミルク・バニラバニラ・プリンプリン・白銀ミルク・杏仁マンゴー・ロイヤルミルクティー・ミルクミルクミルク練乳・チョコチョコチョコチップ・ミルクキャラメル・コーヒーゼリーミルク・チョコバナナ・いちごミルクチョコチップなど個性的なラインナップが並びますが、ガリガリ君リッチの名を高めた商品は2012年9月4日発売のコーンポタージュ味です。
ガリガリ君リッチコーンポタージュ味は、インターネット上などで賛否両論、話題を呼んで、ブログや情報サイトでも食べ方や調理方法などさまざまな形で注目された結果、ソーダ味の2倍売れるという予想外の販売数に製造が追いつかなくなり、2日で販売中止し、翌年2013年の3月26日に再販するという結果になりました。一方で2014年に発売したナポリタン味はあまりの不評に、3億円の損失になったと言われています。
この他にもガリガリ君リッチシリーズでは、江崎グリコの「クレアおばさんのシチュー」とのコラボ商品「クレアおばさんのシチュー味」や、GReeeeNとのコラボ商品「ほとばしる青春の味(青りんご味)」、日本コカ・コーラの「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」とのコラボ商品「コーヒーオレ」、カルビーポテトチップスとのコラボ商品「コンソメMパンチ」など、さまざまなコラボ商品も送り出し続けています。
2006年11月に発売されたガリ子ちゃんシリーズは、2005年の冬シーズンの寒さがひどかった影響で、ガリガリ君が売り上げ不振だったことから、別の秋冬向け商品の開発が望まれていたことと、2006年がガリガリ君発売から25周年記念ということで新展開案があったことを受けて、先にも紹介したようにガリガリ君25周年記念の一環として発売されました。通年商品ではありませんが、こちらもフレーバーの豊富さが光ります。
ガリ子ちゃんシリーズの発売当初のフレーバーは、ガリガリ君のソーダ味にソーダフレーバーのクリームをプラスしたアイスキャンディーでした。その後の主なフレーバーとしては、やわらかオレンジヨーグルト味・クリームレモン味・クリームメロン味・やわらかクリームソーダ味・ブルーベリーヨーグルト味・クリームバナナ味・クリームりんご味と、選択肢の豊富さはさすがと言えます。
この他にもガリガリ君の期間限定商品のカップシリーズがあります。30周年記念に新しい食べ方として、「スプーンで食べる」ガリガリ君として、2011年に「ソーダミルクプレミアム」が、2012年にロイズコンフェクトとのコラボで「ショコラショコラプレミアム」と、前年好評だった「ソーダミルクプレミアム」の再販を行っています。
一方で2005年・2006年夏の2シーズンのみ発売した、「すう」ガリガリ君として売り出した「シャリシャリ君ソーダバニラ味」は、赤城乳業としては自信作だったものの地味で不発という結果で終わっています。ですがファンがネタにしたことで最終的には量化した結果との見解を示しましたが、メディアには「華麗なる失敗作」として取り上げられました。ですが2012年夏に、「ソーダ味」として東京都と東北6県で限定販売しています。
ガリガリ君の販売店と値段について
1981年にガリガリ君が当たり付きアイスキャンディーとして発売されたときの価格は1本50円でした。1980年代前半は、アイスキャンディーの売り上げの60%が駄菓子屋などの一般小売店が占めていた上に、その売り場の多くは大手メーカーが抑えていたため、ガリガリ君は当時店舗数を増やしつつあったコンビニを販売ルートのメインとして販売戦略を行いました。
1990年にアイス業界ではいっせいにアイス商品の10円値上げが行われましたが、赤城乳業は過去の苦い経験からガリガリ君の値上げを保留し、翌年の1991年になってから10円の値上げに踏み切ったものの売り上げは落ちず、年4回のコンビニ用フレーバーの投入などの要因もあって、1994年には過去最高の販売本数6,600万本を達成しています。
それ以降は値上げを行っていませんでしたが、1995年に同様の商品が他社から発売されたことで、競争の激化に伴い1997年に7本入りのマルチパックの発売を気にスーパーへも販路を拡大しました。1991年以来25年ぶりの値上げとなった2016年4月1日には、本社工場前に役員と社員が「値上げ」(歌:高田渡)をBGMに深々と一礼して謝罪するCMが当日と翌2日限定で流され、このCMは世界的にも大きな話題になりました。
現在販売されているガリガリ君は、通常品は税別で70円、リッチが税別で130円、大人なガリガリ君が税別で100円、通常品のマルチパックが7本入りで税別330円、リッチのマルチパックは同じリッチでも商品によって5本~6本と内容本数に差があるものの税別330円、大人のガリガリ君のマルチパックは6本入りで税別330円と、マルチパックは1箱税別330円で統一されています。
ガリガリ君は低カロリー?
ガリガリ君の通年フレーバーのソーダ味は、1本当たり110mlで69kcalとなっています。期間限定フレーバーの中でも人気の高い梨味でも68kcalと、中がかき氷ということもあって、同じ赤城乳業製のラクトアイスBLACK(83mlで120kcal)やアイスクリームのSof' バニラ(150mlで188kcal)と比べても、低いことが良くわかります。ただしガリガリ君リッチとなると話が変わってきます。ガリガリ君リッチはラクトアイスなのです。
ガリガリ君リッチ チョコチョコチョコチップは、100mlで150kcalに増えます。大人なガリガリ君 ゴールドキウイ味は中身が通常のガリガリ君と同じかき氷のため、100mlで95kcalとまだ控えめですが、やはりカロリーは高めになります。通常品のガリガリ君でも差があるので、気になる人は赤城乳業のホームページを見てみると良いでしょう。カロリーだけでなくアレルゲン情報も載っているので、そういった点でも安心できます。
ガリガリ君の当たりが出る確率は?
ガリガリ君の当たりが出る確率は、「2%」とする説と「3.1%~3.2%」とする説が有力とされています。ちなみに製造元の赤城乳業では、「ガリガリ君の当たり確率は景表法という法律にのっとって、公正に調節しています。具体的な確率については明言できませんが、その範囲内で還元させてもらっています」と説明しています。そしてこの法律では2%以内と制限されているというのです。
ですがAmazonなどの通販では、「ガリガリ君31本+当たり分1本入り」と書かれた箱が売られています。このことから31本中1本が当たりなのだろうということで、ガリガリ君の当たり確率は3.2%なのだろうと考えられているのです。ですが景表法とは不当な表示や過大な景品類を規制することで、公正な競争を確保することを目的とした法律です。法律上は2%以内なのにどうして3.2%と推測されても問題にならないのでしょうか?
値段のところでも紹介したように、ガリガリ君の値段はひとつではありません。ガリガリ君はイベントも良く開催し、その対象商品の中には、2014年の秋のイタリア栗のクリーミーモンブラン味が170円だったこともあるのです。またガリガリ君リッチも100円越えしているなど、こうした高額商品と合わせれば、通常品の当たり確率が3.2%でも法律違反にならずに済む、ということになるのです。
ガリガリ君を箱買いすると当たりは出る?
ガリガリ君の箱にはこう書かれています。「31本+1本」と。ですが先の景表法を考えた場合、当たりが必ず入っていては公正な競争になりません。また赤城乳業側も「当たりはランダムに袋に入れている」と明言していて、この「1本」は「この箱の中に当たりが入っていたらコンビニやスーパーで交換しなければならず、損をさせないための先の補填分」ということと考えられます。また箱には「当たり分」とは書かれていません。
Amazonでは「+当たり1本分」と書かれて売られ、レビューには「友人と当たりが出るまで食べ続ける遊びをしたが1箱食べ終わっても当たりが出ず、微妙な雰囲気で終わってしまった。パーティグッズとしては向かない。」という書き込みがあります。他のレビューにも「箱から当たりが出た」という書き込み自体はひとつもなく、箱ごと買えば当たりが出るというのは、根拠としては弱いと言わざるを得ないというのが現実のようです。
ガリガリ君の当たり棒にはどんな風に書かれている?
ガリガリ君は通常品とリッチ、キャンペーン商品とで印字が全て異なります。通常品は「1本当たり」という言葉の他に、「ガリガリ君かガリコちゃんと交換できます。ガリガリ君リッチとは交換できません」と印字されています。通常品とガリガリ君リッチは値段も違うので、これは至極当然といえる注意書きです。ただし通常品であればフレーバーが異なっても交換可能なので、さまざまなフレーバーから選ぶことができます。
一方でガリガリ君リッチやキャンペーン品は、また違った印字がされています。「(キャンペーンの当選商品名)当たり」とともに、「お店では交換できません」と印字されているのです。先にも紹介したように、当たり確率はともかくどこにどれだけ当たりが行くか、製造元でもわかっていません。そのためキャンペーン商品の当たり棒はコンビニやスーパーで交換したくてもできないのです。
ガリガリ君の当たり棒をスーパーで交換するには?
せっかく念願の当たりを引けても、さて、今度はどこでどう交換すれば良いのでしょうか?通常品の当たりであれば、買ったお店に持っていけば交換できます。もちろん買ったお店でなくても、ガリガリ君を扱っている近くのコンビニやスーパーで交換することもできますが、かえってそちらのほうが不便なのが普通でしょう。なにはともあれ早速持って交換に行ってみましょう。
ガリガリ君の当たり棒をもってスーパーに行こう
ガリガリ君の当たり棒をスーパーで交換してもらう前に、まずはきちんと綺麗に洗ってから持っていきましょう。買ったお店以外のスーパーで交換してもらうこともできますが、通常利用しているスーパーで交換するのが一番楽なので、普通にいつものようにレジにガリガリ君と当たり棒を持っていけば、その場で交換してもらえます。買い物ついでのスーパーで交換してもらえるので、手間もかからず簡単です。
ガリガリ君の当たりはコンビニでも交換可能!
ガリガリ君は元々コンビニでの販売で伸びてきた商品です。当然スーパーで交換しなくても、近くのコンビニでも交換できます。コンビニで交換するのでも、スーパーで交換するのでも、どちらでも良いのは消費者としては便利なことです。最もコンビニで交換するときでも、結局は買ったお店で交換することのほうが多いことでしょう。おまけの分は先に渡されているとはいえ、なるべく買ったコンビニかスーパーで交換しましょう。
もしコンビニやスーパーで交換してくれなかったときは?
稀にですが、お店がつぶれたり商品の取扱をやめてしまったり、旅行中で元のお店に行けない、店員がバイトだけで判断ができないなどといった、想定外の事態で交換できないことがあります。そういったときには、ガリガリ君を扱っている他のコンビニやスーパーで交換してもらうこともできます。もし他のお店で出た当たりが、特定のお店で交換が集中してしまっても、赤城乳業が当たり棒と金銭と交換してくれるシステムがあります。
ですがここまで特定の店舗にだけ交換が集中し、負担になってしまうのは通常ありえないことです。ガリガリ君の当たりが出るのは嬉しいことですが、当たり棒の交換はなるべく買ったコンビニかスーパーで交換するようにしましょう。もし他のお店でも交換してもらえなかったら、ということはなかなかありませんが、もしトラブルがあったときは、赤城乳業に問い合わせましょう。相談者に合わせてさまざまなサポートをしてくれます。
ガリガリ君の当たり棒のゆくえは?
コンビニやスーパーで交換されたガリガリ君の当たり棒は、一体どこに行くのでしょうか?実はそのお店で捨てられてしまうことがほとんどなのです。特定のコンビニやスーパーで交換が集中するような、通常ありえない事態がない限り、当たり棒がきちんと回収されることはないのです。そのため、悲しいことにほとんどの当たり棒は交換されたお店で、廃棄処分されています。ですがきちんと赤城乳業まで戻る当たり棒もあるのです。
ガリガリ君の当たりには特別なキャンペーン商品もある
先にも紹介したように、ガリガリ君の当たりの中には、コンビニやスーパーで交換してもらえない当たり棒もあります。ガリガリ君リッチやコラボ対象のキャンペーン商品の当たり棒です。それらの当たり棒は、良く洗って乾かした後、赤城乳業に送って交換してもらう形になります。注意したいのは、時として1つの商品が別々のキャンペーンの対象商品になっていることがあるのです。
そのため同じ商品なのに、キャンペーンごとにパッケージが別々である場合があるのです。そしてその商品がどちらのキャンペーンに対応しているかで、当たり棒も異なる景品が当たるのです。もし狙っているキャンペーンがあるときは、まずは赤城乳業のホームページでキャンペーンの対象商品を確認し、キャンペーン対象商品が複数の時には、きちんとパッケージを確認してから買うようにしましょう。
ガリガリ君はコラボも含め、たくさんのキャンペーンを行っています。過去のキャンペーンの当たり棒の受付もまだやっているため、赤城乳業のホームページに行くと「その他のキャンペーン一覧」には、数多くの景品とコラボ商品と当たり棒の写真が掲載されています。これらは当然コンビニやスーパーでは交換できません。ガリガリ君の当たり棒に「お店では交換できません」と書かれていたら、確認してみてください。
もし終了してしまったキャンペーンの景品が欲しい場合には、ネット上で確認してみてください。通常品の当たり棒から、過去のキャンペーン景品だけでなく当たり棒まで、さまざまなガリガリ君のキャンペーングッズが売りに出されています。興味があったら除いてみてもいいでしょう。その景品の種類の多さにきっと驚くことでしょう。それだけガリガリ君に歴史があることも感じさせてくれます。
ガリガリ君の当たりを見分ける方法ってあるの?
発売当初のガリガリ君は、当たり棒が他の棒よりも幅広だったため簡単に見分けが付いた時期もあったと言います。ですが現在では当然のごとく改良されたため、多くの人が確実に当たりを引くための見分け方を模索し研究した結果、さまざまな見分け方が紹介され都市伝説化しているものもあります。これらの見分け方の信憑性や口コミは実際どうなのか、検証してみました。
当たりを見分けるポイントはバーコード?
ガリガリ君の当たりの見分け方として、最もポピュラーで知られた見分け方のひとつです。「左から5本目の線が太いのが当たり」という見分け方です。かつては当たりのバーコードは、この部分がざらざらしていたら当たりという見分け方だったそうですが、これまた改善されてしまったものの太さが違う、という話に発展したものです。この見分け方、実は重大な問題点を忘れている見分け方でもあるのです。
コンビニやスーパーのレジで働いた経験のある人にはわかりやすいですが、このバーコードは全ての商品で同じものが付いています。そうでないとレジを流しても機会が判別できなくなってしまうのです。このバーコードの1本の太さを変えたら、それはガリガリ君ではない別の製品になってしまうため、販売店側に迷惑がかかってしまいます。そのため製造側が異なるバーコードを付けることはありえないのです。
当たりの見分け方は裏面に注目?
ガリガリ君の裏面の端の中央付近には、黒い四角状のマークがあります。このマークが小さいものが当たりであるという、こちらも良く知られた見分け方です。ではこの見分け方は実際どうなのでしょうか?こちらも検証した動画などが数多くありますが、実際その大きさの差を見分けるところから苦労する人もいれば、実際当たりが出た袋とはずれの袋とでは、大きな違いがないことも検証済みのため見分け方としてははずれなのです。
ではこの黒いマークは何なのでしょうか?実はこの黒いマークは、商品を袋詰めするときに機械がどこで袋を閉じてカットしたら良いかを示す、製造機械用のバーコードマークなのです。そのためカットする際に若干のずれが生じることはあるものの、中の商品に合わせてカットしているわけではないので、当たりもはずれもこのマークを目印に機械がカットしているだけなので、見分け方としては成立しないことになるのです。
右側の縁のギザギザが27個だと当たり?
あるYouTubeで紹介された当たりの見分け方です。右側の縁のギザギザが27個だと、高確率で当たりという見分け方なのです。実際その映像自体にカット部分があることもあり、信憑性が疑われています。実際に試したという人でも、「27本買って当たりは2本だけだった」「7本買って全滅」という、「具体的な検証結果」のコメントも見受けられます。購入してのコメントは「本当」半分、「嘘」半分といったところです。
ただし「本当に当たった」というコメントは、アカウントを変えて書き込むことも可能なため、購入数に対しての当たりの数を明示したコメントのほうが、見分け方の信憑性は高いと言えます。また機械の上を商品が流れていくときに、横幅にも多少の遊びがあることを考えても、微妙なずれからカット部分もランダムになる可能性は非常に高いです。このことからも認知度は低い見分け方ですが、信憑性も低いのは事実です。
当たりを見分ける方法は本当?
ガリガリ君はその人気ゆえに、当たりの見分け方に対しても数々の都市伝説があります。見分け方の実践検証が広く行われるくらいに、誰もが当たりを一度は引きたいと思っているアイスです。ですが製造元の赤城乳業も、「当たりはランダムで入れている」こと、「パッケージは同じものを使っているため、外見では見分けは付かないはず」であることを明言しているため、箱買いしても当たりが出なかったのもこのためのようです。
中には都市伝説の見分け方に頼らずに、日を変えて50本のガリガリ君をただ食べて、その中で当たりが何本出たかをあげているYouTube動画もあります。こちらでは最終的になかなかの確率になっています。見分け方にこだわらずにただ選ぶだけのほうが、最終的には良く当たることもあるという確率の妙と言えるかもしれません。
ガリガリ君を美味しく食べて当たりを見つけてみよう!
ガリガリ君の当たりとはずれの確実な見分け方はありません。それでももしあなたが運良くガリガリ君の当たりを手にすることができたら、また当たりを引くために買ったコンビニかスーパーで交換して再チャレンジしてください。ガリガリ君には季節限定のフレーバーもたくさんあります。さまざまなガリガリ君を美味しく食べて、ぜひ当たりを見つけ出してください!