2018年06月12日公開
2024年07月17日更新
カルピスとビールのカクテル「ダブルカルチャード」おすすめの割合は?
小さなお子様には大人気のカルピスと大人に大人気のビールを混ぜ合わせたカクテルがあるのをご存知ですか?その名もダブルカルチャードといいます。成人してようやくお酒を飲めるけど、ビールの苦味が苦手という人にはこのダブルカルチャードはとてもおすすめのカクテルです。今回はカルピスとビールを混ぜ合わせたこのダブルカルチャードの作り方などを調査していきます。いったいどんな味なるのでしょう。
目次
カルピスとビール?ダブルカルチャードの原料カルピスとは
ダブルカルチャードに必要なカルピスですが、いつどのように生まれたのでしょうか?カルピスは1919年に売り出され、その独特の甘さと酸っぱさで新感覚の飲料としてブレイクしました。カルピスは元々カルピスの生みの親である三島海雲が内モンゴルを訪れた事から始まります。体調を崩した海雲が現地の遊牧民からふるまってもらったのが乳酸という飲料でした。この健康によく、革新的な味に三島は感動し、製法を学びます。
モンゴルで乳酸の製法を学び帰国後三島は研究の末にカルピスを開発します。なんと現在のカルピスも大正時代のカルピス菌に原液を継ぎ足しながら作っているそうです。カルピス菌がもしなくなってしまうような事があればもう作れなくなると言う事です。カルピス菌の貯蔵場所はトップシークレット扱いで上層部のごく一部の人間しか知らないそうです。
現在ではカルピスでも色んな名前のカルピスがあります。カルピスウォーター、カルピスソーダ、ゼロカロリーのカルピス、体脂肪を減らすというからだカルピスと様々な種、名前のカルピスが生み出されています。しかし、基本はやっぱり原液を割って飲むカルピスですよね?今回はその原液をビールで割って作るというカクテルダブルカルチャードの作り方、また作る過程においての割合を教えます。
カルピスビール?ダブルカルチャードとは
元々カルピスをビールで割るという発想はあり、カルピスビールと呼ばれていました。それをアサヒの飲料カルピス営業部に勤務していた鶴田という人がアサヒの本社がある恵比寿周辺にある飲み屋を中心に地道にカルピスをビールで割った商品の提案をしていったそうです。共に発酵させた飲料であるカルピスとビールから2つという意味のdouble、発酵した~という意味のcluturedが合わさりダブルカルチャードと名前がつきました。
こうしてダブルカルチャードというカルピスをビールで割ったカクテルが生まれました。ビールは好きだけどあの苦味が苦手、お酒を飲める年齢になったけどビールの苦味がだめという人にも、もってこいのカクテルがこのダブルカルチャードという名前のカクテルです。ビールが苦手な人でもダブルカルチャードは美味しい、飲めるという人が多いです。ビールが苦手だけど飲んでみたいという方はこのカクテルから初めてみてください。
カルピスとビールを混ぜてダブルカルチャードを作る
ダブルカルチャードという名前のカクテルを作る手順を紹介します。とくにコツみたいなものは存在しないのですが割合には注意しましょう。用意するものとしてカルピスの原液30cc、ビール150cc、グラス一つ、かき混ぜるスプーン、あればマドラーが最適です。菜箸でもいいです。カルピスの原液、ビール、グラスは十分に冷蔵庫で冷やしておきましょう。次に作り方を紹介します。
カルピスをビールで割ったダブルカルチャードという名前のカクテルを作るには、冷えたコップにカルピスの原液を1、ビールを5の割合で入れていきましょう。なるべくならカルピスを入れるコップは、金属は避けてください。カルピスが酸性なので、可能性としてですが金属を溶かしてしまう恐れがあります。そうなると風味も台無しになりますし、健康にもよくありません。
カルピスの原液が入ったコップにビールを注ぎます。この時、原液の割合は1でビールは5です。あとはマドラーなり長めのスプーンなり、菜箸でもいいので混ぜましょう。軽くかき混ぜる程度でいいです。このカルピスとビールさえあれば簡単に作れてしまうところがダブルカルチャードの最大の良さです。子供にはカルピス、親はそこにビールを入れてカクテルにして飲むという家庭でもなじみぶかいものにできます。
カルピスとビールを混ぜるとどんな味わいになる?
ダブルカルチャードの香りや見た目
さて、別名カルピスビールという名前で呼ばれる事もある、このダブルカルチャードというカクテルですがどのような味なのでしょうか?淡い色の雲のようなクリーム色をしたこのカクテルはまろやかミルキーな味わいです。クリームの入った紅茶にも見た目は似ています。カルピスが入っているので少し幼いイメージの香りがするというわけでもありません。しっかりとした大人風味の香りがします。
ダブルカルチャードの味
わざわざカルピスとビールを割合よく混ぜてカクテルを作るなら美味しくいただきたいものです。そのためにはビール、カルピスの原液とできればグラスも冷やしておくのをおすすめします。冷やしておくと飲み口がさっぱりして、爽やかな味わいが口元に広がります。可能ならダブルカルチャードを作る直前までカルピスの原液とビールは冷やしておくのが良いでしょう。
カルピスとビールを混ぜる時の注意点!
カルピスとビールの割合を間違えない
カルピスとビールを混ぜたカクテルダブルカルチャードを作る際にはちょっとした注意点があります。それは割合を間違わない事です。よくやってしまいがちなのがカルピスの原液を多めに入れてしまう事です。カルピスを多めに入れてしまう事によって甘くなりすぎてしまい、ビールの風味が薄まってしまう懸念があります。カルピスの割合が適量ならすっきり爽やかな喉ごしのダブルカルチャードができます。
カルピスとビールを混ぜすぎない
カルピスの原液が下に溜まってしまった場合、マドラーなどで混ぜますが、この時に、かき混ぜすぎないようにしてください。なぜかき混ぜすぎてはいけないのかというと、かき混ぜすぎるとビールの泡が消えてしまい、ビール特有の喉ごしがなくなってしまうからです。ビールに含まれる炭酸が抜けてしまわないように軽くかき混ぜる程度にしておきましょう。ちょっとした事に注意することで美味しいダブルカルチャードが飲めます。
カルピスとビールのW発酵は健康にも良い?
ビールとジュースを混ぜたカクテルはダブルカルチャードの他にも有名なところでトマトジュースとビールを合わせたレッドアイという名前のカクテルやジンジャエールとビールを合わせたシャンディガフなどもあります。肌のコンディションを整えたいなら新鮮なトマトを搾ったレッドアイ、冷え性の人ならすりおろした生姜の入ったシャンディガフ、腸の調子を整えたいならダブルカルチャードが有効です。
菌は一種類の菌を取るより数種類の菌を取った方が体に効く場所や働きが違うので、1つの菌だけをとるより健康に良い菌は複数とった方が良い影響が期待できます。ビールを飲むにしてもビール酵母だけでなく、腸内環境を整備する乳酸菌を共にとれる方が良いでしょう。そう考えるとビール酵母と乳酸菌がとれるカルピスとビールのカクテルダブルカルチャードは健康にも良い影響が期待できるというものです。
カルピスの種類を変えてビールと混ぜてもいける!
ダブルカルチャードは白い普通のカルピスを入れてももちろん美味しいのですが、カルピスにはいろいろな種類があります。カルピスの種類を変えてやるだけでも違った味に仕上げてやることが可能です。カルピスにはみかんや巨峰やマンゴー味まであります。このようにフレーバーなものの原液を使いダブルカルチャードを作ってみてください。カロリーが気になる方はカロリーオフのカルピスでダブルカルチャードを作ってもOKです。
カルピスとビールを混ぜたダブルカルチャードに合うおつまみは?
ちくわのピリ辛炒め
ダブルカルチャードに合うおつまみの作り方を紹介します。材料は二人分を想定し、ちくわ2本、輪切りにした鷹の爪大さじ1、醤油小さじ1、砂糖小さじ1、水大さじ1、白炒ごま小さじ1、ごま油小さじ1です。まず、ちくわを5mm幅の斜め切りにします。フライパンに油をひき、ちくわをキツネ色にこんがり炒め、鷹の爪、醤油、砂糖、水、を入れます。
調味料と味がなじむように絡めながら弱火で炒め、水分が飛んだら火から下げます。あとは皿に盛り付けて完成です。
じゃがいもとチーズの簡単おつまみ
材料は中ぐらいの大きさのじゃがいも1個、とろけるチーズ適量、パン粉1個、調味料は塩胡椒少々、コンソメ少々、化学調味料少々、サラダ油おおさじ一杯です。作り方はまずじゃがいもを、一個皮をむいて丸々すりおろします。とろけるチーズとパン粉、塩胡椒コンソメ少々を入れて混ぜ合わせます。熱したフライパンに中火で薄く広げてそれを焼きます。片面が約5分ほどです。カリカリ風味が良いのならもう2分ほど焼きましょう。
ダブルカルチャードはカルピスとビールの良いとこどりのお酒!
カルピスとビールを混ぜて出来上がるカクテルダブルカルチャードはビールを飲みたいけど苦手という人にはとても喉ごしがよく飲みやすいです。1番の魅力は割合を正しく知っていればただカルピスの原液にビールを混ぜるだけで簡単にできてしまう事です。しかもとてもおしゃれなカクテルで女性にも受けが良いです。カルピスとビールの可能性を両方広げたダブルカルチャードは簡単で革命的なカクテルと言って良いでしょう。