カルピスのカロリーや糖質を商品別に調査!グラス一杯でどれくらい?
カルピスは大人から子供まで愛される飲料として人気の商品ですが、そのカロリーや糖質について気になったことはありませんか?原液を舐めてみると意外に甘くてびっくりしたという人も多いと思います。乳酸菌飲料で体にいいと思って一日に何杯も飲んでいると、カロリーや糖質を摂りすぎていたという事もあり得るので注意が必要です。人気のドリンクであるカルピスについて、種類別にカロリーや糖質を紹介します。
目次
カルピスのカロリーや糖質は高め?
1919年に発売されて以来、身体に優しい飲み物としてカルピスはロングセラー商品となっています。夏の暑い日に冷蔵庫を開けるとカルピスの原液が入っていて、自分で作って飲んだという人も多いのではないでしょうか?さっぱりとした味わいは多くの人に愛される味で、アイスで飲むのはもちろん、冬にはホットで飲んでも美味しいと、原液があればいろいろな楽しみ方ができるので幅広い年代のファンがいる飲み物となっています。
乳酸菌飲料という事から、身体にいい飲み物であるというイメージのカルピスですが、原液をなめてみるととても甘いと感じます。子供の頃は気にしなかったカロリーや糖質ですが、健康管理が必要な人にはその数値がとても気になるのではないでしょうか?
カルピスのカロリーや糖質を商品別に知ろう
薄めるからカロリーは少なくなると思っていた人も多いかと思いますが、実際にはカルピスのカロリーは低いとは言えない数値となっています。しかし、カルピスは乳酸菌飲料という特徴があります。他の清涼飲料水に比べて体にいいのではないかと考える人も多いでしょう。カルピスの乳酸菌は生きたままおなかに届くと思っている人も多いかと思いますが、実はカルピスの乳酸菌は全て殺菌されており、その時に乳酸菌は死んでしまっています。
しかし、例え乳酸菌が死んでしまっていても乳酸菌が作り出した乳酸の力で、おなかの調子が整い、発酵によってつくられた成分や牛乳の成分がより体に摂りやすい形になっているのです。確かに他の清涼飲料水に比べると身体にはよいことが分かります。しかし、そのカロリーや糖分はやはり無視することはできません。紹介するカロリーや糖質の数値を知り、健康づくりに役立ててください。
カルピスのカロリーと糖質
一番スタンダードなカルピスのカロリーと糖質を紹介していきましょう。カルピスは原液で入手し5倍に希釈するのが基本となっており、その希釈したカルピス100mlあたりのカロリーは46kcalとなっています。これは100mlあたりの数値ですので実際にグラス一杯を200mlとすると倍の92kcalとなります。カロリーが高めと思われるコーラのカロリーは100mlあたりは45kcalとなっており、カルピスはそれよりも高い数値となっています。
カルピスに含まれる糖質は?
カルピスに含まれる糖質についてですが、公式サイトでは正式な糖質量は発表がされていません。糖質は炭水化物量から食物繊維を引いた数値とされています。しかしカルピスに食物繊維は含まれていない、含まれていも微量であると考えられることから、炭水化物量がそのまま糖質であると考えることができます。カルピス5倍に希釈した100mlあたりの糖質量は11gとなっています。グラス一杯あたりに換算すると倍の22gとなります。
砂糖がたくさん使われているとされるコーラと糖質量を比較してみると、コーラ100mlあたりの数値は11.3gとなっており、微量ですがカルピスが糖質量は少なくなっています。しかし、糖質が高いとされるコーラと比べてみてもあまり変わらず、カルピスはカロリーも糖質も高めであることが分かります。
カルピスカロリー60%オフのカロリーと糖質
カルピスにはカロリーが控えめになっているタイプのものもあります。「カルピスkcal60%オフ」はカルピスの美味しさをそのままにカロリーを控えめに作った商品です。こちらの商品の原液を5倍希釈した場合のカロリーは100mlあたり17kcalとなっており、グラス一杯あたりは34kcalとなります。糖質に注目をすると、100mlあたり3.7gとなり、グラス一杯あたりは7.4gとこちらも控えめな数字であることが分かります。
カルピスカロリーオフタイプはダイエットに良い?
一見カロリーが低く糖質が控えめである為ダイエットによさそうなカロリーオフタイプのカルピスですが、使われている甘味料は、アスパルテーム人工甘味料となっています。カロリーや糖質が低いのでダイエットの良さそうだと思える人工甘味料ですが、血糖値は通常の砂糖と同様に上昇し、肥満を引き起こすと言われるインスリンを分泌させるため、太りやすい体になるという指摘がされています。
但し、人工甘味料では血糖値の上昇はしないという意見もあり、このことに関しては今後も研究がされる課題となっています。また人工甘味料は太りやすくなるという理由はほかにもあり、カロリーや糖質が低いからと言って必ずしもダイエットに良いとは言えないのです。カロリーや糖質が控えめなので安心をして飲みすぎてしまうという事もあるので、その点には注意が必要です。
カルピス各フレーバー別のカロリーと糖質
カルピスには様々なフレーバーがあり、いろいろな味を楽しめるのが楽しみの一つとなっています。いろいろな味を原液で揃えておけばその日の気分で飲むことができるというメリットもあります。カルピスのいろいろなタイプのカロリーや糖質はどれくらいかを紹介します。
カルピス巨峰のカロリーと糖質
発酵という自然製法から作られたカルピスに完熟の巨砲果汁を加えた爽やかな甘酸っぱさが魅力の巨峰味です。きれいな色とさわやかな味わいにファンも多い巨峰味のカロリーは5倍希釈100mlあたり49kcal、糖質は12gとなっています。グラス一杯あたりになると98kcal、糖質は24gとノーマルのカルピスよりも若干数値が高くなります。
カルピスレモンのカロリーと糖質
こちらも巨峰同様、自然製法で作られたカルピスにシチリア産のレモン果汁を加えた乳酸菌飲料です。爽やかなレモン時はさっぱりと飲めるのでカロリーも控えめかと思いますが、5倍希釈100mlあたりのカロリーは50kcal、糖質は12gです。グラス一杯あたりになると100カロリー、糖質24gとなっていて、飲んだ感じが爽やかだからと言っても決してカロリーや糖質が低いわけではありません。
カルピスメロンのカロリーと糖質
メロンが好きだというファンは多いのではないでしょうか?こちらは独自製法のカルピスに手摘みのメロン果汁を加えた贅沢な味わいです。メロン味のカロリーは、5倍希釈100mlあたり49kcal、糖質は12gとなっています。グラス一杯あたりになるとカロリーは98kcal、糖質は24gです。メロンは巨峰と変わらない数字となっています。
カルピスパインのカロリーと糖質
出典: http://556.jp
独自製法のカルピスに芳醇な香りのパイン果汁が入った爽やかな味わいのカルピスです。カロリーは5倍希釈100mlあたり53kcal、糖質は13gとなっています。グラス一杯あたりだと106kcalで糖質は26gとなり、カルピスの種類の中でも一番カロリーと糖質が高い結果となりました。
カルピスのペットボトル商品のカロリーや糖質について
カルピスは原液を5倍に薄めて飲むのが昔からの定番でしたが、最近ではコンビニなどで希釈済みのペットボトル商品が多く取り扱われています。ペットボトルをそのまま開ければ飲めるとあって、手軽で便利な商品となり、ついつい手が伸びるという人も多いのではないでしょうか?ペットボトル商品についてもどれくらいのカロリーと糖質を含んでいるのを紹介します。
カルピスウォーターのカロリーと糖質
希釈済みのカルピスがペットボトルに入ったカルピスウォーターは、さわやかな味わいが人気の商品です。こちらのカロリーは100mlあたりが45カロリー、糖質は11gとなっており、原液のカルピスを薄めたものとほぼ同じ数字となっています。ただ注意したいのはペットボトルは500mlサイズ全部を飲むとその数値は全て5倍になり、ペットボトル1本あたり225kcal、糖質は55gと高カロリー高糖質となるので注意が必要です。
カルピスソーダのカロリーと糖質
カルピスを炭酸で割ったカルピスソーダもペットボトル商品としてはとても人気です。そのカロリーや糖質を見てみると、100mlあたり36kcal、糖質8.9gと意外にも一番低い数字となりました。しかし、少し数字が低いからと言ってペットボトル全部を飲み干すと180kcal、糖質44.5gとなりますので、こちらも注意が必要となります。
カラダカルピスのカロリーと糖質
人気のカルピスからでた機能性表示食品として発売されたカラダカルピスのカロリーや糖質はどうなのかを紹介します。カラダカルピスは100mlあたり0カロリー、糖質は0.8gとなっています。これまでのどの商品よりもカロリーや糖質が控えめであることが分かります。ペットボトル1本を飲んでもカロリーは0kcal、糖質は4g程度となり、1本全部飲んでも気にならない数字となっています。
カルピスはカロリーや糖質が高め!希釈濃度に気を付けよう
カルピスのカロリーや糖質を種類ごとに紹介しました。おなかに優しい乳酸菌を含んだカルピスは健康にいい反面、カロリーや糖質が高めの飲み物となっています。飲み方や飲む量によっては、太ったり、糖質を摂りすぎたりという事もあるので注意が必要です。ぜひこちらの記事を参考に一日の摂取量に気を付けて、カルピスの乳酸菌の力を生活に取り入れてください。