赤ワインを使ったカクテルの種類は？名前と簡単レシピも紹介！

赤ワインとは一般的に、黒ブドウ品種からつくられたワインのことで、ぶどうの皮・種も一緒に搾り取った果汁を発酵させて作られています。赤ワインには抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれており、健康志向の人にもおすすめのお酒です。

サングリアはスペインの代表的なカクテルで、赤ワインでも白ワインでも作る事が出来る簡単なカクテルです。スペインでは家庭で作られている事が多く、たくさんレシピも出ているのでいろんな種類のサングリアを作る事ができます。

サングリアの名前はスペイン語の「Sangre (サングレ)」が語源となっていて、このサングレという言葉の意味は「血」です。赤ワインの赤さからこのような名前の由来となっています。ちなみに白ワインで作るサングリアは、サングリアブランカ（ブランカはスペイン語で白の意味）と呼びます。

基本的には赤ワインに好きなフルーツを漬け込んで作っていきます。使用する赤ワインは好きな赤ワインでも良いですし、開栓して残ってしまい風味が落ちてしまった残り物の赤ワインでも大丈夫です。スーパーなどで売っているプチプラ赤ワインでも作れますのでおすすめです。

使用するフルーツも好きなもので作れます。季節のフルーツを使ったり、いろんな種類のフルーツを使うのもいいですし、生のフルーツではなくても缶詰フルーツでも大丈夫です。

準備するものは、お好きな赤ワイン・りんご・オレンジ・パインの缶詰1缶・お好みでシナモン。綺麗に洗って殺菌した容器に、赤ワインを注ぎます。りんご・オレンジ・パインを好きな大きさにカットします。フルーツの皮は好みで残しても良いですし、柑橘系のフルーツの皮を残すと少し苦味が出る場合があるので、取ってしまっても大丈夫です。

フルーツをカットしたら、赤ワインの中に入れて完成です。切ったフルーツを赤ワインに入れるだけの簡単カクテルなのに、見た目も可愛いのでインスタ映えもするのでおすすめです。赤ワインやお酒が苦手な人は、はちみつを入れて甘くしたり、りんごジュースやぶどうジュース、炭酸などを入れてアルコールを薄めて作っても美味しいのでおすすめです。

キティというなんとも可愛らしい名前のカクテルも、赤ワインで簡単に作れます。名前の由来は諸説あり、「子猫（kitten）」が語源で子猫でも飲めるという意味だったり、英語圏の女性名キャサリンの愛称であるキティが由来だという説があります。いずれにせよ可愛らしいネーミングのカクテルです。

準備するものは、赤ワインとジンジャーエールのみというシンプルなカクテルになります。分量は赤ワイン：ジンジャーエールを1：1で入れるだけで完成です。好みで氷を入れたり、ジンジャーエールの味を甘口・辛口にする事で、甘めのキティやすっきりキティも作れるので好みで変えてみるのもおすすめです。

赤ワインの種類によって味が変わりやすいカクテルでもあります。使う赤ワインは重めのものより軽めがおすすめです。ジンジャーエールの炭酸が抜けないように、ゆっくり混ぜるようにして、最後にカットレモンを入れると見た目もおしゃれです。

ワインクーラーとは名前の通り、ワインを冷たく冷たくして作っているカクテルです。材料も工程もシンプルなのに、赤とオレンジの二層の綺麗なカクテルが出来る作り方もあるのでおすすめです。赤ワイン・白ワイン・ロゼのどのワインでも作ることができます。

赤ワインをジュースやシロップなどで割って作るので、アルコール度数もあまり高くなく飲みやすいカクテルです。見た目が可愛いのと飲みやすいのもあり、特に女性に人気のあるカクテルです。

準備するものは、赤ワイン・オレンジジュース・グレナデンシロップ15ml・ホワイトキュラソー10mlを用意します。グラスには砕いた氷クラッシュドアイスを敷き詰めておきます。赤ワイン90ml：オレンジジュース30ml、グレナデンシロップ15ml・ホワイトキュラソー10mlすべて入れて混ぜるだけで完成です。お酒が苦手な人や甘いのが好きな人は、オレンジジュースの割合を増やしてあげても美味しく作れます。

見た目の綺麗な二層のワインクーラーを作るには、先にオレンジジュースをそそいでから、後に赤ワインを入れます。この時マドラーやストローなどを挿しておいて、伝わすようにそっと注ぐと綺麗に作れます。好みで最後にカットオレンジなどを飾ると、ぐっとおしゃれになるのでおすすめです。

アメリカンレモネードは、赤ワインとレモネードで作られた、さっぱり爽やかなカクテルです。材料と工程はシンプルなのに、赤と薄黄色の綺麗なコントラストの二層カクテルが作れるので、ホームパーティーなどでもおすすめのカクテルです。アルコール度数も低いので、お酒が強くない人でも飲みやすいワインです。

準備するものは、赤ワイン・レモン汁30cc・ガムシロップ2個・水で、先にレモネードから作っていきます。グラスにレモン汁30ccとガムシロップ2個をいれ、しっかりガムシロップを溶かしておきます。次にグラスいっぱいに氷を入れて、グラスの6分目ぐらいまで水を入れてしっかり混ぜます。

マドラーかストローをグラスにさして、それを伝わせるように赤ワインを静かに入れたら完成です。仕上げにカットしたオレンジを添えるとおしゃれになるのでおすすめです。

カリモーチョは赤ワインとコーラで作るカクテルです。スペインでは広く親しまれているカクテルで、諸説ありますが、スペインの植民地であったメキシコで生まれた、古い歴史のカクテルです。安いワインや、開栓して風味が落ちてしまった残り物のワインで作れるカクテルなので、簡単に作れておすすめです。

準備するものは、赤ワイン・コーラの2つだけです。赤ワイン：コーラを1：1の割合で混ぜるだけで完成する簡単カクテルです。赤ワインは甘めの物にするとおいしくなるのでおすすめです。

ワインコブラーはほんのり甘い味わいの、飲みやすいカクテルです。ワインが苦手な人でも飲みやすいのでおすすめです。氷を入れて冷たくしたカクテルなので、見た目も涼しく夏にもピッタリのカクテルです。

準備するものは、赤ワイン・キュラソー・シロップを用意します。作り方は簡単で、グラスにたっぷりの氷を入れて、赤ワイン・キュラソー・シロップすべて入れて混ぜるだけで完成です。甘めが好きな人はシロップの量を調整して、好みの甘さにできます。

カーディナルは、白ワインで作られたカクテルのキールの赤ワインバージョンで、赤ワインとカシスリキュールで作られる簡単なカクテルです。カーディナルは深紅色という意味の言葉で、名前の通り赤ワインとカシスの赤が綺麗な、飲みやすいカクテルです。

準備するものは、赤ワイン120ml・カシスリキュール30mlのみのシンプルな材料で、赤ワインとカシスリキュールを混ぜるだけで完成する簡単なカクテルです。材料をよく冷やしておくところがポイントで、赤ワインの代わりにスパークリングワインを使用すると、キールロワイヤルというカクテルを作ることもできます。

スピリッツァールージュは赤ワインと炭酸で作るシンプルなカクテルです。スプリッツァーという名前の由来は、ドイツ語の「シュプリッツェン（spritzen）」が語源とされていて、はねる・はじけるなどの意味があります。赤ワインに炭酸を入れたカクテルなので、シュワシュワ弾ける爽快なカクテルになります。

準備するものは、赤ワイン・炭酸水だけで作れます。赤ワイン：炭酸水を1：1でグラスに入れるだけで完成するので、時間がなくてもすぐに出来るカクテルです。仕上げに輪切りにしたレモンやライムを添えるとぐっとおしゃれになって爽やかさも増すのでおすすめです。

マイラも簡単につくれるカクテルなのでおすすめです。普段の赤ワインより深みと甘みがました、味わい深いテイストのカクテルです。

準備するものは、赤ワイン30ml・ウォッカ15ml・スイートベルモット15mlを用意します。全ての材料を混ぜるだけで完成です。小さめのグラスに入れてあげると、大人の雰囲気が出るのでおすすめです。

赤ワインを使ったカクテルは結構たくさん種類があります。しかもバーにしか無いような道具が無くても、混ぜるだけで作れるものがほとんどなので、家飲みやホームパーティーにもおすすめです。赤ワインでカクテルを作って美味しいお酒を楽しみましょう。