鮭の冷凍保存方法と日持ち期間は?上手な解凍方法と焼き方も解説!
鮭は、通年で手に入って料理もしやすい食材です。しかし、ついつい安いからと買いだめしてしまい、使い切れずに無駄にしてしまった、という経験はありませんか?そんな悲しい思いをしないですむよう、鮭の上手な冷凍保存方法を覚えましょう!冷凍することで、日持ちさせられるだけでなく、嬉しいメリットがたくさんあるので、覚えて損はありません。もちろん、解凍方法も詳しく解説します。冷凍保存方法と解凍方法を覚えたら、美味しい鮭の焼き方テクニックも身につけましょう。鮭を使ったレシピもたっぷり紹介します!
目次
日本の定番食である鮭
日本人の食卓といえば鮭、定食と言えば鮭定食、と言っても過言ではないほど、鮭は昔から、日本の食卓のメイン魚として親しまれています。しかしここ最近の鮭は、国産物も輸入物も値段が高くなっています。これは温暖化による海の水温が上がっていることや、海外での寿司ブームなどで、外国産の鮭が日本に入ってくる量が減っているなどの理由があります。
でも、やっぱり鮭が食べたい!となると、期待するのがスーパーなどの安売りです。しかし、どんな食材でも、安いとついつい買いすぎてしまい、無駄にしてしまう、なんてことも。そんなときは、冷凍保存しておくことをおすすめします。鮭も美味しく冷凍保存することができるので、冷凍庫に余裕があるようならぜひ試してみてください。冷凍すると、保存期間も長くなるので、余裕をもって料理できます。
今回は、鮭の冷凍保存方法から上手な解凍方法、気になる保存期間についてや、美味しい焼き方、美味しいレシピの紹介まで、たっぷりと紹介します。
鮭の秘密大解説!
まずは、鮭の特徴を見てみましょう。以外と知らなかったことや、鮭の驚きの生態を紹介します。そして鮭は栄養も満点の魚だということも知っておきましょう。
実は白身魚って知ってた?
鮭の身は赤いため、以外と知らない人が多いのですが、実は鮭は白身魚の分類です。白身魚とは、身の色によって区分しているわけではなく、筋肉の種類の違いによって呼ばれます。白身魚の筋肉は速筋と呼ばれ、瞬発力があります。赤身魚の筋肉は遅筋と呼ばれ、持久力が高いのが特徴です。そのため、泳ぎ続けなければ死んでしまうマグロやカツオは赤身の魚なのです。
鮭の身はなぜ赤い?
では、なぜ鮭の身は赤いのでしょうか?その秘密は、鮭のエサに隠されています。鮭は主に、エビやプランクトンといった甲殻類を食べます。この甲殻類の殻には、カロチノイド系のアスタキサンチンという色素成分が含まれているため、これが体内に取り込まれて身が赤くなるのです。
鮭の卵であるイクラが赤いのも、アスタキサンチンによるものです。鮭は浅瀬に産卵するため、卵は紫外線の影響を受けやすくなります。卵から紫外線を守るために、産卵の準備がはじまるとメスは卵にアスタキサンチンを移すのです。アスタキサンチンは、体内の活性酸素を除去したり、メラニンの生成を抑制してくれます。そのため、人間には美白効果が期待できる成分です。
鮭の特徴をみてみよう
鮭は、川で産まれて、産まれた川に戻ってきて産卵する習性があります。鮭の稚魚は3~5月にかけて海に降下します。鮭は冷たい水を好むので、オホーツク海経由で太平洋やアラスカ湾といった水温の低い海域を回遊します。その期間は約4年と非常に長いのも特徴です。そして9~1月の期間に産まれた川に戻り、産卵します。産卵のために遡上する際にはエサは一切食べず、産卵が終わると死んでしまいます。
鮭の驚くべき栄養効果
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活性酸素を除去し、美白効果もあるアスタキサンチンの他にも、鮭にはビタミンBやEも含まれ、血行促進の効果が期待できます。細胞の活性化に役立つ核酸も豊富に含まれています。また、ビタミンDに関しては、サバやサンマの約3倍含まれており、骨粗しょう症の予防にも効果をあらわします。鮭は1年を通して買うことができるので、いろいろな料理に利用して、健康な体づくりにぜひたくさん食してみましょう。
スーパーの鮭の種類は主に3つ
鮭には種類もたくさんありますが、スーパーに並ぶものは主に3種類です。その中でも更に分かれていき、種類によって向いている調理法もあります。それぞれの特徴を知ると、より美味しく鮭を料理して食べることができます。
鮭といえば白鮭
1つめは、日本本来の鮭である白鮭です。薄いピンク色が特徴で、脂が少なくてさっぱりしているので、ヘルシーに食べられます。白鮭の区分で、秋鮭や時鮭と呼ばれるものもあります。鮭は秋になると、産卵のために川に戻ってきます。この時期に獲られるのが秋鮭です。味はあっさりと淡白です。しかし、その前、秋から夏にかけて早めに川に戻ってくる白鮭がいます。これが時鮭です。時鮭は1番脂がのっていて食べごたえがあります。
脂がのった銀鮭
2つめは、銀鮭です。白鮭に比べて、身のオレンジ色が濃いのが特徴です。鮭の種類の中で1番脂が乗っていて、身が柔らかいです。脂が多いため、塩焼きにするとすこししつこく感じるため、料理するならムニエルなどが向いています。
少しお高い紅鮭
3つめは、3種類の中で1番値段が高い紅鮭です。日本にはあまりいない種類で、北太平洋で獲られます。その名のとおり、身の色が紅いのが特徴です。白鮭と比べると一目瞭然です。値段は高めですが、鮮やかな身の色が食卓に映えるので、たまにはちょっと贅沢な紅鮭定食などいかがですか?
鮭の上手な冷凍保存方法
いよいよ本題、鮭の冷凍保存方法について紹介します。食材を冷凍保存する際は、ついつい買ってきたままのパックの状態で保存してしまいがちです。これでは密閉状態ではないため、冷凍焼けの原因となり、風味が落ちてしまいます。美味しく食べられる期間も短くなります。鮭の保存方法のポイントは、なるべく真空の状態にしておくことです。それでは、鮭の冷凍保存方法を1つずつ詳しく見ていきましょう。
鮭の冷凍保存方法①生の場合
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— 裏ワザ★レシピ (@urawaza_recipe) November 18, 2019
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鮭1切れに対して、酒小さじ1と塩少々を振りかけておきます。20分程置いておき、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。1切れずつ、空気が入らないようにラップでしっかりと包みます。さらに密閉式の袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。
鮭の冷凍保存方法②下味をつける場合
鮭を食べやすい大きさに切ります。軽く塩をまぶして、10分程置き、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。密閉式の袋に鮭を入れ、醤油とみりん各大さじ1程度を加え、しっかりと馴染ませます。鮭が重ならないように平らに並べ、空気を抜きながら袋の口を閉じたら、冷凍庫に入れて保存します。すでにカットしてある上、味も付いているので、料理する際にすぐに使えて便利です。
鮭の冷凍保存方法③鮭フレークにする場合
沸騰した湯の中に鮭を入れ、5分茹でます。湯から取出し、粗熱をとります。皮と骨を取り除きながら身をほぐします。フライパンでほぐした身を炒めて、水分をとばします。鮭1切れに対して小さじ1の鮭を加えてさらに水気がなくなるまで炒めます。塩少々を振って軽く炒めたら、なるべく空気が入らないようにラップに包み、密閉式の袋に入れて冷凍庫で保存します。火を入れると、保存期間を長くできます。
素早く冷凍するためのポイントと料理時短のコツ
冷凍保存する際は、なるべく早く冷凍状態にすることが、鮮度と質を保つポイントです。金属バットに乗せて保存したり、アルミホイルに包むなどすると良いでしょう。また、保存する際は、1回の料理分ごとに小分けにしたり、料理に合わせてあらかじめ1口大に切ったり味をつけておくと、料理の時短にもなります。鮭フレークの状態で保存しておくと、ごはんにかけたりおにぎりの具材にしたりと、簡単料理に使えてとても便利です。
冷凍した鮭はどれぐらい日持ちする?
鮭を冷蔵した場合だと、その日持ち期間は1~3日程度と短いです。しかし、冷凍保存しておくと、2週間も保存できる期間が長くなります。また、焼いたり身をほぐして火を入れた状態での冷凍保存だと、さらに保存期間は長くなり、1ヶ月も美味しい鮭を楽しむことができます。少し手間をかけて、調理してから冷凍保存するのもおすすめです。
冷凍鮭を美味しく食べられる期間
冷凍保存方法のコツをしっかりおさえて上手に保存すれば、美味しく食べられる期間も長くできます。しかし、いくら長期で保存ができるといっても、その期間が長くなればなるほど、風味や鮮度は落ちてしまいます。美味しく食べられる期間は、最長でも1ヶ月、と考え、なるべく早めに食べるようにしましょう。
鮭を冷凍するメリット
ひと手間かけた冷凍保存方法で、美味しく鮮度を保って保存することができる鮭。冷凍することによって、保存期間が長くなるだけではなく、他にどのようなメリットがあるのかをみてみましょう。
冷凍できたら大量買いができてお得
安く買えるときにたくさん買っておきたいというのが、皆さんの本音ではないでしょうか?冷凍保存をしておけば、買い溜めしておいても日持ちさせられるので、うっかり使い切れずに無駄にしてしまうことがなくてすむのです。
冷凍することで生臭さがなくなる
生鮭は、そのまま置いておくと、どうしても生臭さくなってしまいます。しかし、買ってすぐ冷凍保存すれば、次に解凍して調理する際に、この生臭さがなくなるのです。魚の生臭さが苦手という人は、ぜひ1度冷凍保存してから調理してみてください。
冷凍しておけばお弁当作りに役立つ
一口大に切って冷凍保存しておけば、忙しい朝のお弁当作りにも、手を汚さずに簡単に調理ができます。下味をつけておけば焼くだけで1品完成するので、いくつか常備しておくのをおすすめします。
冷凍した鮭の上手な解凍方法
鮭の冷凍保存方法を覚えたら、次は解凍方法です。鮭の解凍方法は、2つあります。それぞれの解凍方法についてみていきましょう。
冷蔵庫で自然解凍
1つ目は、冷蔵庫での自然解凍方法です。使う前日に、冷凍した鮭を冷蔵庫に移しておくと、十分自然解凍できます。冷蔵庫でゆっくりと解凍することで、旨味を逃がさず美味しくなります。室温での自然解凍は、雑菌の繁殖の心配があるため、必ず冷蔵庫で自然解凍しましょう。
氷水で速い解凍
2つ目は、氷水解凍方法です。時間がないときにおすすめです。密閉袋に入れて冷凍保存している鮭ですが、水が入らないように、念のためさらにビニール袋に入れて、空気を抜いてしっかり口を縛ります。ボールに氷水を用意し、その中に鮭を入れ、解凍していきます。このとき、鮭が浮いてこないよう、お皿などを重しにすると良いです。衛生面でも安心で早く解凍できるので、おすすめの解凍方法です。
かりっとふっくら基本の鮭の焼き方
鮭といえば塩焼き、と言ってもいいぐらい、鮭の塩焼きは1番親しまれている定番の調理方法です。しかし、焼き方1つで味や食感がずいぶんと変わってきます。上手に焼けば、シンプルな塩味だけなのに旨味抜群の、ごはんがすすむ最高の1品になります。次は、鮭の美味しい焼き方を見ていきましょう。
鮭の上手な焼き方はフライパンで実現
用意するものは、フライパンとクッキングシートです。クッキングシートは、フライパンの大きさに合わせて丸く切っておきます。このクッキングシートをフライパンに敷き、その上に鮭を乗せます。中火で2分程焼いていきます。酒大さじ1を回しかけ、弱火にしてフタをします。3分程したら鮭が白くなってくるので、フタをはずして強火にし、焼色をつけていきます。好みの焼色がついたら少し火を弱めて、2分程焼いてできあがりです。
フライパン焼きの嬉しいポイント
この焼き方にはたくさんのメリットがあります。まず、グリルを使わないでいいところです。グリルで焼くのは簡単ですが、網に身がこびりついて後の洗い物がなかなか大変ですし、臭いも気になります。フライパンを使ったこの焼き方だと、そうした手間が軽くなります。クッキングシートを敷くことで、フライパンへの焦げ付き防止になりますし、酒を回しかけることで、身がふんわりと仕上がります。
酒には臭み消しと殺菌効果もあるので、欠かせない材料です。さらに、油を使わないのでヘルシーなのも嬉しいポイントです。弱火でじっくりと火をいれていくことで、ふっくら美味しい鮭が焼けますので、ぜひこの焼き方をお試しください。
ごま油で風味アップの焼き方
アルミホイルを使うと、焦げ付きを防げて便利ですが、ごま油でこんがりふっくらと焼いた鮭もとても美味しいです。それではその焼き方を見てみましょう。
フライパンにごま油大さじ1~2を入れ、鮭を入れます。中火でこんがりと焼色がつくまで焼きます。1~2分焼いて色がついたら、裏返します。酒大さじ1を加えてフタをし、火を弱めて蒸し焼きにします。フタをはずし、酒の水分がなくなったら、こんがり焼き色をつけて完成です。酒を入れてフタをすることで、身がパサパサせずにふっくらと焼けます。この焼き方なら、ごま油の香りが食欲をそそり、より本格的な焼き鮭を楽しめます。
冷凍鮭をそのまま焼く方法
冷凍保存した鮭は、そのまま調理することもできます。しかし、煮込み料理などに使う場合は良いのですが、焼く場合にはコツがあります。凍ったままグリルで焼くと、上手く中まで火が通らず、パサパサとした食感になって美味しさが半減してしまいます。ここでは、冷凍鮭をそのまま美味しく焼く方法を紹介します。
冷凍してても蒸し焼きでふっくらジューシー
【鮭の焼き方】フライパンでできる!身はふっくら、皮はパリッと仕上がる https://t.co/fh6JKjfIyw #スマートニュース
— nasstake26 (@nasstake26) November 23, 2019
冷凍鮭でも、焼き方に工夫すればジューシーに仕上がります。冷凍鮭をフライパンに乗せ、鮭大さじ1程度を回しかけてフタをし、蒸し焼きにします。最初は強めの中火で、焦げ目が付いたら裏返し、火を弱めてじっくり中まで火を入れていきます。また、野菜も一緒に入れて蒸すと、野菜から出る水分でよりふっくらと焼くことができます。軽く醤油やみりんなどで味をつけて、栄養たっぷりの料理になります。
鮭を使った絶品レシピ集
ここまで、鮭に関する知識や、上手な鮭の冷凍保存方法、解凍方法を紹介してきました。次は、鮭を使った絶品の簡単レシピを紹介します。たくさん買って冷凍庫を占領している鮭も、様々なアレンジレシピで、毎日でも飽きずに美味しく食べられます。先に紹介した美味しい焼き方のポイントも抑えながら、おすすめレシピを見ていきましょう。
冷凍鮭で簡単炊き込みご飯
材料は、米 3合、冷凍鮭 2切、塩昆布 1つかみ、酒 大さじ2、醤油 大さじ1.5です。お米を研いだら、3合の目盛りまで水を入れ、酒と醤油を加えます。塩昆布と、冷凍のままの鮭を入れて、通常どおりに炊飯します。炊き上がったら鮭を1度取り出し、皮と骨を取り除きます。再び炊飯器に戻しいれて、ふわっと混ぜ合わせ、茶碗に盛り付けて完成です。
お好みで大葉の千切りを乗せると、香りが良くなり、さらに美味しくなります。鮭は炊き上がって身がふっくらとすると、皮と骨が取りやすくなります。塩昆布で旨味もアップし、簡単なのに本格的な味の炊き込みご飯が出来上がります。
包んで焼くだけ鮭のホイル焼
材料は、鮭 1切、しめじ 半株、パプリカ(赤・黄) 各1/4、酒 小さじ1、醤油 小さじ1、塩・こしょう 少々です。鮭は両面に軽く塩・こしょうを振ります。フライパンに、大きめに切ったアルミホイルを広げます。その上に、鮭、しめじ、パプリカを乗せ、調味料をすべて加えて、アルミホイルの端を中央に寄せるようにして包みます。中火で7分程蒸し焼きにします。アルミホイルを少し開き、しめじやパプリカがしんなりしたら完成です。
シンプルな味付けで、パプリカとしめじの旨味が引き出されます。彩りも鮮やかで見た目にも楽しく、簡単に短時間で豪華に仕上がるレシピです。パプリカの水分で、鮭がふっくらと焼きあがり、やわらかい食感になります。他にもお好みの野菜を加えて、ヘルシーにボリュームを出せば、満腹メニューになります。
フライパン不要の鮭とじゃがいもマヨグラタン
材料は、鮭 2切れ、じゃがいも 3~4個、玉ねぎ 1/2個、マヨネーズ 適量、塩・こしょう 少々です。じゃがいもは1口大に、玉ねぎは薄切りにします。耐熱皿にじゃがいもをのせてラップをし、電子レンジで3分加熱します。じゃがいもの上に薄切り玉ねぎをのせ、塩・こしょうを軽く振って、もう一度ラップをして更に3分加熱します。ボウルにうつし、じゃがいもを潰しながら混ぜます。
次に鮭を耐熱皿にのせ、ラップをして電子レンジで3分加熱します。皮と骨を取り除きながら、身をほぐします。潰したじゃがいもと玉ねぎの入ったボウルに、鮭とマヨネーズを加えてよく混ぜます。グラタン皿に盛り、上からマヨネーズをかけたら、オーブントースターでマヨネーズがこんがりするまで焼いて完成です。フライパン不要で簡単にできる、ポテトグラタンです。鮭に塩気があるので、塩の量は少しで大丈夫です。
バター香る鮭ときのこのソテー
材料は、鮭 2切れ、えのき 1袋、エリンギ 3本、酒 大さじ2、バター 20グラム、醤油 大さじ1です。鮭の両面に、軽く塩・こしょうを振ります。えのきは根元をおとして手で4つに分けます。エリンギは手で半分に裂きます。フライパンにバターを入れ、鮭を焼きます。あいた所にえのき、エリンギも加えて一緒に火を入れていきます。焼色がついたら鮭を裏返して、酒を加え、フタをして5分程蒸し焼きにします。
最後に醤油を入れ、全体に絡めたら、お皿に盛り付けて完成です。お好みでレモン汁を少しかけると、更に風味が良くなります。鮭ときのこを一緒に炒めるので、フライパン1つで簡単にできるレシピです。焼き方のポイントを思い出しながら、ふっくらした鮭に仕上げましょう。
赤と緑で鮮やか鮭とほうれん草のゴママヨ和え
材料は、鮭フレーク 大さじ2、ほうれん草 1/2束、マヨネーズ 大さじ2、白いりごま 小さじ1、醤油 小さじ1です。ほうれん草は茹でてザルにあげ、水気をしっかり絞って食べやすい大きさに切ります。ボウルに、全ての材料を入れて混ぜ合わせ、完成です。ほうれん草と鮭で栄養満点の、副菜レシピです。鮭フレークは、鮭の冷凍保存方法で紹介したように、冷凍庫に常備しておくと、こうして簡単な1品に使えて便利です。
まとめ・鮭は冷凍でメリットいっぱい
安売りでついついたくさん買ってしまっても、鮭は冷凍での長期保存が可能です。生の状態だと2日程度しか日持ちしませんが、冷凍しておけば最長で1ヶ月は保存できます。しかし、上手に丁寧に保存しないと、冷凍焼けの原因となり、風味が落ちてしまいます。少しの手間をかけるだけで、買ってきたままの状態で保存するよりも、美味しく保存することができます。紹介したポイントを抑えて、鮭の冷凍保存上手になりましょう。
また、冷凍保存することでいくつかのメリットもあります。生臭さが苦手な人は、冷凍することで臭みが消えるため、冷凍して調理するのがおすすめです。味付けをして1口大に切って冷凍しておけば、まな板や包丁を汚すことなく料理が始められ、忙しくて時間がないときに役立ちます。火を通した状態で冷凍保存しておけば、保存期間も長くなり、いろいろなレシピに使えて便利です。
さらに、解凍方法も大事です。室温での自然解凍は、雑菌の繁殖の恐れがあります。衛生面を考え、冷蔵庫での解凍方法や、氷水を使った解凍方法を覚えましょう。今回紹介した冷凍保存方法と解凍方法で、鮭を美味しく保存して、美味しく料理に使いましょう。冷凍しておけば、使い切れずに無駄にしてしまう心配もありません。鮭は、和風にも洋風にも、万能に対応できる食材です。ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。